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ECプラットフォーム「メルカート」、CPA高騰時代にファンを呼ぶ循環型マーケティングを支援する「お友達紹介機能」を実装

6 日 7 時間 ago
ECプラットフォーム「メルカート」、CPA高騰時代にファンを呼ぶ循環型マーケティングを支援する「お友達紹介機能」を実装
メルカートは、既存顧客の紹介を新規獲得につなげる「お友達紹介機能」の提供を開始した。クーポン自動付与や紹介対象の絞り込み、自社アフィリエイト施策にも対応し、CPA高騰下で広告依存を補完する集客施策として提案する。
furukawa2026年4月17日

クラウドEC構築プラットフォーム「メルカート」のメルカートは4月16日、新機能「お友達紹介機能」の提供を開始した。既存顧客からの紹介を起点に新規顧客を獲得する仕組みを標準機能として実装。広告費の高騰によってEC実施事業者の課題になっているCPA(顧客獲得単価)の上昇に対応する。

ECプラットフォーム「メルカート」、CPA高騰時代にファンを呼ぶ循環型マーケティングを支援する「お友達紹介機能」を実装
既存顧客やファンをブランドの紹介者として活用した顧客獲得チャネルを構築できる

「お友達紹介機能」は、既存顧客やファンをブランドの紹介者として活用し、新たな顧客獲得チャネルを構築できるのが特長。紹介者と被紹介者の双方に対して、クーポンや送料無料、サンプル品のプレゼントなどの特典を設定できる。

EC市場では競争激化に伴い、Web広告費の上昇によって新規顧客獲得コストが高止まりしている。一方で、消費者が購買前にSNSやレビューを参考にする行動が定着し、知人からの推奨が購入の後押しとなるケースも増えている。こうした環境変化を踏まえ、メルカートは新たな集客施策として、ファンが新たなファンを呼ぶ循環型マーケティングを導入しやすい形で提供する。

機能面では、紹介施策の運用負荷を抑える仕組みを備えた。被紹介者の注文が「出荷完了」したことをシステムが自動で判定し、紹介者へのクーポン付与とサンクスメールの送信を自動で実行。付与タイミングも「出荷10日後」など任意に設定でき、不正注文対策やリピート促進にも対応する。

また、紹介機能の対象を全会員に広げるだけでなく、「特定の商品を購入した会員」や「特定ランクの優良顧客」に限定することも可能。ブランド理解の深い顧客に絞って紹介を促すことで、EC実施事業者のミスマッチの少ない新規顧客の獲得をサポートする。

加えて、個別の紹介コードや専用URLを発行できるため、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)を介さない自社アフィリエイト施策にも活用できる。インフルエンサーに専用コードを発行し、成果報酬型のプロモーションを直接展開することで、EC実施事業者は外部手数料を抑えながら獲得チャネルを拡大できるとしている。

ECプラットフォーム「メルカート」、CPA高騰時代にファンを呼ぶ循環型マーケティングを支援する「お友達紹介機能」を実装
「お友達紹介機能」の概要

今後は、「お友達紹介機能」を通じて蓄積される顧客データを活用し、AIによるパーソナライズ機能の強化も進める。次の展開として、顧客ごとに最適な提案を行う「AIパーソナライズ推薦」の実装を計画しており、新規獲得から顧客育成、LTV最大化までを循環させるEC基盤の構築をめざす。

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
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鳥栖 剛

【食品のEC購入調査】ネット通販・宅配で「購入した」は33%、「定期購入・サブスクリプションサービスが中心」は15%

6 日 7 時間 ago
矢野経済研究所の調査によると、過去1年間に食品をネット通販や宅配サービスで購入した人は33.7%だった。利用者の中心は「必要な時に都度購入する」層で、定期購入・サブスクリプションサービス中心の利用は15.6%だった。

矢野経済研究所は4月15日、食品のEC購入実態に関する消費者アンケート調査の結果を発表した。それによると過去1年間にインターネット通販・宅配サービス(ネット・カタログなどを含む)で食品を「購入した」は33%、そのうち「定期購入・サブスクリプションサービスが中心」は15%だった。

調査は2025年11月、全国在住の20代以上の男女3684人を対象に実施した。

過去1年間にインターネット通販や宅配サービスで食品を購入した経験の有無を聞いたところ、「購入した」は33.7%、「購入しなかった」は66.3%だった。

【食品のEC購入調査】ネット通販・宅配で「購入した」は33%、「定期購入・サブスクリプションサービスが中心」は15%
食品を通販・宅配で購入したことがあるのは約3割

食品EC・宅配サービスの利用経験があると回答した1240人を対象に、定期購入・サブスクリプション型サービスと単発購入型サービスの利用状況を調べたところ、「必要な時に都度購入することが中心」との回答が77.3%を占めた。一方、「定期購入・サブスクリプションサービスが中心」は15.6%、「サブスクリプションと都度購入の両方を利用」は7.1%だった。

利用理由にも違いが見られた。過去1年間に食品をインターネット通販・宅配サービスで購入した層1000人を対象に、定期購入・サブスクリプション型と単発購入型それぞれの利用理由を聞いたところ、定期購入・サブスクリプション型を継続利用している層(192人)では、「定期的に届くので買い忘れがなく、便利だから」が37.5%で最も高く、次いで「買い物や調理の手間が省けるから」が33.9%、「商品の品質が安定しており、信頼できるから」が31.3%だった。

矢野経済研究所は、定期購入・サブスクリプション型について、価格やコストパフォーマンスの評価に加え、その都度選んで購入する楽しさよりも、日常生活の負担軽減や安定的な商品確保に価値が見いだされていると分析している。

一方、単発購入型を利用している層(871人)では、「必要なときに自由に購入できるから」が64.8%と突出して高く、「価格やセール・ポイントなどのお得感があるから」が46.3%で続いた。調査結果からは、単発購入型では必要なタイミングで柔軟に利用できる点が大きな価値となっていることがうかがえる。加えて、価格面でのお得感も強い利用動機となっており、定期利用とは異なり、その時々のニーズに応じて使い分けられている実態が浮かび上がった。

【食品のEC購入調査】ネット通販・宅配で「購入した」は33%、「定期購入・サブスクリプションサービスが中心」は15%
食品通販・宅配を利用する理由

調査概要

  • 調査期間:2025年11月〜2026年1月
  • 調査対象:全国在住の20代以上の男女(事前調査:3684人、本調査:1000人、性年代別で均等割付)
  • 調査方法:インターネット消費者アンケート調査

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

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furukawa

バロックジャパンリミテッドの2026年2月期EC売上は6.6%減の101億円+2026年の取り組みは?

6 日 8 時間 ago
バロックジャパンリミテッドの2026年2月期EC売上高は前期比6.6%減の101億4700万円、EC化率は20.0%。主力ブランド「AZUL BY MOUSSY」の低迷が響くなか、2027年2月期から新たな中期経営計画を始動。アパレル事業の立て直しに加え、JD.comとの合弁会社を通じた異業種進出にも乗り出す。

バロックジャパンリミテッドの2026年2月期の国内事業におけるEC売上高は、前期比6.6%減の101億4700万円だった。国内事業におけるEC化率は同0.6ポイント減の20.0%。

バロックジャパンリミテッドの2026年2月期EC売上は6.6%減の101億円+2026年の取り組みは?
バロックジャパンリミテッドの国内事業の業績(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

連結業績は、売上高が前期比11.5%減の514億9900万円、営業利益は同60.5%減の3億2100万円。経常損益は3億8300万円の黒字(前期は16億8300万円の赤字)、当期純損益は3億6600万円の黒字(同25億7500万円の赤字)。主力ブランドである「AZUL BY MOUSSY」が通年にわたって客数の減少が続き、全体の売上減少の主因になったという。

2028年2月期にかけて新たな中期経営計画を推進

バロックジャパンリミテッドは、2027年2月期から2028年2月期にかけて新たな中期経営計画を推進する。直近の業績動向を踏まえて従来計画を刷新し、この2年間を「業績の回復」と「新規事業の創出」に取り組む期間と位置付けた。

2028年2月期にめざす姿として、筋肉質な経営体制への転換と、収益性の高い新たな成長事業の創出を掲げる。数値目標として、2028年2月期に連結売上高570億円、営業利益26億円、当期純利益15億円の達成をめざす。

