新小学1年生「将来就きたい職業・親が就かせたい職業」、男の子では「スポーツ選手」が4年ぶりにトップ【クラレ調べ】
クラレ(kuraray)は、新小学1年生の「将来就きたい職業」「親の就かせたい職業」に関する調査結果を発表した。この春に小学校に入学する子ども4,000人(男女各2,000人)、その親4,000人から回答を得ている。
子どもが将来就きたい職業トップ3は変わらず
男女を合わせた「将来就きたい職業」では、1位「ケーキ屋・パン屋」、2位「警察官」、3位「スポーツ選手」となり、順位を含め前年と同じだった。トップ10を見ると、これまで人気だったYouTuberが顔を消し(今年は14位)、「研究者」「保育士」が新たにランクインした。YouTuberについては、さまざまなスキャンダルや逮捕報道が増えており、それが影響した可能性が推察される。
男の子が将来就きたい職業・親が将来就かせたい職業、親は安定志向
男の子の将来就きたい職業では、「スポーツ選手」が「警察官」を上回り4年ぶりに1位となった。コロナ禍が明けスポーツ機会が増えたこと、大谷翔平選手をはじめ有名選手の活躍がニュースになっていることが影響したようだ。競技の内訳では、「バスケットボール」のポイントが前年比で倍増(2.0%→4.0%)しているのが目立つ。
その他では「研究者」の伸びが大きく、過去最高に並ぶ5位に順位を上げている。また「ゲームクリエイター」が初めてトップ10に入っている。
一方親が将来就かせたい職業では、「公務員」「会社員」が圧倒的に多かった。
女の子が将来就きたい職業・親が将来就かせたい職業1位は、26年連続ですれ違い
女の子の将来就きたい職業では、調査開始以来26年連続で「ケーキ屋・パン屋」が1位。2位「芸能人・歌手・モデル」はここ数年割合を減らしていたが、今年は前年7.3%から12.4%と大きく数字を取り戻した。それ以外では「保育士」が8位→3位と大きく順位アップしたのが目立つ。
一方親が将来就かせたい職業は26年連続で「看護師」が1位だが、ポイントは2年連続で下降した。
調査概要
- 【調査対象】2024年4月に小学校に入学する子どもとその親
- 【調査方法】クラリーノ製ランドセルの購入者にアンケートを実施
- 【調査時期】2023年5月~2024年2月のインターネット回答分から有効回答を抽出
- 【有効回答数】子ども4,000人(男女各2,000人)、その親4,000人
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