国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
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グーグルのペナルティの与え方と解除の仕方 など10+2記事(海外&国内SEO情報)

手動で与えられるペナルティと、自動で与えられるペナルティがあるのだ

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今週のピックアップ

  • グーグルのペナルティの与え方と解除の仕方
    ★★★★★ 絶対に知っておくべき (Google Webmaster Help Channel on YouTube)
    グーグルのペナルティが永久に続くことはあるか? それともグーグルのガイドラインに従って必要な修正を施せば、どんな場合でもペナルティは解除されるのか?

    この質問に、グーグルのマット・カッツ氏がビデオで回答した。

    グーグルがペナルティを与えるのは、2とおりのパターンがある。

    • 1つは手動によるペナルティ
    • 1つはアルゴリズム(自動)によるペナルティ

    手動によるペナルティは、スパムレポートを受けて対応したり、トピックと無関係のポルノなどの場合に与えたりするもので、グーグルのスパムチームの人間が処理する。こうした手動処理の結果はアルゴリズムの改良にもフィードバックされており、コンテンツスパムやキーワード詰め込みを判定したり、クローキングや不正なJavaScriptリダイレクトのような違反を発見したりするのを自動化する助けとなっている。

    あなたのサイトがアルゴリズム(自動処理)によってペナルティを受けたのならば、どんなペナルティであるにせよ違反箇所を修正すれば、ほとんどの場合は一定の時間が経過すると、再クロール・再インデックスされてアルゴリズムで再処理され、ペナルティは自動的に解除され、順位は元に戻るだろう。

    あなたのサイトが手動でペナルティを与えられた場合でも、ほとんどの場合は、そのペナルティは一定期間が過ぎると自動的に解除されるようにしている。たとえば、隠しテキストだったら(実際の数値ではないが)30日間のペナルティが与えられ、クローキングや悪質なものだった場合はもっと長い期間ペナルティが続くといった具合だ。この場合も、ペナルティを受けていた部分を修正すれば、その期間が過ぎたあとに元に戻る。

    つまり、アルゴリズムによるペナルティでも、手動によるペナルティでも、修正すれば時間が経ったあとに結果として解消される。もちろん、再審査リクエストはいつでも依頼できる。手動でペナルティを与えていた場合は、再審査リクエストがあれば人間が調査して、ガイドラインに十分に沿っていると認めたらペナルティを撤回する。そうすればサイトはすぐに元のように表示されるようになるだろう。

    ちなみに、再審査リクエストに対して我々は、まずそれが手動で与えられたペナルティだったのかどうかをチェックしている。アルゴリズムによる自動ペナルティだった場合には、その場でアルゴリズムによる再チェックを行うわけではない。アルゴリズムは常に動作し続けているものなので、問題のある箇所を修正して再審査リクエストを送ったとしても、アルゴリズムが次にチェックして“問題なし”とみなすタイミングを待つことになる。現状では、再審査リクエストに対して我々が行っているのは、手動ペナルティに対する解除のチェックだ。

    まとめると次のようになるだろう。

    • アルゴリズムによって自動で与えられたペナルティは、違反箇所を直せば同じように自動で解除される。再審査リクエストは必要ない。
    • 手動によるペナルティは、通常インデックスから削除される(おそらくウェブマスターツールにメッセージが届くことが多いはず)。この場合は違反箇所を修正した後再審査リクエストを送信すると、人間が目視でチェックして違反がなくなっていればインデックスに復活する。

日本語で読めるSEO/SEM情報

  • titleタグのワードの語順はランキングに影響するのか
    ★★★★☆ あなたはどちらを優先? (とある会社で、SEO対策)

    狙ったキーワードをtitleタグに入れることは、ランキングにも検索結果でのクリック率にも関わる大切な要素である。複数のキーワードが入ったフレーズをターゲットにしている場合、titleタグでのワードの並び順は順位に影響するのだろうか?

    こちらの記事では、自身の経験から関わっていると断言している。つまり「2011年 運勢」と検索されるのならば、titleタグにも「2011年 運勢」の順番で配置するべきだ(「運勢 2011年」の順ではなく)との見解である。そして余計なワードを含めないほうが、さらに好ましいと言っているようにも読み取れる。

    titleタグでのワードの順番が影響するのか、もしするとしたらどの程度のウェイトが置かれるのか……。一概に結論を出すことはできず、ワードの使われ方や競争度によっても変わってくるだろう(こちらの記事でも同じように補足している)。

    「titleタグのワードの並び順をどのくらい気にするか」をツイッターで尋ねたところ次のような返信をもらった。

    コンテンツ内の並びは多少気にしますが、タイトルはあまり気にしてませんかね (@imadokiseo
    比較的、日本語の自然さと検索結果での見た目を重視してます (@amateras_seo
    検索での自然な見え方重視 (@semadviser
    バランス重視かなー。前に持ってこようとはします (@kazuya_aka
    見た時印象に残る置き方をするので、キーワードによって変えます (@koujienami
    並び順も考慮に入れるけど、最優先はクリックされそうなタイトルであること (@ishikawa_3win

