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ついに面接官もAIに?帝京大学がAI面接サービス「SHaiN」をキャリア教育に試験導入

帝京大学が、人間の代わりにAIが採用面接を行う「SHaiN」を学生の練習用に試験導入すると発表しました。キャリア教育の一環としての取り組みです。

帝京大学がキャリア教育に、AI面接官「SHaiN」を試験導入すると発表しました。

今までもAIを使った動画面接サービスなどはありましたが、国内の大学が導入するというのはおそらく初めてではないでしょうか。

戦略採用メソッドをフル活用するAI面接官「SHaiN」

「SHaiN」とは、株式会社タレントアンドアセスメントが提供するサービス。科学的根拠に基づく戦略採用メソッドをもとに、企業が求める人物像や採用基準に沿って、人間の代わりに採用面接を行うAIです。

公式サイトによると、「SHaiN」は

  • バイタリティ
  • イニシアティブ
  • 対人影響力
  • 柔軟性
  • 感受性
  • 自主独立生
  • 計画力

などに関する質問を通して、面接者の資質を見極めるとのこと。詳しい技術はわからないですが、動画から察するに仕草や声の抑揚などから判別しているように見えます。

今回の試験導入では、学生120名を対象にAI面接のプレ体験会を実施するとのこと。スマホ相手に面接している映像はなんだかシュールではありますが、対AIで面接の練習を行い、今後の本番で活かしてもらうという狙いです。

24時間どこでも面接練習が可能に

今回のプレスリリースによると、

  • 学生の資質のさらなる向上
  • 進路決定に伴い、より本人に合った企業選び
  • 教職員の指導レベルアップ

ということを目的としてあげています。

帝京大学とタレントアセスメントは今後、こうした取り組みでAIに大学が持つデータをより多く学習させ、学生の特徴や長所・短所を明らかにし、低学年次のキャリア教育科目の授業にも生かしていくとのこと。

なんだか未来感ありますよね。自分が周りからどう見られているのか、気軽に家でも調べられるようになれば、対人コミュニケーションも変わってきそうです。

やる気があればスキルアップが簡単にできる時代?

テクノロジーでできることは、どんどん増えています。やる気さえあれば、技術的な知識もネット上から得ることができますし、今回のように対人スキルを学ぶこともできてしまいます。

モチベーションがある人とない人で、おおきく乖離が生まれる時代になってきたのかも……なんて思いつつ、学生の反応なども可能であれば追っていきたいと思います。

高島 圭介
新卒でPR会社に入社し、PRコンサルタントとして主にBtoB企業のメディアリレーションを担当。Ledge.aiにジョインしてからは、編集・ライティング、PR戦略などを担っている。

「AI:人工知能特化型メディア「Ledge.ai」」掲載のオリジナル版はこちらついに面接官もAIに?帝京大学がAI面接サービス「SHaiN」をキャリア教育に試験導入 | Ledge.ai(レッジエーアイ)

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