CloudflareがAIエージェントの安全な買い物を実現する本人確認と決済基盤の提供を発表

「Cloudflare Wallets」と「cloudflare.pay」、ID「Cloudflareアカウント」をAIエージェントに関連付け

小島昇(Web担編集部)

7:03

クラウドサービス事業の米国Cloudflare(クラウドフレア)は8月4日(米国時間)、AIエージェントが本人や企業の代理として安全にネット上で買い物・支払いができるようにする「Cloudflare Wallets(ウォレット)」と「cloudflare.pay」を発表した。Cloudflare上で動作してAIエージェントが継続的に利用できる「ID」と、人間が設定した制限の範囲内で安全にオンライン購入を行える機能を提供し、AIエージェントによる取引(エージェントコマース)の利用に必要な基盤を実現する。

CloudflareがAIエージェントに「ID」と「ウォレット」を提供

「Cloudflareアカウント」に固有のWebアドレスが付与され、継続的に利用できるIDとなる。ユーザーがこのIDを特定のAIエージェントに関連付け、リクエストを受け取る企業側は、依頼が誰によって承認されたのかを正確に確認できる。Cloudflare Walletsのうち、人間のアカウント所有者向け「Account Wallet」は資金を一元管理する中央残高として機能する。ユーザーはAIエージェントに「Virtual Wallet(仮想ウォレット)」を割り当て、AIエージェントはそこから購入を行えるようになる。

現在のインターネットは人間の利用を前提に設計されており、AIエージェントが商品購入や無料トライアルの申し込みでサイトを訪れても、企業側はそれが本当の顧客の代理AIなのか、悪用しようとする不正なプログラムなのかを判断する方法がない。このためCloudflareは、本人確認と決済の2つの課題を同時に解決するため、AIエージェントを所有する人や組織を結び付け、AIエージェントが活動する新しい「エージェント型Web」に必要な本人確認と決済の基盤を提供する。

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