メルカリが実施した「物価高とリユース活用に関する意識・実態調査」によると、物価高の影響で、約5人に1人がリユース品の購入を「検討する頻度が増えた」と回答した。一方、約5割は直近1~2年間でリユース品を購入していない実態も明らかとなった。
調査対象は事前調査では20~60代の男女1万人、本調査では20~60代の男女1040人。本調査の内訳は、直近1~2年間でリユース品を「習慣的に購入している」「時々購入している」と回答した520人(リユース利用層)と、直近1~2年間でリユース品を「ほとんど購入しない」「全く購入しない」と回答した520人の合計1040人。調査期間は2026年5月20~21日。
物価高で約5人に1人がリユース品購入の検討頻度が増加 物価高の影響によるリユース品購入の検討頻度について、「検討することが増えた」が6.4%、「検討することがやや増えた」が14.4%で合計20.8%、約5人に1人が「リユース品購入の検討頻度が増加した」と回答した。
物価高の影響によるリユース品購入の検討頻度 直近1~2年間、リユース品を「全く購入しない」が51.0% 直近1~2年間でリユース品を購入した頻度は、最多が「全く購入しない」で51.0%だった。メルカリは「物価高を背景にリユース品への関心が高まっているものの、実際の購入には至っていない人が多い実態が浮き彫りとなった」と解説している。
直近1~2年間でリユース品を購入した頻度 リユース品を購入しない理由、最多は「商品の汚れや衛生面」 直近1~2年間でリユース品を「ほとんど購入しない」「全く購入しない」と回答した人にその理由を聞いたところ、「商品の汚れや衛生面が気になる」が最多で48.0%、続いて「故障や劣化などの品質に不安がある」が40.9%、「適正な価格かどうかわからない」が31.3%、「欲しい商品が見つかりにくい/見つからない」が24.1%、「偽物やコピー品ではないか不安」が22.4%だった。
リユース品を購入しない理由(複数回答可) 高額リユース品ほど購入時に不安を感じる傾向 リユース品購入時に「不安を感じる」割合は、「高額ブランドのバッグ」が最も高く70.7%、続いて「高額ブランドの時計・ジュエリー」が70.1%、「スマートフォン・PC・タブレット」が69.9%だった。
リユース品購入時に「不安を感じる」割合 高額リユース品の購入を阻む「品質への不安」 高額リユース品の購入に不安を感じると回答した人に、高額リユース品の購入を阻む具体的な要因を聞いたところ、「高額ブランドのファッションアイテム」については最多が「偽物・コピー品の懸念」で73.3%、続いて「衛生面(汚れ・臭いなど)」が59.7%、「写真や説明と実物の相違」が53.5%。
「スマートフォン・PC・タブレット」については、「動作不良・故障のリスク(バッテリー劣化など)」が73.3%、「保証やアフターケアの欠如」が46.3%、「データの初期化が適切に行われているか」が42.9%だった。
メルカリは「真贋や内部の劣化といった自分では判断しきれない「品質への不安」が高額リユース品の購入をためらわせる大きな障壁となっていることがうかがえる」としている。
高額リユース品の購入を阻む具体的な要因(複数回答可) 8割以上がリユース品購入時の「品質保証」を重視 リユース品を購入する際に「品質の保証があること」はどの程度重要だと思うかを聞いたところ、「高額ブランドのファッションアイテム」について、「とても重要」が55.8%、「やや重要」が27.4%で合計83.2%が「重要」と回答した。
「スマートフォン・PC・タブレット」について、「とても重要」が58.6%、「やや重要」が27.3%で合計85.9%が「重要」と回答した。
メルカリは「いずれのカテゴリーでも8割以上が『品質保証』を重視しており、高額リユース品の購入において、品質への安心感が重要な判断材料となっている」と考察している。
リユース品購入時に「品質保証」があることについて プロによる品質保証で約5割が高額リユース品の購入に前向き リユース利用層に対し、プロによる品質保証(整備・クリーニング・真贋鑑定など)があれば、高額品でもリユース品を購入しても良いと思うかを聞いたところ、「スマートフォン・PC・タブレット」については51.7%、「高額ブランドのバッグ」については51.2%、「高額ブランドの時計・ジュエリー」については49.0%、「高額ブランドの衣類・靴」については47.7%が、「とてもそう思う」または「ややそう思う」と回答した。
メルカリは「リユース未利用層においても約2割が購入意欲を示しており、プロの品質保証が新たな需要を喚起し、市場拡大の大きな鍵となることが示唆される」としている。
プロによる品質保証があればリユース品を購入しても良いと回答した割合 調査概要 調査期間 :2026年5月20~21日調査方法 :インターネット調査調査対象 :事前調査 20代~60代の男女1万人/本調査 20代~60代の男女1040人(直近1~2年間で、リユース品を「習慣的に購入している」「時々購入している」と回答した520人(リユース利用層)と、直近1~2年間でリユース品を「ほとんど購入しない」「全く購入しない」と回答した520人の合計1040人)(function(){
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原材料不足のなかでも安定供給のために変更した白黒パッケージは、大きなニュースとなりました。
購買意欲をかき立てる暖色系を消すことは、メーカー側も不本意だったと思います。上記調査では、「おいしそう」が33.1ポイント減、「安心・信頼」が24.9ポイント減となるなど、その影響は大きかったようです。有料会員限定記事ですが、読める人はぜひチェックしてみてください。
モノクロの新奇性によって短期的な注目を集める一方、それを上回る食欲や楽しさの減退を招いたことは、今後、企業が「変えること」と「お客さんがどう感じるか」を考えるうえで、1つの象徴的な事例になりそうです。その意味でも、この取り組みが残した学びは大きいと感じました。