20代の2人に1人が生成AIを利用! 王者ChatGPTに続くのはCopilot? Gemini?【NRC調べ】

生成AIの使い方は「情報収集」がやや減少、「アイデア出し」が微増の傾向。

日本リサーチセンター(NRC)は、「生成AI」に関する調査を実施した。生成AIの利用経験率や利用目的について、日々の変化をデイリートラッキング方式で調べている。

ChatGPTが牽引! 生成AIの利用率が約4割に急上昇

生成AIの利用経験率 時系列

まず、生成AIの利用経験率の推移を見ると、2025年9月時点で38.9%となり、この2年半で35.5ポイント上昇した。特に2024年12月以降は上昇ペースが加速しており、直近3か月間で+8.6ポイントと大きく増加している。

生成AIの利用経験率 時系列 属性別

性年代別に見ると、特に男性20代で利用率が高く、55.0%にのぼった。また、女性20代も51.0%となり、若年層で生成AIが浸透していることがうかがえる。一方で、女性50代では22.0%、女性60代では20.0%と、全体平均を大きく下回っていた。

サービス別利用経験率 時系列

サービス別に見ると、「ChatGPT」の利用率が最も高く、直近3か月間で8.8ポイントの大幅な増加となった。ついで上昇率が高かったのは「Copilot(コパイロット)」で6.2ポイント増、「Gemini(ジェミニ)」は4.1ポイント増と続いている。

生成AI 利用目的と用途

最後に、生成AIの利用目的を聞いたところ、「情報収集・調べもの・検索内容の要約」(50.6%)が最多となった。ただし、2025年6月の調査と比べると、4.9ポイントの減少となっている。一方で、「アイデア出し(趣味・創作・日常の発想など)」(34.1%)は1.3ポイント増加。その他、「メールや文書の作成」など、クリエイティブな用途が微増する結果となった。

調査概要

  • 【調査期間】2022年5月17日から継続的にデイリーでトラッキング調査を実施
  • 【調査対象】全国の20〜69歳の男女(NRCサイバーパネル会員)から毎日平均約150件を回収
  • 【調査方法】Web調査
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