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コールセンターのカスハラ対策が整っていると感じている割合は28.4%【コールセンターの心理的安全性に関する調査】

5 時間 35 分 ago
MMDLaboとPKSHA Technologyが共同で実施した「コールセンターの心理的安全性に関する意識調査」によると、コールセンターで必要だと思うことは、リーダー・オペレーターともに「心理的安全性があること」が最多だった

「MMD研究所」を運営するMMDLaboとPKSHA Technologyが共同で実施した「コールセンターの心理的安全性に関する意識調査」によると、コールセンター従事者の28%以上が「所属しているコールセンターのカスタマーハラスメント対策が整っている」と回答したことがわかった。

調査対象は、コールセンターに就業するリーダー以上130人、オペレーター170人の合計300人。調査期間は2026年6月4~9日。

コールセンター業務に必要なのは「心理的安全性」

コールセンターでの業務継続で必要だと思うことについて、リーダー以上では「心理的安全性があること」が最多で49.2%、続いて「業務負荷が適切であること」が44.6%、「待遇に納得感があること」が37.7%だった。

オペレーターでは「心理的安全性があること」が51.2%と最も多く、続いて「業務負荷が適切であること」が41.8%、「待遇に納得感があること」が41.2%だった。

コールセンターのカスハラ対策が整っていると感じている割合は28.4%【コールセンターの心理的安全性に関する調査】
コールセンターでの業務を続けるにあたって必要だと思うこと(複数回答可)

心理的安全性を損なう要因になると思うものは、リーダー以上では「育成・フィードバックが不足」「給与や評価に納得感がない」がともに最多で31.5%、続いて「カスタマーハラスメント」が26.9%だった。

オペレーターでは「カスタマーハラスメント」が最も多い31.8%、続いて「給与や評価に納得感がない」が31.2%、「案件が複雑で応対が難しい」が30.0%だった。

コールセンターのカスハラ対策が整っていると感じている割合は28.4%【コールセンターの心理的安全性に関する調査】
心理的安全性を損なう要因になると思うもの(複数回答可)

約4割がカスタマーハラスメント対策を実施

2025年~現在までの約1年間で何かしらのカスタマーハラスメント対策を実施しているかを聞いたところ、「実施している」が44.3%、「実施していない」が30.0%、「分からない」が25.7%だった。

コールセンターのカスハラ対策が整っていると感じている割合は28.4%【コールセンターの心理的安全性に関する調査】
2025年~現在までの約1年間で何かしらのカスタマーハラスメント対策実施の有無

カスタマーハラスメント対策を「実施している」と回答した133人に、新たに導入・強化された対策を聞いたところ、最も多かったのは「対応研修の実施」で40.6%、続いて「通話を切断してよい基準の設定」が36.1%、「定義・判断基準の明文化」「SVへのエスカレーション体制の強化」がともに34.6%だった。

コールセンターのカスハラ対策が整っていると感じている割合は28.4%【コールセンターの心理的安全性に関する調査】
新たに導入・強化されたカスタマーハラスメント対策(複数回答可)

カスタマーハラスメント対策は「整っている」が28.4%

所属しているコールセンターの現在のカスタマーハラスメント対策は十分に整っているかについて、「十分整っている」が6.7%、「ある程度整っている」が21.7%で合計28.4%が「整っている」と回答。

一方、「あまり整っていない」が19.0%、「まったく整っていない」が13.0%で合計32.0%が「整っていない」と回答した。

コールセンターのカスハラ対策が整っていると感じている割合は28.4%【コールセンターの心理的安全性に関する調査】
所属しているコールセンターの現在のカスタマーハラスメント対策は十分に整っているか

カスタマーハラスメント対策をさらに強化するうえで必要なことは、「カスハラだと思ったらSVにすぐに相談できる雰囲気づくり」が最多で38.7%、続いて「オペレーターのメンタルケア体制の充実」が33.0%、「カスハラ発生時の対応マニュアルの充実」が31.7%だった。

コールセンターのカスハラ対策が整っていると感じている割合は28.4%【コールセンターの心理的安全性に関する調査】
カスタマーハラスメント対策をさらに強化するうえで必要なこと(複数回答可)

心理的安全性向上で効果を実感した施策

所属しているコールセンターで心理的安全性を高めるための施策の有無について、71.3%が「取り入れている」と回答した。

「取り入れている」と回答した214人を対象に、心理的安全性向上に効果があった施策を聞いたところ、最も多かったのは「上司・管理者への相談体制の整備」で19.6%、続いて「オペレーター同士の情報共有の促進」が17.8%、「フィードバック・面談機会の設置」が17.3%だった。

コールセンターのカスハラ対策が整っていると感じている割合は28.4%【コールセンターの心理的安全性に関する調査】
心理的安全性向上に効果があった施策(複数回答可)

リーダーは育成・研修により多くの時間をかけたい

リーダー以上130人のうち、「もっと時間をかけたい業務がある」と回答した92人(70.8%)に時間をかけたい具体的な業務内容を聞いたところ、「オペレーター育成・研修」が最多で44.6%、続いて「オペレーターのリアルタイムモニタリング・支援」が29.3%、「応対品質の評価・フィードバック」が28.3%だった。

コールセンターのカスハラ対策が整っていると感じている割合は28.4%【コールセンターの心理的安全性に関する調査】
リーダー以上がもっと時間をかけたい業務(複数回答可)

リーダー以上130人に関して、育成や品質改善の時間を確保するにあたって障壁になっていることは、「自分自身がオペレーションに入らざるを得ない」が最多で34.6%、続いて「ナレッジ・マニュアルの更新が追いつかない」が27.7%、「モニタリング・評価に時間がかかる」が22.3%だった。

コールセンターのカスハラ対策が整っていると感じている割合は28.4%【コールセンターの心理的安全性に関する調査】
育成や品質改善の時間を確保するにあたって障壁になっていること(複数回答可)

調査概要

  • 調査名:コールセンターの心理的安全性に関する意識調査
  • 調査期間:2026年6月4~9日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:コールセンターに就業するリーダー以上130人・オペレーター170人の合計300人
  • 設問数  :23問

この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

ohshima

「推し活とeギフト」に関する調査。約7割が「“推し活費”は節約しない」、推しに贈るeギフトの金額や頻度は約8割が増加・維持

6 時間 5 分 ago
ギフティが実施した調査によると、物価上昇で食費やファッション・美容費を節約する人がいる一方、推し活費を節約対象とした人は32.4%にとどまった

ギフティが実施した「推し活とeギフト」に関するアンケート調査によると、約7割が物価高騰局面においても「推し活費を節約しない」と答えた。「推し」へ贈るeギフトの金額・頻度は約8割が「増加」または「維持」と回答した。

調査対象は、ギフティが運営する「giftee®」に会員登録しているユーザー1308人。調査期間は2026年5月29〜31日。本調査は2024年9月、2025年10月に続く第3回の調査。

約7割が物価高でも推し活費は節約しない

推し活経験者が「物価上昇により節約しているもの」は、最多が「食費」で59.7%、続いて「ファッション・美容費」が45.4%、「旅行・レジャーなどの娯楽費」が39.6%。「推し活(イベント参加・グッズ購入・推しへのギフトなど)」は32.4%。物価高騰局面においても推し活費を節約しない割合は約7割だった。

「推し活とeギフト」に関する調査。約7割が「“推し活費”は節約しない」、推しに贈るeギフトの金額や頻度は約8割が増加・維持
推し活経験者が「物価上昇により節約しているもの」(複数回答可)

「推し活(イベント参加・グッズ購入・推しへのギフトなど)」を節約しない理由は、「日常に楽しみと活力を与えてくれるから」「推し活があることで仕事や生活を前向きに頑張れる」など。

また、一部では「会社以外の友人を作るチャンス」や「夫婦の楽しみ」「娘との共通の趣味だから」といった、推し活が“人との関係性”を構築したり育んだりする契機となっているといった回答もあった。

推しへのeギフトは金額・頻度とも約8割が増加・維持

ここ1年での「推し」へ贈るeギフトの金額の変化について、「増えた」が21.8%、「やや増えた」が19.4%、「変わらない」が38.8%で、合計80%が「増加」または「維持」と回答した。

「推し活とeギフト」に関する調査。約7割が「“推し活費”は節約しない」、推しに贈るeギフトの金額や頻度は約8割が増加・維持
ここ1年での「推し」へ贈るeギフトの金額の変化

ここ1年での「推し」へ贈るeギフトの頻度の変化について、「増えた」が20%、「やや増えた」が17.6%、「変わらない」が38.2%で合計75.8%が「増加」または「維持」と回答した。

ギフティは「物価高騰が続くなか、推しへの応援消費を積極的に続けている傾向がうかがえる」と考察している。

「推し活とeギフト」に関する調査。約7割が「“推し活費”は節約しない」、推しに贈るeギフトの金額や頻度は約8割が増加・維持
ここ1年での「推し」に贈るeギフトの頻度の変化

推し活仲間へのeギフトも約8割が増加・維持

ここ1年で「推し活仲間」へ贈るeギフトの金額の変化について、「増えた」が5.1%、「やや増えた」が26.7%、「変わらない」が49.5%で、合計81.3%が「増加」または「維持」と回答した。

「推し活とeギフト」に関する調査。約7割が「“推し活費”は節約しない」、推しに贈るeギフトの金額や頻度は約8割が増加・維持
ここ1年で「推し活仲間」へ贈るeギフトの金額の変化

ここ1年で「推し活仲間」へ贈るeギフトの頻度の変化について、「増えた」が7.6%、「やや増えた」が23.5%、「変わらない」が47.9%で、合計79%が「増加」または「維持」と回答した。

ギフティは「物価高騰が続くなかでも、推し活仲間とのコミュニケーション手段としてeギフトが維持・定着している」と分析している。

「推し活とeギフト」に関する調査。約7割が「“推し活費”は節約しない」、推しに贈るeギフトの金額や頻度は約8割が増加・維持
ここ1年で「推し活仲間」へ贈るeギフトの頻度の変化

