Z世代に“通じない言葉”ランキング、1位は「アベック」2位は「チョベリグ・チョベリバ」【ジブラルタ生命調べ】
ジブラルタ生命は、「20代の意識・実態調査2025」を実施した。20歳~29歳の男女4,700名を対象に、20代の価値観や世代間ギャップなどについて調べている。
世代間ギャップが浮き彫り? Z世代に通じない言葉1位「アベック」

まず、年上の世代に言われて意味がわからなかった言葉を聞くと、1位は「男女の二人連れ」を意味する「アベック」だった。2位には「超ベリー・グッド/超ベリー・バッド」を略した「チョベリグ/チョベリバ」、3位には「今風の」「流行りの」を意味する「ナウい」が続いた。
また、午前中で仕事や授業が終わり午後が休みになることを指す「半ドン」や、昭和のビジネス用語である「鉛筆なめなめ」「一丁目一番地」なども上位に挙がった。

年上の世代とギャップを感じることについて聞くと、「SNS の使い方」(20.3%)が最も高く、ついで「仕事に対する考え」(19.6%)、「恋愛・結婚に対する考え」(17.4%)と続いた。都道府県別で見ると、北海道、静岡県、福岡県、佐賀県、宮崎県では「ハラスメントに対する考え」が1位となった。

一方で、年上の世代に言っても通じなかった言葉を聞いたところ、1位は「強く心を動かされた」という意味の「エモい」、2位は「可能性やチャンスがある」を意味する「ワンチャン」だった。3位には「了解」を略した「り・りょ」と、笑いを表すネットスラングの「草」が同率でランクインした。
20代の平均貯蓄額は「148.8万円」一方で4人に1人が「貯金0円」

続いて、マネーリテラシーについて自信があるかを聞くと、家計管理に関しては34.1%、ライフプラン(人生設計)に関しては32.5%、お金のトラブルに関しては38.3%が「自信がある」と回答した。一方で、資産運用に関しては「自信がある」が25.1%にとどまり、他項目に比べてやや低い結果となった。

現在の貯蓄額を聞いたところ、全体の平均は148.8万円となった。一方で、割合としては「50万円未満」が33.9%で最も多く、ついで「0円」が24.7%と続いており、貯蓄ができていない人も多いことが明らかになった。
なお、都道府県別で見ると、貯蓄額の平均が最も高くなったのは愛媛県で282.0万円。最も低くなったのは青森県で72.6万円となり、209.4万円もの差が見られた。

最後に、最も影響を受けている20代の有名人を聞くと、1位は「芦田愛菜さん」で48名。「教養があり、とても礼儀正しいところを見習いたい」などのコメントが見られた。2位は「橋本環奈さん」、3位は「目黒蓮さん」と続いた。
調査概要
- 【調査期間】2025年8月8日〜8月26日
- 【調査対象】ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする全国の20〜29歳の男女
- 【有効回答数】4,700名(有効回答から各都道府県100名になるように抽出)
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査地域】全国
- 【調査協力会社】ネットエイジア
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