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パレンテ、学生向けアプリを“国内最大級の学生マーケティングプラットフォーム”に刷新。企業のZ世代リーチに焦点

1 週間 ago
学生・企業・パレンテの三者が三方良しの関係を構築し、価値を共有できるプラットフォームとして育成させ、コンタクトレンズECに次ぐパレンテの第二の事業の柱として成長させるとしている

コンタクトレンズEC大手のパレンテは3月2日、運営する学生向けの認証・クーポンアプリ「学割」を大幅に刷新したと発表した。「学生には『本物のお得』を、企業には『良質な若年層インサイト』を提供する、国内最大級の学生マーケティングプラットフォームへと進化する」としている。

「学割」は学生向けにクーポンを発行する企業と、学生をつなぐアプリ。昨今の物価上昇による学生の経済的負担軽減をめざすと同時に、企業が抱える「Z世代との接点不足」にアプローチする。

運営する学生向けアプリをリニューアルした
運営する学生向けアプリをリニューアルした

パレンテは、GAKUWARIが運営する「学割まとめアプリ GAKUWARI」を 2022年6月に事業譲受している。今回のリニューアルでは、学生証による厳格な認証プロセスを軸として、利用者を現役の学生に限定した。学生証の認証に基づく、信頼性の高いデータ基盤を活用。企業が「本当に届けたい層」へ限定特典やメッセージを届けられる環境を構築した。

「学割」アプリの4つのコア機能

学割クーポン機能

飲食店、美容、アパレル、サブスクリプションサービスなどさまざまなジャンルの限定クーポンを掲載。パレンテが展開するコンタクトレンズの優待に加えて、アプリを通じて学生の幅広いライフスタイルもサポートする。

学生の本音を可視化するアンケート機能

アプリ内では独自のアンケート機能を集約している。トレンド、傾向など、SNSの数字だけでは見えづらい学生のリアルなインサイトを収集する。

ユーザーのアクションで貯まる「ポイント機能」

クーポンの利用、アンケートへの回答など、アプリ内でのアクションに応じてポイントを付与する。貯まったポイントは特典やギフトと交換できる。学生の能動的な参加を促す。

学生生活の総合メディア

旅行、就活、最新トレンドなど、学生が知りたい情報をプロの視点で発信する。クーポンの配信だけにとどまらず、アプリが学生生活の総合メディアとして情報を届ける。

企業向けには学生マーケティングを支援の展開

パレンテによると、アプリは学生証認証を通じた「高純度な学生データ基盤」を有している。これを活用し、①学年、居住地域、興味関心に基づく、クーポンのセグメント配信 ②アンケート機能を活用した市場調査による、若年層インサイトの取得 ③広告ノイズの少ない環境で、ブランド認知を拡大――といった企業向けの支援を展開する。

今後はデータを活用した企業向けのマーケティング支援や、学生限定の大規模キャンペーンの拡充を予定している。

リニューアルしたアプリを、学生にとっては日常に寄り添う存在に、企業にとっては若者と継続的に接点を持てる場へと進化させる。学生・企業・当社の三者が「WIN-WIN-WIN」の関係を構築し、価値を共有できるプラットフォームとして育成させパレンテの第二の事業の柱へと成長させたい。(パレンテ 代表取締役 吉田忠史氏)

パレンテは1977年設立、千葉に本社を置く企業。資本金は1000万円。求人情報サイトによると2025年6月期の売上高は364億円、従業員数は217人(2025年現在)。

「学割」アプリの概要

  • 対象: 国内の中学校、高校、大学、大学院、短大、専門学校に通う学生
  • 利用料:無料(要学生証認証)
  • 主な掲載ジャンル: 飲食、美容、ファッション、エンタメ、教育、ITサービス

この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

ohshima

50周年のビームス、記念事業「海外出店」「新レーベル」「人的資本活用」+アニバーサリー施策を発表

1 週間 ago
50周年のビームス、記念事業「海外出店」「新レーベル」「人的資本活用」+アニバーサリー施策を発表
50周年に合わせて、3つの記念事業とさまざまなアニバーサリー施策を展開。3月3日をアニバーサリーイヤーの始動日とし、運用を始めている
ohshima2026年3月4日

2026年で創業50周年を迎えたビームスはこのほど、3つの50周年記念事業「海外出店事業」「新レーベル事業」「人的資本活用事業」と、2026年に年間を通して行うアニバーサリー施策を発表した。3月3日をアニバーサリーイヤーの始動日に設定している。

50周年アニバーサリーイヤーのスローガンは「Ready, Happy, Go! 楽しいまま、世界へ。」
50周年アニバーサリーイヤーのスローガンは「Ready, Happy, Go! 楽しいまま、世界へ。」

50周年記念事業

ビームスが発表した3つの50周年記念事業は次の通り。

ロサンゼルスに常設店を開設する「海外出店事業」

ブランドの付加価値を最大化させるプレミアム化の一環として、米国・ロサンゼルスに常設店を開設する。店舗名称は未定で、オープン時期は 2026年度中を予定している。店舗面積は 約1250平方メートル。

ビームスがめざすプレミアム化とは、これまでの半世紀で培った目利き力、編集力、コミュニティを基盤に、市場・顧客に対して代替不可能な「ビームス独自の価値」を提示すること。ウエア、雑貨をはじめ、アート、イベントギャラリー、飲食などさまざまな視点から、ビームスが培った知見や経験をグローバルに展開する。

ロサンゼルスの店舗のイメージパース

ビームスはもともと、米国西海岸のライフスタイルを伝える目的で東京・原宿に創業した。ビームスにとってロサンゼルスは「アイデンティティの根幹」だという。2024年の米国現地法人の設立を経て、2025年には北アメリカ地域を対象としたECサイトを開設。ロサンゼルスでは3度にわたる期間限定出店により市場調査を行ってきた。

「新レーベル事業」で「BEAMS HEART」を刷新

ブランド「BEAMS HEART」をリブランディングし、これまでのECとアウトレットを中心とした展開から、店舗での体験を重視したライフスタイルショップへと業態を転換する。3月3日の「ビームス ハート くずはモール」(大阪府)を一号店として、4月末にかけて全国10店舗の常設店を順次オープンする。

新たに開店する店舗の場所は、大阪府枚方市、埼玉県所沢市、神奈川県横浜市西区、愛知県名古屋市、埼玉県さいたま市、大阪府吹田市、千葉県柏市、神奈川県横浜市青葉区、神奈川県横浜市都筑区、千葉県船橋市。

各新店舗では、25歳から35歳の層を主要ターゲットに据え、「心地よさ」「機能性」「リラックス感」を感じさせるメンズ、ウィメンズのカジュアルウエアを中心に、ドレスウエアや「BEAMS mini」レーベルのキッズウエアを販売。さらに、主要ターゲットのライフスタイルを意識した生活家電などの新カテゴリーを導入する。

BtoB事業で培ってきたネットワークや製品開発の知見を生かした異業種との連携や、マンガ・アニメといったカルチャー領域、スポーツ領域との協業による限定アイテムなども開発し、店頭ならではの高揚感ある体験の提供を広げる計画。

「BEAMS HEART」の新店舗で展開する商品のイメージ
「BEAMS HEART」の新店舗で展開する商品のイメージ

公式リセールサービスの運用に関連する「人的資本活用事業」

ビームスは2026年2月から、オンライン上に公式リセールサービス「BEAMS digroo(ビームス ディグロー)」を開設しており、ビームススタッフ約250人の愛用品1000点を展開している。

この行いは、スタッフの才能という人的資本を活用してきたこれまでの取り組みを二次流通の領域へも拡張したもの。スタッフらが大切に着用してきた品々を、半世紀のブランド文化を体現するアーカイブ品として販売している。

「BEAMS digroo」公式サイト上には、愛用品を提供したバイヤー経験者らによるコンテンツ「スタッフコラム」があり、デザイン・ディテール解説やコーディネイト提案、提供品にまつわるエピソードを掲載。

「BEAMS digroo」では準備が整い次第、顧客からの買い取りへと段階的に対象を拡大する。

公式リセールサービス「BEAMS digroo」のロゴ

アニバーサリー施策

「ビームス 原宿」をリニューアル

3月3日の50周年アニバーサリーイヤーの始動日と合わせて、メンズカジュアルレーベル「BEAMS」の旗艦店「ビームス 原宿」をリニューアルオープンした。さらに同地に1976年に創業した一号店「American Life Shop BEAMS」をVR空間で再現し公開している。

リニューアルした「ビームス 原宿」の外観
VR空間上で再現したビームスの一号店「American Life Shop BEAMS」
VR空間上で再現したビームスの一号店「American Life Shop BEAMS」

50周年記念別注アイテム

アニバーサリーイヤー施策として、30を超えるレーベルから記念別注アイテムを順次発売する。1年間で発表するアイテム数は250種。

50周年記念別注アイテムの一例
50周年記念別注アイテムの一例

50周年記念特設サイト

50周年記念特設サイトには、50周年の記念別注アイテムなどを順次紹介する「50th Specials」と、コラムなどを掲載する「Sneak Peek Topics」のカテゴリーを設置している。アニバーサリーイヤー施策期間(2026年3月3日~2027年2月末日まで)を通して、新情報をアップデートする。

50周年記念特設サイトトップ
50周年記念特設サイトトップ

記念動画・50周年キックオフムービー

50周年記念特設サイトでは、50周年キックオフムービー「Story from 6.5」を配信している。半世紀の歩みを、重層的なストーリーで表現している。動画のナレーションは、タレントのゆりあんレトリィバァさんが担当。

裸眼3D映像を使った大型屋外広告

原宿の大型屋外LEDビジョン「CHANGE ViSiON Harajuku」では、裸眼3D映像を使った「ビームス創業50周年」の広告の放映を開始する。

「ビームス創業50周年」大型屋外広告(イメージ)
「ビームス創業50周年」大型屋外広告(イメージ)

ビームスは2024年末、「Happy Life Solution Communities(ハッピー ライフ ソリューション コミュニティーズ)」というビジョンを掲げ、「明るく楽しい社会現象を起こし、全ての人が幸せになれるコミュニティをめざす」という姿勢を打ち出した。