調査概要

  • 調査対象:「giftee®」に会員登録しているユーザー1308人
  • 調査期間:2026年5月29〜31日
  • 調査方法:WEBアンケート

この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

ohshima

AIエージェントが顧客接点とバックオフィスを自動化する――「AI主導のECプラットフォーム」最新トレンド

6 時間 35 分 ago

2026年におけるECプラットフォームの機能には、オンライン小売業界にとって必然とも言える共通のトレンドがあります。それは人工知能(AI)、とりわけ消費者とEC事業者の双方に恩恵をもたらす「エージェント型AI」の活用です。

大手企業が注力するECプラットフォームの「3つのAI新機能」

AIモデルを活用してユーザーのタスクを代行するエージェント機能は、OpenAIやGoogleといった大手テック企業だけでなく、ECプラットフォーム各社も提供し始めています。プラットフォーム各社は、消費者の購買行動が従来のECサイトから外部プラットフォームへと移行しつつある現状に対抗するため、独自のAIエージェントを次々と打ち出しています。

米国のEC専門誌『Digital Commerce 360』が発表した2026年の「ECプラットフォーム特別レポート」では、年間Web売上高に基づく「北米オンライン小売トップ2000社」のデータを基に、主要なEC事業者が利用しているプラットフォームを比較しています。

記事では、レポートで取り上げたAdobe、Salesforce、Shopify、Commerce.comなどの動向から、主要ECプラットフォームが2026年の競争を勝ち抜くために実装した機能を読み解く「3つの主要なテーマ」を解説します。

1. 消費者向けのエージェント型サービス

ECプラットフォーム各社は、消費者が商品を発見してから購入に至るまでのカスタマージャーニーをより効率化するため、サードパーティのAIモデルを研究し、提携を進めています。この動きは、主要プラットフォームにおいて顕著に表れています。

たとえばShopifyは、AIエージェントを組み込んだストアフロント機能を発表しました。このインターフェースは事業者のShopify管理画面内で動作し、OpenAIの「ChatGPT」やMicrosoftの「Copilot」を活用したシステム連携を管理します。

また、Salesforceの「Agentforce Commerce」は、BtoC向けの「Guided Shopping Agent」の提供を開始。このエージェントは、単一の対話フローを通じて、サイト内のナビゲーション、在庫確認、顧客からの質問への回答などを先回りして提供することを目的としています。

さらに、VTEXやKiboといったプラットフォームも独自のAIエージェントを立ち上げ、カスタマーサポートの課題解決や商品に関する質問への対応、マーチャンダイジングの自動化、注文サポートなどを実現しています。

2. AIを活用した商品発見と決済を円滑にする外部連携

消費者の検索行動が変化し続けるなか、小売事業者が注視すべきなのが、AIを活用した外部システム連携(インテグレーション)です。具体的には、商品発見やチェックアウト(決済)オプション、外部エコシステムとの連携にフォーカスした機能です。

ここでもShopifyやSalesforceが先行していますが、Commerce.com(旧BigCommerce)の「データ」に対するアプローチも注目に値します。

BigCommerceは2025年に「Commerce.com」へのリブランドを発表した際、AIとデータを最優先課題として掲げました。同社は、モジュラー型でAIが統合されたインフラへの需要が高まっていると指摘しています。

「ChatGPT」「Gemini」といった生成AIを日常的に利用する消費者にとっては今後、従来のECサイトに一度もアクセスすることなく、商品の検索から購入までが完結するようになると見込んでいるのです。

Commerce.comのCEOであるトラヴィス・ヘス氏は、11月に実施した2025年度第3四半期決算説明会で次のように語りました。

商品探しがECのトップページではなく「プロンプト(AIへの指示)」から始まる時代において、商品が発見され、選ばれ、購入されるかどうかを決定づけるのは「データの質」に他なりません。

この課題に対するCommerce.comの回答の1つが、商品カタログを「Googleショッピング」やMetaなどのチャネルと接続し最適化するツール「Feedonomics Surface」です。ヘス氏は投資家に対し、Commerce.comのダッシュボードから直接アクセスできるこの機能に、多くのEC事業者が強い関心を示していると報告しています。

3. バックオフィス運用のための自動化

顧客接点だけでなく、ECサイトの管理や日々の運用を支えるバックオフィス業務においても、AIは重要な役割を果たし続けています。プラットフォーム各社は、サイトデザインや開発、在庫管理、サプライチェーンなど、幅広い業務を自動化・サポートする機能を提供しています。

たとえば、Oracle NetSuiteとMicrosoftは、いずれも事業者向けのAIアシスタントを導入しました。NetSuiteが提供する「SuiteAgent」フレームワークを活用すれば、事業者はゼロから開発することなく、自社サイトに合わせた独自のAIエージェントを簡単に構築できます。

同様に、Microsoftは「Dynamics 365」において、商品カタログの情報を自動で強化する「Catalog Enrichment Agent(カタログ強化エージェント)」や、サプライヤーとのコミュニケーションを支える「Supplier Communications Agent」など、小売業界に特化したエージェント機能を提供しています。

この記事は今西由加さんが翻訳。世界最大級のEC専門メディア『Digital Commerce 360』(旧『Internet RETAILER』)の記事をネットショップ担当者フォーラムが、天井秀和さん白川久美さん中島郁さんの協力を得て、日本向けに編集したものです。

この記事の筆者

[ 転載元 ] Digital Commerce 360

世界最大級のネット通販業界の専門誌『Digital Commerce 360』(旧『Internet Retailer』)は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

takikawa

「SNSで人気」などと称した健康食品「ノビルンC」販売会社、ステマ規制で措置命令

7 時間 5 分 ago
消費者庁は6月29日、高光製薬に措置命令を出した。子どもの成長をサポートするサプリ「ノビルン」「ノビルンC」の販促で、無償提供した商品に関するSNS投稿を自社サイトやECモールの商品ページに掲載し、広告であることを明示しなかった点がステマ規制違反と認定した。

消費者庁は6月29日、高光製薬に対し、景品表示法に基づく措置命令を行った。違反を認定したのは、高光製薬が販売する子どもの成長をサポートするサプリメント「ノビルン」と「ノビルンC」に関する表示。消費者のSNS投稿を販促に活用した表示が、ステルスマーケティング(ステマ)規制に違反すると判断した。

「SNSで人気」などと称した健康食品「ノビルンC」販売会社、ステマ規制で措置命令
「ノビルン」のLP表示(画像は消費者庁の公表資料から編集部がキャプチャ)

問題となったのは、高光製薬が販売促進のために募集した第三者へ商品を無償提供し、SNSへの投稿を依頼していた点。消費者庁によると、高光製薬は依頼を受けて投稿された画像などを抜粋し、自社のWebサイトやECモール内の商品ページに掲載していた。

表示例として、消費者庁は「ノビルン」について「SNSでも大人気!」、「ノビルンC」について「ノビルンCがSNSでも!」などの文言と、商品を手にした人物の画像などをあげている。これらの表示は、第三者が自発的に投稿したもののように見える一方、実際には事業者の依頼に基づく投稿であり、その事実を明らかにしていなかった。

「SNSで人気」などと称した健康食品「ノビルンC」販売会社、ステマ規制で措置命令
ステマ認定されたLPの表示(画像は消費者庁の公表資料から編集部がキャプチャ)

消費者庁は、こうした表示について「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難」であると判断。景品表示法第5条第3号に基づく、いわゆるステマ告示に該当する不当表示と認定した。

対象期間は、「ノビルン」が2025年4月下旬から12月上旬まで、「ノビルンC」が2025年10月中旬から12月上旬まで。表示媒体は自社Webサイトに加え、「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」内の商品ページも含まれていた。今回の措置は、自社サイトだけでなく、ECモール内の商品ページでも、SNS投稿の転載や二次利用の方法によってはステマ規制の対象となることを改めて示す事例となった。

措置命令では、高光製薬に対し、景品表示法に違反する表示であったことを一般消費者へ周知徹底すること、再発防止策を講じて役員・従業員に周知徹底すること、今後同様の表示を行わないことを命じた。

この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
furukawa

7/1から「ファミリーマート」が「楽天市場」のポイントアッププログラム「SPU」対象サービスに追加、「SPU」最大ポイント倍率は18.5倍、対象は17サービス

7 時間 35 分 ago
楽天グループは7月1日、「楽天市場」のSPU対象サービスに「楽天ポイントカード+ファミリーマート」を追加した。楽天グループ外企業の参加は初めてで、SPUの最大ポイント倍率は18.5倍、対象サービス数は17に拡大した。

楽天グループは7月1日、「楽天市場」のポイントアッププログラム「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の対象サービスに「楽天ポイントカード+ファミリーマート」を追加した。「SPU」の対象サービスに楽天グループ外の企業が加わるのは初めて。これにより、「SPU」の最大ポイント倍率は18.5倍となり、対象サービス数は17となった。

楽天グループは7月1日、「楽天市場」のポイントアッププログラム「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の対象サービスに「楽天ポイントカード+ファミリーマート」を追加
「SPU」の対象サービスにファミリーマートが加わりSPUの最大ポイント倍率は18.5倍に

新たに加わった「楽天ポイントカード+ファミリーマート」では、全国のファミリーマートで楽天ポイントカードを提示し、月間合計3000円(税込)以上買い物をすると、条件達成月の「楽天市場」での買い物に対するポイントが+0.5倍となる。エントリーは不要。対象となるのは、楽天ポイントカードを提示して1ポイント以上獲得した買い物で、1回あたり割引前200円(税込)以上の会計が集計対象となる。

たばこ、切手、はがき、印紙、収納代行、金券類、コピー機・マルチコピーサービスなどは集計対象外。一部対象外店舗もある。進呈するのは期間限定ポイントで、月間獲得上限は500ポイント。ポイントは、「楽天市場」で買い物をした月の翌々月15日ごろに付与する。条件達成後、「SPU」の達成状況が反映されるまでには2〜4日程度かかるとしている。

