国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
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新人に読ませておきたい「グーグルSEOでやったら本当にヤバいこと」【SEO記事12本まとめ】

SEOに詳しいあなたならば「あり得ない」ことも、新人さんは何も知らない前提でちゃんと教えましょう

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新たにWeb関連の仕事をするようになった人に「10回読んで頭にたたき込め」と伝えておきたい、「絶対にやっちゃいけないSEO」の情報をお届けする。

ほかにも、MFI関連の情報、Gooblebotのレンダリング性能、テキスト形式のサイトマップ、Google Dance関連情などなど、SEO担当者が知っておきたい情報を、今週もまとめてお届けする。

今週のピックアップ

新人に読ませておきたい「グーグルSEOでやったら本当にヤバいこと」
サーチクオリティチームの中の人が啓発活動 (金谷 武明 on ツイッター) 国内情報

あなたの会社にも、部署異動や入社でこの春からWebに関する業務を担当することになった人がいるのではないだろうか。

そして、そういう人が、グーグルのインデックスから削除されてしまうようなガイドライン違反の施策を(そうと知らずに)やってしまうリスクを、あなたはちゃんと想定しているだろうか。

SEOに詳しいあなたならば「あり得ない」と思うことでも、SEOの世界に詳しくない人は、意外とそれが不正行為だとみなされることを知らないものだ。

では、「どういうことをすると本当にマズいのか」を新しい人に理解してもらうには、どう説明するのがいいのだろうか?

日本のグーグルのサーチクオリティチームで対外コミュニケーションを担当している金谷武明氏が、ウェブマスターガイドラインに違反する行為の周知に取り組んでいる。

次のような手法を使用しないようにします。
コンテンツの自動生成
リンク プログラムへの参加
オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
クローキング
不正なリダイレクト
隠しテキストや隠しリンク
誘導ページ
コンテンツの無断複製
十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
リッチ スニペット マークアップの悪用
Google への自動化されたクエリの送信

どんなことが不正行為だとみなされる危険があるかを知っておくことは、ウェブやSEOに携わる人間にとって非常に重要なことだ。

多くの企業で4月から新年度になっていることだろう。新しい人も、熟練の人も、改めてウェブマスター向けガイドラインを熟読しておこう。

★★★★☆
  • すべてのWeb担当者 必見!

グーグル検索SEO情報

モバイルページはリンクが少ないけど、MFIで問題は起きないの?
起きないことを確認したサイトから移行 (John Mueller on Twitter) 海外情報

モバイルファーストインデックスでは、モバイル版ページがインデックスされ、ランキングの評価対象になる。リンクも当然モバイル版向けページの情報が使われる。

となると、SEO担当者ならば次のようなことが気になるかもしれない。

一般的には、リンクはPCページに向けて貼ることが多いはずだ。モバイル版ページとPC版ページのURLが異なる場合、PC版ページに張られたリンクは、きちんと評価してもらえるのだろうか?

モバイル版ページではリンクを省略していることも多い。となると、PC版ページと比べて被リンクだけではなく発リンクの数も少なくなっている。影響はないのだろうか?

ある調査によれば、モバイル版ページ間におけるリンクの繋がり状況は、PC版ページとはかなりの相違が見られるとのことだ。リンクはランキングにも影響を与える。グーグルは「MFIに移行しても順位変動は起きない」と言っているが、言葉をそのまま鵜呑みにするわけにはいかない。

こうした心配にグーグルのジョン・ミューラー氏は次のようにコメントしている。

MFIにサイトを移行する前に、リンクのようなことを私たちはしっかりチェックしている。だから私はそんなに心配していない。

それでも、もしモバイル向けサイトに十分なリンクを設置していないなら、修正してもいい(どのページにもある通常の機能を、サイトが提供していないのは私にはとても嫌なものだ)。

MFIの計画では、準備ができるまではサイトを移行しないようにしている。でも、問題を修正するのは常に良いことでもある。

MFIが始まったとはいえ、MFIに移行すると問題が起きるサイトは移行の対象にならないということだろう。リンクの状況が原因で不必要な順位変動が発生しそうだとしたら、移行されないようだ。

ひとまず大きなマイナスは起きないだろうと考えて様子を見ても大丈夫そうだ。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

Googlebotが正しくレンダリングできずレイアウト崩れが起きたら、評価が下がるのか?
コンテンツを取得できさえすれば大丈夫とのこと (John Mueller on Twitter) 海外情報

現在のグーグルは、HTMLだけでなくJavaScriptやCSSを含めてブラウザで表示される内容を再現(レンダリング)したうえで、ページを評価してインデックスしている。

しかし、そのためにグーグルが内部的に使っているシステムは、Chrome 41相当のものだ。Chrome 41というと、3年前のかなり古いバージョンだ。そのため、今のブラウザが幅広くサポートしている新しい技術に対応していないこともある。

では、新しい技術を利用して作ったページが、Chrome 41相当という古いバージョンのせいでレイアウトが崩れた状態でレンダリング・インデックスされたらどうなるのだろうか?

