インターネット広告創世記 ~Googleが与えたインパクトから発展史を読み解く~ コーナーの記事一覧
インターネット広告市場の発展を、Googleが与えたインパクトにフォーカスして振り返ります。
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日本におけるインターネット広告市場の本格的な誕生は、1996年にさかのぼります。
インターネット広告は、現代社会における企業のマーケティング活動に欠かせない存在となりましたが、一方でさまざまな問題も引き起こしています。こうした課題に正しく向き合うためにも、インターネット広告の発展を振り返ることで、これからのインターネット広告の健全な発展につながるのではないかと思い、本連載を企画しました。
インターネット広告業界には、さまざまな立場の方がいます。それぞれの立場によって業界の見え方も大きく異なるため、最初から多くの関係者が納得する統一した歴史的見解を提示することは極めて困難です。
一方で、インターネット広告市場の成長を大きく牽引したのはGoogleであることは間違いありません。Googleの与えた影響を明らかにしていくことは、インターネット広告市場の発展を振り返る上で極めて重要なポイントだと考えられます。
そこで、本連載では、ある程度視点に偏りが出てしまうことは承知の上で、Googleがインターネット広告に与えたインパクトにフォーカスして、インターネット広告の成長の過程を振り返りたいと思います。ナビゲーターには、アタラ株式会社会長の佐藤康夫さんに務めてもらいます。
隔週木曜日の公開です。読者の皆さんも一緒に、インターネット広告の成長過程を振り返っていきましょう。