「SPU」は、楽天グループの各種サービスを利用することで、「楽天市場」での買い物時のポイント倍率が上がるプログラム。7月1日時点では、楽天カード、楽天モバイル、楽天ブックス、楽天Kobo、楽天トラベル、楽天ビューティ、楽天銀行+楽天カード、楽天証券、Rakuten Pasha、楽天ラクマなどに加え、「楽天ポイントカード+ファミリーマート」が新たに対象サービスとなった。

今回の追加にあわせて、「SPU」特設サイトの更新履歴には、「楽天ポイントカード+ファミリーマートを追加し、『Rakuten Pasha』のポイント獲得条件が変わり、SPUポイント最大18倍から18.5倍になりました」と記載。7月1日には、ファミリーマートの追加に加え、「Rakuten Pasha」の達成条件も変更した。

7/1から「ファミリーマート」が「楽天市場」のポイントアッププログラム「SPU」対象サービスに追加、「SPU」最大ポイント倍率は18.5倍、対象は17サービス
「SPU」ポイント最大18倍から18.5倍にアップする

楽天グループ、楽天ペイメント、ファミリーマートは5月、ファミリーマートが「SPU」の対象サービスに加わることを発表。楽天グループとファミリーマートはこれまでも、2007年の「楽天ブックス@ファミマ受取便」、同年の「楽天Edy」導入、2018年の「楽天ペイ」導入、2019年の「楽天ポイントカード」導入など、オンラインとオフラインをまたぐ連携を進めてきた。

なお、ファミリーマートの「SPU」対象サービス追加を記念し、楽天ペイメントは7月1日〜31日に「ファミリーマートSPU対象参加記念! ファミチキ(骨なし)プレゼントキャンペーン」を実施する。期間中、ファミリーマートで楽天ポイントカードを提示して合計3000円(税込)以上買い物をし、あわせて楽天ペイのコード・QR払いで1回以上支払うと、ファミリーマートで楽天ペイのコード・QR払いを初めて利用するユーザーにはもれなく、それ以外のユーザーには抽選で2万人に「ファミチキ(骨なし)」クーポンを進呈する。


ファミチキクーポンプレゼントも実施

この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
furukawa

AI・技術で最適な梱包をめざすアマゾンジャパンの取り組みとは? 梱包資材に特殊な自己粘着技術を活用

8 時間 35 分 ago
アマゾンジャパンは、新たな梱包資材の導入や配送ラベルの小型化を進めている。特殊な自己粘着技術を使った新資材やAI・機械学習の活用により、扱いやすさの向上と梱包資材の削減の両立をめざす。

アマゾンジャパンは、顧客にとって扱いやすい梱包の実現に向け、新たな梱包資材の導入や配送ラベルの小型化を進めている。商品サイズに応じて柔軟に調整できる新資材の採用、梱包全体をコンパクトにするラベル設計の見直しを通じて、開封しやすさや受け取りやすさの向上に加え、梱包資材の削減にもつなげる。

AI・技術で最適な梱包をめざすアマゾンジャパンの取り組みとは? 梱包資材に特殊な自己粘着技術を活用
アマゾンの梱包資材のラインアップ

アマゾンジャパンによると、日本では商品を安全かつ効率的に届けるため、段ボール箱、段ボール封筒、紙封筒、底マチ付き紙袋、立体型紙袋の5種類の梱包形態を使い分けている。サイズ違いを含めると、梱包資材は200種類以上という。

新たに導入した梱包資材は、紙に特殊な自己粘着技術を施したもの。粘着面同士を合わせると強力に接着する一方、商品や手には付着しないのが特長という。商品を包んで閉じるシンプルな構造で、商品サイズに合わせて柔軟に調整できるため、梱包体積の削減につながるとしている。

AI・技術で最適な梱包をめざすアマゾンジャパンの取り組みとは? 梱包資材に特殊な自己粘着技術を活用
新たに導入された梱包資材は簡単に手で開けることができる

また、大型商品向けの紙袋も新たに開発した。米袋から着想を得た設計で、従来より大きく重い商品にも対応できるよう、紙の厚みやデザインを工夫したという。段ボール箱よりコンパクトで、受け取り後の処分もしやすい資材として利用拡大をめざす。これらの新資材は、従来の資材と同様に紙資源としてリサイクルできる。

配送ラベルの小型化にも取り組んでいる。アマゾンジャパンは、従来よりラベルサイズを大幅に縮小したケースもあると説明する。ラベルを小さくすることで、その分だけ梱包全体をコンパクトにでき、顧客にとっての扱いやすさの向上と資源使用量の削減につながるという。

AI・技術で最適な梱包をめざすアマゾンジャパンの取り組みとは? 梱包資材に特殊な自己粘着技術を活用
小型化した封筒の配送ラベル

一方、ラベルの小型化には1年以上をかけた。配送パートナーごとにシステム仕様が異なるなか、必要な情報を限られたスペースに収めるため、文字間隔やフォント、バーコードや各種マークの配置を複数パターンで検証。実際の配送ドライバーを含む関係者によるレビューを重ね、視認性と運用性を両立したデザインを採用した。

梱包の最適化には、AIや機械学習も活用している。商品の形状やサイズを正確に把握し、どのように配置すれば効率的かつ安全に配送できるかを学習する仕組みを導入しているという。複数商品をまとめて発送する場合でも、並べ方や重ね方、向きによって必要な箱や袋のサイズが変わるため、こうした組み合わせを瞬時に計算し、最適な梱包方法を選択するシステムを運用している。

アマゾンジャパンは、AIやアルゴリズムを活用する目的について、単なる自動化ではなく、「商品を守ること」「顧客が扱いやすいこと」「余分な空間や資材を減らすこと」のバランスを取るためと説明。梱包方法を決定する際には、商品の大きさや重さだけでなく、日本特有の配送環境や物流拠点の構造、過去の配送実績、顧客からのフィードバックなども反映しているという。

さらに、追加梱包を省き、商品パッケージのままで配送できる商品の拡大にも取り組んでいる。メーカーとの協力や物流オペレーションの改善を通じて実現している施策で、梱包の簡素化と資材削減の両立をめざす。

この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
furukawa

ニトリが進める消費者と進める「みんなで商品開発」とは? 初の消費者投票で開発した新デザインのフリーザーバッグを発売

8 時間 35 分 ago
ニトリは、消費者参加型企画「みんなで商品開発」で選ばれた新デザインのフリーザーバッグ4柄を発売した。ライブ配信とInstagramのストーリーズで投票を募り、消費者の声を反映して商品化した初の取り組みとなる。

ニトリは、消費者参加型企画「みんなで商品開発」で選ばれた新デザインのフリーザーバッグ4柄を、6月下旬から一部店舗とECサイト「ニトリネット」で発売した。ライブ配信と「Instagram」のストーリーズを通じて消費者投票を実施し、選ばれたデザインを商品化した。ニトリによると、このような形で消費者と一緒に商品開発を進めるのは初の試みという。

ニトリが進める消費者と進める「みんなで商品開発」とは? 初の消費者投票で開発した新デザインのフリーザーバッグを発売
「みんなで商品開発」で選ばれた新デザインのフリーザーバッグ

商品化のきっかけとなったのが、ニトリのライブショッピング「ニトリLIVE」で実施した「みんなで商品開発」企画だ。2025年11月13日の配信で第1弾として実施し、年間700万個超を販売する人気商品の「フリーザーバッグ」の新デザインを、消費者投票で決定した。

投票は「ニトリLIVE」に加え、ニトリ公式「Instagram」のストーリーズでも受け付けた。配信から24時間で集まった総得票数は6072票。ニトリはこれまでも商品レビューなどを通じて消費者の声を商品開発に反映してきたが、今回のように投票形式で開発を進めるのは初めてとしている。

企画を通じて、食品保存だけでなく、お土産やお菓子を入れてプレゼントする用途でも使われていることがわかったという。こうした利用実態を踏まえ、「中身が見えないものがいい」「落ち着いた色味のものがほしい」といった消費者の声も商品開発に反映した。

今回発売したのは、あえて中身が見えにくいようにしたチェック柄とストライプ柄の4デザイン。ニトリによると、こうした総柄デザインは、これまで同社のフリーザーバッグにはなかった新しいデザインという。食品保存に加え、プレゼント用のラッピングや小物・衣類の整理など、用途の広がりも見込んでいる。

発売した商品は「フリーザーバッグ ダブルジッパー M 20枚入り」で、価格は税込199円。カラー・柄は、ターコイズブルー(チェック01)、ダークブラウン(チェック02)、ベージュ(ストライプ01)、ピーチ(ストライプ02)の4種類。販売は一部のニトリ店舗と「ニトリネット」。

ニトリは今後も、「ニトリLIVE」での「みんなで商品開発」企画をはじめ、消費者と一緒に暮らしを考え、より良い商品づくりにつなげる取り組みを進めていくとしている。

この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
furukawa

石井スポーツが「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」に出店。初のメンテナンスコーナー「メンテとリペア」、100mのシューズコーナー、テニス試打室などを設置

1 日 5 時間 ago
合計約5600㎡の売り場で、登山やアウトドア、ランニング、スイミングなどを展開する。国内初のYetiコーナーやキッズシューズコーナーも設置

石井スポーツは6月30日、「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」6階に、「石井スポーツ ヨドバシ池袋店」「アートスポーツ ヨドバシ池袋店」をオープンした。「石井スポーツ」は約3500㎡、「アートスポーツ」は約2100平方メートル、総売り場面積約5600㎡で展開。「石井スポーツ」では登山、スキー、アウトドア、「アートスポーツ」ではランニング、トレイルランニング、フィットネス、スイミング、テニスの商品を取り扱う。

石井スポーツが「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」に出店。初のメンテナンスコーナー「メンテとリペア」、100mのシューズコーナー、テニス試打室などを設置
売り場イメージ

