
LINEヤフーが「LINE」のリニューアルに合わせ、「LINE」のタブ構成に「ショッピング」の追加を9月から段階的にリリースしている。
現在はシステムの安定稼働のテストという段階で、ユーザー全体に対して数パーセントのユーザーへ「ショッピング」タブを表示しているという。ユーザーへの最適な商品提案や販促ができる体制が整い次第、100%ローンチをめざすとしてる。
「ショッピング」タブは「LINE」で手がけるコマースサービスのポータル的位置付けになるという。ユーザーに合わせたレコメンド型ECサービスで、「雑誌を見ながら欲しい商品に出会うような『ながら買い』を提供するようなモール」(LINEヤフー)と説明している。
すでに数%のユーザーを対象にテストをスタート、「LINEギフト」の商品などをレコメンドしている。今後は「Yahoo!ショッピング」の商品掲載などを実施、将来的にはデータ活用によるパーソナライズされた商品をAIが提案していくとしている。
現在はシステムの安定稼働のテストを実施している段階で、年内にホームタブのテストをリリースする計画だ。
「LINE」の「ショッピング」は、普段LINEを使っているユーザーに提案型で商品を購入してもらう仕組みとしている。上級執行役員 コマースドメイン ドメインリードの秀誠氏は「LINEユーザーに最適な提案や販促の形が見るつかったら100%リリースしたい。しっかりその形が見つかってリリースできれば、これまで『Yahoo! ショッピング』で提供できていなかったユースケースで商品を販売できる。大きな可能性を見込みながらテストをしている」とコメントしている。
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オリジナル記事:LINEのリニューアルの現在地、「ショッピング」タブは「大きな可能性を見込みながらテストをしている」
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11月6日(木)+7日(金)に、大型オフラインECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」を東京「赤坂インターシティコンファレンス」を開催。ビームス、アテニア、イングリウッド、中川政七商店 、TSI、ミスミ、タカラトミー、三越伊勢丹など大手EC・通販実施企業が登壇、実践的事例や知見を学べるセッションを多数用意しています。全公演すべて無料で聴講できます!(事前登録制)。まだお申し込みをしていない方のために、編集部がおすすめ講演の見どころをご紹介します。
11月7日(金)11:30~12:10 D2-2 講演
国内EC市場が成長鈍化の時代に入る中、多くの事業者が売上停滞の壁に直面しています。しかし、厳しい市場環境でも着実にファンを増やし、成長を続けるECには共通点があります。
セッションでは、「ファンに愛され、持続的に成長するEC」をテーマに、その実現に不可欠な「OMO(オンラインとオフラインの融合)」と「SNS」の戦略を、成功事例を交えて具体的に解説します。年間流通総額2044億円、5社に1社が年商1億円を達成するプラットフォームの視点から、顧客体験の作り方やライブコマース等の最新動向までを網羅。目先の売り上げだけでなく、未来につながる成長のヒントをお届けします。
株式会社フューチャーショップ 取締役 マーケティング部 ゼネラルマネージャー 安原 貴之氏
受託開発を行う企業に新卒で入社し、エンジニアとして大手通信会社や自動車会社のシステム開発に従事。2004年にオフショア開発のため上海に6年間駐在し、現地法人の責任者として開発業務を受託。2010年に帰国後、2011年に株式会社フューチャーショップへジョインし、プロダクト企画・アライアンスを担当。現在はfutureshopのマーケティング部の責任者として、各種セミナーに登壇。
11月7日(金)12:30~13:10 C2-3 ランチセッション
世界的な物価高や環境意識の高まりを背景に、“モノを持たない時代”が加速しています。サステナブルな消費行動として注目されるレンタル/リユース型ビジネスは、今や一過性のトレンドではなく、企業成長の新たな柱となりつつあります。また、在庫やノウハウの活用など、既存ビジネスから拡張できる点も成長の要因です。
セッションでは、AIの登場により、需要予測・在庫最適化・顧客体験向上といったテクノロジーの進化が、この新市場を更に加速するこれからを解説。実際のEC構築・運用の成功事例を交えながら、変化の激しい時代において収益性と持続可能性を両立させるための戦略を探ります。次世代のECモデルを描きたい企業さんは必聴の内容です。
株式会社イーシーキューブ マーケティング本部 マーケティング推進課 課長 梶原 直樹氏
プロモーションに強みを持ち、EC-CUBE事業の初期段階から参画。国内No.1シェア達成に貢献。株式会社イルグルムの上場前後では、社内初の広報・IR担当として従事。現在はマーケティング部門のマネージャーとしてEC-CUBE普及のための発信とリレーションを担う。
11月7日(金)12:30~13:10 D2-3 ランチセッション
AIが比較・推薦を行う時代、“検索されるEC”から“AIに選ばれるEC”へ。ECの購買体験は「ユーザーが探す」から「AIが選ぶ」へと急速に転換しています。米国ではすでにAIショッピングの普及で検索流入が激減し、旧来型SEOや広告モデルに依存する企業が打撃を受けています。
日本でも同様の波が迫る中、「AIに選ばれるための最適化=GEO/AIO対応」が新たな戦略の中心に。そのまごうことなき第一歩は、AIが理解できる構造化データと、それを運用するデータ基盤の整備です。
インフォマークス株式会社 代表取締役 天井 秀和氏
2000年よりECビジネスに特化した事業戦略、マーケティング及び業務効率化コンサルティング、システム開発に従事。スタートアップから大規模サイトまで課題解決実績は1000社を超え、現在も日々EC担当者からの相談に応えている。特にアイテム数の多いECサイトの業務改善を得意とする。当フォーラム編集顧問 兼ネッ担お悩み相談室チーフコンシェルジュ。
株式会社Beetech Japan 代表取締役 金本 融治氏
EC事業の技術基盤に精通するエンジニア/アーキテクト。ネット黎明期からサーバー、フロント、インフラを横断し、設計と開発マネジメントを実践。設計から運用まで一貫して支援し、ECの売上拡大と効率化を両立する仕組み作りを得意とする。現在はベトナムの開発拠点を束ね、日本のEC事業を技術で支える懸け橋として活動している。
11月7日(金)14:25~15:05 C2-5 講演
多くの企業が活用する「LINE公式アカウント」。しかし実態は「送るだけ」で顧客に無視され、むしろ距離を広げてしまっているケースが少なくありません。
セッションでは「LINE公式アカウント」の惰性運用から脱却するための考え方と手法を議論します。ホテラバの実例を交えながら、AI×データを駆使した「リアクティブマーケティング」によって“反応が返ってくる体験”をいかに実現するかを提示します。次の日からでも取り組める具体的なアクションを持ち帰れる実践的な内容です。
株式会社クレッシェンド・ラボ 代表 猪股 唯耶氏
学生インターンシップ斡旋企業にて約3年半営業職として従事。その後アプリ市場データを提供する米国系スタートアップのdata.ai(旧App Annie)にて約3年間セールス職に従事。 2022年8月、台湾系スタートアップのクレッシェンド・ラボにてセールスディレクターとして入社。その後2024年より日本支社長に就任。現在に至る。
株式会社ホテラバ 代表取締役社長 岡田 英幸氏
モバイルインターネットの広告代理店で営業を経験した後、株式会社ホテラバの前身であるアパレル・カラーコンタクトレンズの通販企業にて、商品企画・WEBマーケティング・SNS運用に従事。2021年、カラーコンタクト事業の分社化に伴い、株式会社ホテラバ代表取締役社長に就任。
株式会社クレッシェンド・ラボ エバンジェリスト 鈴木 沙英氏
銀行員、コンサルタント、ライバーという異色の経歴を歩みながら、営業ゼロで仕事が絶えない“人たらし”。ライブ配信では「2分で72万円」を売り上げたこともある、“売らずに売れる”ストーリーテラー。現在は、クレッシェンド・ラボのエバンジェリストとして、LINEマーケティングツールの価値を、“思想”だけではなく“ワクワク”で届けている。
11月7日(金)14:25~15:05 D2-5 講演
セッションでは、越境ECを成功に導くポイントを紹介します。デジタルウォレットやスマートフォン決済の普及、現金利用の減少、そして日本のeコマース市場の拡大に加え、越境ECの成長と多通貨決済の重要性について解説します。
加盟店がグローバルおよびローカルの決済手段や多通貨決済を活用することで、国際取引の機会を拡大できる点や、決済最適化のための具体的な手法を紹介。さらに、義務化される「EMV 3DS」の現状や、最新技術による安全性・承認率向上のポイントも実例を交えて解説します。
Worldpay株式会社 カントリーマネージャー 岡本 王湖氏
1996年、株式会社ジェーシービーに入社。法人営業・人事・企画・国際部門など幅広い業務を担当し、在職中に米国セントルイス・ワシントン大学にてMBAを取得。その後、EpisodeSix日本代表としてJAL Global Walletの開発を主導。ペイオニア・ジャパンおよびTapPayのカントリーマネージャーを歴任し、約30年にわたり決済およびフィンテック業界で豊富な経験と知見を培う。2025年3月よりWorldpay株式会社 日本カントリーマネージャーに就任。
11月7日(金)15:20~16:00 C2-6 カフェセッション
フェリシモにとって顧客体験設計のゴールは、ブランドの世界観を体験として実現することにあります。セッションでは、数字に偏らずお客さまの感情の機微を捉える視点や、社内勉強会「GO!WEB」を通じた文化作りなど、世界観を支える実践の裏側をご紹介します。フェリシモがどのように顧客体験を設計し、ブランドの世界観を形にしているのか――そのアプローチを伺います。
