AI時代の“ゼロクリック検索”が深刻化?「AI要約だけで検索終了」が6割超【NTTドコモ モバ研調べ】

“答えだけ知りたい人”はもうリンクを開かない? 生成AIによる検索行動の変化を調査。

今井扶美(Web担編集部)

6:00

NTTドコモ モバイル社会研究所は、生成AIの利用状況に関する調査を実施した。検索結果に表示される「AI要約」で満足し、リンクをクリックしない「ゼロクリック検索」について、15~79歳の男女1,267名に調査している。

AI要約だけで検索を終える「ゼロクリック検索」6割超が実施

ゼロクリック検索実施状況(性年代別・単一回答)

まず、AIの要約だけで満足し、リンクを開かずに検索を終える「ゼロクリック検索」の頻度を聞くと、「ほとんどやめる・よくやめる・ときどきやめる」の合計は64%にのぼった。年代別では、10~20代の女性と50~70代の女性において「ほとんどやめる・よくやめる」の割合が他の年代よりも高かった。

ゼロクリック検索実施状況(AI生成情報の確認意向別・単一回答)

続いて、AIが生成した情報への向き合い方による違いを見ると、「生成物の確認作業も人よりAIに任せてよい」と考えている人では合計で77%がゼロクリック検索を行っていた。一方で、「どちらでもない」「そうは思わない」と回答した人ほど実施率は低下しており、AIへの信頼度が影響していることがわかった。

ゼロクリック検索の実施状況(情報に対する意識別・単一回答)

同様に、「問題の答えがなぜそうなるのかを理解するよりも、単純に答えだけを知りたい」と考える人では、79%がゼロクリック検索を実施。理解することよりも結論を求める傾向が、昨今の検索行動の変化に影響していることがうかがえた。

調査概要

  • 【調査期間】2025年11月
  • 【調査対象】全国の15~79歳の男女
  • 【有効回答数】1,267名
  • 【調査方法】Web調査

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