日立製作所は、首都圏の駅エリアのマーケティング情報提供サービス「Station Finder for Area Marketing」で、JR東日本が開発した特定期間の駅利用状況を分析する新商材「駅カルテイベントレポート」の提供を1月8日に始めた、と同日発表した。イベント開催時やセール時など指定した日付、駅での人の動きや滞在状況が分かり、マーケティングに活用できる。
Station Finder for Area Marketingは、JR東日本の定型レポート「駅カルテ」が定額で自由に利用できるサービス。駅カルテはJR東日本のICカード「Suica」で駅の改札を入出場する際に記録されるデータを基に、利用者の年代、性別など属性の傾向や利用者数の統計情報を提供する。駅カルテイベントレポートはJR東日本が1月8日に販売開始した新しいレポート。
従来の駅カルテは月単位の利用状況の把握にとどまっていたが、駅カルテイベントレポートは、特定の日付、月をまたぐ期間、30分単位の時間帯を指定して統計データの取得が可能。イベント、セール期間中の駅利用者の変化が分かり、観光エリアでは通常期と繁忙期の混雑状況が比べられる。条件の詳細設定はStation Finder for Area Marketingのサイトで可能。
イベントの最寄り駅・会場周辺駅など複数の駅を組み合わせたエリア指定ができ、催事の周辺への影響の分析も可能。最適な運営体制の構築や次回施策の効果的な立案につなげられる。対象は首都圏約600駅となる。価格は1レポートあたり15万円。Station Finder for Area Marketingは、調査会社のサーベイリサーチセンターでも、日立の代理店として販売する。