今回発表した3つの創業50周年記念事業の、海外でのカルチャー発信、「BEAMS HEART」による生活提案の拡張、そして「BEAMS digroo」を通じた洋服やブランドへの愛着の循環は、いずれもこのビジョンの具体化を推進するものだとしている。

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

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大嶋 喜子

AIがデプスインタビューを設計→実査→分析まで実施する「ユニーリサーチ」、全工程を従来比で最大97%削減

1 週間 1 日 ago
AIがデプスインタビューを設計→実査→分析まで実施する「ユニーリサーチ」、全工程を従来比で最大97%削減
AIがデプスインタビューの設計から実査、分析まで担う「ユニーリサーチ AIインタビュー」の事前登録を開始。4月にβ版トライアル、5月にβ版正式リリース予定。
furukawa2026年3月3日

リサーチプラットフォーム「ユニーリサーチ」を展開するプロダクトフォースは2月25日、AIエージェントがインタビュアーとなり、インサイトを探るデプスインタビュー調査の設計から実査、分析までを一気通貫で担う新サービス「ユニーリサーチ AIインタビュー」のティザーページを公開した。事前登録も開始。調査業務の工数を従来比で最大97%削減し、最短1日で完結できるとしている。

AIがデプスインタビューを設計→実査→分析まで実施する「ユニーリサーチ」、全工程を従来比で最大97%削減
デプスインタビュー調査の設計から実査、分析までを一気通貫で担う

設問作成、録画・文字起こし、自動深掘り、レポートまで自動化

デプスインタビューとは、対象者と1対1で対話しながら、回答の背景にある心理や行動理由を深掘りし、「インサイト(隠れた本音)」を探る定性調査手法。「ユニーリサーチ AIインタビュー」は、従来手法では約6週間を要していた「募集〜レポート」までの工程を最短1日で完了し、調査業務の工数を97%削減するという。

これまで数名程度が限界だったデプスインタビュー調査を数百人規模で実施でき、情報の網羅性と深いインサイトを同時に獲得できるとしている。また、累計8万件以上の調査実績を持つユニーリサーチのデプスインタビュー調査専用パネルと即時に連携し、調査対象者へスムーズにアクセスできる。

AIがデプスインタビューを設計→実査→分析まで実施する「ユニーリサーチ」、全工程を従来比で最大97%削減
設問作成、録画・文字起こし、自動深掘り、レポートまで自動化

提供予定の機能は、目的を入力するだけで調査票を自動生成する「設問自動作成」、インタビューの録画と自動文字起こし、AIアバターによる自動深掘り、要約・定量分析・アフターコーディングを含むレポート・集計の自動化など。さらに、回答に基づくペルソナやカスタマージャーニーマップの自動生成、チャットによるセグメント分析も可能としている。

プロダクトフォースによる事前検証では、2日間で50人の回答が集まり、最終的なn数は60人、回収率は94%だったという。体験面では「今後、再度AIインタビューを受けたい」と回答したユーザーが81.7%に達し、不良回答率はゼロだったとしている。

AIがデプスインタビューを設計→実査→分析まで実施する「ユニーリサーチ」、全工程を従来比で最大97%削減
「ユニーリサーチ AIインタビュー」の事前検証の結果

4月にβ版トライアル、5月にβ版正式リリース予定

今後、2026年4月にβ版の先行トライアル提供を順次開始し、2026年5月にβ版の正式リリースを予定する。事前登録者には先着30社限定で無料トライアルやサービスデモを案内する。

デプスインタビューでインサイトを探る

デプスインタビューは、専門スキルを持つモデレーターが必要で、調査完了までのリードタイムが長く、費用も高額になりやすいことから、実施機会やサンプル数が限られるという課題があった。

プロダクトフォースは、商品・サービスが飽和しユーザートレンドの変化が加速するなかで、ユーザーに選ばれる商品・サービスをつくるには新しい切り口を見つけ続けることが求められると説明。その手段としてデプスインタビューの重要性が高まる一方、従来手法では実施ハードルの高さがボトルネックになっていたとしている。

また、定量調査(アンケート)は事実情報の収集に向く反面、回答の背景にある心理や行動理由の深掘りが難しいとし、設問の複雑化による「アンケート離れ」や不正回答も課題にあげた。こうした状況を踏まえ、AIによるデプスインタビューで、従来の定性調査が抱える実施負荷と、定量調査の情報量の薄さを同時に解消する。

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
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furukawa

ECで最も重要な要素、4割が「配達時間の確実性・可視性」、「配達料金」は約3割、「配達の速さ」は3%

1 週間 1 日 ago
ECで最も重要な要素、4割が「配達時間の確実性・可視性」、「配達料金」は約3割、「配達の速さ」は3%
Uber Eats Japanの調査で、EC利用者が重視するのは「配達の速さ」より「配達時間の確実性・可視性」(40%)と判明。2時間以内配達への関心は52%で、即時配達は差別化と収益機会になり得ると指摘した。
furukawa2026年3月3日

フードデリバリーサービスを展開するUber Eats Japanは2月26日、日本のEC利用者3000人超を対象に実施した配達に関する意識調査の結果を発表した。消費者が配達において「速さ」や「価格」よりも「確実性(配達時間の確実性・可視性)」を重視している実態が明らかになった。また、2時間以内の即時配達は顧客ロイヤルティ向上やブランド差別化につながる可能性があることもわかった。

ECで最も重要な要素、4割が「配達時間の確実性・可視性」、「配達料金」は約3割、「配達の速さ」は3% フードデリバリーサービスを展開するUber Eats Japanの調査
EC利用者が重視するのは「配達の速さ」より「配達時間の確実性・可視性」と判明

「速さ・価格」より「確実性」を重視

オンラインショッピングで最も重要な要素を聞いたところ、「配達時間の確実性・可視性」が40%で最多。「配達料金」は32%、「配達の速さ」は3%にとどまった。

安さやスピードよりも、「いつ届くのかが明確であること」が高く評価されている。多少コストがかかっても、自身の都合に合わせて確実に受け取れる選択肢を求める消費者ニーズの高さが示された。

78%が「良い配達体験で再購入意欲が向上」

「ポジティブな配達体験は再購入意欲を高める」と回答した割合は78%に達し、配送体験がブランドロイヤルティに直結することがわかった。

一方で、57%が過去12か月間に配達トラブルを経験。なかでも「到着時間の不透明さ」は顧客満足度を損なう大きな要因となっていた。

2時間以内配達に52%が関心、利用経験は約1割

2時間以内の即時配達に魅力を感じる消費者は52%に上った。一方、実際の利用経験者は約1割にとどまった。ミレニアル世代やZ世代、都市部居住者、高所得世帯で関心が高い傾向が見られた。

ラグジュアリー・家電・ギフトで需要高まる

カテゴリー別では、ラグジュアリー商品(65%)、花・ギフト(55%)、家電製品(55%)で即時配達への需要が高い。これらは価格の安さよりも「確実に届く安心感」が重視されやすい商材で、2時間以内配達は付加価値として機能する可能性がある。

一方、「即時配達が提供されていないと思っていた」と回答する消費者も多く、選択肢の認知不足が機会損失につながっている可能性もあると指摘した。

追加料金の受容性も明らかに

2時間以内配達への支払い意向は、配達料1000円で19%、500円で38%、250円で52%が「利用したい」と回答。価格に応じて利用意向が段階的に高まる結果となった。

時間指定の精度や追跡機能の充実、優先配達など、サービスレベルに応じた段階的な料金設計によって追加収益を創出できる余地があるとみられる。

即時配達は「投資」であり「差別化の武器」

Uber Eats Japanは、オンデマンド配達(即時配達)を単なる配送コストではなく、顧客体験と売上拡大につなげるための投資と捉えるべきだと提言。消費者が「即時配達」を翌日配送程度だと想定している一方で、実際には期待を上回る利便性を提供できる余地があり、差別化の武器になり得るとした。

また、配達は購買体験の最終接点であることから、ラストワンマイルをブランド体験そのものとして再定義し、ロイヤルティ向上につながる重要領域だと位置づけた。具体策として、リアルタイム追跡などで到着時間の不透明さを解消し、安心感を提供することが重要とした。

即時配達の活用により、オンライン購買頻度の高い18〜34歳の高所得層といった重要顧客層の獲得を有利に進められる可能性があるとも指摘した。

「Uber Direct」で全国対応

Uber Eats Japanは、配達ネットワークを活用したラストワンマイル配達ソリューション「Uber Direct」を提供している。2022年10月に日本で開始し、現在は全国47都道府県で利用可能。リアルタイム追跡機能を備え、小売企業の即時配達ニーズに対応する。レストランやコンビニ、スーパーマーケット、ドラッグストアなど幅広い業種で導入が進む。2024年3月からは処方薬の即時配達にも対応した。宅配クリーニングやスマートフォン修理など、活用領域も拡大している。

ラストワンマイルは単なる物流機能やコスト管理ではなく、ブランドと顧客をつなぐ重要なタッチポイント。調査結果が示す通り、即時配達を戦略的に活用し、迅速かつ確実な配達体験を提供することで、日本の小売事業者は競争力を高め、持続的な成長を実現できる。Uber Directは今後も、パートナー企業の顧客体験向上と成長を支援していく。(Uber Direct Japanリテール事業営業部長 河西肇氏)

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
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furukawa

オンワードHDがネイル関連事業のコスメ・デ・ボーテを完全子会社化、期待される3つのシナジーとは

1 週間 1 日 ago
オンワードHDがネイル関連事業のコスメ・デ・ボーテを完全子会社化、期待される3つのシナジーとは
オンワードHDはネイル関連のコスメ・デ・ボーテを完全子会社化。販路の相互活用とEC連携、ブランド連携、海外展開を軸にウェルネス領域の成長を加速する。
furukawa2026年3月3日

オンワードホールディングスは、ネイル関連事業を展開するコスメ・デ・ボーテの全株式を取得し、完全子会社化した。2025年12月に子会社化を発表しており、3月2日にグループ参画となった。ウェルネス領域の成長加速につなげる狙いだ。

オンワードHDがネイル関連事業のコスメ・デ・ボーテを完全子会社化、期待される3つのシナジーとは
オンワードHDはM&Aでウェルネス領域の成長を加速させる

コスメ・デ・ボーテは、セルフジェルネイル「Gel Me1(ジェルミーワン)」などのセルフネイル・コスメ用品の企画・開発を手がける。バラエティストアやドラッグストアなど全国7000店舗以上で展開し、累計総出荷数は780万個を超える。

