アップセル とは 意味/解説/説明 【upselling】
アップセルは、「より高いものを買ってもらうこと」を意味する。目的は、顧客当たりの売上単価の向上。
たとえば、製品のバージョンアップ時や買い換え時などに、より上位の製品やコースを薦めたり、同時に購入する数量を多くしてもらうことで、アップセルを達成できる。
アップセルを達成できると、顧客数を増やすことなく総売上額を増やせる。新規顧客を獲得するのはコストが高くなりがちであるため、顧客あたりの売上単価を向上することは効率の良い売上向上策となる。
また、アップセルによって利益率の高い商品へと誘導できたならば、より効率の良い利益向上策となる。
アップセルを達成する手法としては、たとえば、
・お試し版を用意する
・バージョンアップ優待を用意する
・既存顧客からの「オススメの言葉」を利用する
・一定数以上の購入で割り引きをする
・おまけを提供する
・保証やサポートの延長を提供する
・下取り優待を提供する
などが考えられる。