2ちゃんまとめブログ全滅か? 広告多すぎサイトにグーグルがペナルティ など10+2記事(海外&国内SEO情報)
2ちゃんまとめブログ全滅か? 広告多すぎサイトにグーグルがペナルティ
アフィリサイトは戦々恐々
? (Inside Search)
ページのレイアウトを理解するアルゴリズムを改良したとグーグルは発表した。
このアルゴリズム変更により、ページのファーストビュー※内に極端に広告が多すぎるサイトの評価が下がる。
ピックアップのタイトルが「釣り」っぽいものになっている点はご容赦いただきたいが、実際のところは、サイトに広告を設置すること自体に問題はない。そうではなく、ユーザーの閲覧を阻害するような数や大きさのレイアウトでファーストビューに設置されている過度な広告が対象になるのだ。
また「ペナルティ」と書いたが、実際にはランキングを決めるアルゴリズムの1つである。この変更で順位が下がったとしてもペナルティを受けたわけではない(もっとも順位が下がるという点ではウェブ担当者にとってはどちらも大差ないが)。
修正したあとにGooglebotが再クロールし再評価して問題が修正されていることが確認されれば自動的に低評価は取り下げられる。
広告がどの大きさまでなら許されるのか、いくつまでならセーフなのか、ファーストビューの範囲はどこまでなのかなどといった疑問を抱くかもしれない。そういった判断は手動ではなくアルゴリズムによって完全に自動化されている。しかし本質はそうした細かい条件ではなく、「情報を得るために訪問したユーザーのじゃまをしない」ように広告を設置することにある。広告を設置したサイトを排除するためのアルゴリズム変更ではなく、ユーザーエクスペリエンスが悪くないサイトが結果として検索結果の上位に来るようにするためのアルゴリズム変更だと解釈してほしい。
なお自分のサイトのページがどのくらいの範囲までファーストビューに表示されるかをコンピュータの解像度に応じて調べるGoogle Browser Sizeというツールをグーグルは提供している。心配ならチェックしてみるといいだろう。
日本語で読めるSEO/SEM情報
とうとうパンダ・アップデートが日本にやってきた!?
果たして真相やいかに (SEMリサーチ)
グーグルがパンダ・アップデートを更新したことが明らかになった。公式・非公式に知られているだけでも昨年2月の導入以来10回目の更新になる。
パンダ・アップデートは日本にまだ導入されていないからほとんどのウェブ担当者には関係のない出来事だと思ったところ、SEMリサーチの渡辺隆広氏が非常に気になるコメントを残している。
公式には発表されていませんけど、本影響により悩まれている日本のウェブマスターさんが増えていますね。状況的に米国のウェブマスターが悩んでいるのと同様の事象な。
ツイッターでも次のようにツイートしていた。
日本でも適用されているよって公式発表してくれないものなんですかねこれ。
独自の分析による結論なのか、独自筋から情報を得たのか、真相を知りたいところだ。
検索結果でtitleタグを勝手に書き換える理由をグーグルがついに公式説明
ヘルプドキュメントがずっと詳しいけれど (グーグル ウェブマスター セントラル 公式ブログ)
グーグルの検索結果に表示されるページタイトルが、HTMLのtitleタグと違うものに変わっていることがある。少なくとも2~3年前から確認されている現象で、「グーグルに勝手に書き換えられた」と多くのウェブ担当者を悩ませてきた。
どういった場合に検索結果でのtitleタグの書き換えが発生するのかを、グーグルがようやく公式ブログで詳しく説明した。簡潔にまとめると次のようになる
- 基本的にはtitleタグの記述をそのまま利用する
- 検索キーワードとtitleタグの関連性が低いとみなしたときは、関連性が高いものに置き換える
- 元のHTMLにtitleタグがない場合にもグーグルがタイトルを作成する
- titleタグが「ホーム」のようにページの内容を表していない場合は書き換える
- 複数のページで似たtitleタグが使われている場合は書き換える
- 不必要に長かったり読みづらかったりする場合は書き換える
書き換えはアルゴリズムにより完全に自動的に行われる。より詳しい説明がヘルプに書かれているのだが、残念なことに日本語のヘルプはこの記事を書いている時点ではいまだに古いままだ(英語版では「適切なメタデータ(descriptions)を作成する」の前にタイトル書き換えの内容を説明している)。待っていれば、上記のような説明が日本語版ヘルプにも追加されるはずだ。
グーグルが採用する「リーズナブルサーファー・モデル」とは
行き着くところはユーザー (パシのSEOブログ)
グーグルがリンクを通して受け渡すPageRankにおいて現在採用しているだろうと推測される仕組みとして、「リーズナブルサーファー・モデル」という理論について以前に簡単に触れたことがある。
パシのSEOブログの竹内氏がこの理論を噛み砕いて分かりやすく説明している。興味があればどんな理論なのか読んでみるといいだろう。
ただし、これはあくまでも特許で説明されているだけだ。どのように実装されているかはもとより、本当に実装されているかどうかさえ、外部の人間にはわからない。
最終的に結論は、竹内が最後に述べているところに落ち着く。
結局のところ、Googleはユーザーが求めるリンクを評価するはずですので、SEOの為にこのリンクをどうするかということではなく、重要なリンクをどのようにユーザーに伝えるのかという視点で考えていくのが良いと思います。
ウェブ担当者が焦点を当てるべきはユーザーであり、検索エンジンのアルゴリズムではない。
Googleアナリティクスのマルチチャネルで「貢献度」を調べよう
いわゆる「アトリビューション」 (SEO村の徒然blog)
SEO村の徒然blogさんがGoogleアナリティクスの「マルチチャネル」で、“直接コンバージョンには結びつかなかったが貢献しているだろう要因”を調べる具体的な使い方を紹介している。
マルチチャネルはコンバージョンに至るまでの経路をセッション(訪問)をまたいで分析できる機能だ。有用には違いないのだが、いざ使うとなると何にどのようにして役立てればいいのか悩んでしまう機能でもある。
こちらの記事ではビッグキーワードに見立てた検索キーワードがコンバージョンに間接的に貢献したことと、最終的にどうやってコンバージョンが達成されたのかを、マルチチャネルを使って分析している。マルチチャネルの使い道の第一歩として参考となるに違いない。
ウェブマスターツールの検索クエリデータをPHPで自動ダウンロード
タスクスケジューラに登録すれば自動実行もできそう (モバイルSEOの勧め)
グーグルが公開したプログラムを利用して、グーグルウェブマスターツールの「検索クエリ」のデータをダウンロードする方法を以前にお伝えした。その時は言語としてPythonを使っていたが、今度はPHPによるチュートリアルを前回と同じ「モバイルSEOの勧め」の木村氏が解説した。
Pythonより簡単に設定できそうだ。利用したサンプルコードには他にも種類があるようなのでPHPに強い人は調べてみるといいだろう。
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