株式会社フェリシモ 顧客関係育成部 プロモーション&CRMグループ 西本 宗平氏
2009年 株式会社フェリシモに入社。 デジタル広告・CRM領域全般の運用/マネジメントを担当。 広告運用、タグマネジメント、データフィードマネジメント、SEO、DMP、アプリ開発、マーケティングオートメーションなど担当領域を拡大中。 2020年より「みらい基盤プロジェクト」と称したECサイトリニューアルプロジェクトにてプロジェクトマネージャーとして着任。2023年3月に無事リリースを迎える。 その後、デジタル人材育成プログラム「GO! WEB」の運営に携わる。
Repro株式会社 取締役CBDO 中澤 伸也氏
ソフマップにて店頭接客、バイヤー業務、ECサイト立ち上げ、データマイニング、店舗開発、経営管理と、様々な職種に従事。ゴルフダイジェストオンラインのマーケティング責任者、エクスペリアンジャパンの執行役員CMO、IDOMのデジタルマーケティング責任者を経たのち、2020年4月に取締役CMOとしてReproに参画。2023年にCBDOに着任。
Repro株式会社 Repro Booster 事業責任者 孫 健真氏
新卒で株式会社IDOM(旧株式会社ガリバー)に入社。営業、人事部門を経て新規事業の立ち上げを行う。OMOを軸とした4つの新規事業を立ち上げ、年間営業利益5.5億円まで成長させる。2021年7月にReproに入社し、新規事業責任者として従事。
11月7日(金)15:20~16:00 D2-6 カフェセッション
オムニ化やDX戦略を進めるにあたって、POSシステムやECシステム、OMS、WMSなどさまざまなシステムやアプリを活用することになり、それぞれの連携に関しての悩みを聞くケースが増えています。
セッションでは、「商品データ」に焦点を当て、企業資産としての「商品データベース」の構築事例を紹介します。そこから「POSなどの各種システム」や、「『楽天市場』や『Amazon』なども含むEC」、更には「グループ企業、得意先企業」へ活用するための方法と事例を紹介し、オムニ化やDX戦略を加速させるヒントをお届けします。
株式会社アイル CROSS事業部CROSS MALLグループ 統括マネージャー 本守 崇宏氏
約2000社のEC事業社が導入している、複数ネットショップ一元管理サービス「CROSSMALL(クロスモール)」に2009年のサービス開始時より携わる。自身も個人ショップから大手企業まで数百社へのサービス導入に携わり、また、様々な外部システム・ツールとの連携構築も担う。現在は「CROSSMALL」サービス全体の責任者を務める。
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オリジナル記事:フェリシモの顧客体験設計、OMO×SNS戦略、商品データ活用事例、ファンから愛されるLINE活用、越境ECの決済、GEO、レンタル・リユース型ビジネス事例などが学べる【11/6+7開催】
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「evergreen works online store」を運営するエバーグリーンワークスが、ECサイトの表示スピードの改善に成功している。Reproが提供するサイトスピード改善ツール「Repro Booster」の導入で実現した。
「evergreen works online store」は、日本製のバッグ・革小物ブランド「ARTS&CRAFTS(アーツアンドクラフツ)」や「STANDARD SUPPLY(スタンダードサプライ)」など、自社ブランドを中心に一部セレクト品も取り扱うECサイト。
エバーグリーンワークスは、顧客体験を高めるためにECサイトの表示速度は欠かせない要素で、早期に対策すべき重要なテーマと認識していた。その一方で、コンテンツが増えるにつれ、表示速度の課題が徐々に表面化、対応の必要性を感じていたという。こうした課題に対応するため、Reproの「Repro Booster」の導入を決めた。
「Repro Booster」は、タグを設置するだけでWebサイト全体の表示速度を高速化するサイトスピード改善ツール。導入・運用の工数がほとんどかからないことも特長になっている。
「Repro Booster」の導入後、Webサイトの表示速度に関する指標であるWebページで最初のコンテンツが表示されるまでの時間を示すパフォーマンス指標「FCP(First Contentful Paint)」とWebページで最も大きなコンテンツ要素が表示されるまでの時間を示すパフォーマンス指標「LCP(Largest Contentful Paint)」が大幅に改善した。
モバイルではFCPが約47.9%改善(0.23秒短縮)、LCPは約22.0%改善(0.24秒短縮)した。PV/UU(1UUあたりの平均ページ閲覧数)は導入前比5%アップ、支払いページ到達率(UUベース)は導入前比19%アップした。
PCではFCPが約56.1%改善(0.26秒短縮)、LCPは約43.5%改善(0.33秒短縮)した。
FCPとLCPの改善率はWebViewを除いた全ページ(「Repro Booster」適用外を含む)を対象とした、同期間同条件における「Repro Booster」稼働有無のA/Bテストの結果。比較対象はLCP、FCPの中央値。
LCPはコアウェブバイタルの1つで、SEO対策においてもその改善が重要視されている。
導入直後から直感的にわかる程の改善が見られて満足している。ユーザーのストレスは確実に軽減されていると感じている。(エバーグリーンワークス リテール部 マネージャー 高口氏)
ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」を、11/6(木)+7(金)10時30分~17時15分に赤坂インターシティコンファレンスで開催します。すべての講演を無料で聴講できます!
顧客体験と収益の向上を実現するキタムラのマーケティング、成功するオムニチャネル戦略、ビームスの物流DX、ミスミの顧客体験最大化、AI活用事例、ECモール攻略法など、ECビジネスに役立つヒントをお伝えします。
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オリジナル記事:エバーグリーンワークス、サイトスピード改善に成功。最大0.33秒短縮
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シニア向け通販などのハルメクホールディングスは11月5日、イベントサイトを全面刷新し、新たに「ハルメクevents」として運営を始めた。開催するイベント情報をユーザーの関心やライフスタイルに合わせて探せるように検索機能を刷新、安心して参加しやすくするようなデザインに一新した。
「ハルメクevents」は、ハルメクホールディングス100%子会社のハルメクが開催する50代以上女性向けのイベント情報を掲載。ユーザーが「見つける」から「参加する」までをスムーズに促す役割を担う。
特長は次の通り。
興味やライフスタイルに合わせて、「美容」「健康」「グルメ」「散歩」などのテーマや、「体験」「鑑賞」「オンライン」など参加スタイルから検索できる仕様としている。
過去のイベントや参加者の声をレポート形式で紹介。まだイベントに参加したことが無い人にも雰囲気を伝え、今後の開催イベントの参加意欲につなげる。
目的の情報に迷わずアクセスできるよう、直感的に利用できるシンプルなサイト構造に一新。初めて訪れるユーザーにも親しみやすいサイトをめざした。
「ハルメクevents」の開設を記念し、全国で「ハルメクフェスタ」を順次開催する。第1弾の開催場所は愛知県名古屋市。会場では、雑誌「ハルメク」2025年12月号(2025年11月10日発売)の巻頭インタビューに掲載する、料理愛好家の平野レミさんを招く。
ハルメクによる2025年3月期の開催イベントは200超。約2万人が参加したという。雑誌「ハルメク」の読者に限らず、多くの人が気軽にアクセスし、自分に合ったイベントを見つけられるように「ハルメクevents」を開設した。
ハルメクホールディングスの2025年3月期連結業績によると、雑誌「ハルメク」などの「情報コンテンツ」、通販や直営店舗などの「ハルメク物販」、シニア女性向けのカタログ通販「ことせ物販」で構成する基盤事業の売上高は前期比6.4%増の323億8400万円だった。
2026年3月期は、基盤事業の売上高は同2.2%増の331億円を計画。情報コンテンツは読者数を維持し、2024年1月に実施した「ハルメク」の値上げの効果が年間を通して効くことで増収増益を計画している。
ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」を、11/6(木)+7(金)10時30分~17時15分に赤坂インターシティコンファレンスで開催します。すべての講演を無料で聴講できます!
顧客体験と収益の向上を実現するキタムラのマーケティング、成功するオムニチャネル戦略、ビームスの物流DX、ミスミの顧客体験最大化、AI活用事例、ECモール攻略法など、ECビジネスに役立つヒントをお伝えします。
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オリジナル記事:ハルメク、イベントサイトを刷新。検索機能拡充+オウンドメディア機能新設+サイト構造刷新
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サンリオ、キリン、ダイソーなどが登壇する「Web担当者Forum ミーティング 2025 秋」を11月6日(木)、7日(金)に「赤坂インターシティコンファレンス」で開催します。
「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」も同時開催で、併せて50講演以上をご用意。すべての講演を【無料】で聴講できます。
全講演のなかから、いよいよ明日からの編集部のおすすめの講演を6つ紹介します。
イベントの詳細を確認する↓↓
仕事の一部をAIに任せて「賢くサボる」方法を身に付けましょう!