新中計を推進する背景には、主力ブランド「AZUL」の低迷や組織の生産性低下、アパレル事業への依存度が高い収益構造といった課題がある。このため同社は、アパレル事業の立て直し、異業種への進出、安定的な経営基盤の整備を中計の柱に据えた。

バロックジャパンリミテッドの2026年2月期EC売上は6.6%減の101億円+2026年の取り組みは?
新中期経営計画の全体像(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

「AZUL」ブランド立て直しへ

アパレル事業では、高収益ブランドへの経営資源の集中投下や成長ブランドの出店拡大を進めるほか、「AZUL」の立て直しを重点施策とする。売上高100億円超をめざす新規ブランドの開発、グローバルブランドの立ち上げも進める方針だ。「AZUL」の再成長に向けて、ヒット商品を生み出す企画力と発信力を持つ「MOUSSY」、前年から客数が2桁回復した「RODEO CROWNS WIDE BOWL」のノウハウを活用し、ブランド価値と集客力の向上を図る。上質な素材を取り入れた商品展開や、コア商品の魅力を伝えるPR強化、店舗リニューアル、価格帯の見直しを通じて、競合との差別化と売上回復をめざす。

JD.comとの合弁会社を通じ日本商品を海外へ

異業種進出では、JD.comと設立した合弁会社「DB Capital Limited」を通じて、日本の技術や文化を世界へ発信し、国内モノづくり企業の価値向上を支援する。JD.comのECプラットフォームや物流基盤、約6億人のアクティブユーザーを活用し、自社の小売ノウハウとのシナジーにより新たな収益機会の創出を狙う。

バロックジャパンリミテッドの2026年2月期EC売上は6.6%減の101億円+2026年の取り組みは?
JD.comとの合弁会社を通じ日本商品を海外へ(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

経営基盤も整理へ

また、経営基盤の整備では、店舗ごとの成果インセンティブ導入による販売力の強化、組織のスリム化・省人化による生産性向上、仕入先の一元集約化による原価効率の改善と品質向上を進める。

この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
furukawa

【ツルハHDのDX戦略】顧客ID統一で共通アプリをリリース+グループのECサイトを集約などで顧客体験を刷新

6 日 8 時間 ago
ツルハホールディングスはDX戦略の一環として、顧客IDの統一や共通アプリのリリース、グループ各社のECサイト集約などを進める。共通ポイント基盤や統合顧客データベースを整備し、店舗とECを横断したシームレスな購買体験の実現をめざす。

ツルハホールディングスは、DX戦略の一環として顧客体験の刷新に乗り出す。グループ横断の共通アプリのリリース、顧客IDの統一、ECサイトの集約などを進め、店舗とECを横断したシームレスな購買体験の実現をめざす。

2027年3月からウエルシアグループでも「ツルハグループ共通ポイント」を導入する。まずは「WAON POINT」を中心に運用し、その後は段階的に自社ポイントへ移行。グループ全体で利用可能な共通基盤を構築する。これにより、ウエルシアグループでの買い物でもツルハグループポイントが「貯まる・使える」環境を整備する。

【ツルハHDのDX戦略】顧客ID統一で共通アプリをリリース+グループのECサイトを集約などで顧客体験を刷新
グループ横断の共通アプリのリリースを予定(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

ウエルシアグループを含めた共通アプリの立ち上げも進める。ポイント統合だけではなく、顧客IDを統一し、顧客データベースを一元化。グループ全体で顧客理解を深め、1人ひとりに最適化した販促やサービス提供につなげる。

統合ヘルスケアデータベースの活用も柱に据える。約1億件規模のデジタル接点から得られるデータをAIで分析し、健康や美容に関する提案を高度化する構想を掲げる。

アプリ上では24時間対応のAIエージェントの活用を想定しており、購買・処方履歴などから、利用者の健康や生活に寄り添った商品提案やアドバイスを行う。店舗での美容カウンセリング履歴なども活用し、健康と美容の両面から相談できる体験をめざす。

【ツルハHDのDX戦略】顧客ID統一で共通アプリをリリース+グループのECサイトを集約などで顧客体験を刷新
グループ各社のECサイトを集約する方針も示した(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

EC領域では、グループ各社のECサイトを集約し、統一したECサイトとして再編する方針も示した。購入方法や受け取り方法、相談手段を利用者が柔軟に選べる環境を整備。アプリ上で在庫確認や注文を可能にし、店舗受け取りとEC利用を組み合わせたOMO型の購買体験を強化する。

店舗とECの連携では、店頭で提案された商品をその場でネットで購入できる仕組みを整えるほか、商品一覧や店舗在庫の確認も実現。さらに、買い替えや買い忘れを防ぐアラートから、そのまま購入につなげる仕組みの構築もめざす。

こうしたAI活用やID統合によるデータ活用を進める前提として、ツルハホールディングスは基盤整備を重視する。システム、マスター、データの統合を優先的に進め、成長の前提となる基盤と位置付ける。AIエージェントや全店舗の在庫可視化などについては、3年後の提供開始をめざし準備を進めている。推進体制としては、情報システム部に統合推進部門を設置し、DXには100人体制で取り組む。

この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
furukawa

オンワードHDの2026年2月期EC売上は580億円、EC構成比は28.3%/イオンがジーフットを完全子会社化【ネッ担アクセスランキング】

6 日 9 時間 ago
  1. オンワードHDの2026年2月期EC売上は580億円、EC構成比は28.3%。リアル店舗+EC連携のOMO施策が貢献

    オンワードホールディングスのEC化率は前期比0.7ポイント減の28.3%。EC売上高における自社ECの売上比率は同3.0ポイント減の78.6%だった。

    鳥栖 剛[執筆]

    4月13日 8:30

    オンワードHDの2026年2月期EC売上は580億円、EC構成比は28.3%。リアル店舗+EC連携のOMO施策が貢献
    • 21
  2. イオンがジーフットを完全子会社化、その理由は? EC事業は「ASBeeアプリ」導入で会員増+大型販促で売上9%増

    イオンはジーフットを完全子会社化し、グループ連携を強化して再成長をめざす。7期連続赤字の一方、ECは「ASBeeアプリ」による会員増と大型販促が寄与し、売上高は前期比9%増となった。

    鳥栖 剛[執筆]

    4月10日 9:30

    イオンがジーフットを完全子会社化、その理由は? EC事業は「ASBeeアプリ」導入で会員増+大型販促で売上9%増
  3. 売上高3000億円をめざすオンワードHDの経営戦略とは? EC化率は3割、会員数2000万人をめざす計画

    オンワードHDは2031年2月期に連結売上高3000億円をめざす成長戦略のなかで、EC化率30%、自社EC比率80%、会員数2000万人を目標に掲げた。戦略強化ブランドの販路拡大や自社ECの強化を通じて、顧客基盤も強化を進める。

    鳥栖 剛[執筆]

    4月14日 9:00

    売上高3000億円をめざすオンワードHDの経営戦略とは? EC化率は3割、会員数2000万人をめざす計画
  4. 食品ECの北国からの贈り物、民事再生手続き。スポンサー候補「食共創パートナーズ」の下で事業再建

    北国からの贈り物が民事再生手続の開始決定を受けた。スポンサー候補に食共創パートナーズを挙げ、ふるさと納税事業とEC事業は継続しながら再建を進める。

    鳥栖 剛[執筆]

    4月13日 7:00

    食品ECの北国からの贈り物、民事再生手続き。スポンサー候補「食共創パートナーズ」の下で事業再建
  5. 新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ
    「Google春のアプデ祭」。サイト運営でAIをたぶらかすことはしないように!【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2026年3月14日~4月10日のニュース

    酒匂 雄二[執筆]

    4月14日 8:00

    「Google春のアプデ祭」。サイト運営でAIをたぶらかさないように【ネッ担まとめ】
  6. AIが「買い物代行」するのはまだ先? AIが「相談相手」として浸透する時代にEC事業者が押さえておくべきポイント

    AIが買い物の相談相手として消費者に浸透しつつあり、AIショッピングアシスタントが続々と登場するなかで、EC事業者は何を押さえておくべきなのかを解説します

    出田 晴之[執筆]