「石井スポーツ ヨドバシ池袋店」

「石井スポーツ ヨドバシ池袋店」は、「石井スポーツ」関東圏最大級となる約3500平方メートルの売り場面積を備え、登山、アウトドア用品のほか、普段使いしやすいウェアなどを展開。「ザ・ノース・フェイス」「アークテリクス」「パタゴニア」、今回初となる「ラ・スポルティバ」など全16ブランドのコーナーを設ける。

また、「石井スポーツ」初となるメンテナンスコーナー「メンテとリペア」を新設し、セルフメンテナンス用品を取りそろえるほか、専門スタッフによるメンテナンスワークショップを実施。セルフメンテナンス用として洗剤やメンテナンスアイテムも用意する。

約100mにわたるシューズコーナーでは、登山、アウトドア、ランニングシューズを展開。「石井スポーツ」史上最大級の品ぞろえとなる。また、「シダスフィートボックス」を設置しており、足の状態を把握してフットウエアを選ぶことが可能だという。

キッズシューズコーナーでは、こどもの足の成長を考える観点から、靴の履かせ方や足のトラブルに対するアドバイスを行うほか、こども用のバックパック、ウェア、帽子なども取り扱う。加えて、「石井スポーツ」初となる「KEEN UTILITY(キーン ユーティリティ)」シリーズの取り扱いを開始。ワークブーツを展開。さらに、クーラーボックスメーカー「Yeti(イエティ)」が国内初となるコーナー展開を開始する。

石井スポーツが「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」に出店。初のメンテナンスコーナー「メンテとリペア」、100mのシューズコーナー、テニス試打室などを設置
「石井スポーツ」イメージ

「アートスポーツ ヨドバシ池袋店」

「アートスポーツ ヨドバシ池袋店」は、売り場面積約2100平方メートル。「アートスポーツ」初となる「ナイキ エーシージー」のコーナーを新設する。エーシージーとはAll Conditions Gear(あらゆる環境に対応するギア)を意味し、アウトドアでの実用性と都市でのファッション性を両立させたカテゴリー。加えて、リカバリーウェアブランド「ベネクス」、ランニングシューズブランド「ブルックス」など、全6ブランドのコーナーを展開する。

また、日々の運動量や健康状態をチェックできるアスリートウォッチコーナー「エクスペリエンスセンター」を設置。最新モデルを装着しながら機能や使い心地を体感できるほか、野外活動で必要なサングラスや運動時に使用するイヤホンも体験できる。テニス試打室ではラケットを実際に振って打感の違いを比較できる。

さらに、「アートスポーツ」史上最大級のリカバリーコーナーを設け、リカバリーウェアやボディケアアイテムを展開する。

石井スポーツが「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」に出店。初のメンテナンスコーナー「メンテとリペア」、100mのシューズコーナー、テニス試打室などを設置
「アートスポーツ」イメージ

オープン記念 特別ポイント還元&特価セール開催

6月30日から7月26日の期間中、「ヨドバシゴールドポイントカード」の利用で、指定商品を対象に+3%の特別ポイント還元を実施する(ポイント還元率は商品や支払い方法によって異なる)。

店舗情報

  • 店舗名:石井スポーツ ヨドバシ池袋店 / アートスポーツ ヨドバシ池袋店
  • オープン日:2026年6月30日
  • 営業時間:9時30分~22時00分
  • 場所:東京都豊島区南池袋1丁目28番1号 6階
  • 駐車場:680台

この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

ohshima

ジャパネットが人気キャラクター「うるせぇトリ」とコラボ、LINEスタンプ16種を無料配信

1 日 6 時間 ago
ジャパネット40周年記念の特別デザイン段ボールに入る「うるせぇトリ」や、「暑すぎて溶ける」「エアコンで涼む」など、夏に使いやすいスタンプも用意した

ジャパネットホールディングスはこのほど、公式キャラクター「ミスターJ」が、人気キャラクター「うるせぇトリ」とコラボレーションした全16種類の動くLINEスタンプを無料配信する。配布期間は6月30日から7月27日。

ジャパネットが人気キャラクター「うるせぇトリ」とコラボ、LINEスタンプ16種を無料配信
全16種類の動くLINEスタンプを無料配信する

「ミスターJ」は「ジャパネットたかた」のショッピングを盛り上げるキャラクターとして誕生。一方、「うるせぇトリ」はクリエイターmame&coさん制作の人気キャラクター。

ジャパネットホールディングスが40周年記念として、2026年限定で使用している特別デザインの段ボールに入る「うるせぇトリ」のスタンプや、「ミスターJ」と並んで「グッド」するスタンプなどもデザインした。

ジャパネットが人気キャラクター「うるせぇトリ」とコラボ、LINEスタンプ16種を無料配信
コラボレーションした動くLINEスタンプの例

「ジャパネット夏のエアコン祭り」を展開するジャパネットならではの、季節感のあるスタンプも追加。「うるせぇトリ」が炎天下で暑すぎて溶けていく様子や、エアコンの涼しい風にまどろむ様子など、暑い夏に使いやすいスタンプも用意した。

ジャパネットが人気キャラクター「うるせぇトリ」とコラボ、LINEスタンプ16種を無料配信
季節感のあるLINEスタンプ例

LINEスタンプ配信概要

  • スタンプ名:動く♪うるせぇトリ×ジャパネット
  • 配布期間:2026年6月30日11:00頃~7月27日23:59まで
  • 利用期限:ダウンロード日から180日
  • 取得方法:「ジャパネット」のLINE公式アカウントを「友だち追加」すると、無料でダウンロードできる

この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

ohshima

W2がリピートや海外などの4プロダクトを総合コマースプラットフォーム「W2 Commerce」に統合

1 日 6 時間 ago
W2は、「W2 Unified」、「W2 Repeat」、「W2 BtoB」、「W2 Asia」の4プロダクトを、総合コマースプラットフォーム「W2 Commerce」に統合した。BtoC、BtoB、海外ECを横断する単一ブランドに再編し、提案力と拡張性の強化を図る。

ECプラットフォームを展開するW2は6月24日、これまで個別に展開してきた4つのプロダクトを、総合コマースプラットフォーム「W2 Commerce(ダブルツー コマース)」としてブランド統合したと発表した。「W2 Unified(ダブルツー ユニファイド)」「W2 Repeat(ダブルツー リピート)」「W2 BtoB(ダブルツー ビートゥービー)」「W2 Asia(ダブルツー アジア)」の4プロダクトを、「W2 Commerce」のブランドに集約した。

W2がリピートや海外などの4プロダクトを総合コマースプラットフォーム「W2 Commerce」に統合
統合した「W2 Commerce」の機能の全体像

W2によると、従来は事業形態ごとに4つのプロダクトを展開してきたが、今回のブランド統合により、単一ブランドのもとで提供する体制へ移行した。多彩なプラグイン群を備えた総合コマースプラットフォームとして位置付け、事業者ごとの要件に応じた提案や機能拡張をしやすくする狙いがある。

「W2 Commerce」は、BtoC、BtoB、海外ECなど複数の事業形態に対応するコマースプラットフォーム。AIを組み込んだ1000以上の機能を標準搭載するほか、追加可能な拡張プラグインによって、高度なコマース戦略や運用を支援するとしている。また、大規模なカスタマイズにも対応し、事業フェーズに応じた柔軟な機能拡張が可能という。

W2は、「W2 Commerce」を通じて、メディアコマースを実現するコマースプラットフォームに加え、メディア化やAI活用などの高度な戦略を支援するプラグイン、顧客ニーズに応じた大規模なカスタマイズ開発などを、事業者の成長フェーズに合わせて提供していくとしている。

この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
furukawa

ヤンマーエネルギーシステムがBtoB-ECサイトを開設、複数の既存システムとの連携で受発注業務を自動化

1 日 7 時間 ago
ヤンマーエネルギーシステムは、サービスパーツ専用のBtoB ECサイト「ENEFF-Y」を開設。既存の基幹システムやパーツカタログと連携し、見積から発注までをオンラインで完結できる体制を整えた。

産業用・業務用エネルギーシステムの開発・製造・販売を手がけるヤンマーエネルギーシステムは、サービスパーツ専用のBtoB-ECサイト「ENEFF-Y(エネフィー)」を構築し、全国の支社・支店で行っていた受発注業務の本社集約と自動化を進める。FAXやメールを中心としたアナログな受注フローを見直し、価格確認や見積もり、納期確認、発注までをオンラインで完結できる体制を整える。

ヤンマーエネルギーシステムがBtoB-ECサイトを開設、複数の既存システムとの連携で受発注業務を自動化
ecbeingの法人向けECサイト構築プラットフォーム「ecbeing BtoB」を活用しBtoB-ECを開設

ヤンマーエネルギーシステムは、ecbeingが提供する法人向けECサイト構築プラットフォーム「ecbeing BtoB」を活用し、「ENEFF-Y」を構築した。全国の支社・支店で行っていたサービスパーツの受発注業務を本社に集約することで、ガバナンス強化やサービス水準の統一、業務効率化、新規顧客向けの受注窓口整備につなげる。

ヤンマーエネルギーシステムがBtoB-ECサイトを開設、複数の既存システムとの連携で受発注業務を自動化
BtoB-EC「ENEFF-Y」のトップページ

これまでヤンマーエネルギーシステムでは、顧客からの見積依頼や発注依頼をFAXやメールで受け付けるケースが多かった。部品名称やパーツカタログの展開図に印を付けた画像をもとに依頼を受け、営業担当者が基幹システムなどで価格情報を確認してメールで回答した後、受注内容を手入力で登録するなど、顧客・営業担当者双方に負担の大きい運用となっていた。

新たなBtoB-ECサイトでは、既存のパーツカタログサイト、顧客管理システム、基幹システムを連携し、見積作成や回答などの受注業務を自動化した。これにより、営業担当者は人手が必要なコア業務に集中しやすくなり、顧客側も価格や在庫の確認をサイト上で完結できるようになる。

ヤンマーエネルギーシステムがBtoB-ECサイトを開設、複数の既存システムとの連携で受発注業務を自動化
従来とBtoB-ECでの受注フローの変化

システム面では、商品マスタをEC側ではなく基幹システム側で一元管理し、ECサイトを複数システムをつなぐハブとして機能させる構成を採用した。基幹システムとの連携により、顧客ごとの価格設定も自動で反映する。従来は手入力していた受注情報も基幹システムへ自動連携できるようにした。

