ジンジブは、「現役高校生が将来なりたい職業」に関する調査結果を発表した。高校生向けの職業体験イベント「おしごとフェア2025」に参加した現役高校生1,746人が回答している。
多くの高校生が進路に不安を抱えている
まず「就職するとしたらどんな職業に就きたいですか?」と聞くと、「接客職」14.6%が前年に続き3年連続で1位だった。以下「ものづくり職人」10.5%も前年同様に2位。3位は「イラストレーター」10.1%が前年4位から1ランクアップした。
「接客職」の人気の理由としては、実体験、人とのコミュニケーションを楽しむ傾向、安定して働ける職種といった要素が考えられる。そのほか「イラストレーター」のランクアップはじめ、「デザイナー」「YouTuber・インフルエンサー」「ゲームクリエイター」など、作り手としての職が全般的に人気だ。
一方で「どの業界で働きたいですか」と聞くと、「製造・ものづくり業界」20.8%が前年と同じくトップで、職業との微妙なズレも感じられる。以下「宿泊・飲食・観光業界」15.0%、「サービス業界」13.7%が続くが前年と順位が入れ替わった。
「進路を選択する上での不安」については、「希望通りの進路に進めるか不安」48.8%、「自分のやりたいことが見つかっていないこと」46.6%、「自分の向いていることが見つかっていないこと」41.8%、「何をするべきかが分からないこと」41.8%などが上位で、多くの高校生が不安を抱えておりキャリア教育やサポートの重要性がうかがえる。

調査概要
- 【調査対象】ジンジブ主催の職業体験イベント「おしごとフェア2025」に来場した高校1年生~高校4年生(4年生は定時制課程)
- 【調査方法】アンケート
- 【調査時期】2025年5月8日~6月23日
- 【有効回答数】1,746人
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