    4月13日 8:00

    AIが「買い物代行」するのはまだ先? AIショッピングアシスタントが増加する時代、EC事業者はどのようにAIを向き合うべきなのか
  7. Amazonの新しいAI搭載ショッピング機能「Help Me Decide」とは

    Amazonが米国で展開するAI搭載ショッピング機能「Help Me Decide」は、閲覧・購買履歴やレビューをもとに最適な商品を提案し、購入判断を後押しする。

    鳥栖 剛[執筆]

    4月10日 9:00

    Amazonの新しいAI搭載ショッピング機能「Help Me Decide」とは
  8. 中東情勢が商品供給に影響、カウネットが販促企画からゴミ袋・使い捨て手袋・梱包テープ・ストレッチフィルムなどを除外

    カウネットは中東情勢の緊迫化を受け、一部商品の輸入・配送遅延が発生していると公表。供給不安を踏まえ、「カウネットスーパーセール」などの販促企画からゴミ袋や使い捨て手袋、梱包テープ、ストレッチフィルムなど一部商品・カテゴリを除外する。

    鳥栖 剛[執筆]

    4月15日 7:00

    中東情勢が商品供給に影響、カウネットが販促企画からゴミ袋・使い捨て手袋・梱包テープ・ストレッチフィルムなどを除外
  9. 国内ユニクロ事業の2026年上期のEC売上は893億円で8.4%増

    連結売上高は前年同期比14.8%増の2兆552億円。国内ユニクロ事業の売上高は同7.4%増の5817億円だった。

    鳥栖 剛[執筆]

    4月13日 7:30

    国内ユニクロ事業の2026年上期のEC売上は893億円で8.4%増
  10. AI利活用時に損害が発生した際の民事責任は? 経産省が解釈における考え方をまとめた「AI利活用における民事責任の解釈適用に関する手引き」を公開

    経産省は、AI活用時に損害が発生した場合の民事責任に関する考え方を整理した手引きを公表した。画像生成AIやAIエージェントの想定事例も示し、EC事業者にとっては広告制作や商品画像活用、業務自動化における責任範囲を見直す材料となりそうだ。

    鳥栖 剛[執筆]

    4月14日 9:30

    AI利活用時に損害が発生した際の民事責任は? 経産省が解釈における考え方をまとめた「AI利活用における民事責任の解釈適用に関する手引き」を公開

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

この記事の筆者

藤田遥

ネッ担編集部

保険系SE→ECサイト運営を経て、編集未経験でインプレスに入社し、ネットショップ担当者フォーラム編集者に。趣味は音楽を聴く、ゲーム、ショッピング。ライブと買い物に行くとき以外は基本的にインドア派。カレーとコーラが好き。

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STRACTがAIショッピングアプリ「PLUG」に「実質価格機能」を実装、還元条件を加味した本当の価格を表示

6 日 9 時間 ago
STRACTがAIショッピングアプリ「PLUG」に「実質価格機能」を実装、還元条件を加味した本当の価格を表示
エンドユーザーのアカウント情報に基づき、還元条件をAIが自動計算する。各サイトを往復して計算する手間を省き、「本当の最安値」の特定を助ける
ohshima2026年4月17日

STRACTはこのほど、AIショッピングアプリ「PLUG(プラグ)」で、「実質価格機能」の提供を開始した。大手ECモールごとの会員ランクや、利用しているクレジットカードの還元率など、エンドユーザーの複雑な還元条件を反映した実質価格をAIが自動で計算する。

AIがエンドユーザー1人ひとりに向けた実質の価格を表示する
AIがエンドユーザー1人ひとりに向けた実質の価格を表示する

「実質価格機能」は、アプリ上でエンドユーザーのアカウントランクや利用カードを設定すると、各モールのキャンペーンや還元率を自動計算し、表示価格からポイント還元分を差し引いた実質価格を算出する機能。

対象のECモールは「Amazon」「Yahoo!ショッピング」「楽天市場」。一度設定すれば、アプリ内の画面でポイント還元を反映した実質価格を自動で算出・表示する。ECモールごとの割引・ポイント還元キャンペーンも自動反映する。エンドユーザーは、どのモールでの買い物が得になるかを判断できる。

「PLUG」における「実質価格機能」の使用イメージ
「PLUG」における「実質価格機能」の使用イメージ

大手ECモール間の経済圏競争が激化するなか、会員ランクやクレジットカードの利用状況に応じてポイント還元率が変動し、同一商品でもユーザー属性によって実質価格が異なるケースが増加。複数のモールを横断して最安値を把握することは困難になっている。こうした市場の動向を受け、STRACTは「実質価格機能」を開発した。

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

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ohshima

Temu、模倣品や海賊版対策に取り組む国際団体IACCに加盟。IP保護・消費者保護を強化

6 日 10 時間 ago
Temu、模倣品や海賊版対策に取り組む国際団体IACCに加盟。IP保護・消費者保護を強化
「Temu」はIACCとはこれまでにも覚書を締結しており、今回の加盟は既存のパートナーシップをさらに発展させるものとなる。IP保護の取り組みの一環となる
ohshima2026年4月17日

中国PDDホールディングスのECモール「Temu(テム)」は、模倣品や海賊版対策に取り組む国際団体国際模倣対策連合(IACC)に加盟した。「Temu」が従前から実施してきた知的財産(IP)保護プログラムの取り組みの一環。

「Temu」はIP保護・消費者保護の強化に向けた取り組みを推進している
「Temu」はIP保護・消費者保護の強化に向けた取り組みを推進している

IACCは40以上の国・地域で250以上の企業や団体が参画するネットワーク。「Temu」はIACCの一般会員として加盟し、ブランド企業、業界団体、規制当局との連携強化を図る。業界横断のワーキンググループへの参加や知見の共有を通じて、IPの保護や消費者保護の取り組みを進める。

今回の加盟は、「Temu」とIACCとの既存のパートナーシップを強化するもの。「Temu」は2025年5月にIACCと覚書(MOU)を締結しており、IACCが同時期に設立した、オンラインマーケットプレイス、決済事業者、グローバルブランドなどが参加する業界横断フォーラム「Marketplace Advisory Council(MAC)」の創設メンバーとして参画している。

消費者とブランドの両方から信頼されるマーケットプレイスを構築する上で、IP保護は不可欠。IACC加盟は、「Temu」のIP保護に対する継続的な取り組みを示すものだ。業界関係者やステークホルダーとの建設的な連携をさらに深めていきたい。(「Temu」 広報担当者)

知的財産保護に関連する「Temu」の取り組み

「Temu」から従前から取り組んでいるIPの保護体制は、出店者審査、商品掲載前のスクリーニング、商品掲載後の24時間365日の監視など。監視データベースには6700以上のブランド情報を登録し、3800万点以上の画像と900万以上のキーワードを監視に活用しているという。2024年4月に開始した「Brand Guardian Initiative」を通じて1500以上のブランドと連携し、権利行使ツールの提供、個別サポート、データインサイトの共有を行っている。

「Temu」のこれまでの取り組み

「Temu」は2023年7月に日本市場に参入。2025年1月から日本国内の事業者向けに招待制で出店申込の受付を開始した。同年5月からは招待なしでも出店ができるようにし、より多くの販売者が「Temu」に参加できる仕組みに拡大している。

2026年1月には、オンラインマーケットプレイスにおける製品安全基準の強化を目的として、消費者庁が主導する自主的な取り組みである「日本製品安全誓約」に署名した。

加えて2026年2月には、試験・検査・認証機関の「DEKRA(デクラ)」と提携し、マーケットプレイスにおける製品の安全、コンプライアンス、品質保証体制を強化。「DEKRA」は「Temu」に出品される一部の電子製品カテゴリーを対象に、独立した試験サービスを出店者に提供している。

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

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ohshima

eBay Japan運営のECモール「Qoo10」、活躍したビューティーブランドを表彰するアワードでグランプリに韓国コスメ「CHARDE」を選出

1 週間 ago
「Qoo10」が初開催したアワード「2026 Qoo10 メガデビュー アワード」では日本企業の2ブランド(ヘアケアカテゴリーの「LOVEPASSPORT SINORU」、スキンケアブランド「CICIBELLA BEAUTY」)も選出した。

