小学館のJS研究所は、女子小学生(JS)の「悩み・ストレス」「使いたい魔法」に関する調査を実施した。少女まんが誌『ちゃお』2025年7月号のはがきアンケートに対し、読者とその家族1,000人が回答している。
小学館では、女子小学生の本音を各編集部の視点でレポートする「JS研究所」を2022年8月に発足。『ぷっちぐみ』『ちゃお』の読者アンケートをベースに、編集部員が定期的に分析を行っている。
現役JS1,000人の悩み事、1位は「友人関係」2位は「早起き」
まず、最近ストレスや悩みを感じることはあるかを聞くと、「ある」が52%を占め、女子小学生の2人に1人が日常の中でストレスにさらされていることがわかった。
具体的にどのようなことにストレスを感じているかを聞くと、1位は「友だちとうまくいかない」で99票、2位は「早起きがつらい」で75票、3位は「勉強が大変」で57票、4位は「時間が足りない」で46票という結果に。11位以下には「髪がまとまらない」「日やけをしやすい」「肌あれがつらい」「ムダ毛の処理がうまくできない」などの美容に関する多くお悩みも挙げられた。
最後に、「1つだけ魔法が使えるなら、どんなことを変えてみたい?」と聞いたところ、「好きな人に振り向いてもらう」が97票で1位に。2位は「空を飛べる体にする」が96票と僅差で続き、3位は「時間をあやつれる」で69票となった。また、8位には「推し活が好きなだけできる」(30票)がランクインしており、アイドルやアニメキャラなどの“推し活”が女子小学生の間でも一般的なものになっていることがわかった。
調査概要
- 【調査期間】2025年6月3日〜6月30日(『ちゃお』2025年7月号)
- 【調査対象】『ちゃお』読者またはそのご家族
- 【有効回答数】1,000人
- 【調査方法】雑誌のハガキアンケートによる自社調査