PageRank とは 意味/解説/説明 【ページランク, PR】
グーグルが採用している、インターネット上でページからページへと張られたリンクをもとに、各ページの重要度を推定する手法。
学術論文などでいわれる「よく引用されている論文は良い論文だ」という考えに近い。WebページからWebページへとリンクを張ることは、リンク元ページがリンク先ページに対して「このページを見ると良いよ」と推奨していることを意味すると考え、多くのページからリンクを張られているページは、多くの人から推奨されている良いページであるとして評価が高くなる仕組み。
グーグルは各ページに対してPageRankを割り当てており、Googleツールバーなどを使うとPageRank値を確認できるとされているが、実はGoogleツールバーなどで確認できる値は順位付けに使っているPageRankそのものではない「ツールバーPageRank(TBPR)」だと言われる。
PageRankが高いと検索結果で上位に来ると思われがちだが、グーグルは現在数百種類もの情報をもとに順位付けを決定しており、PageRankはそこで使われている指標の1つに過ぎない。最近では「内容」「検索後との関連性」といった指標の重み付けがPageRankよりも高くなっており、どれだけPageRankが高くても関連性がないと上位には表示されないとの考え方が一般的となってきている。
ちなみに、PageRankとは「Webページのランク」ではなく、グーグルの共同創設者の1人ラリー・ペイジの名前からとった「ペイジ・ランク」であるとのこと。