「デジタル経済への信頼度」を初調査、グローバル比較で日本は最下位に【Checkout.com調べ】

デジタルプラットフォームに対する消費者の信頼度を測定しランク付け。

Checkout.comは、「デジタルエコノミー信頼指数」に関する調査結果を発表した。中国/アラブ首長国連邦/サウジアラビア/エジプト/ニュージーランド/ブラジル/オーストラリア/スペイン/アメリカ/イギリス/カナダ/オランダ/スウェーデン/ドイツ/フランス//日本の16か国について、デジタルプラットフォームに対する消費者の信頼度を測定しランク付けを行った。

日本の消費者は「生体認証ツール」「ブロックチェーン」「AI」に対する信頼度が低い

その結果、「デジタル経済への信頼度」は、「中国」が10点満点中8.6点で1位。以下「アラブ首長国連邦(UAE)」「サウジアラビア」「エジプト」と中東諸国が続いた。一方、デジタル化とEコマースの高い普及率にもかかわらず、「日本」はわずか2.6点にとどまり最下位だった。

今回調査した18の調査指標のうち、「新しいテクノロジーによって決済がより安全になる」という信頼と「AIツール」に対する信頼で、総合的な信頼スコアともっとも密接に相関していた。

1位の中国は、デジタル経済に対する信頼性でリードしており、「新しい決済方法」「生体認証によるセキュリティ」「新しいテクノロジーによって決済がより安全になる」に対する信頼性の指標で満点だった。

デジタルエコノミー信頼度指数と2014年から2024年におけるGDPの成長率順位

すべてのヨーロッパ諸国は、「デジタル・ウォレットの利用」に関して非常に低く、満点の中国との差が目立った。日本は、「不正被害の経験」「オンラインチェックアウトのセキュリティへの信頼」は10点満点ながら、「生体認証ツール」「ブロックチェーン」「AI」などその他の多くの指標において1.0点が多く、総合点で最下位にとどまった。

デジタルエコノミー信頼度指数
デジタルエコノミー信頼度指数(日本)

調査概要

  • 【調査対象】中国/アラブ首長国連邦/サウジアラビア/エジプト/ニュージーランド/ブラジル/オーストラリア/スペイン/アメリカ/イギリス/カナダ/オランダ/スウェーデン/ドイツ/フランス//日本の16か国
  • 【調査方法】デジタルプラットフォームに対する消費者の信頼度を測定し、デジタル経済におけるセキュリティ、透明性、ユーザーエクスペリエンスに基づいてランク付け
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

検索オプション
より目的の検索結果となるように検索条件を絞り込める検索のこと。サイト内検索を提供 ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]