サイバーエージェントは、「サイバーエージェント次世代生活研究所」において、「2025年Z世代SNS利用率調査」を実施した。Z世代(17~28歳)のSNS利用状況を調べている。
関連記事
Z世代のSNS利用率、1位は「YouTube」2位は「LINE」
SNS利用率を世代別に見ると、Z世代が最も利用しているのは「YouTube」で86.1%だった。2位は「LINE」で85.8%、3位は「Instagram」で71.6%、4位は「X」で66.8%、5位は「TikTok」で52.8%と続いている。
Z世代と上の世代(29~60歳)との利用率の差が最も大きかったSNSは「BeReal.」で、22.0ポイントの差がついた。ついで「TikTok」が21.9ポイント、「Instagram」が17.0ポイントとなっている。
SNS認知率を見ると、世代間の差が最も大きかったのは同じく「BeReal.」で、48.8ポイントの差がついた。ついで、主にゲーマー向けのコミュニケーションサービス「Discord」が32.9ポイント、リアルタイムで位置情報を共有できるアプリ「Whoo」が30.3ポイントと続いている。
なお、上位5位のSNS(LINE・YouTube・Instagram・X・TikTok)ではZ世代・上世代ともに認知率が9割を超えており、大きな差は見られなかった。
過去3年間のZ世代のSNS利用率推移を見ると、「YouTube」や「TikTok」などの動画系プラットフォームでは大きな変化は見られなかった。また、「Instagram」や「X」が減少傾向にある一方で、「BeReal.」は2023年13.2%、2024年21.4%、2025年22.8%と伸びており、唯一利用が拡大しているサービスとなった。
上世代についても推移を比較すると、比較的新しいSNSである「TikTok」と「Threads」が増加傾向にあることがわかった。一方で、「YouTube」や「Instagram」「X」はほぼ横ばいとなり、高止まりの状態が続いていた。
調査概要
- 【調査期間】2025年10月17日(金)~2025年10月19日(日)
- 【調査対象】全国男女17~60歳 Z世代(17~28歳)1,236名、上世代(29~60歳)1,648名
- 【有効回答数】2,884名
- 【調査方法】インターネットリサーチ
- この記事のキーワード