PR事業のベクトルの子会社でSaaS事業とデジタルマーケティング支援のトライハッチは、同社が展開するスワイプ型のLP(ランディングページ)制作・分析ツール「SwipeKit(スワイプキット)」に「エリア指定型透明リンク(Invisible CTA)」機能を新たに実装したと10月29日に発表した。ページ上の任意範囲をタップ可能エリアとして設定でき、スマートフォン閲覧時のUX(顧客体験)向上とCVR(顧客転換率)最適化に寄与する。
エリア指定型透明リンクは、LP上の任意エリア(画像・背景・ボックスなど)をデザインを崩さずCTA(行動喚起リンク)を設定できる。従来のボタンリンクに加え、直感的なタップ動線を自由にデザインして自然なユーザー体験を提供可能。画像やコンテンツ全体をタップエリアにして完全透明なリンク設定にできる。外部リンク・内部リンク・フォーム送信に対応し、PCとスマートフォンに対応するレスポンシブ表示で最適化する。
広告経由でのLP閲覧の約80%以上がスマートフォン経由で、「自然にタップできる導線」が求められている。明示的なボタンだけでは離脱を防ぎきれず、「視覚的デザインを保ちながら押しやすい導線を設計したい」というニーズが高まっているため、SwipeKitをアップデートした。Invisible CTAの実装によって、UI(顧客接点)上の違和感をなくしながらタップ率・CVRを向上させ、クリエイティブと成果の両立を実現する。
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