トレジャーデータがAIエージェント搭載の次世代型MA「Engage Studio」を正式提供
AIファーストでMA市場に本格参入、業務工数を最大80%削減、3年後のトップシェア目指す
6/6 7:02 マーケティング/広告 | AI | 便利ツール/サービス
CDP(顧客データ基盤)事業のトレジャーデータは、AI(人工知能)エージェントを搭載した次世代型マーケティングオートメーション(MA)製品「Engage Studio」の正式提供を始めたと6月5日に発表した。CDPとAIを土台とした「AIファースト」の考えで構築された製品で、顧客理解から施策実行・改善までを一気通貫で支援する。

Engage Studioは最大80%の業務工数削減やリアルタイムで最適なメッセージを配信。CDPとのシームレスな統合であらゆる顧客データを配信まで直結し、ROI(投資利益率)を最短で最大化する。既に4月から提供を開始し、国内企業の実証でメール作成工数を66%削減した。MA領域に本格参入して3年後にMA市場でトップシェア獲得を目標に掲げる。
従来型MA製品の多くが1990年代から2000年代初頭に作られており、AIを前提とした業務設計や現代のニーズに対応できていない課題がある。トレジャーデータは過去10年以上にわたって「Treasure Data CDP」を通じて顧客データ基盤の進化に取り組んできたが、2024年から「顧客データから顧客AIへ」の次なる進化を加速させてきた。
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