GMOインターネットグループのGMOブランドセキュリティは、「なりすましメールに対する意識と対策状況」についてのアンケート調査を実施した。メール受信者・メール配信事業者の1,108名が回答している。

「怪しいメールを受け取ったことがある」が9割弱

まず、企業からのメルマガや通知メールの受信者577名に対し、メールを受信した際に怪しい・不審だと感じたことがあるかを聞くと、88.9%が「はい」と回答した。

怪しいと感じたメールにどのような対応をしたかを聞くと、「メールを開封せず削除した」が73.9%、「メールを開封した」が20.3%という結果に。不審なメールは開かずに削除するという、高いセキュリティ意識を持っていることがうかがえた。
怪しい、不審だと感じるメールが多い業界について聞くと、「銀行・クレジットカード会社」が最も多く、以下「宅配業者」「ECサイト」「通信会社」などが続いた。
企業を装う“偽メール”どう見抜く? ロゴ・認証マークが鍵に
メールを受信した際、上図のAとBどちらが正当なメールだと感じるかを聞くと、「A」が75.0%、「B」が25.0%となった。
また、メールを開封した際に表示される青いチェックマークや、それをクリックすると見られるメッセージについて、正当なメールと判断するのに役立つと思うかを聞くと、84.4%が「はい」と回答した。
DMARCやBIMI、約半数の事業者が「導入していない」

続いて、メール配信事業者531名に対し、DMARC(なりすましメール対策設定)を導入しているかを聞くと、55.6%が「いいえ」と回答。半数以上がメールセキュリティ対策を十分に行えていない現状が明らかになった。
DMARCポリシーの設定状況としては、43.8%が「quarantine(隔離)」、43.1%が「none (監視のみ)」、8.8%が「reject(拒否)」と回答。なお、DMARCポリシーとは、受信側でどう処理するのか、送信側が決めることができる設定だ。
また、メールに企業ロゴを表示する「BIMI」を導入しているかという質問では、45.4%が「いいえ」と回答。「はい」は19.8%、「検討中」は15.6%となっており、「BIMIを知らない・導入しているかわからない」との回答も一定数存在した。
調査概要
- 【調査期間】2025年7月24日
- 【調査対象】メール受信者およびメール配信事業者(20代〜70代)
- 【有効回答数】1,108名(メール受信者577名、メール配信事業者531名)(男性871名、女性237名)(10代:6.9%、20代:15.6%、30代:16.1%、40代:16.3%、50代:15.1%、60代:14.8%、70代:15.3%)
- 【調査方法】インターネットアンケート調査
- 【調査主体】GMOリサーチ&AI
