KDDIが「スマホ新法」施行に伴って使用ブラウザと検索エンジンを自ら選ぶ必要があることを案内

まず「Android」スマホを説明、ブラウザは「Google Chrome」・検索エンジンは「Google」を推奨

山川 健(Web担 編集部)

7:02

KDDIは、「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律(スマホソフトウェア競争促進法)」=通称「スマホ新法」「スマホ法」=が12月18日に施行されることに伴い、スマホユーザーは使用するブラウザと検索エンジンを自ら選択する必要になる、との案内文を12月2日に自社の携帯電話サービス利用者向けに出した。ユーザーが戸惑わないようにする。

KDDIの案内文は「au」「UQ mobile」「povo1.0」「povo2.0」のユーザーが対象。各機種で順次実施されるソフトのアップデート後か、端末の初期設定時にブラウザと検索エンジンを選ぶ選択画面(チョイススクリーン)が表示される。KDDIはまず「Android」スマホについて表示予定端末や選択画面の操作を説明。利用したいブラウザ、検索エンジンを選び「デフォルトに設定」をタップする。

KDDIは、Androidスマホのユーザーに推奨するブラウザとして「Google Chrome」、検索エンジンは「Google」を挙げている。これまで初期設定のままでスマホを使ってきた場合、Google Chrome、Googleを選択すると、以前と同じ操作方法で使える、としている。「iPhone」に関しては今後説明する。スマホ新法は、GoogleとAppleが独占しているスマホ関連市場で競争を促すことを狙いにする。


「Android」スマートフォンの選択画面のイメージ

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