ChatGPTをはじめとする、さまざまな生成AIツールを賢く活用して、「自分でやらなきゃ」という思い込みを手放して、AIに任せるところ、人間がやるべきところを切り分ける方法を学びましょう。
橋本氏のセッションの詳細を確認する↓↓
3年連続で秋イベントに登壇してもらっている橋本さん。今年はどんなAI活用術を披露してくれるんでしょうか。楽しみです!
コミュニティを単なる「交流の場」で終わらせず、「事業成長をドライブする共創データソース」へと進化させた事例をご紹介します。顧客を「消費者」としてだけでなく「共創パートナー」として迎え入れ、コミュニティの価値を最大化したい方に明日から使えるノウハウをお持ち帰りいただけます。
山田氏のセッションの詳細を確認する↓↓
売れる新しい商品作り、人が買いたくなる売り場作りに、アプリ改善。それらすべてに、「ダイソーファン」の存在があります。ファンの声とデータをどうビジネスに活かしているのでしょうか。
CDPの登場から現在までの歴史を振り返り、なぜ多くの企業で期待通りに活用できていないのか、その構造的な原因を明らかにします。
現場でよく見る選定・導入・運用それぞれの局面の失敗パターンを示し、それらを改善するための乗り換えロードマップを提示します。
塩谷氏のセッションの詳細を確認する↓↓
CDPを味方につけたマーケターは強い!
生成AIの登場により、マーケティング活動と購買体験に大きな変化が生まれています。
しかし、「顧客対応への不安」や「導入の難しさ」など、多くのEC企業が依然としてAI活用の壁に直面しています。
本セッションは、まさにその壁を打ち破り、激変の時代を勝ち抜くためのフェリシモのリアルな取り組みを公開します。
AI時代だからこそ今のマーケターに求められる「感性」を重視した次世代EC戦略について、生成AI活用の実態やサイト上でのAI施策の具体的な内容を、トライ&エラーの実体験も交えてお話いただきます。
まずは小さく始めてみることも重要です。本講演が、施策のマンネリやAI活用の壁を打破する新たな一歩を踏み出すヒントと勇気を与える機会になれば幸いです。
西本氏/皆瀬氏のセッションの詳細を確認する↓↓
AIをどうECに活用しているのか? フェリシモの事例からヒントを得よう!
「消費者はどのような購買プロセスをたどっているのか?」
マーケターが常に向き合う課題である一方、実は実態が把握できていない事は多いのではないでしょうか。
特に、近年ではインターネット上での検討も盛んになり、消費者の検討行動は複雑となっています。本セミナーでは、消費者のオフラインとオンラインにまたがる検討行動を明らかにする手法を実際の事例も交えながら解説します。
近藤氏のセッションの詳細を確認する↓↓
自社の「売れるゴールデンルート」って把握してます?
Web担当者の皆さま、「AIをどう活用すれば成果につながるのか?」と悩んでいませんか。
本講演では、249人のマーケター調査データと具体的な事例をもとに、生成AIの活用状況を整理し、現場で語られる“期待”と“不安”を明らかにします。さらに、今後の未来予測を徹底解説。
加えて、課題解決の具体策として、WixのAI機能やエンタープライズ機能を活用した事例をご紹介します。
AI活用のヒントを探している方や、Webサイト運用を次のステージに進めたい方にとって必見の内容です。自社のWeb運用を一段と強化するための具体的な視点をお持ち帰りください。
今村氏/岡本氏のセッションの詳細を確認する↓↓
AI×Webの現状と未来を見てみよう!
リアルイベントは、会場のキャパに限界があります。人気の講演は定員に達し次第、早期に受付終了となる場合がありますので、お早めにお申し込みくださいませ。
イベントの詳細を確認する↓↓
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オリジナル記事:いよいよ明日開催! 編集部おすすめ講演【11/6-7リアル開催】
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ユニバーサル ミュージックは10月31日、運営する複数のECサイトで外部の第三者による不正アクセスが発生し、顧客の個人情報が流出した恐れがあると発表した。
対象は「UNIVERSAL MUSIC STORE」「UNIVERSAL MUSIC STORE ANNEX」「オフィシャルアーティストストア」「THE BEATLES STORE」の計4サイト。
SNS上で顧客の個人情報流出を示唆する投稿を確認し、10月25日から社内調査を実施。その結果、ECサイトのシステムに不正アクセス攻撃を受けた可能性を示す痕跡を確認した。各ECサイトは同日中にシステムメンテナンスに入り、一部営業を停止した。10月28日には安全性を確認した上で通常営業を再開したが、個人情報流出の有無は現在も調査を続けている。
流出した可能性がある情報は、各ECサイトで登録した氏名、住所、電話番号、メールアドレス、購入履歴など。件数は調査中としている。なお、ログイン用パスワードやクレジットカード情報などの決済情報はシステム上に保持していないため、流出はないと説明している。
ユニバーサル ミュージックは今回の件について、個人情報保護委員会に報告済みであり、所轄警察署への届け出も検討中としている。
10月31日時点では、個人情報の公開や不正使用などは確認されていないが、今後、個人情報を悪用した不審な連絡が発生する可能性があるとして、注意を呼びかけている。
ユニバーサル ミュージックでは、外部機関と連携しながらセキュリティ体制の強化を進め、再発防止に取り組む方針。今回の件に関しては、専用問い合わせ窓口を設置して対応している。
ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」を、11/6(木)+7(金)10時30分~17時15分に赤坂インターシティコンファレンスで開催します。すべての講演を無料で聴講できます!
顧客体験と収益の向上を実現するキタムラのマーケティング、成功するオムニチャネル戦略、ビームスの物流DX、ミスミの顧客体験最大化、AI活用事例、ECモール攻略法など、ECビジネスに役立つヒントをお伝えします。
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オリジナル記事:ユニバーサルミュージックのECサイトに不正アクセス、カード情報の流出はなし
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マースジャパンが「スキットルズでおいしい仕事キャンペーン」を実施。5つの「おいしい仕事」から好きな仕事を選び、指定のハッシュタグを付けてXに引用リポストすると、総額200万円分のPayPayポイントが当たる。
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— スキットルズでおいしい仕事キャンペーン【公式】 (@Skittles_CP_JP) September 19, 2025
無名なキャンディー🍬
スキットルズを紹介するだけ!
スキットルズでおいしい仕事 キャンペーン🌈
\
▼参加方法
5つお仕事の投稿の中から好きなお仕事を引用リポストで【#スキットルズでおいしい仕事 #PR】をつけお仕事して投稿!
投稿の中から選ばれた方に総額200万円分を🎁
10月6日23:59〆
https://www.mars.com/ja-jp/news-and-stories/press-releases-statements/Skittles-CP_20250922

家電EC「ECカレント」などを運営するストリームは2026年1月末で、家電レンタルEC「Rentoco(レントコ)」のサービスを終了する。
新規レンタルの申し込み受付は10月31日で終了。現在レンタル中の顧客は、契約期間終了まで通常通り利用できるという。また、返却やサポート対応も通常の手順で案内するとしている。
ストリームは2020年4月に「レントコ」をオープン。当時、レンタル事業を家電ECに次ぐ事業の柱にする方針を掲げていた。2022年3月には「レントコ」で月額レンタルによる家電のサブスクリプションサービスを開始。サブスクレンタル商品の基本セットとして冷蔵庫と洗濯機。オプションで、掃除機・電子レンジ・炊飯器・シーリングライト・液晶テレビ・空気清浄機などを取りそろえていた。
ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」を、11/6(木)+7(金)10時30分~17時15分に赤坂インターシティコンファレンスで開催します。すべての講演を無料で聴講できます!
