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2015年のグーグルSEOの5大予想 など10+4記事

SEO業界は2015年にどうなるのだろうか。サイバーエージェントの木村氏の5大予想を紹介する

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SEO業界は2015年にどうなるのだろうか。サイバーエージェントの木村氏の5大予想を紹介する。ほかにも、グーグル公式のSEO関連記事で2014年に人気が高かった記事ベスト5、「マイナスをゼロにするSEO」と「ゼロからプラスを作るSEO」、App Indexing、サイトマップ活用方法など、新年のSEO情報をお届けする。

今週のピックアップ

2015年のグーグルSEOの5大予想
★★★☆☆ 大穴狙いなし? (サイバーエージェントSEO情報ブログ)

アメーバブログをはじめサイバーエージェントが運営するサイトのインハウスSEOを主導している木村賢氏が、2015年のSEO動向を占った。

  • 検索アルゴリズムのモバイル対応重視
  • レンダリング結果をより重要視する
  • 検索クエリの解釈とクエリの目的を満たすコンテンツの関連付け強化
  • リンク効果の低減(?)
  • SERPsでの完結

奇をてらった予想はなく、かなり手堅いように筆者は感じたのだがどうだろうか。当たる当たらないはともかくとして、どれも今後のSEOにおいて意識したいことばかりだ。

ちなみに、同じ木村氏の「2014年のSEO振り返り」記事も読んでみてほしい。“私的”とことわってはいるが、2014年に起こったグーグル検索の主要な変化(の一部)を確認できる。

日本語で読めるSEO/SEM情報

2014年にもっとも読まれたグーグルの公式SEO記事ベスト5
★★★★☆ 1位は「HTTPSがランキング要因に」の記事 (Google ウェブマスター向け公式ブログ)

グーグルのウェブマスター向け公式ブログが、2014年に公開した人気記事のランキングを発表した。

ベスト5の記事は次のとおりだ。

  1. HTTPS をランキング シグナルに使用します

  2. リンク プログラムによるガイドライン違反について

  3. ウェブページをより深く理解するようになりました

  4. 検索ユーザーがモバイル フレンドリー ページを見つけやすくするために

  5. 検索エンジンとの相性を考慮した無限スクロールのベストプラクティス

1位になった「HTTPSをランキングシグナルに」の記事に関しては、次のようなコメントがされている。

HTTPS のサイトへの導入については、多くのウェブマスターの方々からご質問を頂きましたが、ランキングのシグナルとして使用しているからというだけでなく、ユーザーにサイトをもっと安全に閲覧していただくためにもぜひ導入を検討していただければと思います。

あなたにとって、もっともインパクトが大きかった2014年のグーグルSEO記事はどれだっただろうか?

今のあなたに必要なのは「マイナスをゼロにするSEO」か? それとも「ゼロからプラスを作るSEO」か?
★★★★★ メリット・デメリットあり (SEO 検索エンジン最適化)

SEOには「マイナスをゼロにするSEO」と「ゼロからプラスを作るSEO」があり、自分のサイトにとってどちらが必要かを判断してSEOに取り組んでいくべきだと、住太陽氏が説いている。

「マイナスをゼロにするSEO」と「ゼロからプラスを作るSEO」を住氏は次のように定義している。

  • マイナスをゼロにするSEO ―― 何からの技術的な問題が原因となって検索エンジンからの評価が下がってしまっている場合に、その問題を特定し、技術的に解決していくこと

  • ゼロからプラスを作るSEO ―― 検索者に対するサイトの価値そのものを高めていくために、検索者の質問に答えるコンテンツを継続的に作成し、かつ、その告知経路を開発し続けていくこと

「マイナスをゼロにするSEO」は「テクニック指向SEO」という側面もあり、サイトによっては短期間に目覚ましい結果を出す場合もある。

しかし、そもそもサイトがペナルティを受けているわけでもなく、技術的な問題を抱えているわけでもなく、すでに検索エンジンに適切に評価されている状態であれば、たいした成果は望めない。

「ゼロからプラスを作るSEO」は言い換えれば「プラクティス指向SEO」で、短期間に目覚ましい効果を上げることは難しく、通常は長期戦になる。

だが、役立つ情報を提供することにより、ブランディングや顧客育成を実現する目的には非常に適している。

この2つの「SEO」に関して住氏は、次のような細かな項目に分けてそれぞれの特徴をさらに詳しく説明している。

  • 目標
  • 対象となるサイト
  • 作業内容
  • 作業者の知識や能力
  • 作業期間
  • 作業難易度
  • 効果
  • 重要性
  • コスト

両者のメリット・デメリットを踏まえたうえで、どちらに優先的に取り組むか決めるとよさそうだ。

SEOにとって大切だと住氏が長らく提唱している「プラクティス」という考え方も意識しながら、元記事を読んでみてほしい。

グーグルのApp Indexingをうまく実現するのに欠かせない4つのポイント
★★★★☆ アプリディープリンクのクリック数は10倍増 (Google ウェブマスター向け公式ブログ)

グーグルのウェブマスター向け公式ブログが、App Indexingをうまく実現するために行うべき4つのポイントを解説した。次の4点だ。

  • デベロッパーにウェブマスター ツールへのアクセス権限を付与する
  • 検索結果からのアプリへのアクセス状況を把握する
  • アプリの重要なリソースがクロール可能であることを確認する
  • Android アプリのエラーに注意する

グーグルの調査によれば、App Indexingは非常に速いスピードで普及しているそうだ。

Android での Google 検索結果のうち、15% が App Indexing によるアプリ ディープ リンクを表示しています。前四半期だけで、アプリ ディープ リンクのクリック数が 10 倍に急増しました。

App Indexingをすでに利用しているのなら、4つのポイントが実行できているかチェックしよう。これから利用するのなら、4つのポイントを確実に押さえよう。

日本最大SEOイベントの動画とスライドを無料公開
★★★★★ どれも濃い内容 (CSS Nite公式サイト)

レポート記事をこのコラムでピックアップしたこともある、日本最大のSEOイベント、CSS Nite LP36のすべてのセッションの動画とスライドが一般公開された。

次の7セッション分だ。

講演順、かっこ内は講演者

安田編集長と筆者が含まれていて恐縮だが、どのセッションも非常に濃い内容だ。間違いなく良い学びになることを約束する。

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掲載記事からピックアップ

2014年のSEOの振り返りとローカル系クエリに影響するアルゴリズム変更の記事を今週はピックアップ。

用語集
Atom / CSS / Google Webmaster Central / HTML / RSS / SEM / SEO / SERPs / XMLサイトマップ / metaタグ / アクセス権 / インデックス / クロール / スマートフォン / セッション / ディレクトリ / ディープリンク / フィード / リスティング広告 / リンク / 検索エンジン / 構造化データ

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