また、数万点に及ぶサービスパーツを扱うことから、既存のEDIパーツカタログサイトとECサイトを直接連携した点も特長だ。顧客がEDIパーツカタログサイト上の図面からパーツと数量を選択すると、その品番と数量がECサイトのカートにも自動で反映される。外部サイトをまたいでカート投入を実現することで、部品選定から購入までの導線を短縮した。

ヤンマーエネルギーシステムがBtoB-ECサイトを開設、複数の既存システムとの連携で受発注業務を自動化
EDIパーツカタログシステムにおけるサービスパーツ購入イメージ

見積依頼から回答、納期確認、発注までをサイト上で完結できる製品も多い。一部の複雑な製品を除き、従来必要だったメールでのやり取りを削減することで、回答までの時間短縮や利便性向上、顧客満足度の向上につなげる狙いだ。

今回のBtoB-ECサイトの立ち上げは、単なる業務工数の削減にとどまらず、社内外の利便性とITリテラシーの向上をめざす重要な挑戦。インターネットやSNSにおける多角化する情報から、正確な情報発信を通じて顧客接点を拡大し、業務効率化や多様な決済手段に対応することで、最終的にはサービスパーツの受注のみでなく、製品受注の獲得をめざす。(ヤンマーエネルギーシステム 担当者)

この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
furukawa

「AI対応って、結局何をやれば良いのか」。EC事業者がAI時代に取り組むべき6つのポイント

1 日 7 時間 ago

UCP(Universal Commerce Protocol:ユニバーサル コマース プロトコル)は主要プレイヤーが参加する共通基盤に動き、ChatGPTショッピングはアプリ決済から撤退しメディアへとシフト、日本の国産ECプラットフォームはAI対応で差が出始めた2026年1月から4月までに起きたEC×AIの3つの転換点。こうした状況のなか、EC事業者が「具体的に何をすれば良いのか」を解説していきます。(3つの転換点についてはこちら

やるべきことは今までと変わらない

4か月間の動きを追いかけていくと、「で、具体的には何をすれば良いの?」という気持ちになるのが普通だと思います。私自身、毎日Webマーケニュースを追いかけていて同じ問いに行き着きました。

そして、この問いに最も整理した形で答えていたのが、Yuwaiの田中さんが4月24日に公開した「『エージェンティックコマース対応』の前に、ネットショップのオーナーに知っておいてほしいこと」というブログ記事と、「毎日堂マーケティングラジオ」の対談でした。田中さんの結論は明快です。

やるべきことは、実はこれまでと変わっていません。(田中さんのブログより)

田中さんの整理を軸に、前編で見た4か月の動きを踏まえて、EC事業者と支援事業者がやるべきことを順番に書いていきます。

1. パイプの議論に振り回されない

UCP、ACP(Agentic Commerce Protocol:エージェンティック コマース プロトコル)、MCP、エージェンティックコマースに関する記事の多くは、田中さんの言葉を借りるなら「パイプ」の話です。

エージェンティックコマースに関する記事や発表を読んでいると、語られているのは主に「流通の仕組み」の話です。

(中略)

こうした話題は、いずれも商品が流れる「パイプ」をどう整備するか、という議論です。(田中さんのブログより)

パイプをどう整備するかは、ECプラットフォーマー側の課題であり、EC事業者が今日着手すべき仕事ではありません。UCPは4月時点でAmazonやMetaといった主要プレイヤーが共通基盤に集まる段階に移行しましたが、これは「事業者がUCPに対応する」という話とは別です。事業者が手を動かすのは、パイプではなく「パイプに何を流すか」です。

田中さんは靴下を例にあげ、AIに商品を理解してもらうことの難しさを説明しています。毎日堂の対談を要約すると次のようなイメージです。

人間は靴下の写真を見れば、「なんとなくモコモコしているからウールっぽくて暖かそうだ」と判断できます。ところがAIは写真だけ渡しても、素材も保温性もわかりません。色、素材、形状、重さといったスペックをきちんとデータとして持たせないと、AIにとってはすりガラス越しに商品を見ているような状態になってしまいます

しかも、AIにおすすめ商品として選ばれる候補は、せいぜい数個から十個ほど。何百億とある商品のなかから選ばれるためには、スペックだけでなく、レビューや使い心地のような「使った人の声」もAIが読み取る対象になります。

ここまで来ると、もう答えは見えています。AIに正しく理解される商品データを持っているかどうかが、AI時代のEC事業者の出発点です。

2. やることは「Google Merchant Center(GMC)」に収束する

田中さんの記事で最も腑に落ちたのが、ここでした。

エージェンティックコマースは、Google Merchant Center を丁寧にやることとほぼイコールと言えます。(田中さんのブログより)

なぜGMCなのか。理由は2つあります。

1つ目は、オープンなインターネット上でAIエージェントに商品を見つけてもらう時、現状Googleがほぼ独走しているからです。Google検索、Googleマップ、Gemini、AI Modeまで、Googleの全サービスの商品データの起点はGMCです。GMCに正しいデータを入れることが、これらすべてに対する入り口の整備になります

2つ目は、GMCで求められる商品データの整理(商品名、カテゴリ、画像、属性など)は、Amazonの商品カタログやMetaのコマースマネージャーにも、ほとんどの場合、流用できるからです。プラットフォームごとに細かな仕様の違いはありますが、「商品情報を構造化して、AIに読める形で提供する」という作業そのものはどこでも変わりません。「GMCに投資した労力は、他のプラットフォームでも回収できる」ということです。

田中さんはこの構造を、SEOとGEO・LLMOの関係になぞらえています。GEOやLLMOは、SEOにおいてまったく新しい領域ではなく、既存のSEOの延長線上にあります。同じように、エージェンティックコマースもGMCの延長線上にあります

AI エージェントに選ばれる商品情報の作り方は、Googleに正しく理解される商品情報の作り方と地続きで、別物ではありません。(田中さんのブログより)

これは、これまでGMCに丁寧に取り組んできた事業者にとっては朗報です。「エージェンティックコマース対応」という新しい仕事を立ち上げる必要はなく、これまでの仕事の延長で対応できるからです。一方、GMCを後回しにしてきた事業者にとっては、後回しのツケが一気に表面化する時期でもあります。

画像はYuwai「「エージェンティックコマース対応」の前に、ネットショップのオーナーに知っておいてほしいこと」からキャプチャ
(画像はYuwai「「エージェンティックコマース対応」の前に、ネットショップのオーナーに知っておいてほしいこと」からキャプチャ)

3. 三者の視点がそろって初めて機能する

GMCに取り組むと決めた時、次に問題になるのは「誰が何を行うのか」です。田中さんはこれを、制作ディレクター・エンジニア・広告運用者の三者の視点で整理しています。

制作ディレクターが考えること

商品情報の全体設計です。商品名の付け方、カテゴリ分類、画像の方針、説明文の粒度。これらはサイトを見る人間向けの設計と、AIに高い解像度で理解してもらうための設計を同時に考える必要があります。特に画像やURL構造のように、後から直そうとするとコストが膨らむ要素は、最初の設計段階で仕込んでおく必要があります。「きれいなサイトを作る」だけでなく「売れるデータ構造を設計する」ところに役割の重心が変わっています。

エンジニアが考えること

ディレクターが設計した商品情報を、どうGMCに届けるかです。データベースをフィード出力前提で設計する、バリエーションのURL構造を組む、ECプラットフォーム・サイト・GMCの間で価格や在庫がずれないようにする。地味な仕事ですが、ここが途切れると商品情報がそもそもGoogleに届きません。「ECプラットフォームの標準機能だけでは届かない属性をどのように補うか」という設計判断もここに含まれます

広告運用者が考えること

GMCに登録した商品データが実際にどのように表示されているか、どこで機会を失っているかを見続けるのが広告運用者の役割です。表示されにくい商品、不承認になっている商品、検索語句と合っていない商品。広告運用の現場で見える不具合をディレクターやエンジニアにフィードバックして、構造を修正していく。この循環がないと、GMCは「登録して終わり」のまま止まります。

ここで補足したいのは、中小事業者ほど「広告運用者の視点」が抜けがちだということ。GMCは登録すれば自動的にうまく動くわけではなく、不承認商品の修正、フィードのエラー対応、検索語句のずれの確認といった日々のフィードバック循環があって初めて機能します。社内に広告運用の知見がない場合、ここを外部の支援事業者と組むかどうかは、AI時代のEC事業の生命線になります。「制作会社に商品データの設計をお願いして終わり」では、「半分しか機能していない」ということです。

小さな事業者であれば、1人が複数の役割を兼ねることもあります。その場合も、3つの視点をそれぞれ意識して動くことが、結果の差につながります。

4. ECプラットフォーム選びは「目的」から逆算する

ここからは、「毎日堂マーケティングラジオ」の対談で田中さんが現場視点で話していた、もう少し具体的なテクニックの話です。

「これからECサイトをリニューアルする人にどうアドバイスするか」と聞いたところ、田中さんの答えは「リニューアルの目的次第」でした。

  • 日本流のおもてなしを作り込みたいなら、国産ECプラットフォームが向いています
  • AI対応を視野に入れるなら、「Shopify」が現時点で最も進んでいます
  • 海外を見るか・見ないかも、ECプラットフォーム選びの分岐点になります

「ツール起点でECプラットフォームを選んだ後、目的に合わなくて困る」という典型パターンに入らないために、「このショップで何を実現したいのか」を先に決めておく必要があります。

田中さんが教えてくれた現実的な工夫が、Shopifyの「エージェンティックプラン」の使い方でした。Shopifyは、フロントエンドのショップを使わずに、AIに商品情報を提供するためだけのプランを提供しており、自社のメインのECサイトをそのまま動かしつつ、ShopifyにはAI連携用のカタログだけを置いておくという使い方ができます。「保険的にShopifyを1つ持っておく」という選択肢が、現実に取れるようになっています。