    ほぼ共通しているのが、検索フレーズに対する並び順よりも、検索結果でクリックされるかどうかを重視しているという点だ。筆者も同感である。順位が高かったとしても、クリックしてページにアクセスしてもらえなければ意味がない。もちろん、もっとも理想的なのは語順を合わせかつクリックしたくなるようなtitleタグである。

  • 良質なサイトへ発リンクすると順位が上がる?
    ★★★☆☆ 上がらなくても張るべし (ブログが作りたい!)

    質の高い外部サイトのページから被リンクを張られると検索エンジンに評価される。では反対に質の高い外部サイトのページへ発リンクを張ることも評価されるのであろうか?

    検索エンジンはどんなサイトにリンクを張っているかもランキングを決める要因の1つとして見ていると思われるが、良質なサイトへリンクすればするほど評価が上がるといった、そう単純なものではないだろう。

    だからと言って、発リンクすることに価値がないということでもない。間接的なSEOの効果や他のサイトのウェブ担当者のとのコミュニケーションが深まるというメリットが考えられる。発リンクはSEO上マイナスになるともし考えているとしたら、こちらの記事と、Web担で以前に公開した「外部向けリンクを張るべき5つの理由」という記事を読むといい。

    なお、スパムサイトやGoogleにペナルティを受けているサイト(Bad Neighborhoods:悪しき隣人)へはリンクしないほうがいい。リンクの数が多いと同類だと思われ、マイナス評価を受けることがある。悪しき隣人へどうしてもリンクしなければならないときは、nofollow属性を付けるといいだろう。

  • SEOコンサルタントの悲痛な嘆き、こんなサイトは勘弁してほしい!
    ★★★☆☆ 本当の敵は身近にいる (Web in the morning)

    過去に受けた案件のなかから「これだけはやめてほしい」と感じた、Webサイト制作会社によくあるSEO的によろしくない7つの行動パターンを、Web in the morningさんがリストアップしている。

    1. 全ページで同じmeta keywordsタグ
    2. 全ページで同じmeta descriptionタグ
    3. CSSの画像置き換えを使いすぎ
    4. hタグで囲んだ画像の内容とalt属性の不一致
    5. キーワードの詰め込み
    6. 薄いコンテンツのページを量産する
    7. クライアントのサイト同士で相互リンクしたり制作会社へのリンクを仕込んだりする

    筆者にも心当たりがあるものばかりで、本当にこういうのはやめてほしい。なかには検索エンジン最適化どころか検索エンジンスパムに該当するものもある。

  • サーバー移転が検索順位に与える影響
    ★★★★☆ ちゃんとすれば影響なし (グーグル ウェブマスターセントラル公式ヘルプフォーラム)
    別のサーバーへサイトを移転したときに、検索順位に悪い影響が出ることはないでしょうか?

    このように心配したWeb担当者がグーグルの公式ヘルプフォーラムで質問を投稿した。

    サーバーにアクセスできなくなるなどの技術的なトラブルがなければ、サーバー移転によりIPアドレスが変わったとしてもランキングに影響はない。グーグルはIPアドレス単位ではなくドメイン名単位でサイトを識別しているからだ。

    ただし、(少し技術的な話題になってしまうが)ドメイン名が新しいサーバーのIPアドレスに解決されやすくなるように、移転の数日前からDNSのTTLを短めに設定しておくのがいい。DNSのキャッシュが残っていると古いサーバーにアクセスしてしまう場合があるからだ。

    また、共有サーバーを使っている場合でも、同じサーバーで動作している他のサイトがスパムサイトだったからといって巻き添えでスパム判定を受けることは通常ありえない(26,000個のスパムポルノサイトと同居していたために被害を受けたサイトが過去にあったらしいが)。専用サーバーが有利だというのは、SEO都市伝説の1つだ(専用サーバーでレスポンスが速くなるというメリットはありえる)。

  • SEOを意識したWordPressブログの作り方
    ★★☆☆☆ WPビギナー向け (てんぷれのSEOブログ)

    WordPress(ワードプレス)は、日本でも人気のあるブログ向けのCMSの1つである。筆者は、WordPressが日本に普及し始めたころに個人ブログの運用に利用し始め、すでに4年以上使っている。

    企業ブログの運用にWordPressを使うことも増えているが、そうした場合にSEO効果をと考えているならば、こちらの記事が参考になりそうだ。

    SEOを考慮したWordPressの使い方や設定を14個解説している。すべてがすべて必要ではないだろうが、きっと役に立つだろう。

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