ECモール「Qoo10」を運営するeBay Japanは4月14日、韓国・ソウル市のフォーシーズンズホテルで活躍したビューティーブランドを表彰する「2026 Qoo10 メガデビュー アワード」の授賞式を実施した。

「2026 Qoo10 メガデビュー アワード」は今回が初開催。国内内外の新たなビューティーブランドを紹介する企画「メガデビュー」(2025年4月にスタート)を通じて、1年間(2026年4月第1週まで)にデビューした200ブランドから、優秀ブランドを表彰するアワードだ。

「Qoo10」内のビューティーカテゴリーにおける売り上げ、成長率、定着指標といった各種実績データから総合的に表彰店舗を選考。国内外から全11ショップを選出した。

ECモール「Qoo10」を運営するeBay Japanは4月14日、韓国・ソウル市のフォーシーズンズホテルで活躍したビューティーブランドを表彰する「2026 Qoo10 メガデビュー アワード」の授賞式を実施した
国内外から全11ショップが選出された

初代グランプリは韓国コスメブランド「CHARDE」

今回、200ブランドの頂点「Mega Debut Grand Prize」(総合1位)には、スキンケアカテゴリーの韓国コスメブランド「CHARDE」を選出した。「CHARDE」は「肌に真剣なブランド」をテーマに、日本でもSNSや美容系インフルエンサーから注目を集めており、独自の製品力と戦略的マーケティングで高い販売実績を記録したという。

日本発の2ブランドも受賞

日本企業は2社、選出された。

売上実績を中心に卓越した成果を示したブランドを表彰する「Best Performance」(カテゴリー別ベストパフォーマンス賞)には、ヘアケアカテゴリーの「LOVEPASSPORT SINORU」を選出。運営会社のフィッツコーポレーションは、オリジナルの香水やコスメなどの企画開発・販売などを手がける企業で、2025年6月期の売上高は69億6000万円。

記録的なデビューインパクトと成長性を示し、今後の活躍が期待される各カテゴリーのトップブランドを表彰する「Rising Star」(カテゴリー別ライジングスター賞)では、スキンケアブランド「CICIBELLA BEAUTY」を選出した。

「CICIBELLA BEAUTY」を手がけるのはLa Bella。コロナ禍にプリーツマスクの販売が軌道に乗り、「CICIBELLA」を立ち上げ。立体マスクの製造・販売を本格化し、大手ECモ一ルの総合ランキングを獲得。美と健康に関する商材の取り扱いにシフトしていった。事業規模は100億円に達しているという。

ECモール「Qoo10」を運営するeBay Japanは4月14日、韓国・ソウル市のフォーシーズンズホテルで活躍したビューティーブランドを表彰する「2026 Qoo10 メガデビュー アワード」の授賞式を実施した
「2026 Qoo10 メガデビュー アワード」が開かれた会場の様子

「2026 Qoo10 メガデビュー アワード」受賞結果一覧

アワード受賞ブランドカテゴリー
Mega Debut Grand PrizeCHARDEスキンケア
Best PerformanceEIoMスキンケア
Best PerformanceAOUメイクアップ
Best PerformanceLOVEPASSPORT SINORUヘア
Best PerformanceYtningボディ
Best PerformanceVeganery by d'Albaインナービューティー
Rising StarCICIBELLA BEAUTYスキンケア
Rising StarRISKYメイクアップ
Rising StarLa fermeヘア
Rising Starbarenボディ
Rising StarNE:ARインナービューティー

この記事の筆者

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

元プロボクサー。戦績は5戦3勝(1KO)2敗。 流通・通販・インターネット通販の専門新聞の編集記者を経て、ECのベンダー企業で新規事業の立ち上げ、マーケティングなどを担当。その後、インプレスに入社、Webメディア「ネットショップ担当者フォーラム」の立ち上げに参画。デスク → 現在は編集長。趣味は飲酒、地域活性化活動。
ご意見、ご感想、タレコミなどはFacebookTwitterまで。

takikawa

なぜBtoBマーケティングは「認知」だけでは勝てないのか? 「CEP・CEPsと第一想起」で読み解くRFP前に決まる勝負

1 週間 ago

BtoBマーケティングの現場では、「認知はあるはずなのに商談につながらない」「名前は知られているのに検討リストに入らない」という悩みが繰り返し起きています。

その理由は単純で、BtoBでも勝負は比較の場から始まるのではなく、案件が立ち上がった瞬間、どの会社を思い出すかで、ショートリスト(最終候補者名簿)が決まっているからです。


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ZETAのAIレコメンドエンジン「ZETA RECOMMEND」が、 マルチアングルレコメンド表示に対応

1 週間 ago
ユーザーのコンテキストに合わせて複数のレコメンド軸で商品を表示し、ECの購買体験の高度化につなげる

ZETAは、AIレコメンドエンジン「ZETA RECOMMEND」の拡張機能として、商品データ、ジャンル、ハッシュタグなどの要素と、ユーザーのコンテキストや行動特性などから、多様なレコメンド表示を実現する「マルチアングルレコメンド」に対応したと発表した。

実店舗のディスプレイや陳列棚のように、ECサイト上で縦横スクロールを実現

「マルチアングルレコメンド」は、複数のレコメンドアプローチを店舗におけるディスプレイや陳列棚のように、ECサイト上で縦横無尽にスクロール可能な形で表示すること。

AIレコメンドエンジン「ZETA RECOMMEND」の拡張機能として、商品データ、ジャンル、ハッシュタグなどの要素と、ユーザーのコンテキストや行動特性などを元に、多様なレコメンド表示を実現する「マルチアングルレコメンド」に対応

たとえば、縦方向には「ハッシュタグによるレコメンド」「行動履歴によるパーソナライズされたレコメンド」「人気商品によるレコメンド」「ユーザーによるキュレーションされたレコメンド」といった複数のレコメンドパターンを並べる。各レコメンドパターンでは、カルーセル表示のような横方向のレコメンドで商品群を表示し続けられる。また、ユーザーはレコメンドの縦軸の設定や並び替えを自由に行える。

ZETAが提供する「マルチアングルレコメンド」の特長は次の通り。

さまざまな種類のレコメンドを表示することで、ユーザーのCX向上、サイト滞在時間の増加につなげられる

ユーザーがどのようなタイプのレコメンドを求めているかは、タイミングごとにさまざまだ。多様なレコメンドを表示することで、ユーザーの顧客体験を向上し、実店舗のように購買体験自体を楽しむことができる。また、レコメンドの種類自体をユーザーがカスタマイズすることで、質の高いCXを実現するという。

「ZETA CXシリーズ」との連携による相乗効果

多様なレコメンドを創出するためには、豊富な商品データとユーザーのファーストパーティデータの活用が重要となる。「ZETA CXシリーズ」は、EC商品検索エンジン、ハッシュタグ活用エンジン、クチコミ・Q&Aエンジン、キュレーションエンジンなどがあり、各製品が扱う商品データやユーザー行動履歴をAIレコメンドと連携することで、さまざまなバリエーションのレコメンドを実現する。

特にハッシュタグは、商品データ、ユーザー行動履歴に加えて、他のユーザーが注目しているトレンドワードも活用できる。また、EC商品検索エンジンと連動することで、ユーザーの検索クエリに基づいたレコメンドの創出も可能だ。

AI活用による高度なレコメンド処理

詳細な商品データ、多様なユーザーのファーストパーティデータ、他のユーザーによるUGCなどを活用するには、AIの活用が必須となる。国内大手ECの事例も多く、AI活用に強みを持つ「ZETA RECOMMEND」は、ユーザーに多様かつ最適なレコメンドの提案を行い、CVR、AOV(注文あたり購買単価)、LTV(顧客生涯価値)などの向上につなげるという。

ユーザーのショッピング体験向上をめざし、機能を提供

ECサイトがリテールメディア化し、単なる購買の場からショッピング体験を楽しむメディアとして進化しつつあるなかで、ユーザーと商品のエンゲージメントの重要性はさらに高まってきている。

ZETAは、EC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」とAIレコメンドエンジン「ZETA RECOMMEND」、ハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」、ロイヤルティ向上エンジン「ZETA ENGAGEMENT」、またECキュレーションエンジン「ZETA BASKET」などを提供している。

