推しが広告してたら「高くても買う」が4割超! 企業イメージもアップ?【ビデオリサーチ ひと研究所調べ】

“推し活消費”が止まらない? 「推しを起用してくれた企業」に好印象を抱く傾向も。

ビデオリサーチのシンクタンク「ひと研究所」は、「推し活・ファンエンゲージメント調査2025」を実施した。15~69歳の男女13,786名が回答している。なお、同社では、「推し」を“好き・お気に入りの人物やモノ”とし、それを応援する行動を“推し活”と定義している。

「推しが広告をしていたら多少高くても買う」が4割超

推しがいる・ある人の割合(2024年、2025年比較)

まず、「推し」がいるかどうかを聞くと、全体では38.9%が「いる」と回答した。2024年調査と比較すると、ほぼすべての年代でこの割合が上昇しており、10代では7割以上、20代では過半数の人に「推し」がいることがわかった。

推し活消費における広告起用の効果

推しがいると答えた人に対し、推しが起用された広告の印象を聞くと、「推しが起用されている商品やサービスはなるべく買う」は42.1%、「推しが起用されているメーカーやブランドの物を選んで購入する」は45.1%にのぼった。

推し関連商品の価格感度と購入意向

また、「推しにまつわる商品は金額が多少高いと思ってもつい購入してしまう」については、41.4%の人が「あてはまる」と回答。推しが関与することで、価格のハードルを超えて購入に踏み切る層が一定数いることがわかった。

「推しを広告に起用してくれた企業を好きになる」は半数弱

推しの周囲への好意波及

続いて、推しの周囲のモノ・コトへの印象を聞くと、「推しが仲良くしている人を好きになることがある」は46.0%、「推しが好きだと公言しているモノ・コト・人を好きになることがある」は44.8%にのぼった。

推しを広告起用した企業や商品への好意波及

さらに、推しの広告起用について、「推しが広告をしている商品や企業を好きになる」は46.9%、「推しのスポンサーや広告に起用してくれた企業を好きになる」は46.5%という結果に。推し活マーケティングが、企業や商品のイメージ向上にもつながっていることが明らかになった。

調査概要

  • 【調査タイトル】2025年2月「推し活・ファンエンゲージメント調査2025」
  • 【調査期間】2025年1月31日~2月2日
  • 【調査対象】全国の男女15~69歳
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査地域】全国
  • 【有効回答数】13,786名
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