日本プルーフポイントは、「メールの安全性」に関する調査結果を発表した。日本を含む主要18か国の大手上場企業に対して、なりすましメール対策「DMARC」(Domain-based Message Authentication Reporting and Conformance)の導入/設定状況を調査している。
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政府や各団体がDMARCのポリシー強化やBIMI導入を要請
今回の調査によると、日経225企業のうちDMARC認証を導入している企業は92%(前年83%)から9ポイント増加し9割を超えた。
DMARC認証では「Reject(拒否)」「Quarantine(隔離)」「None(モニタリングのみ)」のポリシーレベルを設定できる。対策上有効とされる「Reject」に設定している日経225企業は15%(前年7%)、「Quarantine」に設定している企業は21%(13%)とともに上昇し強化が進んでいる。
ただし、日本、タイ、フィリピン、オーストラリア、アメリカ、イギリス、オランダ、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、フランス、ベルギー、アラブ首長国連邦、イスラエル、サウジアラビア、アフリカと比較すると海外ではあわせて9割以上になる国も多く、日本は引き続き主要18か国で最下位だった。
また、認証成功したメールにロゴを表示させる「BIMI」(Brand Indicators for Message Identification)も導入することで、より判断がしやすくなる。そのため、政府や各業界団体、メールプラットフォーム事業者が詐欺メール対策としてDMARC設定強化(RejectあるいはQuarantine)とBIMI導入を推奨している。
調査概要
- 【調査対象】日本を含む主要18か国・地域の大手上場企業(日本、タイ、フィリピン、オーストラリア、アメリカ、イギリス、オランダ、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、フランス、ベルギー、アラブ首長国連邦、イスラエル、サウジアラビア、アフリカ)
- 【調査方法】メール認証について調査
- 【調査時期】2025年12月