オンワードHDがネイル関連事業のコスメ・デ・ボーテを完全子会社化、期待される3つのシナジーとは
「Gel Me1」はバラエティストアなど全国7000店舗以上で展開。総出荷数は780万個超

オンワードHDは中長期経営計画「ONWARD VISION 2030」において、生活者の価値観変化に対応する「ウェルネス領域」の成長加速を重点戦略の1つに掲げており、今回の子会社化でコスメ事業の強化につなげる。

期待される3つのシナジー

1.販路の相互活用とEC連携

コスメ・デ・ボーテは、従来のバラエティストア中心の販路に加え、オンワードHDが展開する百貨店やショッピングセンターなどの店舗網を活用する。また、ECサイト「オンワード・クローゼット」との連携を強化し、リアルとデジタルを融合したOMO施策を推進。顧客接点の拡大をめざす。

2.グループブランドとの連携強化

オンワードグループの多様なブランドとの協業により、ブランドポートフォリオを強化。ファッションとビューティーを横断した価値提案を進める方針だ。グループ内では「Chacott COSMETICS」を展開するチャコットや、オーガニックヘアケアブランド「product」を展開するKOKOBUYなどとのシナジーを追求する予定だ。コスメ・デ・ボーテの成長とコスメ事業領域の拡充につなげる。

3.海外展開と経営基盤の強化

オンワードグループの海外ネットワークや経営リソースを活用し、コスメ・デ・ボーテの海外展開を加速。あわせて経営基盤の強化も図る。

新経営体制も発表

コスメ・デ・ボーテは新たな経営体制も公表した。代表取締役社長CEOにオンワード樫山の東日本営業グループ北海道エリア長を務めた吉田明人氏が就任。取締役副社長COO兼CDOには、オンワードデジタルラボのネクストビジネスグループマーチャントビジネスDiv.クラハグSec.長を務めた酒見ひばり氏が就任した。

※記事初出時、酒見ひばり氏の役職に誤りがあり、3/4 10時に訂正をしました。修正してお詫び申し上げます。

両社にとってウェルネス領域における新たな成長機会を切り拓く重要な節目だと考えている。創業以来大切にしてきた「気軽に簡単におしゃれを楽しんでいただきたい」という思いをより多くのお客さまに届けるために、デジタルとリアルを融合した販路拡大、ファッションとビューティーを横断した新たな価値創造に取り組んでいく。社員一人ひとりの専門性と情熱を結集し、持続的な成長の実現をめざす。(コスメ・デ・ボーテ 吉田明人社長)

コスメ・デ・ボーテ 吉田明人社長
コスメ・デ・ボーテ 吉田明人社長

両社がこれまで大切に育んできた思いや強みを尊重しながら、次の成長へとつなげていく。まずはデジタル領域の強化を軸に、顧客体験の向上とブランド価値のさらなる深化に取り組み、より多くのお客さまに気軽にファッションやビューティーを楽しんでいただける環境を広げていく。(コスメ・デ・ボーテ 酒見ひばり副社長)

コスメ・デ・ボーテ 酒見ひばり副社長
コスメ・デ・ボーテ 酒見ひばり副社長

新体制では、デジタル領域、ブランド開発、マーケティング、営業、経営管理など各領域を横断的に担う。ビジネス面でのシナジーによる事業成長はもとより、組織全体のカルチャーの進化にもつながるものと確信している。今後も独自性の高い製品開発と高い推進力を強みとし、ビューティー市場における新たな価値創造を通じて、ブランドおよび企業の持続的成長を実現していく。(コスメ・デ・ボーテ 取締役CAO 丸山あをい氏、取締役CMO 百田悠貴氏、取締役CBO 所マリア氏)

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
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鳥栖 剛

YouTubeがアフィリエイトで楽天と連携

1 週間 1 日 ago

グーグルが「YouTubeショッピングアフィリエイトプログラム」を日本でも開始。「楽天市場」が国内初のパートナーに。クリエイターは商品をタグ付けすることで収益を得られる。

「YouTubeショッピングアフィリエイトプログラム」を日本導入、楽天市場が国内初のパートナーに
https://blog.youtube/intl/ja-jp/news-and-events/youtube-shopping-affiliate-jp-launch/
「楽天市場」、Google社との提携により「YouTube」動画から商品をシームレスに購入できる新しい購買体験を提供
https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2026/0219_01.html

Kenji

アートデコがレディースファッション通販サイト「GRL(グレイル)」にハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」を導入

1 週間 1 日 ago
アートデコがレディースファッション通販サイト「GRL(グレイル)」にハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」を導入
複数タグ検索と絞り込み、さまざまなハッシュタグを商品ページに表示し、回遊性などの向上につなげる
fujita-h2026年3月3日

アートデコは、レディースファッション通販サイト「GRL(グレイル)」にハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」を導入した。

複数タグ検索と絞り込みなどを実装

「GRL」は、約250万人が利用するファストファッション通販サイト。「9999円以下で全身そろうファストファッションブランド」をコンセプトに、トレンド感と手に取りやすい価格を両立したアイテムを提供している。

アートデコ GRL グレイル
レディースファッション通販サイト「GRL(グレイル)」(画像はサイトからキャプチャ)

ハッシュタグから遷移した検索結果ページで「カラー」「割引率」などの条件を追加し、絞り込みが行えるようにした。また「タグの検索」と「関連タグ」から最大4つのハッシュタグを組み合わせて、アイテムを検索できるようにした。ユーザーが持つ潜在的なニーズを可視化するだけでなく、希望に近い商品をより簡単に表示することで、顧客体験の向上につなげる。

アートデコ GRL グレイル 複数タグ検索と絞り込みでCX向上につなげる
複数タグ検索と絞り込みでCX向上につなげる

「カーディガン」「リボン」など汎用的なキーワードから「女性らしい」「抜け感」といったユーザー層の感覚に寄り添ったものまで、さまざまなハッシュタグを商品詳細ページに表示するようにした。たとえばカーディガンでは「上品 ニット」「女性らしい ショート丈」、シュシュでは「抜け感 ふんわり」「バレエコア ふんわり」などだ。

ユーザーが興味を持ちやすいキーワードを組み合わせて掲出し、より直感的に商品を探しやすくすることで、サイト内の回遊性を向上させ、新たな商品との出会い創出につなげる。

アートデコ GRL グレイル さまざまなハッシュタグを表示し、回遊性向上につなげる
さまざまなハッシュタグを表示し、回遊性向上につなげる

アートデコは、既にEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を導入している。両製品を通してCXや回遊性向上につなげていくという。

「ZETA HASHTAG」とは

商品説明やレビューなどのテキストを解析し、その商品に関連するキーワードをハッシュタグとして抽出するサービス。多数の特許を取得している。

ZETA HASHTAG 特許取得
「ZETA HASHATAG」の特集(画像は「ZETA CX」サイトからキャプチャ)

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藤田遥

ネッ担編集部

保険系SE→ECサイト運営を経て、編集未経験でインプレスに入社し、ネットショップ担当者フォーラム編集者に。趣味は音楽を聴く、ゲーム、ショッピング。ライブと買い物に行くとき以外は基本的にインドア派。カレーとコーラが好き。

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藤田遥

大手食品卸企業日本アクセスに学ぶ、BtoB-EC成功につながるポイント+戦略とは【3/10開催オンラインセミナー】

1 週間 1 日 ago
大手食品卸企業日本アクセスに学ぶ、BtoB-EC成功につながるポイント+戦略とは【3/10開催オンラインセミナー】kobayashi-a2026年3月3日イベント・セミナー

3月10日(火)にオンラインイベント「Digital Commerce Frontier 2026」を開催します。イベントに先駆け、3月9日(月)16時00分までスペシャルコンテンツをオンデマンドで配信中。ヨドバシカメラ、サンドラッグ、日本アクセス、フェリシモ、中川政七商店、TENTIALなど著名企業の実践的事例や最新戦略を学べるセミナーを多数ご用意しています。視聴は無料です(事前登録制)。まだお申し込みをしていない人のために、編集部おすすめのスペシャルコンテンツの見どころをご紹介します。

見どころ⑤ 食品総合卸『日本アクセス』だからこそできるEC事業展開~自社ECストアを通して生まれたECソリューションサービスについて~

3月10日(火)10:30~11:15 KA-1

総合食品卸である日本アクセスが、どのようにEC事業で売上拡大、サービス展開を実現してきたのかを紹介します。商品仕入や物流など、日本アクセスの強みを生かした自社ECストア「Smile Spoon」の運営を通じて生まれた、日本アクセスだからこそ提供できるECビジネスソリューションについて、具体的なサービス内容を踏まえて説明します。

日本アクセス 次世代ビジネス営業部 加嶋 達也氏

2010年入社。物流での受発注や電算業務等を経験。その後、スーパーマーケットを中心に卸売営業を経験(都内、埼玉、東北エリア)。2022年より現在所属の次世代ビジネス営業部へ配属となり、主にECサイト運営企業への営業、自社ECストアの運営・商品仕入、ECビジネスソリューションサービスの推進を担当。

ネッタヌネッタヌ

食品卸大手の日本アクセスは2019年に「Smile Spoon」の名称で大手ECモールに出店し、消費者向けネット通販をスタートしました。物流のみならず、商品開発や実店舗販売のマーケティングに活用。ネット通販のノウハウを蓄積し、卸先向けドロップシップ対応や物流受託をスタートしました。自らBtoB-ECサイトを構築するのではなく、EC食品流通にかかわる需要に対して全方位でカバーし、BtoBtoCのビジネスを展開する日本アクセスの取り組みは、新たなBtoBのビジネスモデルと言えます。

◇◇◇

次回はまた別のオススメ講演をお伝えします!

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元「楽天市場」店長・現コンサル+広告運用者の視点で見た「楽天新春カンファレンス2026」から見えてきたこと&押さえておくべきこと【ネッ担まとめ】

1 週間 1 日 ago

「AIはチャット系しか触っていないです!」という皆さん、こんにちは。もう日常のなかにさまざまなAIが浸透してきていますね。2026年の「楽天カンファレンス」のキーワードはまさに「AI」。三木谷社長の講演でもAIという言葉が随所に出てきていました。「楽天カンファレンス」から1か月経ってしまいましたが、現地で参加した人も、「RMS」からオンラインで参加した人も、見ていない人も、忘れてしまっているかもしれないので、おさらいも含めてサラッと見てみましょう!

