“叱れない時代”に悩む上司7割、一方で部下は「曖昧な指示に困惑」4割【Job総研調べ】

部下に向けての最大のNGワードは「言わなくても分かるでしょ」。

冨岡晶(Web担編集部)

6:30

パーソルキャリアが運営する調査機関「Job総研」は、「2026年 上司と部下の意識調査」の結果を発表した。上司と部下別に、上司の役割や双方が感じているギャップ、コミュニケーションでの困りごとなど、社会人男女421人(部下387人、上司136人。重複あり)が回答している。

部下側は承認を、上司側は自立を求めている傾向

まず「上司の主な役割」を部下上司双方に聞くと、部下側は「安心できる職場環境の整備」64.9%が最多で、「トラブル時の責任をとる」57.6%、「部下の育成」55.8%が上位だった。上司側は「部下の育成」66.9%が最多で、「安心できる職場環境の整備」58.1%、「トラブル時の責任をとる」50.7%が上位だった。

あなたが考える「上司の主な役割」に近いもの

続いて部下に「上司との間で感じているギャップ」、上司に「部下との間で感じているギャップ」を聞くと、部下側は「成果に対する意識」26.1%が最多で、「仕事への熱量」25.1%、「はたらき方に対する価値観」24.8%が僅差で並ぶ。一方上司側は「仕事への熱量」44.9%が最多で、「主体性・自発性」41.2%、「成果に対する意識」38.2%といずれも数値が高めだ。

上司/部下との間で感じているギャップ

「上司/部下との関わりで困っているか」を聞くと、部下側は「困っている派」62.3%で過半数。上司側も「困っている派」69.9%で、7割と高い。

具体的な内容としては、部下側は「指示が曖昧」43.2%が多く、上司側は「主体性を感じにくい」46.3%、「指示待ちが多い」45.3%が上位で、意識のずれが感じられる。

上司/部下との関わりで困っていることはあるか
上司/部下との関わりで困っている事柄

「上司/部下の言動で嬉しかったこと」を聞くと、部下側は「努力・結果が認められた」43.4%が最多で、以下「感謝を伝えられた」40.3%、「相談に乗ってくれた」31.3%が続いた。上司側は「自発的な動き」50.0%が最多で、「感謝を伝えられた」41.9%、「成長した姿を見せてくれた」39.0%が続いた。部下側は承認を、上司側は自立を求めているようだ。

上司/部下の言動で嬉しかったこと

最後に、上司がいると回答した部下387人に「上司から言われたくない言葉」を聞くと、「言わなくても分かるでしょ」46.8%、「なんでできなかったの?」42.4%、「やる気あるの?」38.2%が上位だった。

上司から言われたくない言葉

調査概要

  • 【調査対象】相談サービス「JobQ Town」登録者。現在職を持つ20~50代男女
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2026年5月13日~5月18日
  • 【有効回答数】421人
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