【インタビューをした人の紹介

  • Aさん
    主流SNSはほとんど使う

  • Bさん
    Youtuberの動画がすき

  • Cさん
    Instagram大好き

  • Dさん
    Amazon Prime ビデオが好き

  • Eさん
    スマホの容量が気になる

女子高生のSNS利用といえば、Instagramが今一番人気、Snowで自撮り、MixChannelにカップル動画をアップ…というようなイメージをする方が多いかと思います。しかし、実際に彼女たちをインタビューし、リアルな声を聞いてみると、想像とは違った姿も浮かび上がってきました。では早速、彼女たちがどのようにSNS・デジタルコンテンツを使用しているか見ていきましょう。

一番よく使うSNSはTwitter。Facebookは大人とつながるツール。

女子高生に大人気のSNSと言えばInstagram!といったイメージがありますが、今回インタビューを行った女子高校生5人中、全員が最も使うSNSにTwitterをあげています。次いで、LINE、Instagramと続きました。

複数アカウントを所持している割合も高く、まだまだTwitterの人気の高さが伺えます。
一方、Facebookについてはどうでしょう?

Eさん「Facebookは入れてみたけど使わずに消しました。おもしろさわからない…」

Eさんの発言に対し、全員から「わかる~」との声が上がりました。Facebookは大人(おじさん)のプラットフォームとよく言われますが、実際にFacebookはほとんど使われていませんでした

毎日のスマホの使い方

彼女達の1日の生活の流れとスマホの使い方を聞いてみました。

※クリックで拡大します。

流行りはLIVE系やストーリー。Snowは既に使わないという人も。

最近のトレンドはLIVE系のサービスです。友だちと遊ぶとき、ご飯を食べるとき、寝られないとき、などなどさまざまなシーンで気軽にLIVE配信をする人が増えています。MixChannelなどの動画サービスよりも、気軽なLIVE配信サービスが人気なのだそうです。

Aさん「配信に対する反応が良くない日は色々なSNSで配信して、反応が良いSNSを探しています」

中には、LINELIVE、ツイキャス、InstagramのLIVE機能、など複数のサービスを横断し、「イイね」を求める女子高生も。視聴数やコメントがリアルタイムに現れるからこそ配信する楽しさがあるみたいです。

Aさん「出かけたときはストーリー。多いときは10本位アップします」

スナップチャットやInstagramのストーリーもよく使われているそう。なぜストーリーをそこまで使うのかと聞くと、「時間が経つと消えるから」に加え「TwitterやInstagramに載せる写真は厳選するけど、ストーリーは“今”を伝えるツール。どんどん投稿する。」という声も。また、今いる場所を伝えるツールとして、待ち合わせにストーリーを使うという声や、多いときには10本位アップするという声もあり、その人気ぶりを感じさせます。

Eさん「どうせSnowでしょ…?」

一方、みんながSnowを使っているかと思いきや、既にSnowから離れたり、飽きて使わなくなっている層も存在するようです。Snowで加工したかわいい女の子の顔を見ても、「どうせSnowでしょ?」と思う、というクールな反応も。

コンテンツはより手軽に。

SNSに加え、普段どのようなコンテンツに接する事が多いのかを聞くと、テレビを見る人はほぼいない中、Youtuberのコンテンツが大人気。何人もの配信者の動画を視聴することが日課になっている人や毎日お風呂の中でYoutuber動画を見る人も。

Bさん「音楽はClipboxで聞いています。iTunesは面倒くさい…」

Cさん「映画は予告編だけ観ます。本編は見ないです」

Eさん「容量が重いアプリはすぐに消します」

彼女たちにとって、コンテンツは、「手軽」である事が大前提長かったり、分かりにくかったりするコンテンツは受け入れられにくい可能性が高いと言えるでしょう。

デジタルに対する疲れ、ソーシャル疲れはしない。

Bさん「友達にSNSで攻撃されたことはあるけど、SNS嫌いにはならない」

時にはSNS上でトラブルに遭うことも。それでも、疲れを感じることや嫌になることはないそうです。毎日の生活とSNSが密接に結びついている「デジタルネイティブ世代」だからこそ、このように感じるのかもしれません。また、SNSはするけれど、カラオケに行ったり、マックに行ったりリアルも大切という声も印象的でした。

いかがでしたか?今回は5人に対するインタビューなので、偏りやまだまだ解明されていない部分もあるかもしれません。しかし、彼女たちの生の声を通じ、リアルに実態を感じていただけたと思います。

次回は男子高校生へのインタビュー内容を紹介します!