小学生・中学生の男子・女子、それぞれ異なった「将来就きたい職業」1位とは【アデコ調べ】
大谷選手効果?「野球選手」が2020年以来5年ぶりに男子で1位に。
8:30 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
アデコは、「小中学生が将来就きたい職業」に関する調査結果を発表した。全国の小中学生1,800人(各学年男女100人ずつ)が回答している。
就きたい職業、中学に進むと現実路線が強くなる傾向
全国の小中学生1,800人に「あなたは、大人になったらどのような職業に就きたいですか」と聞くと、男子(小中全体)の1位は「野球選手」8.9%、女子(小中全体)の1位は「パティシエ(お菓子職人)」13.2だった。
男子の「野球選手」は、2020年以来5年ぶりの1位。メジャーリーグ史上初となる「50-50」(50ホームラン、50盗塁の同時達成)を達成したドジャース大谷翔平選手の活躍が影響したとみられる。女子の「パティシエ」は、6年連続での1位だ。


さらに細分化し、「小学生男子」「小学生女子」「中学生男子」「中学生女子」が選ぶ将来就きたい職業を見るとやや異なり、小学生男子1位は「野球選手」10.5%、小学生女子1位は「パティシエ」18.0%だが、中学生男子1位は「エンジニア・プログラマー」9.3%、中学生女子1位は「パティシエ」8.3%となった。
中学に進んで現実路線が強くなる傾向があり、男子はネットやゲームなどの人気を通して理工系の「エンジニア・プログラマー」が人気になる。なお前年1位も「エンジニア・プログラマー」だった。女子はパティシエの圧倒的人気が落ち着き、さまざまな職業に人気が分散。「公務員」「学者」「お稽古事の先生」、さらには男子と同じく「エンジニア・プログラマー」など、小学校ではあがらなかった職業がランクインしている。




調査概要
- 【調査対象】日本全国の小中学生の男女
- 【調査方法】インターネット調査(実施会社:ネオマーケティング)
- 【調査時期】2024年12月16日~20日
- 【有効回答数】1,800人(各学年男女100人ずつ)
小学生と中学生でサンプル数が異なるため、「小中学生 男子」および「小中学生 女子」の「将来就きたい職業」は、集計値をウェイトバック済み
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