これからのECサイトはこれらをシームレスに接続することで、よりユーザーがワクワクするショッピング体験を提供していくことでCXがより高まると考え、「マルチアングルレコメンド」機能の提供に至った。

「ZETA RECOMMEND」とは

パーソナライズされたレコメンドで潜在ニーズを発掘し、収益とユーザーの満足度向上を支援するマーケティングソリューション。

閲覧経路などのデータからリアルタイムでパーソナライズしたレコメンド、同じ商品をチェックしたユーザーが閲覧している商品を提示するといった機能がある。

「ZETA RECOMMEND」の基本機能
「ZETA RECOMMEND」の基本機能(画像は「ZETA CX」サイトからキャプチャ)

この記事の筆者

藤田遥

ネッ担編集部

保険系SE→ECサイト運営を経て、編集未経験でインプレスに入社し、ネットショップ担当者フォーラム編集者に。趣味は音楽を聴く、ゲーム、ショッピング。ライブと買い物に行くとき以外は基本的にインドア派。カレーとコーラが好き。

fujita-h

DGビジネステクノロジーとインターファクトリーが連携、「EBISUMART」でレビューの収集・管理・活用を標準機能で提供

1 週間 ago
DGビジネステクノロジーとインターファクトリーが連携、「EBISUMART」でレビューの収集・管理・活用を標準機能で提供
「EBISUMART」利用企業に低コスト・短期間でレビュー基盤の立ち上げを提供する。レビュー収集、活用、分析まで包括的な支援を提供するという
ohshima2026年4月16日

デジタルビジネスの総合支援を手がけるDGビジネステクノロジー(DGBT)は4月14日、ECサイト向けレビュー管理サービス「NaviPlusレビュー」が、インターファクトリーのクラウドコマースプラットフォーム「EBISUMART(エビスマート)」と標準連携したと発表した。

レビューエンジン「NaviPlusレビュー」がクラウドコマースプラットフォーム「EBISUMART」と標準連携を開始した
レビューエンジン「NaviPlusレビュー」がクラウドコマースプラットフォーム「EBISUMART」と標準連携を開始した

「EBISUMART」との標準連携のポイント

低コスト・短期間でレビュー基盤を立ち上げ

「EBISUMART」でECサイトを構築・運営する事業者は、標準化された接続仕様・UIテンプレートで「NaviPlusレビュー」を利用でき、効率的にレビュー基盤を立ち上げることが可能になる。レビューのための開発費用や工数の抑制につながる。

レビューの収集・管理・活用を標準機能として提供

レビューの継続的な収集、投稿促進、管理、分析・施策反映までを標準機能として提供する。

導入事業者は、購買後の自動レビューリクエストメール、AIによる投稿サポート機能により、レビュー投稿数の増加と内容を充実させることが可能。レビュー管理の観点では、承認ルールの設定や、AIによる返信サポート機能により、運用負荷の軽減と対応品質の向上につながるとしている。

データ活用の観点では、Google検索への構造化データ連携によって、SEO強化やAI検索に最適化。レビュー投稿を起点にしたメール施策による顧客育成や、AIによるレビュー分析を通じて商品の改善につなげることができるという。

検索・レコメンドと連動

「EBISUMART」で「NaviPlusサーチ」「NaviPlusレコメンド」を併用している場合は、「NaviPlusレビュー」で蓄積した評価点数やレビュー件数データを検索結果やレコメンド表示に連動できる。レビュー情報を接客導線全体で機能させ、回遊促進、CVR向上につなげることが可能だ。

連携の背景と展望

DGBTによると、ECにおいてレビューは商品選定・購入判断時の重要な情報源であり、UGCの中でも信頼度が高い。生成AIの活用が広がるなか、実体験に基づくレビューは一次情報としての重要性も増している。その一方、自社ECではレビュー収集・運用に十分なリソースを割けず、活用しきれていないケースが多いという。

DGBTは連携を通じて、「EBISUMART」利用企業のレビュー活用の高度化を支援する。今後も「NaviPlus」シリーズをはじめとした周辺ソリューションとの連携強化を推進し、統合的なサイト内接客基盤の拡充を図るとしている。

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

(function(){ try{ var googletag = window.googletag || {cmd: []}; googletag.cmd.push(function() { const adUnitPath = '/49282802/ipc-netshop/pc-all/hyb101', adSizes = [[["fluid"], [728, 90]]], slotElementId = 'div-gpt-ad-1549503899339-0'; const iOr=/^https:\/\/([^.]+\.)+safeframe\.googlesyndication\.com/; googletag .pubads() .addEventListener('slotResponseReceived', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } if (!evt?.slot?.getResponseInformation()) { const targetElem = document.querySelector('#'+slotElementId); if (targetElem) { targetElem.style.display = 'none'; } } }) .addEventListener('slotRenderEnded', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } const postMessageWithDebounce = Drupal.debounce(function() { const viewportWidth = window.innerWidth; const wIfr = document .querySelector('#'+slotElementId) ?.querySelector('iframe') ?.contentWindow; if (!wIfr || !wIfr.postMessage) return; wIfr.postMessage( { slot: adUnitPath, type: 'banchoSetViewportInfo', data:{ viewportWidth: viewportWidth } }, '*' ); }, 250, false); postMessageWithDebounce(); window.addEventListener('resize', postMessageWithDebounce); window.addEventListener('orientationchange', postMessageWithDebounce); }); }); } catch (e) { if (drupalSettings?.bancho?.userInfo?.insider) { console.warn(e); } } })();
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大嶋 喜子

ネット広告「わずらわしいが、仕方がない」は3割強、「気になるものや興味があるもの、面白いものなら内容を読む」が約25%

1 週間 ago
ネット広告「わずらわしいが、仕方がない」は3割強、「気になるものや興味があるもの、面白いものなら内容を読む」が約25%
マイボイスコムの調査によると、インターネット広告に「わずらわしいが、仕方がない」と感じる人は3割強だった。一方で、「気になるものや興味があるもの、面白いものなら内容を読む」は約25%で、広告への受け止め方に温度差がみられた。
furukawa2026年4月16日

マイボイスコムは4月9日、「インターネット広告」に関する調査結果を発表した。それによると、インターネット広告に対する意識として「わずらわしいが、仕方がないと思う」が33.6%で最も多く、「気になるものや興味があるもの、面白いものなら内容を読む」が24.9%で続いた。

直近1年間に表示されたインターネット広告の種類は、「バナー広告」が71.2%で最多。「動画広告」「コンテンツや記事の間に表示される広告」がそれぞれ5割強で続いた。属性別では、「読んだり見たりするために、視聴が必要な広告」が表示されたとする回答は女性で比率が高く、特に女性30~50代で目立った。「SNSのタイムラインに表示される広告」は若年層、「スマホのアプリやゲームで、アイテムや特典がもらえる広告」は女性30~40代で比率が高かった。

広告内容を読む度合いについては、直近1年間に広告が表示された人のうち、「だいたい読む」「読むこともある」を合わせて3割強だった。女性の10代・20代で比率が高かった。広告内容を読む率は年々低下傾向にある。

広告内容を読む率は年々低下傾向に

広告が表示された際の行動では、「広告を閉じた」が53.6%、「広告を間違えてクリックした」が50.6%、「この広告を表示しない・報告するなどの操作をした」が31.3%だった。「広告をクリックした(意図的に)」は19.8%で、2020年の調査以降は減少傾向にあるという。特に「広告を間違えてクリックした」「広告が表示された部分を見ないように、すぐスクロールした」は女性で比率が高く、女性の30~50代で目立った。

広告が表示された際の行動では、「広告を閉じた」が53.6%でトップ

内容を読む広告の特長では、「興味がある商品・サービス・企業など」が38.6%で最多。「過去に利用・購入したり、閲覧・検索したものに関連する広告」「間違えてクリックした広告」が各1割強だった。内容を読む広告の種類は、「バナー広告」が12.6%、「コンテンツや記事の間に表示される広告」「続きを読んだり、コンテンツを見たりするために視聴が必要な広告」が各8%台となった。

