【レポート】Web担当者Forumミーティング 2017 Autumn

CTRが10倍に! ネット広告・CRM施策で成果が出る“パーソナライズド動画”

顧客へのメッセージはパーソナライズド動画で伝える時代。大量の流通情報に埋もれさせない
[AD]

誰もが大量の情報に触れる現在では、伝えたいメッセージを確実に届けることが難しくなっている。それを救うものと期待されているのが動画広告だ。

大平 竜也 氏
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
セールスマーケティング統括部 ビジネスディベロップメント部
ゼネラルマネジャー
大平 竜也 氏

広告に限らず、メッセージを確実に伝えたいなら、パーソナライズされた動画がいい――パーソルプロセス&テクノロジーの大平氏が「Web担当者Forum ミーティング2017 秋」において、「CTRが10倍に! ネット広告・CRM施策で成果が出る“パーソナライズド動画”」と題して、さまざまな事例を紹介した。

情報のバリアを突破するパーソナライズド動画

現在、世の中に流通する情報の量は膨大であり、人が受け取れるのはその数万分の1といわれている。企業はターゲット顧客に情報を届けるために、さまざまなチャネルを使っているが、必ずしも企業が発信するすべての情報がターゲットに届いているとは限らない。人が受け取れる情報には限度があり、膨大な情報の中で自社の情報が埋もれてしまう、情報バリアが発生しているのだ。

情報バリアを突破するには、ターゲット顧客一人ひとりにとって、必要なタイミングで、必要な情報を、わかりやすく伝えなければならない。つまり、パーソナライズの重要性が一段と高まっているのだ。また、近年は動画によるマーケティングが注目されている。文字よりも動画の方が目を引き、多くのことを伝えられるからだ。

そして動画にも、パーソナライズの波は押し寄せている。パーソナライズド動画を活用するメリットは、売上やコンバージョンの向上、ブランディング、顧客体験など。さらに、事前に動画を配信することでユーザーの理解を深め、コールセンターなどでの時間・工数削減につなげる使い方もある。

動画のパーソナライズとは、顧客それぞれに合わせて動画を作成して配信することを意味する。そう聞くと、ハードルが高いと思われるかもしれないが、最近はマーケティング担当者でも簡単に作成できるパーソナライズド動画のツールが提供されている。動画テンプレートなどを使い、自社の素材やテキストと組み合わせて簡単にターゲットに合わせた動画を生成するものだ。

パーソルプロセス&テクノロジーでは、「personalize me(パーソナライズ・ミー)」というWebサービス型のツールを提供している。

パーソナライズ動画ツールとは

パーソナライズド動画の3つの活用パターン

パーソナライズド動画の活用事例を、次の3つのパターンで紹介する。

①CRM

パーソナライズド動画をCRMで活用すると、顧客の名前を呼びかけたり、顧客との接触履歴、購買履歴などに合わせた内容の動画を配信できる。

プリンスホテルの「夏プリ」というキャンペーンでは、WebやSNS、メール、テレビCMといったチャネルでプロモーションを展開しているが、さらに集客を最大化するために「personalize me」によるパーソナライズド動画を活用。プリンスホテルが持つ顧客データによりセグメント化し、それぞれのセグメントに向けて特性にあった動画を生成、配信した。

事例①プリンスホテル

不動産販売会社の事例では、不動産を購入済みの顧客に提供している家事代行やハウスクリーニングなど、アフターサービスの認知度アップと利用拡大のためにパーソナライズド動画を活用。従来は電話や会報誌で案内していたが、顧客の呼びかけとセグメント化したパーソナライズド動画つきメールマガジンを配信している。

事例②不動産販売会社

②広告

動画広告の市場規模は、2015年から2020年までの5年間で4.3倍になると予想されている(「オンラインビデオ総研/デジタルインファクト調べ」)。また、2020年にはモバイル比率が80%を超えるという。Facebookは豊富なターゲットセグメントを持っているため、Facebookの動画広告は多く使われている。海外では、トヨタUSAがFacebookの動画広告によって趣味に合わせたマーケティングメッセージを送っている例もある。