2026年「楽天カンファレンス」で重要なポイントを振り返る

楽天新春カンファレンス2026まとめ ── AI時代のモールSEOと、店舗がすべき自助努力 | コマースデザイン
https://www.commerce-design.net/blog-staff/260204-rakuten-conference/

4月に「ソーシャルギフト」が始まります。要は「LINEギフトみたいなやつ」です。

相手の住所を知らなくても、ギフトを贈れるというもの。たとえば、SNSで仲良くなった人に誕生日プレゼントを贈りたいけど、住所は聞きづらい… そんなときに、URLを送って、相手が自分で住所を入力する形で対応できます。

ついにやってきましたね! 7~8年ほど前の現役店長時代にずっと言っていた「ソーシャルギフト」。「LINE@ギフト」が登場した当初から、各社のECCや開発の人に話していました。モールで先陣を切ってきたのはやっぱり「楽天市場」でしたね。元々ギフトの世界でECを運営していたので、これは大きな部分です。

ギフトの概念がガラリと変わるので、ギフト商戦が様変わりすると考えられるくらい大きな変化ですね! 4月ということは、母の日商戦から。ソーシャルギフトは「パーソナルなギフト」と「ソーシャルなギフト」に分かれるのですが、売り方、戦略、時期によってかなり面白い使い方ができるので、今後が楽しみなニュースですね。

2025年11月に、RPP広告の単価が自動最適化に切り替わりましたが、運用成績の上がりやすい商品とそうでない商品が明確に分かれ、一概に「良くなった」とは言えない状況です。

完全にお任せでよいわけではなく、商品ごと・キーワードごとの成果をきちんと確認してチューニングすることは継続して必要です。自動化ツールも出ていますが、「結局初期設定が大変」なので、ちゃんと理屈を勉強して理解することが重要です。

私も「RPP」を毎日3~4時間触っているのでわかります! そして「RPP」を触っている皆さんも、コントロールに毎月手間取っていると思います。変更後、何を基準にしてどのようにAIが判断しているのか不明確なので何とも言えませんが、「2026年Q3予定」ということで、秋にはまた変動があるということ。広告予算も含めてチューニングや監視をしっかり行うために、「安定した」と思えるまで調整しないといけませんね。稼働時は少し見守る必要があると思うので、気を抜かずにしっかりとチェックしてください。

まず、データ分析AIが「対話型」に進化し、こんな分析ができるようになります。

  • 楽天市場内の同カテゴリ内で比較し、自店舗のポジションを知れるようになる
  • チャット形式での自由な分析が可能になる
  • もちろん、改善提案コメントもあり

ただし、AIの提案が正しいとは限りません。AIの提案が妥当かどうか自分で判断するためには、分析の基礎知識を備えている必要がありますね。

データ分析が対話型になるとのことですが、「分析の基礎知識は備えている必要がありますね」という部分は本当に重要だと思います。これは楽天のAIに限ったことではなく、「ChatGPT」「Gemini」や他のAIでも同じようなことが言えるのではないでしょうか。

この他にも画像生成や問い合わせ対応など、今後「楽天市場」内で今まで人がやらなくてはいけなかったことが、よりAI化されていくという計画が発表されました。

その他、便利機能として「R-cabinet」の未使用ファイルがわかる、物流問題でも注目度の高い「置き配」の問題と補填の話、「Billpay」内で売り上げ、費用がまとめて確認できるようになるなど、バックオフィス側の機能改善も発表されていました。

1年半前の記事でも書いたように、「楽天グループが『何をしようとしているのか』『何をめざすのか』『どこで儲けようとしているのか?!』」などをしっかり見る視点が重要です。「あ~こんな機能ができるんだ」といった知識を得ることも大事ではありますが、今後どのモールがどのような形でビジネスを広げていくのかを見極めることも重要です。

各モールの今後の動きをしっかり確認しつつ、運用してもらえるといいかなと思います。

要チェック記事

5つの戦略と7つの戦術項目で再定義する【久のブランドEC成長戦略フレームワーク】 | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/85362

言語化されてわかりやすい形になっています! ただ、ブランディングは投資です。何か実施したから付くものでもありません。長時間かけて作っていくものなので、焦らずコツコツと。

LINEログイン導入が前年比27%増、ソーシャルログイン利用状況調査2025で明らかに | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/86401

LINEログインは自分も結構使います。ECの世界ではソーシャルログインはまだまだ導入されていませんが、海外ECだと当たり前になっていますね。PCとスマホのGoogleログインとLINEの差が面白い!

AI普及が変えるビジネスモデルの本質――「人月型」から「成果連動型」へ | データ活用革命のヒント | Web担当者Forum
https://webtan.impress.co.jp/e/2026/02/26/52177

結局、顧客データをきちんと管理しているのかどうか。中小零細企業はしっかりCSで情報をためておく必要があります。そしてそれをどう使えるのか・何を導きたいのかを普段から妄想しておくこと、ですかね。

越境EC・ウェブインバウンド白書2026 | WorldshoppingBIZ
https://www.worldshopping.biz/whitepaper/crossborder_ec_webinbound2026

今は考えていなくても、色々とヒントやアイデアはあるかも?! また、知見として越境の動向をしっかり押さえておくのも良いかも。関係ない知識から新しいアイデアも生まれると思うので。

「楽天市場」、Google社との提携により「YouTube」動画から商品をシームレスに購入できる新しい購買体験を提供 | 楽天グループ
https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2026/0219_01.html

2026年に入って一番びっくりした情報ですね! 「Room」からYouTubeに色々と移行する可能性も。ECでも「よりネットがTVと同等になる」と、頭の中を整理して認識しておく必要がありそうです。

オイシックス・ラ・大地、未収督促業務を自動化。AIが月間約5000件の督促電話・入力作業を代行 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/n/2026/02/19/15613

CS業務のなかで一番大変で困るのがこの架電。今回は「未収督促業務」にフィーチャーしていますが、別の部分でも色々と使えそうですね。「こんなところでもいよいよAI化が」ということを認識するのが重要ですね。

Google AI ModeがUCPを提供開始。Buyボタンでシームレスに購入完了 | 海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-ucp-is-now-live-on-ai-mode/

直接的なGoogle検索からの購入。まだ日本では導入されていないようですが、自分たちが使っているシステム連携などをチェックしておいた方がいいかもしれない、重要なポイントですね。

今週の唸った・刺さった・二度見した

競争に勝つより大切なのはそもそも競争しないこと | X | 成田悠輔
https://x.com/narita_yusuke/status/1878795573836607573

個人的に好きで、たまに動画やXを覗いているなかで、たまたま目に入った言葉。

マーケティングやブランディングを生業にしている自分ですが、前職ではとにかく商品開発に関して、「商品が誰に・どういう理由で求められているか」を考えていました。特に注視していたのは「とんがりを強くする」「人と違う部分をとにかく伸ばす」ということです。忙しいとなんだか数字ばかり見ていて、商戦などにかまけてふと忘れてしまう大事なことですが。

昔は「どうやったら自分たちの強みを伸ばせるのか」をひたすら考えていたなぁと改めて思い出した言葉。自分たちの強みを伸ばすことで、そもそも競争する必要がない世界がある程度作れるよなと。

まぁ、成田さんがそういう意味で言っているのかはわかりませんが、「見る場所によっては景色も違うと思うので」ということで。今回は丸と四角の縁の不思議なメガネをかけている経済学者さんの言葉で締めくくりたいと思います。

それではまた4週間後にお会いしましょう!

「新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ」は以下の専門家が連載しています。

ECMJ 石田氏石田氏

ECマーケティング人財育成は「EC事業の内製化」を支援するコンサルティング会社です。ECMJコンサルタントが社内のECチームに伴走し、EC事業を進めながらEC運営ノウハウをインプットしていきます。詳しくはECMJのホームページをご覧ください。

UdemyでECマーケティング動画を配信中です。こちらもあわせてご覧下さい。

ユウキノイン 酒匂氏酒匂氏

ユウキノインは寄り添い伴走しながら中小企業・ECサイトのSEOからコンテンツマーケティング、プレスリリースやクラウドファンディングなど集客・販促・広報をお手伝いする会社です。詳しくはユウキノインのホームページをご覧ください。

Designequation 中林氏中林氏

Designequationは何かに特化したサポートではなく、モール・ベンダー選定や広告・CSなど各企業に合わせたカスタマイズ型の運用サポートを行っています。

この記事の筆者

[ 執筆 ] 中林慎太郎

ECフリーランス

1981年三重県生まれ、台湾育ち、神戸市在住。

WebデザインとFlashを独学で学び、Web制作会社に入社。芸能プロダクション・テレビ局などの制作に携わる。その後、「神戸フランツ」にアルバイトとして入社。1年後に社員となり、同時期にECサイト運営を任される。その1年後にはバラバラで運営していたWeb部門と受注部門を統括しEC事業部責任者となる。フランツは2022年5月に退社。EC業界のフリーランスとして活動をスタートしている。

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越境ECヒットランキング、キーワードは「推し活コレクター消費」。1位はトレカ、2位はホビー、3位はアニメ【BEENOS調査2025年版】

1 週間 1 日 ago
前年に続き、トレーディングカードの人気が継続している。年代別に見ると、各エリアで40代以上の層の伸長が目立った

BEENOSが実施した「越境EC×ヒットランキング2025」によると、2025年の越境ECで購入件数の多かったカテゴリは1位が「トレーディングカード」、2位が「おもちゃ・ホビー・グッズ」、3位が「アニメ・コミックグッズ」だった。

分析すると具体的な商品ブランドを求める消費の拡大が顕著だったことから、2025年の越境ECキーワードは「推し活コレクター消費」で、人気上位の各分野でコレクション需要や趣味性の高まりを反映した購入が増加していることがわかった。

