博報堂が「Meta広告」のクリエイティブ効果を配信前にAI予測する新機能を提供開始

化粧品、自動車、金融、外食の4業種で実証、ディスプレイ広告から初めて順次拡大

小島昇(Web担編集部)

7:01

博報堂と、博報堂DYグループで技術戦略の立案・実施を手掛ける博報堂テクノロジーズは、米国Metaの日本法人のFacebook Japan(以下Meta)のデータ・テクノロジーを活用したソリューション「AaaS with Meta」の第3弾となる新機能を提供開始すると5月29日に発表した。Metaに特化した配信クリエイティブの効果を事前に予測するAIモデルを導入して、配信前に「優良クリエイティブの選定」と「ターゲットリーチの事前予測」を行う。クリエイティブ検証予算の抑制と配信時の効果予測が可能となり、最適な予算配分を実現する。


「クリエイティブの選定」と「ターゲットリーチ」を事前予測するAI新機能を実装

新機能は、許諾済みの膨大な配信実績データを基盤に、画像のサイズやアスペクト(縦横)比、タイトルなどの数値化した特徴量をAIに学習させた。自動車や化粧品など業種ごとに異なる反応傾向を反映した専用モデルを構築。業界特性を加味して「Meta広告」に特化し、高精度にスコアリングした。これによって複数のクリエイティブ候補から「採用すべき優良クリエイティブ」を配信前に選定でき、優良クリエイティブへの重点的な投資で検証予算を抑制する。最適な予算配分だけでなくターゲットリーチの効率化も実現する。

博報堂はこれまでMetaとのデータ連携の第1弾と第2弾で、インフルエンサー施策における広告効果を最大化してきた。第3弾ではSNSにおけるクリエイティブプラニング強化を目的に、化粧品、自動車、金融、外食の4業種で実証実験して効果を確認。まずディスプレイ広告から始め、業種拡大や多様なフォーマットに対応する。従来は配信するまで効果を判断できなかったが、Metaとの強固な連携を基に、博報堂DYグループで培ったMetaプラットフォームの配信実績データと独自AI技術で精緻な配信効果の予測を実装した。

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