顧客体験と収益の向上を実現するキタムラのマーケティング、成功するオムニチャネル戦略、ビームスの物流DX、ミスミの顧客体験最大化、AI活用事例、ECモール攻略法など、ECビジネスに役立つヒントをお伝えします。
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オリジナル記事:家電ECのストリーム、レンタルサービス「Rentoco」を2026年1月に終了へ
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11月6日(木)+7日(金)に、大型オフラインECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」を東京「赤坂インターシティコンファレンス」を開催。ビームス、アテニア、イングリウッド、中川政七商店 、TSI、ミスミ、タカラトミー、三越伊勢丹など大手EC・通販実施企業が登壇、実践的事例や知見を学べるセッションを多数用意しています。全公演すべて無料で聴講できます!(事前登録制)。まだお申し込みをしていない方のために、編集部がおすすめ講演の見どころをご紹介します。
11月6日(木)11:30~12:10 C1-2 講演
EC市場の競争がますます厳しくなるなか、売上拡大のために何をすべきか悩んでいませんか? セッションでは、ファン化促進によるLTV向上の取り組み、AIを活用した業務効率化やマーケティングツールによる顧客パーソナライズ戦略を成功事例とともに紹介します。次の成長ステージに進むためのオンライン・オフライン双方で使える具体的な施策をお伝えします。
株式会社ecbeing 企画制作本部 本部長 執行役員 森 英一氏
2011年株式会社ecbeingに入社。WEBディレクター・プロデューサーとして200を超えるサイトの新規・ リニューアル構築提案を手がける。また、提案型のサイト運用業務を通じて、商材に応じた顧客とのコミュニケーション改善を行い、現在ではWEBコンサルティング業務に注力している。
11月6日(木)11:30~12:10 D1-2 講演
多くのECサイトが直面する「商品の魅力が伝わりきらない」「お客さまは『自分に合うか』不安を抱えている 」という根深い課題。この解決の鍵は、皆さんが既に社内に抱えている"最高の資産"、すなわち店舗スタッフの優れた「接客力」に他なりません。
セッションでは、その「接客力」という無形の資産を、ECサイトの売り上げとCVRを最大化させるための具体的な「ウェブ接客術」へと転換させるための方法を紹介。単なるコーディネート写真の掲載で終わる"なんとなく運用"から完全に脱却し、スタッフの「頑張り」を売上貢献度として"完全"見える化し、正当に評価する仕組み作り、モチベーションを劇的に高め、楽しみながら投稿を継続できる環境作り、店舗での接客をEC売上に直結させるOMO戦略の具体的な実践方法を、成功事例と共に解説します。
株式会社REGALI 営業&CS部 執行役員 並木 隆明氏
大和証券、マイナビ、動画編集SaaSを経てREGALIに2024年2月に入社。前職では動画を活用したマーケティングや社内DX化の支援を行っていた。REGALIではマーケティング、セールス、カスタマーサクセスの責任者として幅広い領域を担当。導入サイト数1,700サイト以上のサービス「LEEEP」のセールス責任者として、今でも年間200件以上の打ち合わせに参加している。
11月6日(木)12:30~13:10 C1-3 ランチセッション
激化する国内EC市場で、LTV向上が急務な一方、多くのEC事業がレガシーシステムの高コスト体質や技術的負債に成長を阻まれています。さらにAIが購買を代行する「エージェンティックコマース」の到来は目前です。セッションでは、この未来で勝ち抜くためのレガシーからの脱却と、俊敏性と拡張性を備えた次世代プラットフォーム戦略を、国内の成功事例を交えて解説します。
AI×コマースが本格化する5年先を見据えた成長戦略のヒントを得たり、他社事例を参考に失敗しないEC基盤刷新の「判断基準」を知ったりすることができるセッションです。
Shopify Japan株式会社 Sales Representative 外山 児雄氏
新卒でシスコ・システムズ合同会社にて公共領域の営業として活動。コマース業界への関心から、2022年にShopify Japanに入社。その後約4年間で業界問わず100社以上のコマース領域における問題解決の支援を通じてEC基盤刷新における意思決定を支援。日本のコマース事業社様の「変化」と「解放」に貢献し続け、業界全体の進化を後押していきたいという想いを持って日々活動している。
11月6日(木)14:25~15:05 C1-5 講演
総合スポーツショップ「スポーツデポ」「アルペン」、アウトドア専門店「アルペンアウトドアーズ」「アルペンマウンテンズ」、ゴルフ専門店「ゴルフ5」など複数業態を日本全国に約400店舗展開し、会員数1000万人超・EC年商250億円規模を誇るアルペン。同社は店舗とECの融合、メディアコマースの推進、そしてユニファイド基盤の構築を通じて、業界でも先進的な「本気のOMO」を実現してきました。
セッションでは、OMOを実現できた成功要因を「システム」「運用」「体制」 の3つの切り口から深掘りします。さらに、当初抱えていた課題やそれをどう解決したのかについて、プロジェクトを伴走支援したW2の視点も交えながら、刷新の裏側から今後の展望までを余すことなく公開します。小売・EC事業者がOMOを推進するうえで直面する課題とその解決策を、具体的な事例として学べる貴重な機会です。
W2株式会 S&M本部 執行役員 鴨下 文哉氏
青山学院大学経済学部卒業。2011年に株式会社エスキュービズムへ入社。インテグレーション事業部長として、コンサルティング業務や中堅・大手小売業向けの新規事業開発、新たな購買手法を取入れたEC構築を推進。2017年、Salesforce Japanへ入社。営業職を経て、Japan CommerceCloud事業責任者に就任。B2C、B2Bを基軸に最新テクノロジーやトレンドを取り入れたCommerceプラットフォームの推進に従事。2024年当社に参画し執行役員兼マーケティング部本部長として指揮を執る。
株式会社アルペン EC事業部 部長 照井 敦氏
2003年株式会社アルペンに入社。スポーツデポ店舗での販売業務を経て、2005年よりプライベートブランドの商品開発を担当。2014年からは商品部にてバイヤー業務に従事し、マネジャーに就任。2021年よりマーケティング部マネジャーとしてスポーツやアウトドアの全社プロモーションを推進。2023年よりEC事業部長として、自社サイトからモールまでEC全体の事業を統括。
11月6日(木)15:20~16:00 C1-6 カフェセッション
ワークマンの企業理念は、「声のする方に、進化する。」であり、お客さまの声を経営に生かすことを宣言しています。優れた商品とサービスをお客さまに提供し続けるための源泉として、公式ECサイトで集める商品レビューが多くの役割を果たしています。ワークマンが全社一丸となって実践する「レビューマーケティング3.0」の概要を詳細に解説します。
株式会社ReviCo Sales & Marketing Div. 執行役員 / グロース・プロダクト・マネージャー 吉岡 真宏氏
シルバーエッグ・テクノロジー株式会社で約2年間、レコメンドエンジンのセールスに従事。外資系DMPベンダーでのセールスを経てpopIn株式会社へジョイン。ネイティブアドのサプライサイドセールスを担当後、EC向け画像検索サービス「popIn Action」の事業責任者に就任。兼任で「popIn Aladdin」マーケティングと自社EC販促も担当。その後、SNSマーケ支援会社を2社経験し、2024年10月にReviCoにジョイン。2025年4月より現職。
株式会社ワークマン 営業企画部 EコマースG 部長代理 堀 健輔氏
2004年にワークマンに入社し、店長、法人・加盟店営業を経験。フランチャイズビジネスの現場を深く理解。2017年からはオンラインストア運営を担当。「実店舗補完型EC」のあるべき姿を模索し、実店舗が主体の事業モデルの中でECサイトの役割を確立。経営理念である「声のする方に、進化する。」を体現するため、ECサイトで店舗在庫の確認・取り置きを可能にし、顧客の機会損失を改善。新たに製品発表会とECとの相乗効果を高めることにも挑戦。企業成長と課題解決に貢献。
次回はまた別のオススメ講演をお伝えします!
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オリジナル記事:アルペンのOMO施策、ワークマンのレビューマーケ、ウェブ接客術、パーソナライズ戦略、AI×コマースなどが学べる【11/6+7開催】
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ZETAは、レビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」導入サイトにおけるレビューおよびQ&Aの投稿数が、2025年10月時点で1500万件を突破したと発表した。
生成AIの普及、リテールメディアの進化、従来のキーワード検索に加えて自然言語による「会話検索」の一般化が進むなか、ユーザーが発信する「UGC(User Generated Content)」の重要性が高まってきている。
こうした検索環境下において、レビューやQ&Aといった「UGC」は、購買行動に影響を与える有用な情報源として機能するだけでなく、ブランドのコミュニティ形成、顧客ロイヤルティの向上にも寄与する重要なコンテンツとなっている。
また、生成AIが「信頼できる一次情報源」として活用しやすい構造を持つことから「GEO(Generative Engine Optimization)」施策においても重要な資産といえる。
アパレル、化粧品、家具・家電、動画メディアなどさまざまな業界の企業が「ZETA VOICE」を導入しており、UGCデータを体系的に蓄積・可視化することでユーザーエンゲージメントの向上につなげているという。
直近では、「サンプル百貨店」を運営するオールアバウトライフマーケティング、花王をはじめとする国内大手ECサイトでの導入が進んでいる。
サイト内にレビューコンテンツを実装できるサービス。ユーザーのレビューを複数の評価軸で収集し、さまざまなUIで表示する仕組みを簡単に導入することができる。
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オリジナル記事:レビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」導入サイトのレビュー、Q&Aの投稿数が1500万件を突破
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メルカリは11月4日、「メルカリ」アプリ内にECサイトを開設できる「メルカリShops」に出店する事業者向けに、新たな配送サービス「メルカリBiz配送」の提供を開始した。
「メルカリBiz配送」は、従来の「らくらくメルカリ便」では対応できなかった法人・事業者向け機能を拡充した配送ソリューション。ヤマト運輸の送り状発行システム「B2クラウド」とAPI連携し、複数注文の送り状を一括発行できるほか、地帯別配送料金設定や購入者負担の送料設定も可能にした。
また、配送伝票の送り主欄には事業者名が表示されるため、購入者にとって安心・信頼感のある取引環境を実現するという。なお、「メルカリShops」は、既存の「らくらくメルカリ便」と「メルカリBiz配送」を併用して利用できる。
対応サイズは、ネコポス、宅急便コンパクト、宅急便(60~200サイズ)、クール宅急便(冷蔵・冷凍/60~120サイズ)に対応。配送料金は地帯別料金となり、60サイズ522円から。全国一律料金の設定も可能。集荷場所は申し込み時に登録した1拠点で、ヤマト運輸営業所への持ち込み発送にも対応する。ネコポスを含む全サイズ(冷蔵・冷凍を含む)の集荷が可能。配送APIは11月から提供する予定。
利用方法は、「メルカリShops」管理画面の設定から「メルカリBiz配送の利用開始申し込み」を選択し、集荷先住所・担当者情報・プリンター種別を入力して申し込む。申請後はヤマト運輸の担当者が電話または訪問により、集荷開始日やスケジュールを確定する流れになっている。
ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」を、11/6(木)+7(金)10時30分~17時15分に赤坂インターシティコンファレンスで開催します。すべての講演を無料で聴講できます!
