アドビがAI搭載の新たなプラットフォーム「Acrobat Studio」発表、英語版の提供開始

「Adobe Acrobat」「Adobe Express」とAIエージェントを統合、生産性と創造性を向上、

米国アドビは、AI(人工知能)を搭載した新たなプラットフォーム「Acrobat Studio」を8月19日(米国時間)に発表した。英語版の提供を同日に世界で始めた。PDF作成・編集・管理ソフト「Adobe Acrobat」、コンテンツ作成デザインツール「Adobe Express」とAIエージェントを統合。生産性と創造性を高め、目を引くコンテンツ作成を短時間で可能にする。

日本法人のアドビが発表文の日本語訳を8月20日に公開した。アドビはAcrobat Studioを生産性と創造性を変革する「他に類を見ない新しいプラットフォーム」と位置付けている。PDFを「対話型ナレッジハブ(情報・知識の集約・共有拠点)に変換し、カスタマイズできるAIアシスタントを使うことでインサイト、回答、推奨を引き出して共有可能にする。

新しい作業環境「PDF Spaces」を提供。エージェント型AIアシスタントでファイルにアクセスしてインサイトを見付け、推奨を受けてアイデアを生成。正確な引用で回答を検証してメモが加えられる。AIアシスタントには「インストラクター」「アナリスト」「エンターテイナー」といった役割の割り当てが可能。ニーズに応じて新たな役割も付与できる。

Adobe Expressで情報・データ・知識を視覚的に表現したインフォグラフィック、プレゼンテーション、チラシなどが容易に作成可能。生成AI機能「Adobe Firefly」搭載ツールで「テキストから動画生成」「テキストから画像生成」といった機能が使える。Acrobat Studioの料金は個人向けが月額24.99ドル(約3700円)、チーム向けが同29.99ドル(約4400円)。

AI搭載のプラットフォーム「Acrobat Studio」
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