職場で古いと感じる価値観、1位は「○○が評価されている」!【ライズ・スクウェア調べ】
価値観アップデートに必要なことは「風通しのいい雰囲気をつくる」。
8/7 8:30 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
ライズ・スクウェアは、「職場で古いと感じる価値観」に関する調査結果を発表した。全国のビジネスパーソン500人(女性323人/男性177人)が回答している。
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時代にそぐわない価値観がいまだ多くの職場に存在
まず「職場で“その価値観は古い”と思うことがあるか」を聞くと、「よくある」40.6%、「たまにある」52.6%と、計9割以上が古い価値観に遭遇している。

具体的に「古いと感じる価値観」を聞くと、「長時間労働が評価される」11.2%、「紙資料を重視する」9.2%、「男女で仕事の内容が違う」8.6%が上位だったほか、効率軽視やプライベート軽視の価値観もあがっている。長時間労働は「仕事の効率が悪いだけなのに、残業をしている人が頑張っていると思われる」など手厳しい声も多い。また近年増加したリモートワーク、飲み会などに対しても「重要な打ち合わせは面直でやりたがる人がいる」「プライベート重視への配慮が求められている」など価値観の対立がうかがえる。

一方で「職場で古い価値観を目の当たりにしたときどうするか」という質問には、「指摘する」21.2%が「さらっと流す」20.4%を僅差で上回っているが、「転職を考える」19.2%という人も多い。

最後に「職場で価値観がアップデートされるために必要なこと」を聞くと、「風通しのいい雰囲気をつくる」28.0%が特に多く、「質の高い研修を実施する」20.0%、「人を入れ替える」17.4%がそれに続く。新時代の人間関係を志向する一方、「質の高い研修」「人の入れ替え」など強硬な変革を考える人も多いようだ。

調査概要
- 【調査対象】就業者男女
- 【調査方法】インターネットによる任意回答
- 【調査時期】2025年6月21日~24日
- 【有効回答数】500人(女性323人/男性177人、20代23.4%/30代38.6%/40代24.6%/50代以上13.4%)
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