ユーザーエージェント ブラウザがWebサーバーにデータを取りに行く際にサーバーに対して自動的に通知している、ブラウザの種類やバージョンやOSの種類やバージョンなどの情報を組み合わせた識別子。たとえば、Windows XP上で動作しているFirefox 3.5では、
ストップワード 自然言語を処理するにあたって一般的であるなどの理由で処理対象外とする単語。たとえば検索エンジンは、一般的な単語である「the」「a」「for」などをストップワードとして扱い、検索の対象外にしている。Google検索キーワードの例外(英語)
被リンク 自分のサイトにリンクを張ってもらうこと、または張ってもらったリンクのこと。検索エンジンが検索結果ページにどのページをどのような順番で表示するのかを決定する際に、他のサイトからどれくらいリンクされているかを考慮している。そのため、リンクを受けている数が重要になる。
ILD リンク元ドメイン名の数、つまり、どれくらい多くのサイト(ドメイン名)からリンクを張られている(被リンクを獲得しているか)かのこと。基本的に、多くのサイト(ドメイン名)からリンクされていればいるほど良いとされている。
死活監視 Webサイト(Webサーバー)やシステムが動作しているかどうか、別のシステムから確認すること。通常は定期的に自動チェックを行い、サーバーから一定時間以内に反応がない場合はサーバーがダウンしているとみなして連絡が入る、または自動的にサーバーに対して何らかの処理を行うなどする。
CRO Conversion Rate Optimizationの略。来訪した訪問者のコンバージョンに至る率を高めるための施策を指す言葉。ウェブサイトでの成果というとSEOやPPCによって集客を強化することを意識しがちだが、サイトに来てくれた人にコンバージョンに至ってもらえる率を高めることも重要。
ポストインプレッション 広告の効果に関する用語の1つ。広告を見たことでそのあとのユーザーの行動が変わる効果を意味する。広告の効果を測定する場合は、広告を見たユーザーがその場でクリックしたか、そしてコンバージョンに至ったかどうかという観点から測定することが多い。
VTR インターネット広告効果指標のひとつ。広告を見たけれど、そのときはそれ以上の行動を起こさなかったユーザーが、一定期間内に何らかの行動を起こす率をいう。ポストインプレッションの指標として用いられ、[広告閲覧後のコンバージョン数÷広告表示回数(imp)]で算出する。なお、動画広告において、VTRは「視聴完了率」として使われていて、上記の意味では使用しない。
AR ARとは、「拡張現実感(Augumented Reality)」の略で、実際の景色、地形、感覚などに、コンピュータを使ってさらに情報を加える技術を指す。「拡張現実」と呼ばれることも多いが、実際の技術内容を反映して「拡張現実感」とするべきだとする意見もあり、ここでは「拡張現実感」とする。
Cookie Cookie(クッキー)は、Webページなどで、ブラウザに情報を保存するための仕組みの1つ。ユーザー登録をしてログインする仕組みでログイン状態を示す情報を保存したり、サイトの機能に対する設定を保存したりするなど、さまざまな使い方がされている。Cookieはブラウザがもっている機能。
KPI KPI(Key Performance Indicator)は、「ケーピーアイ」と読み、日本語では「重要経営指標」「重要業績指標」などと訳されるもの。アクセス解析では、目標値に対する状況を示す指標として扱われることが多い。たとえば、目標とKPIは次のように設定する。・サイト目的:資料請求数の確保
KGI KGI(Key Goal Indicator)は、「最終目標における数値指標」のこと。KPI(Key Performance Indicator)について、最終目標に限定した表現として使われる。たとえば「登録者数5,000人突破」「販売個数10,000個達成」など、最終的な目標を明確に数値として設定することで、目標達成への対策や手順を明確化するのが狙いだ。詳しくは関連語「KPI(Key Performance Indicator)」を参照。
アップセル アップセルは、「より高いものを買ってもらうこと」を意味する。目的は、顧客当たりの売上単価の向上。たとえば、製品のバージョンアップ時や買い換え時などに、より上位の製品やコースを薦めたり、同時に購入する数量を多くしてもらうことで、アップセルを達成できる。
CTA CTAは「Call To Action」の略。日本語の意味としては「行動喚起」といったところ。Webサイトで訪問者を、とってもらいたい行動に誘導することを意味し、多くの場合はボタンやリンクの形で表示される。
グルーポン グループクーポンの略称。割り引きクーポンを複数の人が共同購入する仕組みのサービス。24時間など一定期間内に購入希望者の数が一定数に達した場合にのみ、50%オフや60%オフといったお得な割引クーポンを販売する仕組み。
エキスパートレビュー エキスパートレビューとは、サイトのユーザビリティなどの問題点を見つける手法の1つ。専門家がユーザーの立場にたってサイトを閲覧することで、そのサイトのデザインやナビゲーションなどでわかりづらい部分や使いづらい部分がないか問題を探す手法。ブラウザで実際のサイトを閲覧して行う場合もあるし、サイトが完成する前の段階の仕様書やワイヤーフレーム(構造デザイン)などの状態でレビューする場合もある。ユーザビリティを改善するためのチェックの手法としては、一般ユーザーを集めて行うユーザーテストを行うことが多い。しかし、ユーザーテストを行うには多くの時間がかかる傾向がある。それに対してエキスパートレビューは少数の専門家が行うため、他のサイトにもよく見られるような(失敗しがちな)問題を、高いコストパフォーマンスで早く見つけられる利点がある。
フラッシュマーケティング 同義語のグルーポンを参照。「24時間」のように期限を決めたり予定数を設定したりして、ソーシャルメディアで短期間に情報を拡散させて売ることからフラッシュマーケティングと呼ばれる。
APNIC 「Asia Pacific Network Information Centre」の略。アジア太平洋地域のIPアドレスを管理する地域インターネットレジストリ。オーストラリアの南ブリスベーン郊外に事務所を構えている。