社会人1年目に貯金した金額は平均49万円。30歳までの目標貯蓄額はいくら?【ソニー生命保険調べ】
ソニー生命保険は、「社会人1年目と2年目の意識調査」をインターネットリサーチで実施した。2024年春から働き始める社会人1年生500名と、就職してから1年がたつ社会人2年生500名が回答している。
新入社員、初任給は「貯蓄に回す」が多数派?
まず、社会人1年生に対し、初任給はどのようなことに使いたいか聞いたところ、「貯蓄に回す」が39.8%で最も多く、ついで「生活費(食費など)に充てる」(30.6%)、「自分にちょっと良い物を買う」(25.4%)と続いた。「親への贈り物を買う」「親をご馳走につれていく」は4位・5位に入った。
また、社会人2年生に対し、実際の初任給の使いみちを聞くと、1年目と同じく「貯蓄に回す」(32.2%)が最多で、以下「自分にちょっと良い物を買う」(26.8%)、「生活費に充てる」(24.8%)と続いた。
次に、社会人2年生に対し、1年目の生活でかかったお金について聞くと、「身だしなみ」にかけた金額は平均48,429円で、2023年調査から6,219円増加。一方で「プライベートな付き合い」にかけた金額は平均202,990円で、10,458円減少していた。なお、「自己投資」は平均25,295円、「実家に入れた金額」は平均153,888円となった。
30歳までの目標貯金額は平均986万円、昨年より198万円増
社会人1年目の生活で貯蓄した金額としては、平均は49万円で昨年と同じ結果に。具体的には、「10万円未満」が17.0%、「50万円~100万円未満」が19.4%、「100万円以上」が23.8%と回答が割れていた。
30歳時点の目標貯蓄額を聞いたところ、「1000万円~2000万円未満」(20.6%)や「500万円~600万円未満」(16.2%)に回答が集まり、平均は986万円となった。2023年調査と比べると198万円増加しており、物価上昇などに対する生活防衛意識の高まりがうかがえた。
調査概要
- 【調査対象】ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする、2024年春(4月)から働き始める社会人1年生、または就職してから1年がたつ社会人2年生で20~29歳の男女
- 【調査期間】2024年3月8日~3月13日
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査地域】全国
- 【有効回答数】1,000サンプル(有効回答から社会人1年目と2年目を均等に抽出)
- 【調査協力】ネットエイジア
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