1位「トレーディングカード」は2024年に続き2冠

2025年の越境ECヒットランキング1位は、2024年に続いて「トレーディングカード」。特に「ポケットモンスター」のカードは高い人気を継続しており、アート性が高いカードや、ヴィンテージ価値のある「旧裏(きゅううら)」などを商品名に含むアイテムの購入が目立つ。鑑定済みかつ高品質の商品購入も増加しており、コレクション需要が拡大している。

ポケットモンスターのほか、「K-POPカード」もトレーディングカード分野の人気を後押し。アーティストでは「ストレイキッズ」が最も人気になっている。このほか、「遊戯王カード」「ドラゴンボールカード」「ワンピースカード」が購入件数の上位を占めた。

2位の「おもちゃ・ホビー・グッズ」では、「ぬいぐるみ」やカバンにつけられる「マスコット」「キーホルダー」などの“推し活購入”が人気をけん引。近年はアニメ関連商品が増加しており、「ちいかわ」「ポケットモンスター」「サンリオ」などのコンテンツが人気になっている。ラジコンカーの「タミヤ」「京商」、ガンプラの「BANDAI」「HG」「MG」、ミニカーの「トミカ」などの具体的なメーカー名やスペックの入った商品名のアイテム購入が急増。この商品カテゴリでは「東アジア」の利用者が最も多く、年代別では20代女性と30代男性に最も支持されている。

3位の「アニメ・コミックグッズ」では、劇場版が世界興収1000億円を突破した「鬼滅の刃」関連消費が拡大した。4位の「ファッション」は、円安でお得感のあるラグジュアリーブランド品の引き合いが伸長。5位の「タレントグッズ」では、アーティスト公式キャラクターグッズが成長した。

2025年の人気カテゴリ(上位10カテゴリ)
2025年の人気カテゴリ(上位10カテゴリ)

東アジアのメインユーザーは「20~40代」

購入件数をエリア別で見ると、「トレーディングカード」は、「北米」「南米」「東南アジア」「ヨーロッパ」の4エリアで1位だった。「おもちゃ・ホビー・グッズ」は、「東アジア」「中東」の2エリアで1位。全エリアを通して20代~30代の利用者が多いものの、「東アジア」はメインユーザーが男女とも「20~40代」で、幅広い層が支持していることがわかった。

エリア別ヒットランキング
エリア別ヒットランキング

カテゴリ別の伸長率では「おもちゃ・ホビー・グッズ」「タレントグッズ」が躍進

前年比伸長率別のランキングでは、最も伸長したのは「おもちゃ・ホビー・グッズ」だった。2位の「タレントグッズ」とともに、前年(2024年)の同ランキングでは10位よりも下の順位だったが、躍進した。ヒットランキングで1位だった「トレーディングカード」は、伸長率でも3位に入った。

前年比伸長ランキング(カテゴリ別)
前年比伸長ランキング(カテゴリ別)

シニア層でも利用が拡大

購入件数をユーザーのエリア別に見ると、多くのエリアで40代以上の層が伸長した。2024年に伸長ユーザーは「10代男女」だったが、シニア層でも利用が拡大している。

商品カテゴリで見ると、「おもちゃ・ホビー・グッズ」は「東アジア」「ヨーロッパ」「中東」の3エリアで3位以内に入っている。「タレントグッズ」は「東アジア」のみで同3位以内となっており、需要が局地的に拡大していることがわかった。

エリア別伸長ランキング
エリア別のカテゴリ伸長ランキング

この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

ohshima

セシール、初のインフォマーシャルを放送。狙いはリブランディングの浸透・認知拡大

1 週間 1 日 ago
セシール、初のインフォマーシャルを放送。狙いはリブランディングの浸透・認知拡大
今回のインフォマーシャル放送を皮切りに、SNSなどを組み合わせたクロスメディアの運用強化に乗り出す。インフォマーシャルは4月末までで、紹介する商品は特別価格で販売する
ohshima2026年3月3日

セシールは3月1日、初となるインフォマーシャルの放送を開始した。2025年から実施しているリブランディングで新たに制定したブランドメッセージ「心地いいに、ときめく。」を体現する取り組みの一環。

影響力の高いテレビメディアを活用し、パジャマ、ソックスといった自社通販で好調のオリジナル商品の魅力と価値を伝える。放送予定期間は4月30日まで。

テレビインフォマーシャルを3月1日に開始した
テレビインフォマーシャルを3月1日に開始した

テレビインフォマーシャルによるプロモーション展開で目的にしているのは次の3点。

リブランディングの浸透・認知拡大

高い訴求力をもつメディアであるテレビを通じて、刷新したセシールブランドとそのメッセージを広く発信し、ブランド認知度の向上を図る。

企業姿勢と商品価値の伝播(でんぱ)

商品開発、企業活動に込めた思いやこだわり、商品・サービスの価値を映像で伝えることで、企業への共感と信頼の醸成をめざす。

ブランドイメージの強化

映像の表現力を通じて、ブランドメッセージ「心地いいに、ときめく。」が象徴するセシールブランドの一貫したイメージの定着を図る。

インフォマーシャルで紹介する商品の一例
インフォマーシャルで紹介する商品の一例。特別な値下げ価格で販売する

セシールは今回のインフォマーシャルを皮切りに、SNSなどを組み合わせたクロスメディアでのコミュニケーションを強化する。

インフォマーシャル概要

  • 放送予定期間:2026年3月1日~4月30日
  • 放映波種エリア:BS(全国)、地上波(東京エリア、岡山・香川エリア)、CS(全国)
  • CM尺:29分、120秒

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[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

(function(){ try{ var googletag = window.googletag || {cmd: []}; googletag.cmd.push(function() { const adUnitPath = '/49282802/ipc-netshop/pc-all/hyb101', adSizes = [[["fluid"], [728, 90]]], slotElementId = 'div-gpt-ad-1549503899339-0'; const iOr=/^https:\/\/([^.]+\.)+safeframe\.googlesyndication\.com/; googletag .pubads() .addEventListener('slotResponseReceived', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } if (!evt?.slot?.getResponseInformation()) { const targetElem = document.querySelector('#'+slotElementId); if (targetElem) { targetElem.style.display = 'none'; } } }) .addEventListener('slotRenderEnded', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } const postMessageWithDebounce = Drupal.debounce(function() { const viewportWidth = window.innerWidth; const wIfr = document .querySelector('#'+slotElementId) ?.querySelector('iframe') ?.contentWindow; if (!wIfr || !wIfr.postMessage) return; wIfr.postMessage( { slot: adUnitPath, type: 'banchoSetViewportInfo', data:{ viewportWidth: viewportWidth } }, '*' ); }, 250, false); postMessageWithDebounce(); window.addEventListener('resize', postMessageWithDebounce); window.addEventListener('orientationchange', postMessageWithDebounce); }); }); } catch (e) { if (drupalSettings?.bancho?.userInfo?.insider) { console.warn(e); } } })();
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大嶋 喜子

「eコマース革命」から13年。「Yahoo!ショッピング」出店プランを一部変更、月額利用料+売上ロイヤリティを有償化

1 週間 1 日 ago
「eコマース革命」から13年。「Yahoo!ショッピング」出店プランを一部変更、月額利用料+売上ロイヤリティを有償化
月額システム利用料(税別1万円)と売上ロイヤリティ(2.5%)を有償化し、LINEショッピングタブ経由料金(2~4%)も新設する。
furukawa2026年3月2日

LINEヤフーは9月から、ビジネスモデルの変化やサービスの進化に伴い「Yahoo!ショッピング」の出店プランを一部変更する。

これまで無料で提供していた月額システム利用料や売上ロイヤリティを有償化する。詳細は出店ストア向けに個別で案内するとしている。

LINEヤフーによると、今回のプラン変更は「LINEショッピングタブ」への展開やAIを活用したユーザー向けの購買支援、ストア向けの運営支援の強化など、サービスの拡張に伴う見直しとしている。

「eコマース革命」から13年。「Yahoo!ショッピング」出店プランを一部変更、月額利用料+売上ロイヤリティを有償化
出店プラン変更の全容

これまで無料だった月額システム料を税別1万円に設定、また売上ロイヤリティを無料から2.5%に変更する。これまで1.5%としていたキャンペーン原資負担はなしにする。任意加入で提供していたプロモーションパッケージは3%から2%に引き下げる。初期費用は引き続き無料とした。

また、新たな機能であるLINEのショッピングタブ掲載経由の手数料を2〜4%に設定した。なおカテゴリにより料率は異なるという。

「Yahoo!ショッピング」は2013年に「eコマース革命」として出店料や手数料などを無料にした。今回の変更は実に13年ぶりの大改定となる。

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

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eBayグループのECモール「Qoo10」、2026年1回目の「20%メガ割」は3/11まで実施

1 週間 2 日 ago
eBayグループのECモール「Qoo10」、2026年1回目の「20%メガ割」は3/11まで実施
「Qoo10」は、2026年最初の大型セール「20%メガ割」を2月27日17時~3月11日23時59分に開催。クーポン配布や特設コーナーに加え、渋谷で体験型イベントも実施する。
furukawa2026年3月2日

eBay Japanが運営するECモール「Qoo10」は、2026年最初の大型セール「20%メガ割」を2月27日17時から3月11日23時59分まで実施する。

eBayグループのECモール「Qoo10」、2026年1回目の「20%メガ割」は3/11まで実施
20%オフクーポンに加え、ショップクーポンや決済サービスのキャンペーンも併用可

「20%メガ割」は年4回実施している大型販促企画。期間を3回に分けて、20%割引クーポン(1枚あたり最大1万円割引、100円以上の購入で利用可能)を配布する。クーポンに加え、ショップクーポンや決済サービスごとのキャンペーンも併用できる。

今回の「メガ割」では、コスメやファッションに加え、取り扱いを強化している「インナービューティー」関連商品の訴求を高める。春先の需要期に合わせ、旬のアイテムから新生活準備品まで幅広い商材をそろえる。

