SEOの歴史を読み解く『Google SEOのメディア論: 検索エンジン・アルゴリズムの変容を追う』を3名様にプレゼント
私たちが毎日使うGoogle。その背後にある仕組みや思想を深く掘り下げたのが『Google SEOのメディア論』です。
本書は、Googleの検索アルゴリズムの変遷をたどりながら、どのようにして巨大なプラットフォームとなり、情報流通を支配し、私たちの視野や価値観にどんな影響を与えているのかを明らかにします。
SEOの実務家はもちろん、メディアや社会の構造に関心のある方、デジタル社会をより深く理解したい方におすすめの一冊です。
- メディア論・メディア社会学の研究者・学生
- デジタルマーケターやUXデザイナー
- 検索エンジンの歴史的変遷と、それを巡る言説や対抗運動に関心のある方
目次
はじめに
第1章 検索エンジンの日常化を問う
1 なぜプラットフォーム研究か
2 なぜ検索エンジン研究か
3 なぜSEO研究か
4 本書の問いと構成第2章 プラットフォームとは何か
1 メディアとしてのプラットフォーム
2 プラットフォームは「フィルタリング」する
3 プラットフォームは「コントロール」する
4 プラットフォームは「分配」する
5 概念整理――プラットフォーム、アーキテクチャ、インフラ第3章 検索エンジン・アルゴリズムの確立――SEO前史(一九九三―二〇〇五年)
1 ウェブ1.0時代とパソコン雑誌
2 サーフィン=サーチの時代(一九九三―九五年ごろ)
3 サーフィンからサーチへ(一九九六―九七年ごろ)
4 ポータルの出現とWWWのマスメディア化(一九九八―九九年ごろ)
5 ポータルからプラットフォームへ(一九九九―二〇〇一年ごろ)
6 ランキングのブラックボックス化(二〇〇二―〇五年ごろ)第4章 SEOによるアルゴリズム変容の全体像――二〇〇六年から二〇年までの通時的分析
1 ウェブマスターのパースペクティブ
2 「Web担当者Forum」というメディアの成り立ち
3 SEO記事の頻出語と特徴語
4 年代によるトピックの変化
5 時代区分とその特徴第5章 並列するSEO――複数検索エンジンへの対応(二〇〇六―一〇年)
1 第一期(二〇〇六―一〇年)の特徴コード
2 一般名詞としての「検索エンジン最適化」
3 計算論的な「選び手」への最適化
4 ブラックハットとホワイトハット
5 アメリカから始まった検索エンジンの再編
6 グーグル「ガイドライン」の出現
7 Yahoo! Japanのグーグル化第6章 中心化するSEO――グーグルによる秩序化(二〇一一―一四年)
1 第二期(二〇一一―一四年)の特徴コード
2 「裁き手」としての検索エンジン
3 「パンダ」の出現と「排除」の論理
4 「ペンギン」の出現と「ガイドライン支配」の確立
5 「ガイドライン」を徹底させるメディア第7章 脱中心化するSEO――モバイルによる秩序の揺らぎ(二〇一五―二〇年)
1 第三期(二〇一五―二〇年)の特徴コード
2 多重化する最適化
3 ペナルティのほころび
4 「標準化」の推進と限界
5 「モバイルファースト」の困難
6 「ガイドライン」とアルゴリズムの深い溝第8章 検索エンジン・アルゴリズムの「権力」を問い直す
1 アルゴリズムはどのようにブラックボックス化したのか
2 プラットフォームへの「メディア論的想像力」
3 プラットフォームのメディア・リテラシーとは
4 「メディア・インフラ・リテラシー」の可能性と展望あとがき
プレゼント応募要項
- 応募締切:2025年7月4日(金)23:59
- 当選者数:3名様
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