インターネット広告に対する意識では、「わずらわしいが、仕方がないと思う」が33.6%で最も多く、「気になるものや興味があるもの、面白いものなら内容を読む」が24.9%で続いた。「広告が表示されたWebサイトやアプリなどの印象が悪くなる」「広告の商品・サービスに対する印象が悪くなる」は各2割弱だった。

インターネット広告に対する意識では、「わずらわしいが、仕方がないと思う」がトップ

自由記述では、広告の閉じにくさや動画視聴中の割り込み、音量差などに不快感を示す声も寄せられた。

調査概要

  • 調査対象:マイボイスコムのアンケートモニター
  • 調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
  • 調査時期:2026年3月1日~3月7日
  • 回答者数:1万1300人

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

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(function(){ try{ var googletag = window.googletag || {cmd: []}; googletag.cmd.push(function() { const adUnitPath = '/49282802/ipc-netshop/pc-all/hyb101', adSizes = [[["fluid"], [728, 90]]], slotElementId = 'div-gpt-ad-1549503899339-0'; const iOr=/^https:\/\/([^.]+\.)+safeframe\.googlesyndication\.com/; googletag .pubads() .addEventListener('slotResponseReceived', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } if (!evt?.slot?.getResponseInformation()) { const targetElem = document.querySelector('#'+slotElementId); if (targetElem) { targetElem.style.display = 'none'; } } }) .addEventListener('slotRenderEnded', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } const postMessageWithDebounce = Drupal.debounce(function() { const viewportWidth = window.innerWidth; const wIfr = document .querySelector('#'+slotElementId) ?.querySelector('iframe') ?.contentWindow; if (!wIfr || !wIfr.postMessage) return; wIfr.postMessage( { slot: adUnitPath, type: 'banchoSetViewportInfo', data:{ viewportWidth: viewportWidth } }, '*' ); }, 250, false); postMessageWithDebounce(); window.addEventListener('resize', postMessageWithDebounce); window.addEventListener('orientationchange', postMessageWithDebounce); }); }); } catch (e) { if (drupalSettings?.bancho?.userInfo?.insider) { console.warn(e); } } })();
(function(){ var googletag = window.googletag || {cmd: []}; googletag.cmd.push(function() { googletag .pubads() .addEventListener('slotResponseReceived', function(evt) { // いろんな枠のイベントが飛んでくるので自分のだけフィルタ if (evt.slot.getAdUnitPath() != '/49282802/ipc-netshop/pc-all/hyb101') { return; } document.getElementById('div-gpt-ad-1549503899339-0')?.classList?.add('dfp-ad-loaded'); }); googletag.display('div-gpt-ad-1549503899339-0'); }); })();

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鳥栖 剛

取扱高100億円ペースでM&Aを継続的に仕掛ける――ジェイドグループ田中社長が語るこれまでの振り返りと大きなロードマップ

1 週間 ago
取扱高100億円ペースでM&Aを継続的に仕掛ける――ジェイドグループ田中社長が語るこれまでの振り返りと大きなロードマップ
ジェイドグループの田中裕輔社長は、今後5年間にわたり毎年取扱高100億円規模のM&Aを継続する方針を示した。物流とITの統合を軸にしたPMIで収益性を高めながら、2030年度の取扱高1000億円、営業利益100億円の実現をめざす。
furukawa2026年4月16日

靴やアパレルのECサイト「LOCONDO.jp」やファッションモール「MAGASEEK」「d fashion」を運営するジェイドグループの田中裕輔社長は、4月14日に公表した株主向けメッセージ「株主への手紙」で、2026年2月期業績の振り返り、今後5年間にわたって取扱高100億円規模のM&Aを継続的に実行する方針を示した。M&AとPMI(買収後統合)を成長戦略の中核に据え、2030年度に取扱高1000億円、営業利益100億円の達成をめざす。

取扱高100億円ペースでM&Aを継続的に仕掛ける――ジェイドグループ田中社長が語るこれまでの振り返りと大きなロードマップ
ジェイドグループは2030年度に取扱高1000億円達成をめざす(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

連続的なM&Aとスピーディーな買収後の統合が効果を発揮

田中社長は2026年2月期について、連続的なM&AとスピーディーなPMIが効果を発揮し始めたと評価。2025年度はNTTドコモから譲り受けたマガシーク、ベネッセから譲受した「サンキュ!」、ロイヤルのPMIがグループの営業利益増加に寄与したという。

ジェイドグループのM&A戦略の特長として田中社長が強調したのが、「物流とITの統合」と「事業の選択と集中」だ。これまで事業譲受を含め15件のM&Aを実施しており、いずれも物流とITの統合を軸にPMIを進めてきた。

EC事業では物流コストとITコストが大きな固定費となるため、それらを統合することで収益性の向上を実現。加えて、在庫と情報を一元管理することで、ロコンドなどのECモール事業におけるクロスセルの促進にもつながるとしている。

一方で、買収した事業をそのまま維持するのではなく、不採算事業や収益性の低い販路を見直す「選択と集中」も徹底。リーボックジャパンでは採算の悪い販路を縮小し、マガシークでは赤字事業やブランド買い取りを中止、ロイヤルでも赤字事業や小規模事業を停止したと説明した。

事業スタートから振り返る成長の軌跡

田中社長は現在の「M&AとPMI」を軸とする戦略に至るまでの経緯も振り返った。2011年に靴の通販サイト「ロコンド」を開始した当初は、返品・交換無料を打ち出した「試着できる通販サイト」として成長。その後、成長率の鈍化を受け、販売商品の確保を目的にBtoBのプラットフォーム事業を拡大した。

公式サイト運営支援の「BOEM」、物流受託の「e-3PL」、店舗欠品フォローの「LOCOCHOC」、店舗在庫販売の「LOCOPOS」などを展開し、BtoB売上の拡大とBtoCモール事業の品ぞろえ強化を両立してきた。

2018年にはデヴィ夫人を起用したテレビCMの展開、2020年以降はYouTuberとのコラボによるD2C戦略を展開し、認知拡大と売上成長を図った。しかし、競争激化や施策効果が薄れたことにより、こうした取り組みには限界も見え始めたという。そこで台頭したのが、M&Aによって「商品」と「会員基盤」を同時に強化し、PMIで収益性を高める現在の戦略だ。

今後のロードマップであげたのは、2026年度から2030年度までの5年間にわたり、年間平均で取扱高100億円規模のM&Aを継続することだ。ただ、M&Aは案件次第で変動するため、年によっては100億円に届かない可能性もあるとしつつ、平均ではこの水準を維持するという。PMIを徹底しながら、「取扱高1000億円×限界利益率16%-固定費60億円=営業利益100億円」という計算式に基づき、経営管理を進める。

なお、2027年2月期の業績計画について、当初は新たなM&Aを織り込まない形で公表する予定だったが、5月27日に開示する方針へ変更。ロイヤルが2026年度計画に与える影響を精査する必要があることに加え、グループ取扱高や営業利益に大きな影響を与えるReebokの大型コラボ企画を控えており、その影響を見極めて公表するとしている。

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

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(function(){ try{ var googletag = window.googletag || {cmd: []}; googletag.cmd.push(function() { const adUnitPath = '/49282802/ipc-netshop/pc-all/hyb101', adSizes = [[["fluid"], [728, 90]]], slotElementId = 'div-gpt-ad-1549503899339-0'; const iOr=/^https:\/\/([^.]+\.)+safeframe\.googlesyndication\.com/; googletag .pubads() .addEventListener('slotResponseReceived', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } if (!evt?.slot?.getResponseInformation()) { const targetElem = document.querySelector('#'+slotElementId); if (targetElem) { targetElem.style.display = 'none'; } } }) .addEventListener('slotRenderEnded', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } const postMessageWithDebounce = Drupal.debounce(function() { const viewportWidth = window.innerWidth; const wIfr = document .querySelector('#'+slotElementId) ?.querySelector('iframe') ?.contentWindow; if (!wIfr || !wIfr.postMessage) return; wIfr.postMessage( { slot: adUnitPath, type: 'banchoSetViewportInfo', data:{ viewportWidth: viewportWidth } }, '*' ); }, 250, false); postMessageWithDebounce(); window.addEventListener('resize', postMessageWithDebounce); window.addEventListener('orientationchange', postMessageWithDebounce); }); }); } catch (e) { if (drupalSettings?.bancho?.userInfo?.insider) { console.warn(e); } } })();
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米Dellの幹部が語る「エージェント型AI」の現状。「検索結果をまとめ、トラフィックを誘導する新たな手段になる」

