女子小学生が将来なりたい職業、アイドル・YouTuberを上回った1位は?【小学館 JS研調べ】
小学館のJS研究所は、女子小学生(JS)を対象に「夢」に関する調査を行い、結果を発表した。少女まんが誌「ちゃお」2025年4月号のハガキアンケートに対し、将来なりたい職業などについて読者1,000人が回答している。
小学館では、女子小学生の本音を各編集部の視点でレポートする「JS研究所」を2022年8月に発足。「ぷっちぐみ」「ちゃお」の読者アンケートをベースに、編集部員が定期的に分析を行っている。

「親が選んだ習い事」と「子ども自身が興味を持っている習い事」にやはり差異
まず「将来なりたい職業」を聞くと、1位は4年連続で「漫画家」だった。2位は定番の「パティシエ」が続くが、3位には「YouTuber」が初めてトップ5にランクインした。日常的に動画や配信を見ている影響を感じられる。
2022年から2024年のアンケート結果では「保育士」「学校の先生」「医師」「薬剤師」「美容師」など、生活に身近な資格職が上位だったが、今年は、6位「アイドル」、10位「俳優」、11位「モデル」、12位「歌手」、14位「声優」、17位「VTuber」などが多く上位にランクインしており、“表現”を将来の仕事にしたいと考えている子が増加していると推察される。

「この人みたいになりたいと思う、人生の先輩にしたい人」では、1位「親」で、僅差で2位「学校の先生」、3位「母」が続いた。一方、4位にはインフルエンサーの「しなこ」がランクイン。歌手、モデル、YouTuberとしても活躍する原宿系動画を多数バズらせている。他のインフルエンサー・YouTuberでは「莉犬」、彼が所属する「すとぷり」も上位だった。

さらに習い事について「今やっている習い事」「やってみたい習い事」を聞くと、「今やっている習い事」では、「ピアノ」「水泳」「英語」が上位。「やってみたい習い事」では、「ダンス」「絵画」「歌」が上位だった。


調査概要
- 【調査対象】「ちゃお」読者またはその家族
- 【調査方法】雑誌のハガキアンケート
- 【調査時期】2025年3月3日~3月18日(「ちゃお」2025年4月号)
- 【有効回答数】応募総数:1,630、集計数:1,000
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