国内のネット印刷企業の事例では、法人の新規会員獲得のためにパーソナライズド動画を活用した。顧客となる業界は多岐にわたるため、バナー広告よりも踏み込んだパーソナライズが必要と考えたためだ。業界ごとのニーズを踏まえたメリットやお客様の声、業界に合ったサービスを訴求する動画を作成してFacebookの動画広告を活用したところ、従来のバナー広告と比較してCTRは17倍、CPAは43%改善した。この企業では、さらにマーケティングオートメーションとの連携も取り組む予定という。

事例④印刷業

③採用

採用のシーンでもパーソナライズド動画が活用されている。採用における一般的な課題は、次の3点だ。

  • 会社説明会への参加率を上げる「集客率の向上」
  • 選考プロセスの移行率を上げる「移行率の向上」
  • 内定の承認率を上げる「内定承諾率の向上」

ただし、新卒採用担当の人数は限られていて業務の幅も広いため、すべての課題に対応しきれない。パーソナライズド動画は、たとえば次のような動画を使ってこれらの課題の解決をサポートできる。

  • 集客率の向上のためには、一人ひとりに合わせた会社説明会の案内動画
  • 移行率の向上のためには、次回選考案内をパーソナライズド動画で案内
  • 内定承諾率の向上のためには、担当面接官による個別メッセージの案内

現在の佐川急便では、新卒採用は売り手市場であり採用充足率は9割を切っている。そこで、内定承諾率をさらに上げるために、内定者にパーソナライズド動画を活用した。動画のストーリーは次のようなものだ。

事例⑤佐川急便

内定者向けパーソナライズド動画の施策は、パーソルプロセス&テクノロジー自身も行っている。その効果を測定したのが下図だ。

内定者向けパーソナライズド動画の効果(定量)

図では配信数よりも再生回数の方が多く、何度も視聴していると考えられる。また、最後まで動画を見た視聴完了の移行率も高い。さらに、パーソナライズド動画配信後に内定者にアンケートを実施したところ、会社の印象が向上していることがわかった。アンケート結果は次のとおりだ。

パーソナライズド動画により、会社の印象が向上

良かったと思う理由についてのコメントでは、

面接してもらった方が、自分だけに向けるお言葉をいただけたことがうれしかった

社長の内定者に直接向けたメッセージは、とても頑張れる気持ちになりました

など、面接時には怖かった面接官のメッセージがうれしいという内容が多かった。これは、動画だからこそ、より伝わりやすいと考えられる。

パーソナライズド動画は簡単に作れるが、パーソナライズの粒度を細かくすれば、それだけ手間がかかる。その部分は、プライベートDMPの「Rtoaster」(ブレインパッド)と連携することで解決できる。その他、「personalize me」はさまざまなツールとの連携が可能だ。

最後に大平氏は、「動画をパーソナライズしてステキな顧客体験を」と締めくくった。

[AD]
この記事が役に立ったらシェア!
みんなが読んでるWeb担メルマガで、あなたも最新情報をチェック
  • SEOやアクセス解析のなどノウハウをゲット
  • 事例やインタビューも見逃さない
  • 要チェックのセミナー情報も届く
  • 編集長コラムを一足先に読める
日本赤十字社 東日本大震災 義援金募集
みんなが読んでるWeb担メルマガで、あなたも最新情報をチェック
  • SEOやアクセス解析のなどノウハウをゲット
  • 事例やインタビューも見逃さない
  • 要チェックのセミナー情報も届く
  • 編集長コラムを一足先に読める

Web業界の転職情報

もっと見る
Sponsored by

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

クチコミ
情報が人から人へと口伝えにつたわること。 ... →用語集へ

連載/特集コーナーから探す

インフォメーション

Web担のメルマガを購読しませんか?
Web担の記事がコンパクトに毎週届くメールマガジン「Web担ウィークリー」は、10万人が読んでいる人気メルマガ。忙しいあなたの情報収集力をアップさせる強い味方で、お得な情報もいち早く入手できます。

Web担に広告を掲載しませんか?
購読者数10万人のメールマガジン広告をはじめとする広告サービスで、御社の認知向上やセミナー集客を強力にお手伝いいたします。

サイトマップ
RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]