30代・40代の金銭事情、半数以上が結婚しようと思えるのは「年収500万円以上なら」【SMBC-CF調べ】

「年収がどんなに多くても、出産・子育てをしたいと思えない」コロナ禍前より5.8ポイント上昇。
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SMBCコンシューマーファイナンス(サービスブランド「プロミス」)は、「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2021」の結果を発表した。お小遣い・貯蓄、消費意識と消費実態、コロナ禍と収入、結婚・出産などのライフイベント、就業、マネートラブルなど、幅広い観点でアンケートを行っており、30歳~49歳の男女1,000人から回答を得ている。調査時期は2021年2月で、前回調査はコロナ禍が本格化する前の2019年12月に行われている。

貯蓄意識:コロナ禍で収入が減る一方、貯蓄額は大幅増

この調査によるとまず、「毎月のお小遣い」は平均30,192円で、コロナ禍前の前回調査から3,307円増加していた。「貯蓄額の平均」も283万円とコロナ禍前の前回調査から91万円増加と大きく上昇。とくに40代は162万円の大幅増加を見せた。

前年と比べると、コロナ禍により残業時間・収入、さらには副業機会も減ったという人が多かったが、そのぶん外食費・遊興費減少や貯蓄志向の高まりがあり、特別定額給付金などを含め貯蓄に回したという人が多かったようだ。

ただし、「現在の貯蓄状況に不安を感じている」30代・40代は66.0%と半数を大きく超える。「リタイア時にあれば安心できる貯蓄額」の平均は2,550万円で、これも前回調査から57万円と大きく増加した。

なお、上司や先輩からおごってもらっている金額の平均は5,855円/月で、前回調査から466円減少。部下や後輩におごっている金額の平均は4,547円/月で、こちらは前回調査から2,463円と大幅に減少した。倹約指向の高まりと同時に、テレワークや外食自粛で飲食の同席機会そのものが減ったことも一因だろう。

消費傾向:お1人さま消費やストレス解消、かける金額に大幅な上昇傾向

一方で、一人で行動・消費する“お1人さま消費”をするのは全体の80.4%で、前回調査から19.8ポイントの大幅上昇となっている。消費額の全体平均は9,637円/月で、前回調査から4,201円増と倍近く増加した。

また「ストレス発散」にかけている額は平均4,384円。ジャンル上位は「スイーツ・お菓子」「外食」「お酒」「旅行」「漫画」だった。

このうち、「ゲーム課金」については、9.5%が行っており、月平均4,059円を投入していた。「お金を使わないと楽しく遊べない」12.7%、「ほしいアイテム・キャラを手に入れるためのお金は惜しみたくない」8.1%という意見がある一方、「ゲーム課金に後悔したことがある」人は21.8%とそれより多かった。

ライフイベント:結婚・出産・子育てに消極的な人が増加

全回答者(1,000名)に、「結婚しようと思える世帯年収額」を聞くと、「年収400万円あれば」としたのは全体の32.2%、「年収500万円あれば」は50.6%、「年収600万円あれば」は62.1%だった。半数を超えるのは年収500万円がラインとなっているが、この数値は前回53.9%よりやや下降している。なお「年収がどんなに多くても、したいと思えない」との回答は、前回16.1%から21.2%と大幅に上昇した。コロナ禍などもあり、全体的に結婚に消極的な人が増えているようだ。

この傾向は、出産・子育てについても同じで、「出産・子育て(1人)しようと思える世帯年収額」は、「年収500万円あれば」で39.7%(前回41.3%)、「年収600万円あれば」で53.5%(前回54.4%)とやはり下降気味。「年収がどんなに多くても、したいと思えない」は、前回17.7%から23.5%と大きく増加している。なお同様の質問で、「自家用車を購入しよう」と半数以上が思うのは「年収500万円あれば」「住宅を購入しよう」と半数以上が思うのは「年収700万円あれば」だった。

就業意識の面から年収を聞くと、40代有職男性が「管理職になってもいいと思える年収」は平均1,042万円で、前回調査から81万円減少したが、40代有職女性が「管理職になってもいいと思える年収」は平均998万円で、前回調査から247万円の大幅増加となった。

なお、パート・アルバイトを除いた有職者(660名)に、70歳以降も働いていると思うか聞いたところ、「働いていると思う」は65.5%、「働いていないと思う」は34.5%だった。その理由については、「経済的にゆとりのある生活をしたい」「働かないと生活費が足りないと思う」が上位となっている。

マネートラブル:同率1位は「同僚や知人との貸し借り」「職場・外出先での盗難」

全回答者(1,000名)に、「今までに、お金に関するトラブルを経験したことがあるか」を聞くと、経験者は22.8%、男女・年代別では30代男性の26.8%がもっとも多かった。経験者228名に、トラブルの内容を聞くと「同僚や知人とお金の貸し借りでもめた」と「職場や外出先でお金を盗まれた」が25.0%で同率1位。「インターネット上のやりとりで詐欺にあった」18.0%、「スマートフォンの利用料として高額を請求された」15.4%、「怪しいアルバイトに誘われた」13.6%など、オンライン詐欺系トラブルも多い。

なお子どもがいる人(390名)に、「今までに、子どものお金に関するトラブルで困ったことがあるか」を聞くと経験者は35人(9.0%)で、その内容トップは「友だちのものを壊してしまい弁償した」40.0%が最多ながら、「親に内緒でゲーム課金し高額な請求が発生した」20.0%、「インターネットでの金融トラブルに遭った(フィッシング詐欺、ワンクリック詐欺など)」11.4%が一定数あるため、保護者はオンライン系トラブルへの注意も必要だろう。

調査概要

  • 【調査対象】ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする30歳~49歳の男女
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査期間】2021年2月3日~4日 ※前回調査:2019年12月
  • 【有効回答数】1,000サンプル
     
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