顧客体験と収益の向上を実現するキタムラのマーケティング、成功するオムニチャネル戦略、ビームスの物流DX、ミスミの顧客体験最大化、AI活用事例、ECモール攻略法など、ECビジネスに役立つヒントをお伝えします。
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オリジナル記事:メルカリが新たな配送サービス「メルカリBiz配送」を開始、事業者向けにヤマト運輸「B2クラウド」API連携+地帯別配送料金設定などを
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数字の結果を見てただ満足してしまう皆さん、こんにちは。データは基本的には過去の統計です。ECを運用している皆さんも、数字を見て満足してしまうことってありませんか? 「“なぜ”そうなったのだろうか」――“なぜ”をしっかりと考えて仕事を進めていますか? 「致命的な数値の低迷なのか」「特需の影響なのか」。さまざまな数字を見て一喜一憂していませんか? 「お客さまの動きを見て次のアクションを考える」――今から何をするべきなのかをしっかり考えましょう。今日は各ECモールの利用率などの数値を見た上で、少しだけでも考える時間を作りませんか?
よく利用するECモールの1位は「Amazon」で68%、2位は「楽天市場」で61%、3位は「Yahoo!ショッピング」で32%、「ヨドバシ」が13% | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/15024
「Amazon」は男性の20~30代で利用率が比較的高い。女性の10代はコスメ・ファッション系ECサイトの利用が高いのが特徴的、「Qoo10」「ZOZOTOWN」の利用率が全体と比べて高くなっている。
ECモールで購入する理由は、「ECモールの方がポイントが貯まる・お得だから」が30.5%でトップ。「送料無料の条件を満たしやすいから」(29.1%)、「ECモールの方が価格が安いから」(27.8%)
モールに出店する理由の1つとして、各モールが人を集めてくれるという利点があります。最近、楽天の「RPP」などの広告がGoogleやYahoo!に掲載される形になりましたが、基本的に自社ECサイトを運営していない限り、モール側が集めてくるお客さまをどうやって流入させるかということが重要になってきます。
あまり参考にならないお店も多いかもしれませんが、ECモールのポイント・送料無料・価格、やはりこの辺りがECモールで購入する理由の上位を占めました。
ただこれは「なぜモールで購入するのか」という意見であり、「ポイントをつけないと売れない」「送料無料にしないと売れない」「安くしないと売れない」ということではないと、個人的には思います。日用品などはそもそも実店舗でもこの傾向があるので、そこは否めないとは思いますが。けれど「他の店を使うのが面倒だ」などの理由で、オリジナル商品が売れないというわけではありません。
売り上げ規模が大きいモールでも、ジャンルによって店舗のリテラシーに大きな差があるので、ある程度の知識とスキルがあれば、すぐ数字に結びつくようなジャンルもあります。逆に大手企業でも集客自体にかなり苦戦するモールもあります。その場合は、3番目・4番目などのモールの方が売りやすく、大手が参入して成功する事例は今でもあるでしょう。
企業・ブランドのECサイトを利用する理由については「正規品・本物であることが確実だから」が34.1%だった。
ここでわかるのは、「安心・信頼の担保」でしょう。自社ECサイトという特性上、ここは重要なポイントです。勿論モールでのお買い物も「安心・信用の担保」が必要ではありますが、よりしっかりとその部分を説明することが重要だと思います。
たとえば、皆さんも「楽天市場」で購入した際に「〇〇で購入した」なんて覚えていないですよね。大体の人は「『Amazon.co.jp』で購入した」「『楽天市場』で購入した」と答えると思います。まずはモールを信用した上で、「このお店は安心そうだから買う」という心理的な作用があると思います。
有名企業・有名ブランドではなく、名前だけでは「誰なのか・何なのか」が明確にわからない場合、そこをきちんと説明することが重要です。誰でも知っている企業ではないので、「安心・信用の担保」をしっかりしてあげる。そうやって「正規品・本物である」ということを伝えるのが重要です。
私が外部のセミナーなどで説明したりする時に「当たり前をしっかり書く」とよく言うのですが、この“当たり前”とは“その会社や業界の当たり前”を指します。そういうことをしっかり記載してコンテンツを作ることで、より「安心・信用の担保」ができるのではないかと思っています。
さて、各モールのデータからだいぶ脱線しましたが、こういったデータを見た際に、「へー、そうなんだ。『Amazon.co.jp』の方が『楽天市場』よりも大きいんだね」で脳みそが静止していませんか? ということです。こういった思考の1つひとつが次の戦略の1つになります。数字は見ただけで知った気になり、満足させてしまう不思議な力があります。日々のデータもそうですが、その奥にあるニーズや行動理由などを考えたりしているでしょうか? AIを活用するといろいろと掘り下げてくれたりもします。ぜひ、数字を見て一喜一憂するだけではなく、深掘りする癖をつけてもらえたらと思います。
TikTokショップ成功事例5選|2025年の市場動向と売上を伸ばす戦略ポイント | Gaiax
https://gaiax-socialmedialab.jp/post-153900/
2025年のニュースのなかでもトップに入ってくるニュース。「TikTok Shop」はどう使えるのか、どう使うのか、先行者利益なのか――。さまざまな成功事例が出てきていますが、余裕があるなら始めの一歩を踏み出しましょう。
ChatGPT Shopping is here – and it’s changing ecommerce SEO rules(ChatGPTショッピングが登場 ? eコマースSEOのルールを変える) | Search Engine Land
https://searchengineland.com/chatgpt-shopping-ecommerce-seo-rules-462865
今や誰でもスマホの中で使っているAI。「ChatGPTショッピング」は始まったばかりですが、何がどうなるのかしっかりと動向を追いながら、今後の「検索」を考える必要がありますね。
応援購入サービス「Makuake」が「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「TikTok Shop」に出店 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/15001
将来的にモールとの顧客情報の連携! ここは非常に楽しみなところですね。作業も軽減して顧客リストも利用できるようになると、できることが広がりますね! また「Makuake」を使ってのマーケティング方法も変わりそうだ。
“つくる才能”と“広める才能”が出会う場所 ――BASE「販売パートナー App」とYouTubeクリエイターの高い親和性 | ECのミカタ
https://ecnomikata.com/original_news/48544/
コンサルティングという仕事を生業としていますが、基本的には自分もチームみたいなものをなんとなく持っています。人のエコシステムみたいな話ですかね。面白いなぁ。
ハンドメイド作家が単価を上げてわかったこと|安すぎてしんどい人へ届けたい話 | note|Sui@ハンドメイド販売
https://note.com/lofty_yeti9984/n/n41e2b1d4cfc9
「“安すぎるから売れない” こともあるんです。」確かに、ありますよね。ハンドメイド=機械で作れない良さ。ここをしっかりと伝えていく。いろいろなところにヒントがあるかも。
徹底討論!久保田VS若手50人 | もう久保田が言うてるから仕方ないやん〆(YouTube)
https://youtu.be/ONo0d5WTVNs?si=QhdqFCTQer1fENCc&t=630
贅沢だわ。好きなことやってるくせに。腹据えてここ来たんだろ?
