グーグルのペナルティを徹底的に解剖してみた など10+2記事(海外&国内SEO情報)
グーグルのペナルティを徹底的に解剖してみた
ペナルティ解除のアドバイス付き (SEO 検索エンジン最適化)
住太陽氏が、Googleガイドライン違反ペナルティの種類とその内容、そして解除方法を詳細にわたって解説している
記事で解説されている内容は次のとおり。
- ペナルティからは復旧できる
- 手動のペナルティと自動のペナルティ
- ペナルティを判定する
- ガイドライン違反箇所の特定
- サイトの修正
- キーワードの乱用
- ナビゲーションメニューへのキーワードの詰め込み
- テンプレートへのキーワードの詰め込み
- ページ先頭部でのキーワードの繰り返し
- 隠しテキストと隠しリンク
- CSS画像置換(CSS Image Replacement)
- <noscript>~</noscript>の悪用
- 背景と同色のテキスト
- オリジナルコンテンツの不足
- 重複コンテンツ
- リンクプログラム
- 被リンクのアンカーテキスト
- 有料リンク
- クローキング、不正な JavaScript リダイレクト、誘導ページ
- マルウェアとハッキングされたサイト
- 中古ドメインの以前の所有者によるガイドライン違反
- 再審査リクエスト
- 再審査のためのレポート作成
- レポートの文例
- 再審査リクエストの送信
- 再審査リクエストの受理とペナルティの解除
- どうしてもペナルティが解除されない場合
分量の多いヘビー級の記事だが、重要な情報がたくさん詰まっていて、わかりやすく整理されている。ウェブ担当者はもちろんSEO関係者も、ペナルティを受けないため、そしてもしペナルティを受けてしまった時の対応のために十分に理解できるまで何度も読みたい記事だ。
日本語で読めるSEO/SEM情報
魅惑的なtitleタグの書き方×6
人に響けばリンクにつながる (ジャスウィル社員ブログ)
titleタグは、検索順位に関係するという点だけでなく、ユーザーの気を引いてクリックしたい気にさせるという点でも重要である。
こちらの記事では、クリックを誘う記事タイトルの付け方の6つのコツを、それぞれ例を挙げながら紹介している。
- 感情を刺激する
- 権威を振りかざす
- 自分に関係があると思わせる
- 希少性をアピールする
- 脅す
- ストーリー
あくまでも、順位アップのためではなく、「お、読んでみようか」と思ってもらうためのノウハウだ。しかし、記事が人の目にとまって、それが有益なコンテンツであれば、すなわちリンクを獲得チャンスも増える。まず見てもらうために魅惑的なタイトルを付けるための手助けにしたい。
社内のSEOを成功させる秘訣
SEOは設計段階から (モバイルSEOの勧め)
SEOはサイト公開後にすることではなく、サイトを作る前から作業に組み込んでいくものである。そのためには、SEO担当者だけでなくチーム全体としてSEOを行わなければいけない。
この記事では、サイト公開に至るまでの工程ごとに役割を定義し設計の段階からSEOを考慮すべきだと、自身の経験から説明している。設計のタイミングでしか行えないこととして次のような項目を挙げている。
- ユーザーニーズに応える機能がちゃんと設計されているか?
- ファインダビリティを考慮した画面設計となっているか?
- 重複がなくWeb解析に強いURL設計になっているか?
企画の段階ですべての役割の人が関わることの重要性も説いている。
また、企画段階で全ての役割りの人が関わることでプロジェクトの最終的なゴールが共有できる、というメリットがあります。ゴールを達成するためには何が必要か、何をすべきかが各々明確になるんです。
SEOで言うと、『検索エンジン経由のトラフィックを増やすこと』で終わりとせず、その先にあるサービスの目的にベクトルを向けることができるようになります。
- SEOの先に求めるものは何か?
- サービスの価値を最大化させるためにはどうすべきか?
このようなことをチーム全員が共通意識として持つことが重要なんですね。
自社サイトのSEOを社内で施策する「インハウスSEO担当者」のための交流会を、楽天のSEOチームのリーダーである三澤氏が先週金曜日に主催した。この交流会に参加した木村氏が自分のプレゼンテーションをブログで公開したものだ。Web担の読者の大部分が対象者になるだろうから参考にしてほしい。
偽パンダ・アップデートに捕まったサイトのその後
パンダ来日の前に方向性を正す (SEOテンプレート比較)
パンダ・アップデートはまだ日本語サイトには導入されていないのだが、パンダ・アップデートの影響でアクセスが減ったと勘違いしたSEOテンプレート比較の竹内氏が、リカバリの施策を行ったサイトのその後の動向をレポートしている。
パンダ・アップデートの影響ではなかったにもかかわらず、「低品質なコンテンツを別のドメイン名に移す」「閲覧のじゃまになるような広告を外す」といったパンダ・アップデートに有効と言われる施策を実践したところ、アクセスが回復したのが興味深い。
結局のところ、パンダ・アップデートであろうがなかろうが、グーグルが求めるサイトというのは、質の低いコンテンツが存在せず、ユーザーエクスペリエンスに優れたサイトということであろうか。
コンバージョンまでのプロセスをGoogleアナリティクスで徹底解析しよう
ついに全ユーザーに展開した新機能 (Googleアナリティクス 日本版 公式ブログ)
先行申し込みしたユーザーに限定公開されていたGoogleアナリティクスの「マルチチャネル」を全ユーザーが利用できるようになった。マルチチャネルは、どんな経路でユーザーがコンバージョンしたのかを詳細に知ることができる機能だ。
ある程度アクセス解析に精通していないと使い方や使い道がわからないかもしれない。しかし、使いこなせれば、よりユーザーを正しく理解し、コンバージョン向上に貢献できるようになるだろう。
マルチチャネルの使い方に関しては、SEOまとめブログさんが、レポートの味方や使い方を説明している。また、以前に紹介したリアルアクセス解析ブログさんの解説とともに読んでみてまず概要をつかんでほしい。
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