「Qoo10」独占先行発売の新商品を集めたコーナー「メガ推し」や、「メガ割」期間中のみ購入できる特別企画セット「Q ONLY」などの独自企画も展開。そのほか、タイムセールや抽選会、「急上昇ショップ」「リアルタイムランキング」「Live Shopping」といった特設コーナーも設ける。

eBayグループのECモール「Qoo10」、2026年1回目の「20%メガ割」は3/11まで実施
「メガ割」期間中のみ購入できる特別企画セットも

「メガ割」をリアルで体験できるポップアップストア「MEGA POP UP」も実施する。2月28日から3月8日まで、渋谷の「MEDIA DEPARTMENT TOKYO」で実施。歴代最多規模となる2万5000人を無料招待する。テーマは「Find Your Mega Beauty」。会場には62ブランドが参加し、このうち10社がブース出展しおすすめ商品を紹介する。

eBayグループのECモール「Qoo10」、2026年1回目の「20%メガ割」は3/11まで実施
ポップアップストアには62ブランドが参加

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

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ヨドバシカメラのライブコマース戦略、サンドラッグが語るリアル×ECのポイント、ミスミ・ミルボンのDX事例などが学べるオンデマンド配信【3/2~9開催】

1 週間 2 日 ago
ヨドバシカメラのライブコマース戦略、サンドラッグが語るリアル×ECのポイント、ミスミ・ミルボンのDX事例などが学べるオンデマンド配信【3/2~9開催】kobayashi-a2026年3月2日イベント・セミナー

3月10日(火)にオンラインイベント「Digital Commerce Frontier 2026」を開催します。イベントに先駆け、3月2日(月)~3月9日(月)にはスペシャルコンテンツのオンデマンド配信を実施。ヨドバシカメラ、サンドラッグ、ミスミ、ミルボンなど著名企業の実践的事例や最新戦略を学べるセミナーを多数ご用意しています。視聴は無料です(事前登録制)。まだお申し込みをしていない人のために、編集部おすすめのスペシャルコンテンツの見どころをご紹介します。

見どころ① ヨドバシカメラの“FIND YOUR BEST”を実現するライブコマース戦略と実例

3月2日~3月9日 OD-1特別講演

多くの企業が取り組んでいるライブコマース。特に2025年6月の日本上陸からにわかに広まり出している「TikTok Shop」が注目を集めています。

全世界中で5兆円以上のGMVを誇る「TikTok Shop」と、日本国内で最短当日配送を実現するヨドバシカメラのフルフィルメントのコラボレーションが実現するライブコマースの可能性を、実例などを踏まえて解説します。

トレンドキャスケット 代表取締役 二階堂 京介氏

トレンドキャスケット 代表取締役 二階堂 京介氏

ファーストリテイリング、トヨタ自動車東日本を経て、ピアズにて専務取締役コーポレート統括本部長として東証グロースへ上場。2022年にトレンドキャスケットを立ち上げ、2025年よりヨドバシカメラの関連会社となる。現在はヨドバシグループの体験型店舗やライブコマースを担当する。

ネッタヌネッタヌ

2025年6月から日本でも展開されている「TikTok Shop」。ヨドバシカメラが「TikTok Shop」に参入した理由、どのようにして売り上げを伸ばしているのか、「TikTok Shop」のアルゴリズム、今後の市況などを事例を交えて詳しく解説します。また、ライブコマースで重要なポイント、取り組むことの面白さ、難しさについてもお話しています。ライブコマースに興味がある、「TikTok Shop」について知りたい人にぜひ聞いてほしい講座です!

見どころ② 小売りECの現場から見えた「リアル×EC×組織」で売上を伸ばす本当の急所~実店舗を持つ企業が“Amazon型”を目指してはいけない理由。在庫・組織・人材・AIをつなぐ「商売人」の作り方~

3月2日~3月9日 OD-2特別講演

大手家電量販とサンドラッグ(薬・日用品)でEC事業の責任者を歴任。その経験を踏まえ、「高単価・低頻度」と「低単価・高頻度」の共通課題に触れ、小売業全般におけるペインを解決するポイントを解説します。

サンドラッグ EC事業部 ゼネラルマネージャー 後藤 賢志氏

サンドラッグ EC事業部 ゼネラルマネージャー 後藤 賢志氏

秋葉原をはじめ5大都市圏に店舗展開しているDOSVパーツ専門店の「TSUKUMO」で店長、エリア長を経験、事業譲渡後のProject Whiteでは秋葉原本店店長、営業本部長を経て2018年に代表取締役社長。2021年7月より大手企業のインターネット事業責任者となり、2023年度に楽天市場で総合グランプリ、2024年度に「au PAYマーケット」で総合グランプリ、2025年度に「楽天市場」で総合賞3位を獲得。

ネッタヌネッタヌ

小売企業がECビジネスを成功するためにはどうすればいいのか? リアルとECを対立させず、在庫・組織・人材・AIを有機的につなぎ、売上を最大化させる「商売の本質」が必要だと後藤氏は説きます。組織の壁を突破し、テクノロジーを使いこなす「次世代の商売人」をどう育成し、顧客体験を磨き上げるのか。現場の最前線から見えた成長の急所を明かします。

見どころ③ 顧客体験を最大化するRevOps実現の舞台裏

3月2日~3月9日 OD-3特別講演

機械部品の製造販売を手がけるミスミでは営業、マーケティング、カスタマーサクセスといった顧客と接点を持つ各部門を横断的に統合することで、収益の最大化を図ろうとする経営戦略「Revenue Operations(レベニューオペレーション)」を推進しています。「RevOps」を成功に導いた舞台裏を解説します。

※本セッションは2025年11月7日(金)に行われた「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」の再放送です。

ミスミ IDビジネス・ハブ 社長代行 柳沢 将人氏

ミスミ IDビジネス・ハブ 社長代行 柳沢 将人氏

インクスに入社後、アマダマシンツールを経て2016年ミスミへ入社、ミスミの新規事業である「meviy」の事業開発に参画。meviyの開発、サービス立ち上げに従事。2018年より事業部長に就任、事業責任者として販売・開発部門を担当。2023年より企業体執行役員に就任、欧米事業統括としてグローバルでの事業成長を牽引。

ネッタヌネッタヌ

機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy(メビー)」の成長の裏側には、組織の壁を越えて顧客体験を最適化する「RevOps」の実践があります。いかにして部門間の連携を深め、一貫した顧客価値を提供し続けているのか。その戦略的な舞台裏と、成果を最大化するための具体的な手法を学ぶことができます。

見どころ④ ミルボンの「顧客・美容室/代理店・メーカー」三方良しのBtoBtoCモデル~「milbon:iD」が実現した美容業界の商慣習の維持とデジタル化の両立~

3月2日~3月9日 OD-4特別講演

「milbon:iD」は、美容室が「milbon:iD」というプラットフォーム上にオンラインストアを開設、その美容室で取り扱いがあるミルボン商品を販売するサービスです。顧客は利用している美容室から購入する仕組みで、売り上げは美容室に計上されます。ECサイト運営・物流などをすべてミルボンが担うため、美容室は従来通り、実店舗での接客に集中することができます。サービスリリースから順調に成長し、今年会員が100万人に到達する見込みです。BtoB-ECビジネスの新たな事業戦略のヒントを、講演を通じて提供します。

※本セッションは2025年7月30日(水)に行われた「Digital Commerce Frontier 2025」の再放送です。

ミルボン 事業開発部 広告・デジタルマーケティンググループ EC企画推進室 マネジャー 西田 洋介氏

ミルボン 事業開発部 広告・デジタルマーケティンググループ EC企画推進室 マネジャー 西田 洋介氏

2007年にミルボンに入社。2018年から現部署にてサロン出店型ECサービス(millbon:iD)の企画運営を行っています。

ネッタヌネッタヌ

「milbon:iD(ミルボンiD)」の登録美容室軒数は6500軒を越え、登録会員数は100万人を突破(2025年10月時点)。1回あたりのEC平均購入額は1万4435円で、美容室店頭の購入額と比較して約2.9倍に達しています。1年以内のリピート率は店頭の40%よりも大幅に高い65%(いずれも2024年の実績)。「milbon:iD」のビジネスモデル、その成長の秘訣(ひけつ)を解説します。

◇◇◇

次回はまた別のオススメ講演をお伝えします!

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イーシーキューブ、大規模ECモール構築・運用サービスを刷新。卸売・受発注システム、複数ブランド統合モールにも対応

1 週間 2 日 ago
イーシーキューブ、大規模ECモール構築・運用サービスを刷新。卸売・受発注システム、複数ブランド統合モールにも対応
EC基盤の構築に加え、AIによる業務自動化・効率化、事業成功に伴走するDXコンサルティングを融合させた新サービスとして提供する
ohshima2026年3月2日

イルグルムの連結子会社イーシーキューブはこのほど、大規模ECモール構築・運用サービス「EC-CUBE Enterprise Mall」を全面刷新し、新たに「EC-CUBE Enterprise for Marketplace」として提供すると発表した。

「EC-CUBE Enterprise for Marketplace」は、従来の「ショッピングモール構築」という枠を超え、BtoB受発注、企業間取引(BtoB)、複数ブランドの会員統合によるLTV向上、組織ごとのクローズドな購買、施設内サービスのデジタル化など、複雑化するビジネスモデルを「マーケットプレイス(経済圏)」として再定義。システム基盤の提供に加えて、AI活用の提案、DXコンサルティングを統合し、「企業の複雑な商流を『収益を生むプラットフォーム』へと変革するトータルソリューション」として提供する。

マーケットプレイス型、モール型の構築・運用サービス「EC-CUBE Enterprise for Marketplace」
マーケットプレイス型、モール型の構築・運用サービス「EC-CUBE Enterprise for Marketplace」

「EC-CUBE Enterprise for Marketplace」が提供する価値は次の通り。

複雑な商流に対応

BtoBtoB(卸売・受発注プラットフォーム)、BtoBtoC(複数ブランド統合モール)、Closed Market(組織・職域別販売)、Service & OMO(施設・実店舗連携)など、さまざまなビジネスモデルに対応する。BtoB特有の見積もり・掛け率設定、グループ戦略に必要な「会員ID統合」、施設連携のためのAPI基盤の実装など、業界特有の商習慣や事業戦略に合わせたカスタマイズを可能とする。

運営コストを改善するAI活用

マーケットプレイス運営の課題になりやすい「業務コスト」を、次のAI活用によって解決する。

  • AIによる入力補助・自動カタログ化:アップロードされた商品画像やPDF資料を基に、スペック、カテゴリ、ハッシュタグなどをAIが自動抽出・生成。表記ゆれのない高品質な商品データベースを短期間で構築する。
  • AI出品審査・監視:テナントが出品する商品画像やテキストをAIが解析し、不適切なコンテンツや規約違反を自動検知する。
  • AIマッチングレコメンド:エンドユーザー(買い手)の行動履歴と、テナント(売り手)の商品・サービス特性をAIが分析し、最適なマッチングを行う。