どうも~本日も本題が終わってホッとしています、中林です。今回は芸人「トロサーモン」久保田氏の言葉をピックアップしました。この動画自体は若手の悩みをぶった切って行く動画なんですが、芯を食ったような発言が爽快です。
さて、内容は後ほど見てもらえればと思うのですが、今回の本題です。
芸人も会社員も自営業も、社長だって仕事です。自営業の人は身に染みているとは思います。自分も元々サラリーマンだったんですが、すごくわかります。隣の芝は青い! いや~青いんですよね。でもね、「その職場、自分で決めたんだよね」っていうお話です。
「社長がどうだ」「上司がこうだ」――パワハラ・セクハラ・モラハラは勿論論外ですが、職場に自分のオアシスを探している皆さん、どこに行っても何か違う気がしている皆さん。どこかで一度しっかり腰を据えて、しっかりと自分の足で立ってみましょう。選択は自己責任とは言いませんが、どこかで頑張らないと。いつまでたっても何かのせいにして、「自分の足で立っているようで、実は立っていない」なんてことにならないように。
今回は「隣の芝は青く見えるが、比べていないでとにかく今を頑張ろう!」と。キツいかもしれませんが、そんな言葉で締めくくりたいなと思います。それでは皆さんまた一か月後に。
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オリジナル記事:データの数字を見ただけで満足はNG! お客さまの動きを見て、ニーズや行動理由を深掘りしよう【ネッ担まとめ】 | 新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ
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ECマーケティング人財育成は「EC事業の内製化」を支援するコンサルティング会社です。ECMJコンサルタントが社内のECチームに伴走し、EC事業を進めながらEC運営ノウハウをインプットしていきます。詳しくはECMJのホームページをご覧ください。
UdemyでECマーケティング動画を配信中です。こちらもあわせてご覧下さい。
ユウキノインは寄り添い伴走しながら中小企業・ECサイトのSEOからコンテンツマーケティング、プレスリリースやクラウドファンディングなど集客・販促・広報をお手伝いする会社です。詳しくはユウキノインのホームページをご覧ください。
Designequationは何かに特化したサポートではなく、モール・ベンダー選定や広告・CSなど各企業に合わせたカスタマイズ型の運用サポートを行っています。

アスクルは10月31日、ランサムウェア攻撃によるシステム障害に関して第5報を公表、BtoB-EC「ASKUL」「ソロエルアリーナ」とBtoC-EC「LOHACO」で一部の個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。
10月31日時点で外部流出の可能性を確認したのは、「ASKUL」「ソロエルアリーナ」は会社名、担当者名、メールアドレス、登録電話番号、問い合わせ内容など顧客からの問い合わせに関する一部の情報。「LOHACO」も顧客からの問い合わせに関する一部の情報で、内容は氏名、メールアドレス、電話番号、問い合わせ内容など。
また、商品仕入れ先(サプライヤー)がアスクルの商品関連システムに登録している情報の一部も流出した可能性があることを確認した。内容は会社名、担当者の部門名、氏名、メールアドレスなど。なお、「LOHACO」決済では顧客のクレジットカード情報を受け取らない仕組みのため、個人のクレジットカード情報は保有していないという。
現在のところ、流出した可能性がある情報を悪用した被害の発生は確認されていない。ただ、今後、流出した情報を悪用した「なりすましメール」や「フィッシングメール」が送付される可能性があると注意を呼びかけている。
また、今回発表した内容のほかにも、情報が流出している可能性があることを確認しているという。外部専門機関などと協力し、引き続き情報流出に関する詳細調査を進めると同時に、新たな情報流出を防ぐため監視体制を強化していると説明。なお、個人情報保護委員会を含む関係当局への報告は完了している。
なお、アスクルから顧客や取引先へ連絡するメールは、社内ネットワークとは独立した外部クラウドサービスを利用しており、サービス提供会社によってセキュリティ対策が施されている。現時点で同外部サービスにおいては、ランサムウェア感染などの被害や不正アクセスの事実は確認されていない。
ランサムウェア攻撃によるシステム障害は10月19日に確認し、第1報を発表。同日から「ASKUL」「ソロエルアリーナ」「LOHACO」の受注を停止した。22日に発表した第2報で、障害発生の範囲は主に物流システム(WMS)であると明かした。29日の第3報の発表で、コピーペーパーやペーパータオルなど37アイテムの手運用によるFAX受注のトライアル運用を開始した。同31日には一部報道において、アスクルに対するサイバー攻撃についてハッカー集団が犯行声明を出したとの報道について、声明を把握しており、事実関係の確認を進めていると発表している。
ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」を、11/6(木)+7(金)10時30分~17時15分に赤坂インターシティコンファレンスで開催します。すべての講演を無料で聴講できます!
顧客体験と収益の向上を実現するキタムラのマーケティング、成功するオムニチャネル戦略、ビームスの物流DX、ミスミの顧客体験最大化、AI活用事例、ECモール攻略法など、ECビジネスに役立つヒントをお伝えします。
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オリジナル記事:アスクルのランサムウェア攻撃被害、事業所向けECや個人向けECで一部情報が流出した可能性
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広告やセールに依存せず、ファンとの共創を軸にブランドを成長させているVALX。Web広告費を大幅に抑えながら事業構造を転換し、競合ひしめくプロテイン市場の価格競争に“勝つ”ビジネスモデルを築き上げた。その背景には、マーケティング全体の定量設計とKPIマネジメントを担う古賀雅範課長(EC事業と全社マーケティング戦略を担当)による仕組作りがある。熱狂を感覚ではなくデータで捉え、設計し、再現性のあるブランド運営を実現している。
VALX株式会社 事業部 マーケティング課 課長 マーケティング責任者 古賀雅範氏。スポーツ用品メーカーのデサントで商品企画やEC責任者を歴任。Jリーグユニフォーム開発やオムニチャネルを推進し、コロナ禍でのEC急成長に貢献し社長賞を受賞。2024年よりVALXに参画し、日本一広告費率の低いD2Cブランドをめざして事業をリード。EC×SNS×リアルを融合した顧客との共創マーケティングで市場を創造し、「プロテイン×コミュニティ」を起点に前例のないビジネスモデルの構築に挑戦している。
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古賀氏が受賞者の1人として登壇!11月6日(木)、第3回「ネットショップ担当者アワード」授賞式を開催します! 東京・赤坂インターシティコンファレンスにて14時25分から開会。参加無料(事前登録制)です。ふるってご参加ください! ★第3回授賞式・受賞者の詳細はこちら:https://netshop.impress.co.jp/award/2025/ceremony |
――VALXはデジタル変革(DX)を推進している。EC事業の取り組みを教えてほしい。
VALX 古賀氏(以下、古賀氏):VALXでは、従来の広告依存型モデルから脱却し、オーガニック流入の拡大とLTVの最大化を軸にしたEC運営へ転換した。売上規模は非公開だが、セール依存からの脱却とCRM施策の再設計で、短期的な販促ではなく継続的な関係構築を重視する運営モデルを確立した。
これにより、ファンとの接点を中長期視点でマネジメントし、持続的にブランド価値を高めるビジネスモデルへと進化している。
――コロナ禍での、自宅で筋肉トレーニングに励む“宅トレ”ブームを経てプロテイン市場は急成長したものの、現在は競合が増加。「安くて、美味しい」という訴求が中心で、価格競争が激しい。VALXのEC事業がビジネスの構造変化を実現できた背景には何があるか。
古賀氏:業界全体の逆風があるなかで成長を続けているのは、共創マーケティング戦略の推進があげられる。広告に頼るのではなく、ファン起点の商品開発・情報発信・LTV設計を実践する戦略だ。
――具体的にはどのようなモデルか。
古賀氏:ファンの熱量を起点にブランドを設計する共創モデルだ。広告に依存して認知を拡大するのではなく、ファンの声から企画を立ち上げ、その体験を既存施策と掛け合わせて発信の連鎖を生む仕組みである。
具体的には、ファンの投票で定番化するフレーバーが決まる「プロテイン総選挙」、ファンと一緒に開発した数量限定フレーバー 「とろけるバニラアイス風味」など、企画段階からファンの意見を反映した取り組みを拡充。SNSや、毎週木曜20時から公式Instagramで配信しているインスタライブ『VALX “FUN” LIVE!』などのオウンドメディア施策と連動させている。
――ブランドのファン共創モデルを構築するため、社内ではどのような体制を築いたのか。
古賀氏:従来から集計していた独自のNPS指標「熱狂度」を起点に、LTVや購買チャネル、SNS施策との関係性を複合的に分析できる体制を整備した。これにより、ファンの推奨意向(熱狂度)が、どのチャネルや体験を通じて高まり、購買継続やLTV向上につながっているのかをデータで可視化できるようになり、経営の意思決定に反映できる仕組みを確立できた。
たとえば、SNSとライブ配信を連動させた施策では、顧客の熱狂度が高い層はLTVが2倍になることがわかっている 。熱狂の最大化を狙うことで、広告費ゼロで毎月1500件超のUGC(ユーザー生成コンテンツ)が自然に生まれるエコシステムを生み出している。
――VALXでは従前、販路はAmazonに注力しており、売り方はセールが中心だった。現在は自社ECサイト、リアル店舗、異業種との協業など、さまざまなチャネル・手法で事業を展開している。多角化戦略の狙いは。
古賀氏:価格競争が激しい市場にしがみつくのではなく、「プロテイン×コミュニティ」を起点にファンとの接点や体験を重ねながら価値を積み上げていくことが、VALXの戦略の中心。チャネルを横に広げる「多角化」ではなく、ブランドの価値創造構造を縦に深める“多層化”を進めている。
従前はAmazonが販売の中心だったが、私が2024年4月にVALXへ入社、現在のポジションに着任した後、販売戦略を見直した。限定商品と接触頻度の最適設計によって継続購入率を向上させ、自社ECでのロイヤル顧客による月次購入数が着任前と比較して50%以上増加した(2025年10月現在)。なお、VALXでは3か月以内に1度以上購入いただくお客さまを「ロイヤル顧客」と定義している。