1 週間 ago
米Dellの幹部が語る「エージェント型AI」の現状。「検索結果をまとめ、トラフィックを誘導する新たな手段になる」takano-mai2026年4月16日世界を先読み!日本独占配信 米国でもっとも有名なEC専門メディア『Digital Commerce 360』からの最新記事海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

Dellではエージェント型AIからのECサイトへのトラフィックが増加傾向にあります。ただ、幹部は「現時点では、激変と言えるほどの影響はまだ感じられない」と話しており、AIによる将来的な買い物の仕方の変革には懐疑的です。幹部がそのように考える理由と、Dellなど大手企業のAI活用の取り組みを解説します。

AI流入拡大も「評価はそれほど」

家電・PCブランド大手のDell(デル)のECサイトではここ数か月、エージェント型AIをソースとするトラフィックが増加しています。Dellによると、「ただし、いくつかの条件付き」です。

Dellのグローバル・コンシューマー・レベニュー・プログラム責任者であるブリアナ・ファウラー氏は、米国のEC専門紙『Digital Commerce 360』の取材に対し、現時点ではエージェント型AIの実力について、「今のところ、それほど評価はしていない」と話しました。

エージェント型AIからのトラフィックの増加は見られるものの、今のところ、劇的な変化をもたらすほどの影響や、私の常識を完全に覆すほどのインパクトは感じていません。現在のエージェント型ショッピングの実際の実力と、将来的に実現し得る可能性の間にはまだ大きな隔たりがあると考えているので、現状には満足していません。(ファウラー氏)

Dell グローバル・コンシューマー・レベニュー・プログラム責任者 ブリアナ・ファウラー氏(画像はLinkedInから編集部が追加)
Dell グローバル・コンシューマー・レベニュー・プログラム責任者 ブリアナ・ファウラー氏(画像はLinkedInから編集部が追加)

AIコマースランキングで上位にランクイン

『Digital Commerce 360』の「2026年版:米国ECの現状レポート」では、AIにフォーカスした「AIコマースランキング」を掲載。小売ECにおいて「AIによる商品の発見」という観点で最もAIの恩恵を受けている企業を掲載しています(売上高ランキングとは必ずしも一致しません)。

このAI指標のランキングにおいて、Dellは第5位にランクイン。同じく『Digital Commerce 360』による北米売上高トップ2000社で上位10社に入っていないものの、AIコマース分野でトップ10入りを果たした4つの小売事業者のうちの1社です。

『Digital Commerce 360』によると、この順位の変動は「極めて意味深い」そうです。なぜなら、このランキングはAIプラットフォームによるレコメンデーションが売上拡大につながりやすいブランドはどこかを示すだけでなく、「どの商品カテゴリーがAIによる発見チャネルに適しているか」を浮き彫りにしているからです。

DellによるAIエージェントの取り組み

ファウラー氏によると、Dellは自社ECサイトを巡回するAIエージェントへの対応について、暫定的な戦略をすでに構築。「現在、多くの取り組みを進めています」とファウラー氏は話します。

大規模言語モデル(LLM)とエージェント型ショッピングをどのように連携させるのが最適かを探るため、現在、テストや概念実証(PoC)の段階です。AIエージェントの影響で将来起こり得ることの予測は、DellのIT部門のリーダーシップ層の見解と、現場の私が「これは起こり得る、これは起こらない」と考えていることの間には、おそらく多少の相違があるでしょう。新しいテクノロジーが市場に登場し、人々の買い物の仕方を変えるのは、これが初めてではありませんから。(ファウラー氏)

ファウラー氏は、フードデリバリーサービスのDoorDashやUber Eatsがレストランのオンライン注文のあり方を変えた例をあげました。現在、これらの企業やInstacartは、小売事業者のためのラストワンマイルの配送も担っています。また、「台頭するAI技術は、旅行予約の比較サイトが登場した時と同じような影響を及ぼす可能性がある」(ファウラー氏)とも話しています。

AIが主要な買い物手段になるかどうかは懐疑的

ファウラー氏は、LLMやエージェント型AIに対して「あくまで現実的な期待」を持っており、エージェント型AIは「情報を集約するためのツール」、つまり「検索結果をまとめ、トラフィックを誘導する新たな手段」になると見ています

AIエージェントが主導するショッピングが、突如として大勢の人々の主要な買い方になるとは思いません。その点については、少し懐疑的な見方をしています。(ファウラー氏)

ポイントは“検索体験を助けるAI活用”

LLMやエージェント型コマースが普及するかどうかにかかわらず、ECサイトが「顧客にとって最も役立つこと」は、「優れた検索体験」を提供することだとファウラー氏は言います。

現在、小売事業者とテクノロジー企業の両方が、検索体験へのエージェント型AIの統合を加速させています。 2026年3月、ECプラットフォームプロバイダーのSalesforceとShopifyは、それぞれAIを活用した検索へのアプローチを強化しました。Salesforceは買収したCimulate(シミュレート)のAI技術を導入し、検索プロバイダーのAlgolia(アルゴリア)はShopifyとのAI連携強化を発表しました。

また、ShopifyはOpenAIの「ChatGPT」内で自社ブランドの商品を購入可能にし、このAIプラットフォームを「発見のチャネル」として活用しています。

Shopifyのフィンケルスタイン社長による、「ChatGPT」との連携を発表する動画の投稿。動画では、商品の上に「ChatGPT」アプリ内のブラウザがスライドするように表示され、そのまま購入できる様子が映し出されている(LinkedInの投稿から編集部が追加)

商品が簡単かつ苦労せずに見つからなければ、ECサイトにどれほど豊富なコンテンツやカスタマイズ機能があろうと、誰もそんなものには見向きもしません。ほしい商品が見つからなければ、顧客は去ってしまいます。フラストレーションを感じ、別の売り場へ行ってしまうのです。(ファウラー氏)

DellのECサイト訪問者の消費者行動

AIの影響に懐疑的な見方を示しつつも、ファウラー氏はDellのECサイトへのエージェント型AIからのトラフィックを注視し続けています。ファウラー氏によれば、「『ChatGPT』『Perplexity』『Claude』といったAIプラットフォームからの流入における消費者行動に一貫したパターンはまだ見られない」とのことです。

PCのようにさまざまなカスタマイズが可能な商品は、消費者にとって購入までに「かなりの比較検討や下調べ」が必要です。この比較検討や下調べが、消費者がDellのECサイトを閲覧する際の典型的な行動です。

通常、顧客はいきなり購入ボタンをクリックすることはありません。

一方で、サードパーティ(卸売事業者)が売り場で展開する電子機器カテゴリーには、消費者は基本的に下調べや閲覧に来るのではなく、買うために来ます。これはLLM経由だろうが、Google経由だろうが同じであり、行動パターン自体が異なるのです。

従って、流入元がどこであるかよりも、顧客が探している「商品の種類」の方が、その行動を決定づけていると感じています。(ファウラー氏)

この記事は今西由加さんが翻訳。世界最大級のEC専門メディア『Digital Commerce 360』(旧『Internet RETAILER』)の記事をネットショップ担当者フォーラムが、天井秀和さん白川久美さん中島郁さんの協力を得て、日本向けに編集したものです。

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この記事の筆者

Digital Commerce 360

世界最大級のネット通販業界の専門誌『Digital Commerce 360』(旧『Internet Retailer』)は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

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ロイヤルなど買収した靴のEC企業ジェイドグループがめざす取扱高1000億円の計画と現在地

1 週間 ago
ロイヤルなど買収した靴のEC企業ジェイドグループがめざす取扱高1000億円の計画と現在地
ジェイドグループは、2031年2月期に取扱高1000億円、営業利益100億円の達成をめざしている。ロイヤルなどの買収を通じたM&A戦略と既存事業の成長を両輪に、事業の拡大を狙う。
furukawa2026年4月16日

靴やアパレルのECサイト「LOCONDO.jp」やファッションモール「MAGASEEK」「d fashion」を運営するジェイドグループは、2031年2月期に取扱高1000億円、営業利益100億円を目標とする中期計画を進めている。2026年2月期の取扱高は459億3400万円で、5年間での倍増をめざす。

