XMLサイトマップ とは 意味/解説/説明 (エックスエムエルサイトマップ) 【XML sitemap】
検索エンジンに対して、サイト内にあるページをリストアップして伝えるファイル。XMLサイトマップを提供すると、検索エンジンのクローラがページをクロールしやすくなる。
「サイトマップ」という名称だが、人間の訪問者向けにサイトの全容を示す一般的な「サイトマップ」とは異なるもののこと。
XMLサイトマップはsitemap.orgで仕様が定められている。サイトの所有者は、
- 仕様に則った形式でXMLサイトマップを作成して検索エンジンのクローラがアクセスできる場所に公開する(通常はXMLファイルだが、RSSフィードやテキストファイルの形式もある)。
- 各検索エンジンが提供するサイト管理者向けのサポートツール(GoogleウェブマスターツールやYahoo!サイトエクスプローラ)で登録するか、robots.txtに「Sitemap: http://www.example.com/sitemap.xml」のように記述して、XMLサイトマップの場所を検索エンジンに伝える。
XMLサイトマップの制限として、次のようなものがある。
- 1ファイルに含められるULの数は5万件まで
- 1ファイルのファイルサイズは10Mバイト以下
上記の制限を超える場合は複数のXMLサイトマップに分割したうえで、「サイトマップインデックスファイル」と呼ばれる形式のファイルを作って、各サイトマップの場所をインデックスファイルで指定する。