また、セール依存から脱却し、2〜3か月に一度のペースで自社EC限定商品を発売することでファンにアプローチし、ファンの高い熱量を持続させている。
――セール脱却とともに、価格訴求の見直しも行った。
古賀氏:価格面では、VALXが運営もしくは出店する公式オンラインストアで「VALX」ブランドの製品を購入する際、「VALXメンバーズストア」が最もお得な価格であることを約束する『VALXベストプライス宣言』を2024年6月に発表したことを機に、過度な値引きではなく、品質・体験・共創価値で選ばれるブランドをめざす方針に転換した。
さらに、購入前に品質を体験できるプロテイン個包装等の”お試し商品”を拡大し、価格訴求ではなく納得して継続する体験設計を重視している。
古賀氏:こうした取り組みは、単なるチャネル拡大ではなく、ファン体験・発信・分析・意思決定を1つの循環構造として連動させる“多層的な共創モデル”の確立につながっている。
企画段階でファンの声を取り入れ、体験をオウンドメディアで共有・発信。その成果をデータで分析し、次の企画や経営判断に反映する――「企画 → 体験 → 発信 → 分析 → 意思決定」という循環を継続的に回すことで、VALXはファンとの関係を深めながらブランドの持続的成長を実現している。
――ビジネスモデルの転換や、商品・販売構造の再設計による成果を改めて聞きたい。
古賀氏:①オーガニック流入の増加による広告・セール依存からの脱却 ②SNSにおけるUGC拡大 ③卸売りの展開店舗数拡大といった成果が得られた。
UGCは毎月1500件超。2025年3月にVALXブランドアンバサダーを起用し、ブランドの認知拡大とファン層の拡充が進んでいる。このことはオーガニックなSNSの強化にもつながり、検索流入が増加した。
また、一斉配信を最小化し、顧客の状況に応じたセグメント配信を強化したことにより、短期的な売り上げではなくLTV最大化を志向したCRM体制に転換したことも、広告・セール依存からの脱却につながった。
――広告依存からの脱却を進めるなかで、Web広告費の最適化にはどのように取り組んでいるのか。
古賀氏:VALXでは、一般的にD2C企業で10〜30%を占めるといわれるWeb広告費について、「広告費をかけなくても売り上げ・利益を最大化する仕組み」の構築に取り組んでいる。
UGCや自社コミュニティを活用し、広告に頼らず自然流入とリピートを生み出すエコシステムを整えてきた。
ファンとの共創施策を軸に、施策ごとの効果をデータで検証しながら、費用対効果の高いマーケティング構造を追求している。
――オフライン販路の展開についても詳しく聞きたい。
古賀氏:オフラインチャネルでは、「ドン・キホーテ」系列店をはじめとした卸売りの展開店舗数は1000店舗を突破するなど、プロテインの棚における権威性を確立した。「ドン・キホーテ」さんでは、2025年4~9月は6か月間連続で、プロテインカテゴリでブランド別売上1位となっている。
このほか、定食チェーン店「大戸屋ごはん処」とコラボして開発したメニューが9.5万食を達成するなど、異業種との協業も成功させ、間口を広げている。
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古賀氏が受賞者の1人として登壇! 11月6日(木)、第3回「ネットショップ担当者アワード」授賞式を開催します! 東京・赤坂インターシティコンファレンスにて14時25分から開会。参加無料(事前登録制)です。ふるってご参加ください! ★第3回授賞式・受賞者の詳細はこちら:https://netshop.impress.co.jp/award/2025/ceremony |
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オリジナル記事:広告依存からの脱却+ファンとの共創で価格競争に“勝つ”ビジネスモデルを築いたVALXの古賀課長に聞く成長の秘訣 | EC業界で活躍する人を顕彰!「ネットショップ担当者アワード」
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auコマース&ライフは、KDDIと共同で運営するECモール「au PAY マーケット」で、月額サブスクリプションサービス「Pontaパス」会員などを対象に、11月は最大39%のポイント還元、最大60%割引となるセールを実施してる。
毎月3日、13日、23日に実施するキャンペーン「三太郎の日」、複数店舗での買い物によってポイントを還元するキャンペーン「お買い物ラリー」の特典として、11月は最大39%のポイント還元を行う。
このほか、割引クーポンが当たる「Pontaパス」会員限定の特典ガチャ、50%以上割引クーポンの贈呈、目玉商品が購入できる限定セールを開催する。
「お買い物ラリー」は「三太郎の日」と同時開催となる。
ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」を、11/6(木)+7(金)10時30分~17時15分に赤坂インターシティコンファレンスで開催します。すべての講演を無料で聴講できます!
顧客体験と収益の向上を実現するキタムラのマーケティング、成功するオムニチャネル戦略、ビームスの物流DX、ミスミの顧客体験最大化、AI活用事例、ECモール攻略法など、ECビジネスに役立つヒントをお伝えします。
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オリジナル記事:KDDIグループのECモール「au PAY マーケット」、2025年11月は最大39%還元+最大60%割引セールを開催
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青山商事のグループ会社でフランチャイズビジネスを手がけるglob(グローブ)は、健康志向の高まりを受け、多様なユーザー層への利用拡大が見込まれているマシンピラティスのフランチャイズ事業を開始する。
マシンピラティス専門店「WECLE」を運営するnobitel(ノビテル)とフランチャイズ契約。マシンピラティスのフランチャイズ1号店「WECLE(ウィークル)ららぽーと横浜店」を12月1日に開店する。プレオープンは11月15日から。
globは青山商事グループの事業領域の拡大と店舗複合化を担う100%出資子会社。「洋服の青山」の店舗敷地内の余剰地を有効活用し、さまざまな業種の店舗を出店するフランチャイズビジネスを手がける。フード事業の「焼肉きんぐ」「ゆず庵」、フィットネス事業の「エニタイムフィットネス」、リユース事業の「セカンドストリート」を展開している。
青山商事の2025年3月期連結業績によると、主力のビジネスウェア事業におけるEC事業の売上高は前期比5.8%だった。
「フードサービス事業」「リユース事業」「フィットネス事業」で構成するフランチャイジー事業の売上高は前期比7.0%増の162億1400万円、営業利益は同2.5%増の11億1800万円だった。2026年3月期は増収減益を計画している。
フランチャイジー事業では2026年3月期、ピソラとフランチャイズ契約を結び、イタリアンのファミリーレストラン業態「PISOLA」を2025年3月から展開。「PISOLA」「WECLE」の展開は、既存業態に次ぐ新たな柱になると見込んでいる。
「WECLE」は、「予約不要」「着替え不要」、1回1日30分の利用なら「通い放題」が特長となっているマシンピラティススタジオ。1回30分で順番にマシンを使って行うサーキットスタイルのエクササイズとなっている。
エクササイズのレベルは個別に合わせることができる。専門的な知識を持ったトレーナーが常駐し、必要に応じてサポートする。セミパーソナル形式のため、最大2~3人の規模でトレーナーのサポートを受けることができるという。
「WECLEららぽーと横浜店」では、先行入会のキャンペーンとして、先着200人を対象とした特典を設ける。期間は11月15日から11月30日まで。特典は「入会翌月の会費が0円」「毎月会費が永久1000円引き」など。
ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」を、11/6(木)+7(金)10時30分~17時15分に赤坂インターシティコンファレンスで開催します。すべての講演を無料で聴講できます!
顧客体験と収益の向上を実現するキタムラのマーケティング、成功するオムニチャネル戦略、ビームスの物流DX、ミスミの顧客体験最大化、AI活用事例、ECモール攻略法など、ECビジネスに役立つヒントをお伝えします。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:青山商事グループ、マシンピラティスのフランチャイズ専門店を12月開店。フランチャイジー事業を拡大へ
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ECサイトのリニューアルは、ビジネスの成長と顧客体験の向上に不可欠な投資ですが、多大な時間とコストを要するため、失敗は絶対に避けたいプロジェクトです。大手小売、大手EC、大手ベンダー、有識者が集まった勉強会「ECリーダーズ・ラウンドテーブル」では、成功・失敗を含め、ECサイトのリニューアルについてのディスカッションを重ね、「ECサイトのリニューアルで失敗しないために押さえておくべきポイント」というチェックシート(8P構成)を作成しました。
11月6日(木)+7日(金)に東京都の「赤坂インターシティコンファレンス」で開催する大型オフラインECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」で、来場者に無料配布するイベントガイドブック内でチェックシートを記載したコンテンツを用意しています。
チェックシートではECサイトのリプレイスを成功に導くための重要なポイントを、現状分析からベンダー選定、要件定義、リリース後の運用などを解説しています。
なお、11月6日(木)16:15~17:15 クロージング基調講演(C会場)では、「ECリーダーズ・ラウンドテーブル」の主催者である300Bridge 藤原義昭氏、Catラボ 逸見光次郎氏、スマイルエックス 大西理氏、エバン 川添隆氏が登壇。「ECリーダーズ・ラウンドテーブル」でのディスカッション内容、チェックシートを踏まえて、リプレイスを成功に導くための重要なポイントを共有します。
イベントにぜひご来場し、イベントガイドブック内で用意したチェックシートを貴社のECビジネスに活用してください。
ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」を、11/6(木)+7(金)10時30分~17時15分に赤坂インターシティコンファレンスで開催します。すべての講演を無料で聴講できます!
