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検索エンジンが順位を決める53の要因(39人のSEOプロが評価した重要度とコメント付き)

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この記事には、Yahoo! JAPANに対する評価とコメントも併せて作られたパワーアップ版「SEOで効く! 検索エンジンが順位を決定する57個の要因 日米SEOプロ60人のグーグル&ヤフー対応版」があります。そちらもぜひご覧ください。 → http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/2463

この文書は自然検索に対する最適化のリーダー39人の英知を結集したものだ。彼らは、Googleの順位決定アルゴリズム(検索エンジンが検索結果を並べる順番を決める方法)を構成するさまざまな要因について投票した。その結果、この上なく価値の高い情報ができあがった。もちろん、200種類以上あるといわれる要因のすべてが含まれているわけではないが、私見では、Googleのアルゴリズムに関して必要な90%~95%の知識がここにふくまれるはずだ。

順位決定の要因に加え、Googleの順位決定に関してパネリストに尋ねた4つの質問への回答がこの文書の最後に示してある。これだけ優秀な人たちに協力してもらったのだから、貴重な回答をもう少し得られずにはいられなかったのだ。

※注:この文書は、Googleのアルゴリズムをリバースエンジニアリングすることを試みるものでなければ、ウェブ開発者やウェブマーケターにサイトの最適化手法を示すものでもない。さらなる情報が必要であれば、「Beginner's Guide to SEO」(英語のみ)をぜひ参照してほしい。

- Rand Fishkin, CEO & Jeff Pollard, Web Developer
Launched on April 2, 2007


データの読み方

各要因は、一覧で示され、簡単な解説も加えられている。一番大きな数字は39人の協力者が与えた得点の平均値を示し、2つ目の数字は標準偏差を示す(標準偏差が小さければ小さいほど平均値からの散らばりの度合いが小さくなる)。

協力者



協力者は、以下の1~5の尺度で各要因に点数を付けた:

  1. 順位に影響なし
  2. わずかに考慮されている
  3. いくぶんか重要性を持つ
  4. それなりに重要性を持つ
  5. 非常に重要である

マイナス要素に関する点数の付け方は以下のとおり:

  1. クロールを妨げたり順位に悪影響を与えたりしない
  2. クロール/順位にわずかに悪影響がある
  3. クロール/順位にいくぶんか悪影響がある
  4. クロール/順位にそれなりに悪影響がある
  5. クロール/順位に非常に悪影響がある

ページ内ナビゲーション

キーワード使用の要因 | ページ属性の要因 | サイト/ドメイン名属性の要因 | 獲得リンク属性の要因 | クロール/ランキング属性のマイナス要因 | Googleのランキングに関する4つの質問


要因ランキング

    最も意見が割れた要因

  1. オーソリティ/重要度のGoogleによる手動割り当て

  2. サイトの主要テーマと検索の関連性

  3. リンク構築システムへの参加やリンクの積極的な販売

  4. 同じtitleやmetaタグを多くのページで利用

  5. リンク元サイトのサイト全体でのリンクポピュラリティ

  6. コンテンツの(アルゴリズム評価による)質

  7. リンク元サイトのドメイン名種別(.edu、.gov、.com、.co.ukなど)

  8. クローラーが頻繁にサーバーにアクセスできない

  9. 質の低いまたはスパムのサイトへのリンク

  10. サイトのドメイン名種別(.edu、.gov、.com、.ukなど)

    プラス要因トップ10

  1. titleタグ内でのキーワード使用

  2. 被リンクのアンカーテキスト

  3. サイト全体でのリンクポピュラリティ

  4. サイト開設からの経過時間

  5. サイト内部構造としてのリンクポピュラリティ

  6. 被リンクの話題関連性

  7. 話題コミュニティ内でのリンクポピュラリティ

  8. 本文でのキーワード使用

  9. リンク元サイトのサイト全体でのリンクポピュラリティ

  10. 被リンク増加率

    マイナス要因トップ5

  1. クローラーが頻繁にサーバーにアクセスできない

  2. 既存のインデックス内のページの複製ページ
    または非常に似ているコンテンツ

  3. 質の低いまたはスパムのサイトへのリンク

  4. 同じtitleやmetaタグを多くのページで利用

  5. ターゲットキーワードの使いすぎ(詰め込み/スパム)

Distribution of Ranking FactorsDistribution of Standard Deviation
  1. このリストの読み方と要因ランキング
    データの読み方 / 協力者 / ページ内ナビゲーション / 要因ランキング
  2. キーワード使用要因(11項目)
    titleタグ内でのキーワード使用 / 本文でのキーワード使用 / 本文のコンテンツとキーワードの(トピック分析による)関連性 / h1タグ内でのキーワードの使用 / ドメイン名でのキーワードの使用 / ページURLでのキーワードの使用 / キーワードの見出しタグでの使用 / 画像のaltやtitleでのキーワードの使用 / boldやstrongタグでのキーワードの使用 / meta descriptinタグでのキーワードの使用 / meta keywordsタグでのキーワードの使用
  3. ページ属性の要因(10項目)
    サイト内部構造としてのリンクポピュラリティ / 外部サイト/ページへのリンクの質や関連性 / 文書公開からの経過時間 / インデックス可能なテキストコンテンツの量 / コンテンツの(アルゴリズム評価による)質 / ドキュメントフローの構成/階層構造 / ページ更新の頻度 / URL中のスラッシュ(/)の数 / 綴りや文法の正確さ / HTMLの(W3C標準に対する)正確さ
  4. サイト/ドメイン名属性の要因(12項目)
    サイト全体でのリンクポピュラリティ / サイト開設からの経過時間 / 被リンクの話題関連性 / 話題コミュニティ内でのリンクポピュラリティ / 被リンク増加率 / サイトの主要テーマと検索の関連性 / サイトの実際のパフォーマンス / オーソリティ/重要度のGoogleによる手動割り当て / サイトのドメイン名種別(.edu、.gov、.com、.ukなど) / サイトの新規ページ追加頻度 / サイトやドメイン名に対する検索の数 / Google Webmaster Centralによるサイトの確認ステータス
  5. 獲得リンク属性の要因(11項目)
    被リンクのアンカーテキスト / リンク元サイトのサイト全体でのリンクポピュラリティ / リンク元ページとの話題の関連性 / リンク元サイトの話題コミュニティ内でのリンクポピュラリティ / リンク設置からの経過時間 / リンク元サイトとの話題の関連性 / リンク周辺のテキスト / リンク元サイト/ドメイン名内での内部リンクポピュラリティ / リンクの時間的属性(リンクがいつ作られ/更新されたか) / リンク元サイトのドメイン名種別(.edu、.gov、.com、.co.ukなど) / リンク元ページのページランク(Googleツールバーで測定されるPageRank)
  6. クロール/ランキング属性のマイナス要因(9項目)+Googleのランキングに関する4つの質問
    クローラーが頻繁にサーバーにアクセスできない / 既存のインデックス内のページの複製ページまたは非常に似ているコンテンツ / 質の低いまたはスパムのサイトへのリンク / 同じtitleやmetaタグを多くのページで利用 / ターゲットキーワードの使いすぎ(詰め込み/スパム) / リンク構築システムへの参加やリンクの積極的な販売 / サーバーの反応が非常に遅い / スパムサイトからの被リンク / サイト訪問者数が非常に少ない(Googleツールバーや検索結果のクリックなどによって測定) / Googleのランキングに関する4つの質問

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