そして、もうひとつ巧いやり方が、いわゆるLEFT JOINのアプローチです。

ECプラットフォームの商品情報に対して「Merchant Center」側で別途用意した補足情報を結合する。(「毎日堂マーケティングラジオ」対談より)

ECプラットフォームのデータをメインに置きつつ、AIに読ませたい属性のうち、ECプラットフォームでは持てない部分だけを別の場所(GMCのフィード加工側)で持ってひも付ける、という方法です。「今のECプラットフォームでは細かい属性が持てない」と諦める前に、補足情報を別管理で結合する手があります。販売者だけで完結する話ではなく、制作会社や広告運用者の知恵が必要になる仕事です。

5. 構造を整えても、売れない商品は売れない

ここまで、商品データを整える話・三者の視点で動く話・ECプラットフォームを目的から選ぶ話と、すべて「構造」の話をしてきました。ところが、田中さんの記事で最後にひっくり返されるこの一文があります。

構造を整えても、売れない商品は売れません。残念ながら。(田中さんのブログより)

AIエージェントが商品を選ぶようになれば、構造化されたデータを持つ事業者が有利になるのは事実です。しかし、構造化データの質は、取り組む事業者が増えれば増えるほど業界平均に収束していきます。皆がパイプをきれいにすれば、パイプのきれいさでは差がつかなくなります。

そのとき残るのは、パイプを流れる「水」そのもの。つまり、扱っている商品そのもの、その商品の背景にある事業のあり方、顧客との関係性です。

AI エージェント時代は、構造化データを整えることで参加資格を得るフェーズであり、その先で最終的に選ばれるのは、商売の中身が強い事業者です。

構造設計は必要条件であって、十分条件ではない、ということです。(田中さんのブログより)

これが、田中さんの記事の一番の肝だと、私は思います。

私も同感で、AIに振り回されている時間を商品力やブランド力に投資し直す方が、後で効いてきます。UCPの記事を1本読む時間で、自社商品のレビューを1件読み返したほうが、AI時代の競争力に直結することがあります。GMCの整備は当然やる、でもそこに使う時間と、商品そのものの中身を磨く時間はきちんと確保する。はやる言葉に振り回された人と、はやる言葉が落ち着いた後も伸び続けた人の差は、結局ここにあります。

画像はYuwai「「エージェンティックコマース対応」の前に、ネットショップのオーナーに知っておいてほしいこと」からキャプチャ
(画像はYuwai「「エージェンティックコマース対応」の前に、ネットショップのオーナーに知っておいてほしいこと」からキャプチャ)

6. 「ついていかない選択」も含めた3つの選択肢

「ついていかない選択肢」も含めて整理していました。GMCに取り組んでこなかった事業者に対して、田中さんは3つの選択肢を提示しています。

1つ目:きちんと取り組むこと

ECプラットフォームを整え、商品データをそろえ、GMCに向き合う。これまで後回しにしてきた分、最初は手間がかかりますが、エージェンティックコマース時代の土俵には乗ることができます。

2つ目:無理に対応しないと判断すること

ネットショップでの勝機がそもそも見えないのであれば、GMCに投資しないという判断もあり得ます。実店舗や別のチャネルが主戦場で、ネットはあくまで補助、という事業の形は今もあります。

3つ目:今は動かないが、頭の片隅に置いておくこと

今すぐ対応するリソースがなくても、これから少しずつ相対的に出遅れていくことは、認識しておいた方が良いです。いずれ取り組む可能性があるのなら、後から取り戻すコストが大きくなる前に、どこかで判断する必要が出てきます。

大事なのは、どの選択肢を選ぶにしても、状況を把握したうえで選ぶことです。(田中さんのブログより)

これに尽きると思います。「とりあえずChatGPT広告を出してみる」「とりあえずShopifyに移行する」と動く前に、自社のネットショップの商品がGoogleでどのように表示されているか、そもそも表示されているのかを確認する。判断はそこからです。

参考記事

まとめ:4か月の景色の変化が示していること

  • UCPが共通基盤に動いた → だから「どの規格に対応すべきか」と悩む段階はひとまず通り過ぎ、商品データ整備に集中できる
  • ChatGPTショッピングは決済としては未成熟とわかった → だから「ChatGPTで売れる」という派手な期待を抑えつつ、メディアとしての流入は冷静に計測・運用する
  • 国産ECプラットフォームのAI対応に差がつき始めた → だから「使いたい時にAIエージェントで対応してくれているか」がECプラットフォーム選びの軸になる

派手なニュースの裏で起きていたのは、結局「派手な動きから距離を取り、商品データという地味な基本に戻れ」という同じメッセージの繰り返しでした。

最後に、対談で田中さんが残した印象的な言葉を紹介させてください。生成AIを使って働くことを、田中さんは「パワードスーツを着ているような感じ」と表現していました。

常に「界王拳5倍」を使って動いているような状態で、確かにできることは増えるんだけれど、めちゃくちゃ疲れる。まったく楽にならない。(「毎日堂マーケティングラジオ」対談より)

AIで省力化されて余裕が生まれるどころか、できることが増えた分、仕事も増殖する。これが現場の実感です。

そして、そのパワードスーツを着てまでやるべき仕事の中身は、結局、商品データを整える、商品力を磨く、顧客との関係を作るという、AI以前から変わらないものでした。パワードスーツを着る目的を見失わないようにしたいですね。

この記事の筆者

[ 執筆 ] 森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。尊敬する人はゴルゴ13。

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イオンリテール、冷凍食品専門店「@FROZEN(アットフローズン)」をECサイト「イオンショップ」で全国展開

1 日 8 時間 ago
イオンリテールは、冷凍食品専門店「@FROZEN」をECサイト「イオンショップ」で本格展開し、7月1日から全国向けの提供を始める。店舗展開エリアに限られていた商品をECで全国販売し、店舗とオンラインを融合した販売体制を強化する。

イオンリテールは、冷凍食品専門店「@FROZEN(アットフローズン)」の商品をイオンのECサイト「イオンショップ」で取り扱い、7月1日から全国向けの販売を本格的に開始する。これにより、これまで店舗展開エリアに限られていた「@FROZEN」の商品を、全国の消費者がオンラインで購入できるようになる。

イオンリテール、冷凍食品専門店「@FROZEN(アットフローズン)」をECサイト「イオンショップ」で全国展開
リアルのみで展開してきた冷凍食品専門店「@FROZEN」がEC展開を開始する

「@FROZEN」は、「冷凍食品を通じて新たな食スタイルを提案する」をコンセプトに展開してきた冷凍食品専門店。国内外の多彩なメニューや有名店監修商品、ご当地グルメ、スイーツなど付加価値の高い冷凍食品を取りそろえ、限定商品を含む独自のラインアップを打ち出している。朝食、ランチ、ディナー、おつまみ、スイーツなど幅広い食シーンに対応し、日常使いから特別な日の需要まで取り込む商品構成としている。

一方、ブランド認知の拡大に伴い、近隣に店舗がなく商品を購入できないという声も増えていた。こうした需要に対応するため、イオンリテールはオンライン販売を強化し、店舗中心の事業からECを融合した「第二フェーズ」へ移行するとしている。

「イオンショップ」では、時間や場所を問わず購入できるオンラインならではの利便性を提供する。商品は調達から保管、配送まで一貫したコールドチェーンで温度管理を徹底し、冷凍食品本来の品質とおいしさを維持した状態で届ける。商品特性に応じた管理と安定供給により、店舗とECの双方で高品質なサービスの提供をめざす。

取扱商品は冷凍総菜、弁当、デザートなど約160品目で、今後も順次拡充する予定。価格帯は税込321.84円~3974.40円。配送は冷凍便(クール便)で、配送エリアは全国。ただし、沖縄県本島を除く離島地域は対象外となる。配送料は全国一律税込990円で、支払い方法はクレジットカードに対応する。

イオンリテール、冷凍食品専門店「@FROZEN(アットフローズン)」をECサイト「イオンショップ」で全国展開
取扱商品の一例

2026年6月末時点で「@FROZEN」の導入店舗は全国19店舗。宮城、茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪で展開しているが、今回のEC販売開始により、これまで商圏外だった地域にも販路を広げる。

この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
furukawa

価格は「売上を伸ばすために下げるべきか」「収益UPのために上げるべきか」。Amazonは「競争力のある価格設定に専念」

1 日 8 時間 ago
Amazonは、価格設定について短期的な利益の最大化ではなく、競争力のある価格の維持を重視する考えを示した。数千の小売事業者との価格比較や365日分の価格履歴表示を通じて、顧客との信頼構築につなげているという。

米Amazonは、価格設定戦略について、短期的な利益の最大化ではなく、顧客に常に競争力のある価格を提供することを重視している考えを示した。数千の小売事業者の価格をリアルタイムで比較し、他店と同等かそれ以下の価格を維持することで、顧客の信頼獲得につなげているという。

この考え方は、Amazonのワールドワイド・ストアCEOであるDoug Herrington氏と、ワールドワイド価格設定・プロモーション担当VPのChrista Glenn氏が、6月23日にYouTubeで公開されたポッドキャスト番組「Learn and Be Curious」で語ったもの。

価格は「売上を伸ばすために下げるべきか」「収益UPのために上げるべきか」。Amazonは「競争力のある価格設定に専念」
ポッドキャスト番組「Learn and Be Curious」の一コマ

Herrington氏は、一般的な小売業の価格設定について、「売り上げを伸ばすために価格を下げるべきか、それとも利益を高めるために価格を上げるべきか」という"レバー"として捉えられがちだと説明。そのうえでAmazonでは、価格設定チームにそうした判断を求めるのではなく、「競争力のある価格を提供することだけに専念させる」という考え方を採っていると話した。

Glenn氏は、Amazonの価格設定の基本原則について、「幅広い品ぞろえ全体にわたって顧客に低価格を提供すること」にあると説明。「利益を最大化することは目標ではない。しかし、長期的にこの方針に投資することが顧客価値を生み出すと信じている」と語っている。