構想段階から伴走

ビジネスモデルの策定、マネタイズ設計(手数料ビジネス、サブスクリプションなど)、運用フローの構築まで、大規模プラットフォームの立ち上げ実績が豊富な人材が伴走支援する。

マーケットプレイス/モール型ECの業務フロー例
マーケットプレイス/モール型ECの業務フロー例

イーシーキューブは従来、多くの大規模プラットフォーム構築を手がけてきた。「EC-CUBE Enterprise for Marketplace」では、ECショッピングモールの構築だけでなく、さまざまなプラットフォームの構築を伴走・支援する。ユースケースは次の通り。

業界特化型・卸売プラットフォーム(BtoB受発注)

「電話・FAXによるアナログ受注が多く、複雑な掛け率計算などで業務を圧迫されている」という課題に対し、多数のサプライヤーが参画し、バイヤーがワンストップで発注できる業界標準プラットフォームを構築。見積もりから決済までをデジタル化し、業界全体の生産性をアップさせる。

ブランド・グループ統合モール(複数ブランド統合)

「ブランドごとにサイトも会員データも分断されており、グループ全体での相互送客(クロスセル)ができていない」という課題に対し、全ブランドを統合モールとして再構築し、会員IDとポイントを共通化する。ブランドを横断したコーディネート提案やキャンペーンが可能になり、顧客単価とLTVアップにつなげる。

組織別クローズド・マーケットプレイス(組織別購買サイト)

「学校や職場など、クライアント組織ごとに取扱商品が異なり、個別対応による管理コストが肥大化している」という課題に対して、クライアント組織ごとに「専用注文サイト」を自動生成する仕組みを構築し、各組織に最適化された購入環境を提供する。

施設向けOMOプラットフォーム(施設別サービス統合)

「施設内の予約、飲食、物販データが分断され、顧客の利便性を損なってしまう」という課題に対して、予約、施設内端末でのサービス利用、物販までを「共通ID」で統合する。顧客は手ぶらで施設を利用でき、精算の一括化によって施設内の回遊と消費を促進する。

「EC-CUBE Enterprise for Marketplace」で構築できるビジネスのユースケース

イーシーキューブによると、DXの深化により、自社で「業界や地域の取引全体をデジタル化したい」というニーズが急増している。相談窓口にも「アナログな卸売業務を業界全体でデジタル化したい」「グループ内に散在する複数ブランドの会員IDを統合し、相互送客を強化したい」といった相談が多く寄せられていたという。こうした市場の変化を受け、サービスの刷新を決めた。

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[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

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TikTok Shop、半年で5万店に

1 週間 2 日 ago

ティックトックは、2025年6月末から日本でも開始した「TikTok Shop」について、12月末までの半年間の実績を明らかにした。登録セラーは5万店、クリエイターは20万人に。流通総額の約70%はコンテンツを起点とした購入であり、「ディスカバリーEコマース」を体現できているという。

TikTok Shop、日本での提供開始から半年が経過。流通総額の約70%が動画やLIVE配信等のコンテンツ起点と判明。「ディスカバリーEコマース」を体現する成長を実現
https://newsroom.tiktok.com/tiktok-shop?lang=ja-JP

一方で、「TikTok Shop」については次のような厳しい報道もある。セラーとクリエイターの両輪が揃わないと販売が拡大しないところに難しさがありそうだ。

日本上陸の「TikTok Shop」に厳しい現実 日清でも売り上げわずか103万円
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/01286/00001/

Kenji

「LINEショッピングタブ」への「Yahoo!ショッピング」商品掲載をスタートへ、手数料は2~4%

1 週間 2 日 ago
「LINEショッピングタブ」への「Yahoo!ショッピング」商品掲載をスタートへ、手数料は2~4%
「Yahoo!ショッピング」とは購入目的やユーザー層が異なるチャネルであるとし、新規ユーザーの獲得および取扱高の拡大が期待できると説明している。
furukawa2026年3月2日

LINEヤフーは4月以降、LINEアプリの「LINEショッピングタブ」に「Yahoo!ショッピング」の商品を順次掲載する。「Yahoo!ショッピング」出店者にかかる手数料は、ショップタブ経由で発生した商品購入額の2〜4%。なおカテゴリにより料率は異なるという。

「LINEショッピングタブ」への「Yahoo!ショッピング」商品掲載をスタート、手数料は2~4%
「LINE」アプリのタブに「ショッピング」を追加する

「LINEショッピングタブ」は2025年9月から一部ユーザー向けに先行公開を開始した機能だ。「LINE」アプリのリニューアルに合わせ、「LINE」のタブ構成に「ショッピング」を追加。ユーザーに合わせたレコメンド型ECサービスで、「LINEギフト」の商品などをレコメンドしている。将来的にはデータ活用によるパーソナライズされた商品をAIが提案するという。

LINEヤフーによると、「Yahoo!ショッピング」とは購入目的やユーザー層が異なるチャネルで、新規ユーザーの獲得および取扱高の拡大が期待できると説明している。

LINEヤフーでは2023年から「ショッピングタブ」のリリースに向けて開発をスタート。当初は2024年度中にタブへの追加を進めていたが、遅れが生じていた。その後、2025年9月から一部ユーザー向けのテストがスタートした。

LINEヤフーはこれまでに、「ショッピングタブ」は「LINE」で手がけるコマースサービスのポータル的位置付けで、普段LINEを使っているユーザーに提案型で商品を購入してもらう仕組みと説明。「雑誌を見ながら欲しい商品に出会うような『ながら買い』を提供する」(LINEヤフー)としていた。

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EC売上最大5.3倍+5週連続CV2.5倍。ミストサプリ「IN MIST」が仕掛けた喫煙所プロモーションとは

1 週間 2 日 ago
EC売上最大5.3倍+5週連続CV2.5倍。ミストサプリ「IN MIST」が仕掛けた喫煙所プロモーションとはfujita-h2026年3月2日単発記事

ミストで飲むスプレー型のサプリメント「IN MIST(インミスト)」を展開するゼロワンブースターは2025年12月、一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会が発表した「日本サブスクリプションビジネス大賞2025」の「日本ネット経済新聞賞」を受賞した。新しい剤形とサブスクモデルで評価を集めるゼロワンブースターは、サンプリング施策などオフラインの取り組みを強化し成果を上げている。成果につながっている戦略などを取材した。

サントリー社内ベンチャー発・ミストで飲むサプリ

「IN MIST」は、スプレータイプのサプリメント。ワンプッシュでミスト状のサプリメントを口内に噴霧し、水なしで栄養素を摂取するという新しいスタイルを提案している。

「IN MIST」は、サントリー社内のベンチャー制度を活用して立ち上がった事業だ。ゼロワンブースターは起業家・社内起業家の事業化支援を主事業としており、サントリーホールディングスの社内ベンチャー制度の運営も支援。事業プランに採択された起案者がサントリーからゼロワンブースターへ出向、独自に商品開発や実証実験に取り組み、商品を販売している。

「IN MIST」は約5年間の開発期間を経て商品化し、2023年4月に応援購入プラットフォーム「Makuake(マクアケ)」で先行販売を開始した。

スプレータイプサプリメント「IN MIST」(画像は「IN MIST」のサイトからキャプチャ)
スプレータイプサプリメント「IN MIST」(画像は「IN MIST」のサイトからキャプチャ)

ゼロワンブースター IN MIST事業代表の長田知也氏は「栄養素とおいしさを両立するサプリメント配合技術を独自に開発している点が大きな特長だ」と話す。液体ミストのため、吸収されやすく、新技術を活用したビタミンを守る独自のアルミ2重構造「フレッシュキープボトル」を採用、開封後の衛生面・品質面を保てる設計とし、日常的に持ち歩いて使う前提のプロダクトに仕上げている。

パッケージは独自技術を活用した「フレッシュキープボトル」を採用している(画像は「IN MIST」のサイトからキャプチャ)
パッケージは独自技術を活用した「フレッシュキープボトル」を採用している(画像は「IN MIST」のサイトからキャプチャ)

2025年11月時点で、商品は2種類を展開している。

・ClearWhite Lemon(クリアホワイトレモン)

一日分のビタミンC・ビタミンB群を摂取できる「ClearWhite Lemon(クリアホワイトレモン)」(画像は「IN MIST」のサイトからキャプチャ)
一日分のビタミンC・ビタミンB群を摂取できる「ClearWhite Lemon(クリアホワイトレモン)」(画像は「IN MIST」のサイトからキャプチャ)

ワンプッシュで、厚生労働省が推奨する一日分のビタミンC・ビタミンB群を摂取できる設計。美容感度の高い女性や、美容を意識するユーザーの利用が多いという。

・Vitamin Maintenance(ビタミンメンテナンス)

7種類のビタミンを配合した「Vitamin Maintenance(ビタミンメンテナンス)」(画像は「IN MIST」のサイトからキャプチャ)
7種類のビタミンを配合した「Vitamin Maintenance(ビタミンメンテナンス)」(画像は「IN MIST」のサイトからキャプチャ)

7種類のビタミンを配合したマルチビタミンタイプ。ジューシーでおいしく飲める味わいが特長で、主に「栄養バランス・食生活が気になる」ユーザーに支持されている。男性ユーザーや高齢ユーザー、「いろいろな栄養素をまとめて取りたい」というユーザーは、「ビタミンメンテナンス」を選ぶ傾向が強いという。

一般的な錠剤サプリの課題解決から開発

サプリメントは錠剤・カプセルが一般的だが、ユーザーのなかには「飲むのが面倒で習慣化できない」「錠剤・カプセルを飲み込むのが大変」「水がないと飲めないため、外出時や旅行中に飲みにくい」「味がないので『義務感』で飲んでいる感覚が強い」といった課題があったと長田氏は話す。長田氏が在籍しているサントリーグループにはサプリメント事業を手がけるサントリーウェルネスもあり、こうしたユーザーの課題は以前から把握していたという。

