RECCOOが運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」は、Z世代における「LINEのリアクションスタンプ」に関する調査結果を発表した。現役大学生300人が回答している。
「リアクションスタンプ」とは、LINEでのメッセージに対し、長押しで反応するスタンプのこと。喜怒哀楽を表現でき、通常のスタンプと違い相手に通知が行かないことが特徴となっている。
リアクションスタンプは「相手の時間を奪わない敬意」の現れ
目上の人からのメッセージにリアクションスタンプを使う頻度について聞くと、「よく使う」27%、「たまに使う」48%で、7割以上が目上に対してもリアクションスタンプを活用していた。理由としては「返信を打つのに時間がかかると、先輩を待たせてしまう」「文章で返すほどの内容ではないけれど、既読無視はできない」など、素早い応答を重視している様子がうかがえる。
一方で「目上にリアクションスタンプだけで返信するのは失礼と思うか」と聞くと、「とても失礼」7%、「やや失礼」50%となり、半数以上が失礼だととまどっているようだ。これに対して「友達に使う感じのものだから」「(目上の人に対しては)しっかりと文章で返すべきだと思うから」といった意見があがっている。
逆に「自分(受信者)が目上だった場合、相手にリアクションスタンプを使われたらどう思うか」を聞くと、「とても失礼」3%、「やや失礼」17%となり、わずか2割だった。「自分はリアクションスタンプを使ったら怒られたが、自分が年下に使用されても何も思わない」という意見があがった。
Z世代にとってリアクションスタンプは「相手の時間を奪わない敬意表現」と許容されているようだ。
調査概要
- 【調査対象】喫煙習慣のある現役大学生
- 【調査方法】サークルアップのアンケートオファー
- 【調査時期】2025年5月20日
- 【有効回答数】300人