Amazonによると、数千の小売事業者の価格を比較し、顧客が買い物をするあらゆる場面で、他店と同等かそれ以下の価格を提示できるよう運用。また、その考え方を支える価格設定の原則は「非対称」に設計し、価格を引き下げることは容易でも、引き上げることは難しい仕組みにしているという。

価格の透明性を高める取り組みにも力を入れている。Amazonは、顧客自身が価格の妥当性を確認できるよう、商品の過去365日間の価格推移データを表示する機能を提供。Glenn氏は、「顧客は『お得だ』と言ってほしいのではなく、なぜお得なのかをデータで示してほしい」と説明している。

第三者調査でも、こうした価格戦略の成果が示されているという。Glenn氏によると、調査会社Profiteroの年次報告書では、Amazonは9年連続で最も低価格な小売事業者と評価されている。

Herrington氏は、「顧客に価格比較で苦労をかけたくない。顧客が価格を確認するたびに『Amazonなら同等か、それ以上に良い価格で買える』と感じてもらえれば、それが信頼につながり、再び買い物をしたいと思ってもらえる」と述べ、価格競争力の維持が中長期的な顧客基盤の強化につながるとの考えを示した。

JHow Amazon keeps prices low

この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
furukawa

ネッ担 編集後記2026年6月

2 日 ago
ネットショップ担当者フォーラム編集部員の編集後記のページです。大体月末に更新します。

毎月、最終営業日に更新する予定のネッ担編集部の編集後記です。こんなメンバーでゆるゆるとネッ担を運営しています。

ネッ担は2025年7月で創刊12周年を迎えます! みなさんご協力ありがとうございます!!

2026年6月の編集後記

瀧川
瀧川

(執筆中)

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藤田
藤田

トモダチコレクション わくわく生活」を遊んでいます。


(画像は任天堂「トモダチコレクション わくわく生活」のサイトからキャプチャ)

キャラクリがあまり得意ではないので家族に手伝ってもらいつつ、住人同士を出会わせたり、イベントを楽しんだりしています。シュールなイベントとかもあって面白いです。

対人ゲームでちょっと疲れたな~という時、がっつりRPGやった時の息抜きの時に遊ぶと、ほんわかして癒やされます。

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ゲームが好きなので、EC業界の人でゲーム好きな人とゆる~っと遊べる会をやりたいなーと考えています。「興味ある!」という方はご一報いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

高野
高野

(長期休暇中)

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キヨハラサトル
キヨハラサトル

先日、家族で千葉県富津市の「マザー牧場」に行ってきました。レンタカーを借り、首都高に乗って、アクアラインで東京湾をわたり、ビューっと向かいました。

マザー牧場の近くで、昼食用の弁当を確保しようと、地元の専門店が集積した「青空ジャンボセンター」というところに寄りました。


途中で立ち寄った「青空ジャンボセンター」

魚屋や肉屋、八百屋などがそれぞれ店を出しています。魚屋の寿司や肉屋の総菜なんかを購入したのですが、安くてボリュームがあって驚きました。地元のローカル商店って魅力的ですね。

そして到着した「マザー牧場」。山の上にある観光牧場型のテーマパークです。「牧場」なので、牛や羊、豚などいろいろな動物がいて、牛の乳しぼり体験や、羊の毛刈りの見学などができます。小さな遊園地もあって、一日いても飽きません。 「青空ジャンボセンター」で買った寿司と総菜も美味しくて、大満足でした。

刈った後の羊の毛は持って帰っていいということだったので、一つまみもらってきました。後日家で洗うと、さきほどまで茶色だったのが真っ白になりました。


マザー牧場には遊園地もあって観覧車にも乗れます

さて、最後に一言ご挨拶させてください。
長らくお世話になりましたが、このたび「ネッ担」を卒業することとなりました。これまでありがとうございました。今後も陰ながら、EC業界の動向を注視していきたいと思っています。それでは皆様お元気で。さようなら!

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朝比美帆
朝比美帆

6月下旬に新潟へ出張に行ってきました。梅雨真っただ中ですが、幸いにも東京は曇り、新潟は晴れの予報で、傘は不要です。東北・上越・北陸新幹線の乗り入れる上野駅の新幹線コンコースは、これから北へ向かうであろう薄着の人と、今東京に着いたのであろう羽織ものを着ている人とで、服装が割とはっきり違っていました。

はてさて新潟はどうか。東京はムシムシした曇りなので、カラッとした涼しい晴れだったらいいなと期待しつつ乗車。東京から埼玉あたりまでは曇りでしたが、群馬に入る頃から晴れはじめ、新潟へと続くトンネルへ。「国境の長いトンネルを抜けると、(『雪国』ならぬ)日差しジリジリの快晴であった。」でした。窓側の席で日差しを浴び続け、着くころにはややのぼせていたほどです。

帰りに新潟駅でお土産を買い回っていると、「忠犬タマ公」の銅像を見つけました。猟師の飼い主を2度も雪崩から救ったそうで、日差しが暑いこの日も、タマ公の話から雪国を感じられたように思います。


新潟駅構内の「忠犬タマ公」像。県内外数カ所に銅像があるそうです。

新潟といえばやっぱりお米。食べてみたかった新潟米「新之助」と、「新潟限定ビイル風味爽快ニシテ」などを担いで帰りました。新潟のお土産はヘビー級です。

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安田
安田

今月は、「んまいもん」ではなく、「へー」なネタ。

味噌のJAS(日本農林規格)って、制定されたのが2022年3月31日だってご存じでした?


東京農大の「食と農」の博物館にあったパネル

日本には各地にいろんな種類の味噌があるため、品質の標準化が難しかったからということらしいです。そのため、味噌のJAS規格は生産方法と、こうじ菌やこうじの要求事項などシンプルなものに留まっています。

比較のために醤油のJAS規格を見てみたんですが、けっこう細かく定められていました。「特級」「上級」「標準」などの区分と「こいくちしょうゆ」「うすくちしょうゆ」などの区別で、「色度」「全窒素分」「無塩可溶性固形分」「原材料」「添加物」などなど、それぞれの測定法も記載されています。

とはいえ、実は醤油のJAS規格も制定が2004年9月13日。何百年じゃないぐらい歴史があるからこそ、味噌も醤油も標準規格を定めるのが難しいんですね。

世田谷にある東京農大さんの博物館、勉強になって楽しかったです。

今月のお猫さまは、ごろり茶葉さん。

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uchiya-m

ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート

2 日 4 時間 ago
ドナルドダック&甥っ子たちのぬいぐるみや「ふしぎの国のアリス」の置き時計など限定アイテムを販売するほか、キャラクター投票やポイント3倍企画も実施する

ウォルト・ディズニー・ジャパンは6月30日から、ディズニー公式オンラインストアにおいて、「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」を実施する。公式オンラインストア限定のアイテムや、特別企画、キャラクター投票、ポイント3倍キャンペーンなどを用意している。

ディズニー公式オンラインストア限定の特別なアイテム

① 【予約販売】ドナルドダック&甥っ子たちのぬいぐるみとぬいぐるみキーチェーン

きらめく素材を取り入れた、特別感のあるアイテム。

  • 販売価格:ぬいぐるみ 1万8000円/ぬいぐるみキーチェーン 8500円
  • 予約期間:6月30日10:00~7月31日18:00 (※なくなり次第終了 )
  • 配送予定:10月頃
ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート
ドナルドダック&甥っ子たちのぬいぐるみ(左)、ぬいぐるみキーチェーン (右)

② 【受注生産】作品をモチーフにした置き時計とLEDライト

「ふしぎの国のアリス」をモチーフにした置き時計と、「カールじいさんの空飛ぶ家」をモチーフにしたコスチューム姿のエイリアンデザインのLEDライト。

  • 販売価格:置き時計 1万1000円/LEDライト 6000円
  • リクエスト期間:6月30日10:00~7月31日18:00
  • 配送予定:12月頃 (※それぞれ注文数が300点以上で生産が決定)
ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート
置き時計(左)、LEDライト (右)

【数量限定】「Arribas Brothers」のコレクタブルアイテム

「Arribas Brothers」のコレクタブルアイテムが数量限定で登場する。「魔法使いの弟子」に扮したミッキーマウスのフィギュアや、キャラクター・作品をモチーフにしたジュエリーボックスなどをラインアップする。

  • 販売価格:4290円〜3万140円

 

ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート
商品イメージ

「ザ・マペッツ」のぬいぐるみ

「カーミット」のチャーミングな目と細長い手足、「ミス・ピギー」の真っ赤なドレスやまつげをはじめ、衣装や毛並みなどそれぞれのキャラクターの特長を表現している。

  • 販売価格:ぬいぐるみ 各5200円
ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート
「ザ・マペッツ」のぬいぐるみイメージ

「ディズニーストア あいこじゃんけん」のスペシャルデザイン

ディズニーストア店舗やディズニー公式オンラインストアでは、じゃんけんで“あいこ”になった人にオリジナルカードを進呈する「ディズニーストア あいこじゃんけん」を実施している。「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」開催期間中、ディズニー公式オンラインストアのカードにスペシャルデザインが登場する。

  • 期間:6月30日~なくなり次第終了
ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート

キャラクター投票

オーダーメイドシリーズ「D-Made(ディーメイド)」から、新アートを決定する投票を開催する。ディズニーストア公式SNS(「X」「Instagram」)をフォローし、対象の投稿にキャラクター名と理由をコメントすることで参加が可能。商品化が決定したキャラクターは、「D-Made」に新規アートとして追加し、期間限定で発売する。

  • 投票期間:6月29日12:00~7月3日9:59
  • 結果発表・発売日:7月31日予定
ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート
キャラクター投票ビジュアルイメージ

「ディズニーストアクラブポイント」3倍キャンペーン

「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」開催を記念し、ディズニー公式オンラインストア限定でポイント3倍キャンペーンを実施する。

