「入社後すぐに会社を退職」、意外にも大学生の8割以上が否定的！【リクー調べ】

リクーは、「早期退職」に関する調査結果を発表した。Z世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」利用者の現役大学生300人が回答している。

大学生が考える「早期退職しないための改善施策」とは？

この調査ではまず、現役大学生300人に「入社1か月で退社する新入社員に共感できますか？」と聞いているが、「共感できる」42%、「共感できない」58%と、共感できない派がやや上回っている。

一方で、「自分自身が入社後すぐに退社することはあると思いますか？」と聞くと、「しない」とした人が83%と圧倒的に多く、自身の行動と社会の風潮とにすれ違いがあるようだ。

そこで「あなたが早期退職をする際はどのような理由が想定されますか？」と聞くと、「ハラスメントを受けたとき」75%、「労働条件が聞いていたものと違ったとき」60%が多く、「社内の雰囲気が予想と違ったとき」30%が続いた。Z世代がハラスメントを特に嫌悪している様子がうかがえる。

あわせて「退職理由を解決するための施策」を問うと、「入社前とのギャップ解消」「厳罰化によるハラスメント対策」「相談できる場の整備」が上位となった。

なお「アルバイトの最長勤続年数」と「早期退職の可能性」は多少の相関が見られ、「アルバイトの勤続年数が1年以上の学生は、より早期退職をしない傾向がある」とのこと。

調査概要

• 【調査対象】現役大学生
• 【調査方法】クイックリサーチサービス「サークルアップ」のアンケートオファー
• 【調査時期】2025年4月29日
• 【有効回答数】300人