電通・電通デジタル・D2CがドコモデータをAI学習する次世代広告ソリューション提供

広告配信プラットフォーム最適化にドコモデータ活用、運用型広告のCPAが20%改善も

小島昇(Web担編集部)

7:02

電通、電通デジタル、モバイルマーケティング支援のD2Cの3社は3月10日、NTTドコモが保有する大規模な「ドコモデータ」をAI学習のシグナル(判断材料)に活用する次世代型広告配信ソリューションの本格提供を始めたと発表した。データクリーンルーム「docomo data square」を基盤に、従来捉えきれなかった見込み顧客にアプローチして、運用型広告の顧客獲得単価(CPA)改善と企業のマーケティングROI(投資利益率)向上を目指す。

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機械学習でドコモデータを多次元的に組み合わせ、成果(CV)につながりやすいパターンを学習して見込み顧客リストを生成する。リストはD2Cの配信連携ソリューション「D2C Data Connect」を通じて広告配信プラットフォームと連携する。Googleの複数チャネルに広告を横断配信する「Performance Max(P-MAX)」のオーディエンスシグナル機能と組み合わせてAIが独自の判断基準を獲得し、見込み度の高いユーザーにアプローチできる。

すでに約20社で導入され、CPA効率を重視する施策では20%の改善効果が確認されている。広告配信プラットフォームのAI自動最適化は、実店舗での購買行動や顧客企業固有のビジネス情報などプラットフォーム外の顧客データを学習に組み込めないことが課題だった。本ソリューションはこの課題に対応するため、2024年11月から検証を重ね、プラットフォームが単独で保有するデータだけでは捉えきれない見込み顧客の発掘を可能にした。

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