顧客体験と収益の向上を実現するキタムラのマーケティング、成功するオムニチャネル戦略、ビームスの物流DX、ミスミの顧客体験最大化、AI活用事例、ECモール攻略法など、ECビジネスに役立つヒントをお伝えします。
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オリジナル記事:ECリニューアルで失敗しないためのポイントとは? チェックシートをイベント来場で無料提供【ネッ担イベント11/6+7@東京】
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中古車越境ECのリーディングカンパニーであるビィ・フォアードでデジタルマーケティングを担う土屋汐莉チームマネージャーは、20か国以上にローカライズした全41アカウントのSNS運用、ローカルペイメントの担当経験、そして新規事業への挑戦など、さまざまな事業カテゴリに挑み、ビィ・フォアードの事業成長と自身のスキルアップにつなげてきた。EC業界で活躍する人物のロールモデルとなる土屋氏の取り組みを聞いた。
ビィ・フォアード デジタルビジネスプラットフォーム推進部 デジタルマーケティンググループ デジタル企画チーム チームマネージャー 土屋 汐莉氏。2012年ビィ・フォアードに入社。セールスアシスタントを経て、2016年にマーケティング部に異動。アフリカの販売拠点でのマーケティングや、現地送金(ローカルペイメント)を担当。現在は、アフリカ向け不動産物件掲載プラットフォーム事業を担当し、チームマネージャーとして新規事業をリードする。
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戸田氏が受賞者の1人として登壇! 11月6日(木)、第3回「ネットショップ担当者アワード」授賞式を開催します! 東京・赤坂インターシティコンファレンスにて14時25分から開会。参加無料(事前登録制)です。ふるってご参加ください! ★第3回授賞式・受賞者の詳細はこちら:https://netshop.impress.co.jp/award/2025/ceremony |
――ビィ・フォアードは中古車越境ECという難易度の高いカテゴリで214の国と地域か国ものに取引先を持ち、中古車の月間販売台数は約1万5000台と、圧倒的な地位を確立している。まず、EC事業における近年の実績について聞きたい。
ビィ・フォアード 土屋氏(以下、土屋氏):EC事業の売上高は、2024年6月期に前期比9%増の1180億円を達成した。中古車越境EC市場においてはロールモデルとする企業がほとんどない中で、グローバルで認知を獲得、ファンを育成することで業績を拡大してきたことが、当社の特長となっている。
ECサイトおよび、SNSの運用は約20か国向けに展開。各国ごとにローカライズし、自分が運用を担当してきた。SNSの複数チャネルを合計すると合計で41アカウントとなる。
――土屋さんのビィ・フォアード参加の経緯は。
土屋氏:渡米経験を生かし、英語を生かせる仕事を探していた。2012年にビィ・フォアードに入社した。入社前までは米国で生活していた。
――中古車越境ECは、各国の規制や為替リスクなど、一般のECにはない複雑な壁が存在する。ビィ・フォアードのEC事業が昨今の規模まで成長を遂げた背景には何があるか。
土屋氏:要因の1つに、アフリカでスマートフォンとSNSの普及が急速に進んだことがあげられる。2000〜2010年代にかけて、アフリカでは「リープフロッグ現象」(編注:途上国が既存の技術やインフラを飛び越えて、いきなり最新技術を導入することで急速な発展を遂げる現象)が起きた。
アフリカを含む、ビィ・フォアードのお客さまの約7割がスマートフォンを通じて車を購入しており、日常生活でもモバイルマネーやメッセージングアプリを積極的に活用している。
こうした背景のもと、SNSマーケティングは、遠く離れた国のお客さまとの距離を縮め、信頼関係を築くために欠かせない戦略となっている。
――具体的にはどのようなSNS運用か。
土屋氏:現在ではFacebook、 Instagram、 TikTok、 YouTubeを含め全41アカウントのSNSチャネルを運用している。
ビィ・フォアードのメインのSNSアカウントだけでなく、たとえばタンザニアなど各国のオーディエンスに特化したアカウントを作成し、現地に即した情報発信を行っている。
また各SNSアカウントを通じてフォトコンテストやクイズ形式のプロモーションを行うことでBE FORWARDブランドの認知拡大とファンの獲得を常に意識した取り組みを行っている。
アフリカでは偽エージェントや詐欺被害が発生するケースも少なくないため、公式ブランドによる運用の統一を徹底し、信頼性を維持することも重要視している。
――経歴をさかのぼると、土屋さんは現地のインフラ部門での経験を積み上げてきた。
土屋氏:2016年にマーケティング部に異動して以降、アフリカの販売拠点でのマーケティングに加え、ECにとって最も重要なインフラである現地の物流サービスや、現地送金(ローカルペイメント)の担当も経験した。この経験は、越境ECの重要なファクターの1つを、机上の空論ではなく現地側から理解することを可能にした。
ECでの車の購入において、最も重要なインフラのひとつが「送金システム」。当初は海外送金のみでの支払い対応だったため、高額な取引に対するお客さまの不安をいかに払拭するかが大きな課題だった。実際に現地に足を運び、現場でのリアルなニーズを把握することでサービス改善へとつなげることができた。
現在ビィ・フォアードでは、ローカル決済に加えてオンライン決済も導入し、より多様なニーズに対応できる決済環境を整えている。
――SNSだけでなく、現地マーケティング、決済など、さまざまな領域を経験している。
土屋氏:そのノウハウを生かして、現在は、アフリカ地域での不動産物件掲載プラットフォーム「BE FORWARD Homes」という新規事業を担当している。これは自分にとって、中古車ECで培った「グローバルでの認知・ファン育成ノウハウ」を、新しい越境ビジネスに生かす挑戦でもある。
中古車ECという既存のチャネルの信用を生かしつつ、新しい市場に切り込んでいく。既存事業の成長とともに、これがビィ・フォアードの成長の鍵となっている。
不動産物件は、中古車とは違った商品ではあるが、ビィ・フォアードが中古車ECで培ってきたグローバルな認知度とファン育成のノウハウを最大限に活用した、次なる越境ビジネスにチャレンジしている。
BE FORWARDブランドのさらなる拡張をめざし、各国のお客さまのライフステージに寄り添えるサービスをつなげていくことを目標としている。
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土屋氏が受賞者の1人として登壇! 11月6日(木)、第3回「ネットショップ担当者アワード」授賞式を開催します! 東京・赤坂インターシティコンファレンスにて14時25分から開会。参加無料(事前登録制)です。ふるってご参加ください! ★第3回授賞式・受賞者の詳細はこちら:https://netshop.impress.co.jp/award/2025/ceremony |
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:売上1180億円のグローバルECを支えるSNS運用とは?ビィ・フォアード土屋氏が語る越境ECビジネスのローカライズSNS・ファン育成術 | EC業界で活躍する人を顕彰!「ネットショップ担当者アワード」
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各ユーザーデータは非常に重要なポイントですが、しっかりとモールのお客さまの特性を見極めて戦略を打っていますか? こうした数字だけのデータはECサイト運営においては、あまり意味をなさないと思っています。そして、皆さんもそう思っているからこそ見逃してしまいます。勿論、どこかのモールに新規出店する時には重要なデータですよね。
たとえば私の経験ですが、一昔前だと「『Amazon.co.jp』ユーザーの6割が男性」というデータがありました。それを元に考えて、ホワイトデーに特化するために「Amazon.co.jp」に出品したところ、大成功したことがあります。そして、残りの4割の女性にも徐々にアプローチをかけることで、じわじわとホワイトデー以外も売れるモールに育ちました。
このように「このモールが大きいから」と言って一概に成功するとは限りません。今回のランキングには出てきていない「au PAY マーケット」で大きな売り上げをあげている店舗もありますし、リアルの世界では、「ポンタ」と「ローソン」のクロス施策がじわじわと攻めてきています。
「このモールが大きいから出店する」のではなく、しっかりとモールの属性を考えた上でそのモールに合う施策を練ることが重要です。男女比だけではなく、年代別というのも重要ですね。極端な話をしますが、「『Qoo10』や『ZOZOTOWN』に女性ユーザーが多い」という理由で、シニア向けの商品を販売しても売れる確率は低いですよね。