出社は必要？ それとも無駄？「したい派」と「したくない派」の本音【Job総研調べ】

パーソルキャリアが運営する調査機関「Job総研」は、675人の社会人男女を対象に「2025年 出社に関する実態調査」を実施した。

コロナ禍後は「出社頻度が減った」54.0％

コロナ禍後の出社頻度を聞くと、「頻度が減った」は全体で54.0%。内訳は「とても頻度が減った」16.7%、「頻度が減った」10.6%、「どちらかといえば頻度が減った」26.7%だった。

また、2025年の出社頻度を聞くと、「週5」が37.6%と最多となり、「週4」14.2%、「週3」12.6%、「週1」12.4%、「週2」が9.2%、「フルリモート」が8.7%だった。

理想の出社頻度は「週3」が最多

出社回帰有無を聞くと、「ある」は全体で51.9%。内訳は「ある」25.1%、「ある予定」が26.8%となった。

また、2025年の理想の出社頻度を聞くと、「週3」が22.1%と最多となり、「週2」が19.0%、「フルリモート」が16.9%と続いた。

理想の働き方は「リモート派」が過半数だが、出社には前向き

2025年の理想のはたらき方を聞くと、「リモート」が全体の55.2%。内訳は「断然リモート」27.0%、「リモート」9.3%、「どちらかといえばリモート」18.9%だった。

また、出社には前向きかを聞くと、「前向き派」が全体の55.2%。内訳は「とても前向き」9.5%、「前向き」16.7%、「どちらかといえば前向き」29.0%だった。

出社に前向きな理由「同僚と直接話したい」43.7％

「出社に前向き」と回答した373人に理由を聞くと、「同僚と直接話したい」が43.7%で最多となり、次いで「上司と直接話したい」43.2%、「家より整備された環境がある」38.6%と続いた。

「出社に後ろ向き」と回答した302人に同じく理由を聞くと、「通勤に時間がかかる」が74.8%で最多となり、次いで「自由に仕事ができない、休めない」41.4%、「身だしなみ準備や時間の負担」36.8%という結果になった。

上司には「出社してほしい」66.2％

「上司がいる」と回答した589人に上司に対する出社の希望を聞くと、「出社してほしい」が全体の66.2%。内訳は「とても出社してほしい」9.5%、「出社してほしい」19.5%、「どちらかといえば出社してほしい」37.2%だった。

部下がいると回答した227人に部下に対する出社の希望を聞くと、「出社してほしい」が全体の71.4%。内訳は「とても出社してほしい」9.7%、「出社してほしい」22.5%、「どちらかといえば出社してほしい」39.2%だった。

調査概要

• 【調査対象者】現在職を持つJobQ Town（ジョブキュータウン）登録者
• 【調査条件】全国／男女／20~50代
• 【調査期間】2025年1月8日〜1月14日
• 【有効回答人数】675人
• 【調査方法】インターネット調査