ロイヤルなど買収した靴のEC企業ジェイドグループがめざす取扱高1000億円の計画と現在地
取扱高を5年間で倍増をめざす(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

取扱高1000億円へ向けECモール、BtoB、ブランドの3本柱を強化

ジェイドグループは、ECモール事業、Platform(BtoB)事業、Brand事業の3本柱で事業を展開している。

ECモール事業は、2026年2月期の取扱高240億円から500億円への拡大を計画し、年平均15%の成長を見込む。品ぞろえやプロモーション、UI/UXの強化に加え、プラットフォームサービス「在庫シェアリング」の効果を活用し、オーガニック成長を促進する。さらに、NTTドコモとの業務提携による集客力向上、伊藤忠商事との連携による品ぞろえ拡充、ブランドM&Aを通じた「LOCONDO」上での売上拡大を成長ドライバーとする。

Platform(BtoB)事業は、2026年2月期の136億円から250億円への拡大を計画し、年平均12%成長をめざす。自社公式EC運営支援の「BOEM」、倉庫受託の「e-3PL」、店舗欠品フォローシステム「LOCOCHOC」、店舗POSレジ「LOCOPOS」を軸に顧客利便性を高め、OMO支援を通じたオーガニック成長を促進。加えて、伊藤忠商事との業務提携によるマガシークのEC支援ソリューションの取扱高拡大、ブランドM&Aによるプラットフォーム売上(特にBOEM)の上積みを成長ドライバーと位置付ける。

Brand事業は、2026年2月期の77億円から250億円への拡大を計画しており、3事業の中で最も高い年平均26%成長を見込む。Reebokでは、コラボレーションを含むプロモーション強化や販路拡大によって成長余地を取り込む方針。さらに、Reebok買収を通じてブランドPMI(買収後統合)のプロセスを確立したことから、今後は追加のブランドM&Aを進め、事業規模の拡大につなげる。

ECモール事業とPlatform事業で既存基盤を生かした着実な成長を積み上げつつ、Brand事業ではM&Aをテコに高成長を狙う。田中裕輔社長も株主への手紙の中で「今後5年間、毎年取扱高100億円規模のM&Aを実行していく」としている。

5年間で合計取扱高500億円規模のM&Aと既存事業の成長を組み合わせ、取扱高1000億円の達成をめざす。利益面では、取扱高1000億円の達成に加え、貢献利益率の向上と間接固定費のコントロールにより営業利益100億円の実現をめざす。

ロイヤルなど買収した靴のEC企業ジェイドグループがめざす取扱高1000億円の計画と現在地
営業利益は5年で約4倍をめざす(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

ファッションEC市場は拡大、2030年度には約3.5兆円と予測

ジェイドグループが成長を見込む背景には、ファッション市場の拡大もある。経済産業省によると、国内ファッション市場のEC化率は現在約23%。ジェイドグループは、欧米のEC化率が約30%であることなどを踏まえ、2030年度には35%まで上昇すると推定している。これにより、ファッションEC市場規模は約3.5兆円まで拡大すると予測する。

ロイヤルなど買収した靴のEC企業ジェイドグループがめざす取扱高1000億円の計画と現在地
ジェイドグループの想定する国内ファッションEC市場の推移(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

2026年2月期は取扱高減も増収増益

ジェイドグループの2026年2月期連結業績は、商品取扱高が前期比8.9%減の459億3400万円、売上高が同1.1%増の194億4100万円、営業利益が同56.6%増の24億300万円、経常利益が同65.2%増の25億6100万円、当期純利益が同178.0%増の15億7000万円だった。

取扱高の減少は、主にマガシークのEC支援ソリューション取引の解約が影響したとしている。一方、利益面ではM&A後の統合プロセス(PMI)が奏功し、通期業績を押し上げたという。

ロイヤルなど買収した靴のEC企業ジェイドグループがめざす取扱高1000億円の計画と現在地
2026年2月期は取扱高減も増収増益(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

ECモール事業のKPIでは、会員数は9.6万人増と増加したものの、アクティブ率は前期比0.3ポイント減、アクティブユーザー数も同2.9万人減となり、顧客エンゲージメントの強化が課題となっている。一方、年間購入金額や購入個数は増加しており、既存顧客の購買は堅調に推移した。返品率は1.3ポイント上昇したが、小幅な変動にとどまった。

ロイヤルなど買収した靴のEC企業ジェイドグループがめざす取扱高1000億円の計画と現在地
ECモールKPIではアクティブ率・アクティブユーザー数が減少(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

ジェイドグループは2025年10月、民事再生手続き中の「Z-CRAFT」を運営するロイヤルの再生を支援するスポンサー契約を締結。その後、同12月に子会社化している。

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

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Amazonのアフィリエイトプログラムが規約改定、広告経由は紹介料対象外+適格販売180日期限+引用・紹介だけで稼ぐのはNGなど

1 週間 ago
Amazonのアフィリエイトプログラムが規約改定、広告経由は紹介料対象外+適格販売180日期限+引用・紹介だけで稼ぐのはNGなど
アマゾンジャパンは「Amazonアソシエイト・プログラム」の運営規約を改定。有料広告経由の購入を紹介料対象外とするほか、適格販売の成立期限を180日以内と明確化し、第三者コンテンツ利用時の要件も厳格化する。
furukawa2026年4月16日

アマゾンジャパンは4月20日、「Amazonアソシエイト・プログラム」の運営規約を改定する。紹介料が発生する条件やコンテンツ運用ルールを見直す。

主な変更点は、適格販売となる期限の明確化、有料広告・ブースト広告経由の購入に対する制限強化、第三者コンテンツ利用時の要件厳格化、オンサイト・プログラムにおける直接適格販売の条件厳格化、ストアフロント機能の利用対象拡大などだ。

アマゾンジャパンは「Amazonアソシエイト・プログラム」の運営規約を改定。有料広告経由の購入を紹介料対象外とするほか、適格販売の成立期限を180日以内と明確化し、第三者コンテンツ利用時の要件も厳格化する。
「Amazonアソシエイト・プログラム」の紹介ページのトップ画面(画像は編集部がキャプチャ)

適格販売の成立要件として、商品購入後180日以内に商品の出荷(デジタル商品の場合はストリーミングまたはダウンロード)および顧客の支払い完了が必要であることを明確に規定した。従来は購入後から出荷や支払い完了までの具体的な期限が明示されておらず、今回の改定で紹介料の対象条件が明文化された。

また、Amazonへのリンクを含む有料広告やブースト広告を通じて誘導された顧客による購入は、禁止キーワードの使用有無にかかわらず、すべて不適格販売とすることを明記した。これにより、広告出稿を通じてAmazonの商品ページへ送客する手法は、紹介料の対象外となる。ただし、Amazonから個別に承認を得た一部のクリエイターなどは例外的に対象となるケースがあるとし、現在はクリエイターの申請によってこのような承認を付与することは予定していないという。なお、一部の例外措置について、関係者からはデジタルプラットフォーム取引透明化法の観点から疑問視する声もあがっている。

※【追記:4月22日 16:00】「Amazonアソシエイト・プログラム運営規約 主な改定内容」において「個別に承認を得た一部のクリエイターなどは例外」とする旨の記載があることを確認し、該当する文言を追加いたしました。

コンテンツ制作面では、第三者コンテンツ利用時のルールも厳格化した。第三者のコンテンツを用いて独自コンテンツを作成する場合、独自の解説・分析・改変を含めることが必須要件となる。単なる転載や再構成ではなく、独自性や付加価値を伴う情報発信がより強く求められる。

さらに、オンサイト・プログラムにおける「直接適格販売」の条件も厳格化した。オンサイト・コンテンツからリンクした商品詳細ページの商品と、同一バリエーションの商品でなければ、直接適格販売には該当しない。色違いやサイズ違いなどの別バリエーションの購入は条件を満たさない。

一方で、機能面では利用対象の拡大もある。これまでAmazonインフルエンサー・プログラム参加者に限定していたストアフロントおよびユニーククリエイターリンクについて、「Amazonアソシエイト・プログラム」登録者も利用可能となった。

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

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