  • 実施期間:6月30日0:00~7月6日23:59
ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート
「ディズニーストアクラブポイント」3倍キャンペーンを実施

この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

ohshima

夏の長期化と酷暑、 6割超が暑さで諦めた行動が「増えている」。トップ3は「散歩・街歩き」「買い物」「観光・レジャー」

2 日 6 時間 ago
ロッテの調査で、6割超が暑さを理由に諦めた夏の行動が「増えている」と回答し、「買い物」も上位に入った。ロッテはこうした実態を踏まえ、涼しく過ごせる場所づくりを進める「クールシェルタープロジェクト」を始動する。

大手製菓メーカーのロッテは6月26日、「夏の長期化と暑さによる行動変化に関する実態調査」の結果を公表した。調査によると、約7割が真夏の暑さを理由に外出を控えたり、外出時間を短くしたりすることが増えたと回答した。暑さを理由に控えたり諦めたりした行動では、「散歩・街歩き」に次いで「買い物」が上位に入り、猛暑が日常の購買行動にも影響を及ぼしている実態が浮き彫りとなった。

約10年前と比べて、直近2〜3年の夏について「暑さが厳しくなった」と回答した人は85.7%、「期間が長くなった」は83.9%にのぼった。

夏の長期化と酷暑、 6割超が暑さで諦めた行動が「増えている」。トップ3は「散歩・街歩き」「買い物」「観光・レジャー」
8割超が「夏の暑さ厳しくなった」「夏が長くなった」

また6月を夏と感じる人は72.1%、9月を夏と感じる人は72.2%で、体感としての夏が前後に広がっていることがうかがえる。日本の季節が「四季」ではなく「二季」になろうとしていると思うかとの問いには、86.0%が「そう思う」「ややそう思う」と回答した。夏の長期化は単なる気温上昇にとどまらず、生活者の季節認識そのものにも変化をもたらしているようだ。

夏の長期化と酷暑、 6割超が暑さで諦めた行動が「増えている」。トップ3は「散歩・街歩き」「買い物」「観光・レジャー」
8割超が四季ではなく二季になろうとしていると実感

約7割が暑さで外出を控える、「買い物」も行動制限の上位に

行動面への影響も大きい。真夏の暑さが厳しいため、「外出をやめる、または外出時間を短くすることが増えた」と回答した人は70.9%に達した。また、本当はしたかった夏の行動を暑さを理由に控えたり諦めたりすることが「増えている」とした人も64.9%だった。

夏の長期化と酷暑、 6割超が暑さで諦めた行動が「増えている」。トップ3は「散歩・街歩き」「買い物」「観光・レジャー」
7割が暑さで行動制限することが増加

控えた・諦めた行動の上位は、「散歩・街歩き」が31.6%で最も多く、「買い物」(27.6%)、「観光・レジャー」(24.0%)が続いた。日常的な買い物も暑さの影響を受けていることがわかる。

夏の長期化と酷暑、 6割超が暑さで諦めた行動が「増えている」。トップ3は「散歩・街歩き」「買い物」「観光・レジャー」
27.6%が「買い物」を暑さで諦めている

外出先には「日陰」「給水」「休憩スペース」を求める声

外出先に求める設備では、「日陰になっている場所」が60.6%で最多となり、「給水できる場所」(40.8%)、「座って休める場所」(39.8%)が続いた。生活者は、移動先そのものよりも、暑さを避けて休息・回復できる環境を重視していることがうかがえる。

夏の長期化と酷暑、 6割超が暑さで諦めた行動が「増えている」。トップ3は「散歩・街歩き」「買い物」「観光・レジャー」
外出先には「日陰」「給水」「休憩スペース」を求める声

子どもを持つ親では、33.8%が「外出先で休める日陰が少ない」と感じており、子ども連れでも安心して外出できる環境整備へのニーズが高まっている。

専門家「今後も猛暑の長期化が続く可能性」

専門家も、こうした傾向は今後も続く可能性があると指摘する。

三重大学大学院生物資源学研究科教授の立花義裕氏は、2026年の夏も直近2〜3年と同様に、平年を上回る暑さとなる可能性があるとコメント。9月から10月にかけても暑さが続く可能性に触れ、外出先で日差しを避けて休める「クールシェルター」のような場所の重要性を挙げた。

また、東京科学大学大学院歯学総合研究科公衆衛生学分野教授の藤原武男氏は、暑さによって子どもの外遊びや活動時間が減ることは、単なる遊びの機会損失ではなく、健やかな成長にも影響を及ぼす問題だと指摘。暑い時期でも適度に休みながら屋外で過ごせる環境整備が、今後のまちづくりにおいて重要になるとの見方を示した。

ロッテ、「クールシェルタープロジェクト」を始動

こうした調査結果を踏まえ、ロッテは「クールシェルタープロジェクト」を始動する。微細氷を使用したアイスブランド「クーリッシュ」「爽」にちなんだ取り組みで、長期化・酷暑化する日本の夏に、人々が涼しく過ごせる体験や場所を増やし、「日本の夏をアップデートする」ことをめざす。

夏の長期化と酷暑、 6割超が暑さで諦めた行動が「増えている」。トップ3は「散歩・街歩き」「買い物」「観光・レジャー」
ロッテのクールシェルターのイメージ

第1弾として、渋谷のMIYASHITA PARKや神奈川県の片瀬西浜海水浴場に「涼スポット」を展開するほか、専門家や社会団体、企業と連携する「クールシェルター評議会」も発足する。

ロッテは、アイスを販売するだけでなく、猛暑下でも人々が安心して外出し、夏を楽しめる環境づくりにも取り組む姿勢を打ち出している。

調査概要

  • 調査名:夏の長期化と暑さによる行動変化に関する実態調査
  • 日時:2026年5月24~26日
  • 調査人数:2000人
  • 調査対象:全国10代~50代男女
  • 調査手法:インターネット調査
  • 調査実施企業:ロッテ

この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
furukawa

GapがAI主導でマーケティングを近代化へ。Googleの「Gemini」「Veo」など本格導入で変える次世代の顧客体験

2 日 6 時間 ago
Gap Inc.は、Google Cloudなど3社と連携し、AI主導でマーケティング基盤を刷新する。GeminiやVeoなどを活用してコンテンツ制作やパーソナライゼーションを高度化し、ブランド横断で次世代の顧客体験づくりを進める。

米Gap Inc.は6月22日、データやAI、AIエージェントを活用してマーケティングを近代化すると発表した。Google Cloud、AIマーケティングプラットフォームを提供するZeta Global、DX支援を手がけるコンサルティング企業Publicis Sapientと提携し、ブランド横断で顧客とつながるマーケティング基盤へと刷新する。

GapがAI主導でマーケティングを近代化へ。Googleの「Gemini」「Veo」など本格導入で変える次世代の顧客体験
Gapはマーケティング基盤を刷新する(画像は公式サイトから編集部がキャプチャ)

今回の取り組みは、Gapの共有マーケティング組織を、拡張性が高く、リアルタイムに対応できる成長基盤へ進化させることが狙い。より関連性の高いコンテンツの提供、オウンドチャネルの改善、顧客維持の強化、マーケティング全体に残るサイロの解消などをめざす。

中核となるのは、Google Cloudと構築する統合データ基盤。顧客情報と商品情報を統合し、AI活用を前提とした基盤を整備することで、マーケティングコンテンツの制作や施策の実行、EC全体でのパーソナライゼーションを迅速化するほか、意思決定の高度化や継続的な学習を可能にするという。

チームの創造性とAIの力を結集し、サイロを排除するのと同時により質の高いデータを活用しながら、顧客とのあらゆる接点で学習・適応・改善を繰り返すマーケティングモデルを構築する。AIの活用によって、チームが戦略立案やストーリーテリング、ブランドへの愛着を育てる仕事により多くの時間を割けるようにしたい。(Gap Inc. マーケティング・シェアード・サービス担当シニアバイスプレジデント Damon Berger氏)

運用面では、Publicis Sapientが消費者起点のAI対応オペレーティングモデルの構築を支援する。人材、業務プロセス、テクノロジー、データ、パートナーエコシステムまで含めて見直し、コンテンツ、マーケティング施策、コマース、顧客データを横断的につなぐことで、マーケティングのスピードと効果の向上を図る。

生成AIの活用も本格化する。Google Cloudの「Agent Studio」「Agent Engine」「Gemini」などを活用してAI主導のワークフローを構築するほか、Googleの画像・動画生成AI「Nano Banana」「Veo」も活用し、大規模かつ魅力的なコンテンツ制作を進める。

施策はまず、Gapのオウンドマーケティングチャネルから展開する。Zeta GlobalのAIマーケティング基盤を採用し、「Athena by Zeta」を中核としたマーケティング基盤を構築する。「Athena」は、顧客データ、意思決定、施策実行をつなぐインテリジェンスレイヤーとして機能し、現状分析や将来予測、最適なアクションの提案を支援するという。

さらに、「Athena」のAIエージェント機能により、オーディエンス戦略の立案からクリエイティブ開発、キャンペーン配信、効果検証・最適化までを横断的に支援する。Gap Inc.はこれにより、よりパーソナライズされた顧客体験を大規模に提供し、顧客接点ごとの価値を高めながら、主要チャネルでのキャンペーン展開をより迅速かつ連動的に進められるようにする。

人間中心でデジタルを前提としたAI戦略によってGap Inc.の未来を築いている。データ、AI、AIエージェントを統合することで、顧客の意図をより深く理解し、組織としての意思決定と実行のスピードを高め、ブランド横断でより価値のある顧客体験を提供できるようにする。(Gap Inc. CTO Sven Gerjets氏)

今回の取り組みは、Gap Inc.が掲げる「文化を形成する象徴的なアメリカンブランド群を擁するハイパフォーマンス企業」への変革の一環に位置付ける。これまで培ってきた創造的なストーリーテリングに、最新のデータ基盤とAIを組み合わせることで、スピード、顧客との関連性、長期的な顧客価値の向上を重視した新たなマーケティングモデルの構築を進める。

この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
furukawa

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