ユーザーのペインに対して、まったく新しいソリューションを提供できないか」と考えた結果、スプレータイプのサプリメントという発想に行き着いた。ワンプッシュ・1秒で、水なしで、どこでも手軽にビタミン補給ができる。このコンセプトが「IN MIST」誕生の背景にある。

私自身、もともと理系の生物専攻出身で栄養に詳しく、サントリー入社後は飲料部門に所属していました。もともとサプリを飲んでいましたが、「錠剤は飲みにくい」「もっとこまめに取りたい」という実感もあり、「飲料発想の飲みやすいサプリ」としてミストタイプのサプリに可能性を見いだしました。(ゼロワンブースター IN MIST事業代表 長田知也氏)

ゼロワンブースター IN MIST事業代表 長田知也氏
ゼロワンブースター IN MIST事業代表 長田知也氏

メインターゲットは美容感度の高い30~40代女性

「IN MIST」は幅広いユーザーに利用されているが、最も多いのは30~40代女性。比較的美容への関心が高い層で、「クリアホワイトレモン」を選ぶユーザーが多いという。「ビタミンは一度に大量に摂取しても排出されてしまうので、こまめに取ることが大切」という知識を持つ美容感度の高いユーザーにとって、こまめに取りやすい形であり、仕事中や外出時にも使いやすい点が支持されている。

一方で、実際に販売してみると、想定していた美容志向の女性だけでなく、高齢ユーザーや「錠剤が苦手」「旅行に便利だから」という理由で購入するユーザー、男性ユーザーなど、想定以上に多様な層に広がっているという。

売上構成トップは「Amazon」。オフラインも展開

販売チャネルはオンライン・オフライン共に展開しているが、売上比率はオンラインが大半を占める。オンラインでは、「楽天市場」「Amazon」「Qoo10」「TikTok Shop」などのECモールを中心に販売。オフラインではハンズ、ロフト、蔦屋家電や個人経営の小規模サロン、美容外科医が運営する美容クリニックなどにも卸している。

売上構成としては「Amazon」が最も高く、「楽天市場」が続く。サプリメントという商材はモールとの相性が良く、「サプリを買いにくる」ユーザーが多い場であることから目に留まりやすく、購入単価も上がりやすいという。

「IN MIST」は見た目と体験がわかりやすく、動画映えするという強みがある。スプレーでミストを口に吹きかけるという体験が視覚的に伝わりやすい、商品としての新しさ、パッケージデザインの良さがSNSと相性が良いといった理由から、動画コンテンツを活用しやすい「TikTok Shop」にも出店している。定期的にライブ配信も行い、出演ライバーのファンが毎回ライブを視聴し、購入につながるケースも増えているという。

2025年11月から「TikTok Shop」に出店している(画像は「IN MIST」の「TikTok Shop」ページからキャプチャ)
2025年11月から「TikTok Shop」に出店している(画像は「IN MIST」の「TikTok Shop」ページからキャプチャ)

「体験」を軸にした認知拡大を重視

ゼロワンブースターが商品認知において重視しているのは、「どれだけ多くの人に実際に飲んでもらえるか」という体験の数である。「メディア露出」「オフラインイベントへの出展」「サンプリング施策」「インフルエンサーへのギフティング」などを通じて、まずは「飲んでもらう」ことに注力しているという。

「『ミストでサプリを取る』と言われてもピンとこない」「味がわからないと不安」というユーザーも多く、オンラインだけで完結させるにはハードルが高い商材だと長田氏は見る。そのため、クチコミやSNS投稿を生み出すリアルな体験接点を増やすことを優先し、ウェブ広告による新規獲得にはあえて大きく投資していない。オフラインイベントでは売り上げへの直接的な寄与を定量化しにくい面もあるが、インフルエンサーの投稿やユーザーのクチコミを通じて、着実にファンが増えている手応えがあるという。

喫煙所サイネージメディアを活用し、「IN MIST」体験機会の創出、認知拡大などにつなげる

体験重視の文脈で、ゼロワンブースターが活用し成果をあげたのが、ニューステクノロジーが展開するオフィス喫煙所サイネージメディア「BREAK」である。

「BREAK」は、喫煙所ブランド「THE TOBACCO(ザ・タバコ)」を展開するコソドと共同運営するメディアで、都心を中心とした喫煙所に最大55インチのディスプレイを設置し、音声と映像で情報を伝える。オフィスビルやオフィス街の公衆喫煙所にも設置されており、ビジネスパーソンが主なターゲットだ。設置面数は2026年3月で530面に到達する予定だという。

「THE TOBACCO」では、サイネージとセットで商品のサンプリングなどを行うことができる。実際に商品を体験してもらうことで、効果実感やリアルな声の収集につなげられる点が特長だ。一方、都内大型デベロッパーの施設内など、サンプリングができない場所では、サイネージで商品・サービスの魅力や特長を伝え、ウェブへの誘導導線として活用している。

オフィス喫煙所サイネージメディア「BREAK」の設置場所の一例(画像提供:ニューステクノロジー)
オフィス喫煙所サイネージメディア「BREAK」の設置場所の一例(画像提供:ニューステクノロジー)

ニューステクノロジーの調査によると、オフィスビルの喫煙者は可処分所得が高い傾向があり、消臭・口臭ケアなどのセルフケアを行っている人も多い。喫煙者特有の肩身の狭さを感じつつも、セルフケア関連の情報には敏感で、「自分が気持ち良く過ごすため」の消費・自己投資への意識が高い層だという。

ゼロワンブースターは2025年9月1日~12日の期間、「THE TOBACCO」20店舗で「IN MIST」のプロモーションを実施した。実施内容は次の通り。

  • スタッフによる対面での商品説明、サンプリング配布
  • 商品紹介動画のサイネージ放映
  • 喫煙者の興味・関心を引くようなポスター掲出
  • 商品体験後アンケートの実施
「THE TOBACCO」を活用し、「IN MIST」の動画放映、ポスター掲出などを実施(画像提供:ニューステクノロジー)
「THE TOBACCO」を活用し、「IN MIST」の動画放映、ポスター掲出などを実施(画像提供:ニューステクノロジー)

施策の結果、商品配布数2000個、アンケート回答数1284件、公式LINE友だち追加数804件という成果を上げた

喫煙者の健康意識と「IN MIST」の相性

アンケート結果からは、喫煙者の96%が「健康を意識している」一方で、約7割が「喫煙でビタミンCが失われることを知らなかった」ことが明らかになった。ポスターでは、喫煙者に向けたメッセージとして「喫煙でビタミンCが失われる」という事実を訴求。プロモーションを通じて、体験とセットで理解促進を図った。

さらに、約9割が何らかの健康行動を実施しており半数以上がサプリメントを摂取していた。また約5割がジム・フィットネスクラブに通っているといった結果も得られ、喫煙者のセルフケア意識の高さが浮き彫りになった。

「IN MIST」の評価ポイントとしては、「持ち運びしやすそう」が最多で「水なしで飲める」点も高評価だった。日常生活に取り入れやすいサプリとして受け止められていることがうかがえる。アンケート回答者の98%が「IN MISTを継続したい」と回答しており、体験を通じた好意形成に成功したと言えるだろう。

「IN MIST」への評価ポイントについて。「IN MIST」の特長が高評価につながっているようだ(画像提供:ニューステクノロジー)
「IN MIST」への評価ポイントについて。「IN MIST」の特長が高評価につながっているようだ(画像提供:ニューステクノロジー)

プロモーションでは、公式LINEへの友だち追加またはアンケート回答と引き換えに商品配布を行った。その結果、LINE登録数は前月比34倍に増加し、プロモーション時の初週EC売上は、前月1週目比で「楽天市場」は4.2倍、「Amazon」では5.3倍、サイトPV数は最大11倍となった。またプロモーション終了後も、CVは平均2.5倍を5週間継続し、大きなインパクトをもたらした。

対面で商品の特長を説明。公式LINEへの友だち追加またはアンケート回答と引き換えで商品を渡す設計にすることで、LINE登録数を大幅に伸ばした(画像提供・ニューステクノロジー)
対面で商品の特長を説明。公式LINEへの友だち追加またはアンケート回答と引き換えで商品を渡す設計にすることで、LINE登録数を大幅に伸ばした(画像提供・ニューステクノロジー)

喫煙者はビタミン不足のリスクがあることを以前から認識していたことに加え、吸うという行為とミストを口に吹きかける行為の類似性、口寂しさの解消とのシナジーも感じました。「BREAK」の取り組みは、美容女子をメインターゲットとしつつも、喫煙者という新たなセグメントの深掘りにつながった施策となりました。(長田氏)

モールの定期便機能で定期購入するユーザーも多く

「IN MIST」は単品販売に加え、定期通販も展開しており、これが「日本サブスクリプションビジネス大賞2025」での受賞にもつながった。定期通販導入の背景について、長田氏は次のように説明する。

企業側にとっては、定期的な売り上げが立つというメリットがあります。一方でサプリメントは「継続してもらうことで初めて効果・体感が得られる」商材のため、定期購入によってお客さまは毎月購入する手間が省けるし、私たちも継続してサポートできる。「ビジネスとしての安定性」と「ユーザーの継続・体感のサポート」を両立する仕組みとして、定期通販を位置付けています。(長田氏)

定期通販の利用は、自社ECサイトよりもモールの定期便機能を通じて定期購入するユーザーが多いという。

リピート促進施策としては、SNSでの情報発信、LINE・メルマガ配信、「TikTok Shop」での定期ライブ配信などを実施。ライブ配信では、出演ライバーのファンが毎回視聴・購入するケースも多く、コミュニティ的な関係性がリピートを支えている。

今後の展望は「ラインアップ拡充」「海外展開」

今後の展望としては、ミストタイプでどこでも水なしでビタミン補給ができるという強みを生かし、ビタミン以外の成分も含めた商品ラインアップを増やしていきたい考えだ。また海外展開も検討しているという。

海外向けイベントに出展した際、特にアジア圏のユーザーから高い関心が寄せられました。ジャパニーズブランドであること、見たことのない剤形、味がおいしいといった点が評価されており、今後は海外展開も視野に入れていく方針です。まずは国内でのラインアップ拡充と、オフラインの接点・販路拡大によるファン作りを進めていきます。(長田氏)

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
fujita-h

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