グーグルのジョン・ミューラーは次のように説明している。

コンテンツを取得できるのであれば、インデックスもできるだろう。レイアウトが壊れるだけなら問題ない。

なかなか判断しづらいコメントだ。

「Googlebotがコンテンツを把握できるのならば問題ない」ともとれるし、「Googlebotがコンテンツを把握できないのならば問題が発生する」ともとらえられる。

レイアウトが少し崩れる程度なら問題ないだろうが、コンテンツが「画面に表示されるか」という点はちゃんと確認しておく必要がありそうだ。

グーグルには、Googlebotのレンダリング性能を早いところアップデートしてほしいところだ(2018年後半くらいにはアップデートするとの情報もあるが)。

★★★☆☆
  • ホントにSEOを極めたい人だけ

サイトマップはテキストファイルでも送信できるって知ってた?
XML形式なら多くの情報を使えるけどね (Kazushi Nagayama on ツイッター) 国内情報

SEO用のサイトマップというと、XMLで作る複雑なものを想像するかもしれない。しかし、検索エンジン向けサイトマップは、URLを並べただけのテキストファイルでも大丈夫だということを、あなたは知っていただろうか?

Google Dance Tokyo でのセッションのフォローアップとして長山氏が投稿したツイートを紹介する。

グーグルに新ページのURLを通知するだけなら、URLを列挙したテキストファイルをサイトマップとして送信するだけで十分に役に立つ。

一方で、XML形式のサイトマップは、ウェブページのURL以外の情報もサポートしている。たとえば、次のような情報だ。

  • 更新日時
  • 画像と動画、ニュースのコンテンツ
  • (別々のURL構成での)対応するモバイル向けページのURL
  • (多言語・多地域サイトでの)対応する言語・地域のページのURL

CMSを使っているとしたら、XML形式のサイトマップを自動生成する機能が標準で備わっていることが多いだろう。

とは言うものの、すべてのCMSがXMLサイトマップを生成できるわけではない。また、今でもCMSを使わずに作成しているサイトは多々あるものだ。

そういう場合に、仕様を調べながらXMLサイトマップを作るというのも効率が悪い話だ。

URLを並べるだけならば、難しいことではない。まずはテキスト形式のサイトマップを作ってSearch Consoleで登録しておくというのは、サイトマップ利用の第一歩としていいのではないだろうか。

★★★☆☆
  • ホントにSEOを極めたい人だけ

今回も大盛況だった Google Dance Tokyo 2018 のツイートまとめ
ダンスといっても本当に踊るわけではない💃 (Togetter) 国内情報

グーグル検索チームが主催するイベント「Google Dance Tokyo 2018」が、4月3日にグーグル東京オフィスにて開催された。このイベントはグーグルの検索チームとウェブマスターやサイト運営に関わる人との交流や情報提供を目的としているもので、今回が3回目の開催だ。

イベントでは、

  • グーグルの社員による解説セッション
  • ウェブマスターオフィスアワーの生開催
  • 選ばれた参加者によるライトニングトーク

などが行われた。

Google Dance Tokyoは、特に「ここでしか聞けない情報」が発表される場ではなく、また、高度なSEOのトピックが話されるという場でもない。どちらかというと、幅広い一般のウェブマスターが対象の場だ。

とはいえ、どんなことが語られていたのか気になる方も多いだろう。参加者のツイートから、情報として有用そうなものをいくつかここで紹介しておこう。

Google Dance Tokyoに参加できたのは、抽選で選ばれれた人だけだ。今回はこれまでよりも定員数が増えたとは言え、それでも倍率は高かったようだ。

抽選に外れたり都合が悪かったりして参加できなかった人は、イベント参加者によるツイートのまとめが公開されているので読んでおくといいだろう(大量のツイートがまとめられているが、セッションに関するツイートは5ページ目から)。

ちなみにイベントの名称に“Dance”という言葉が入っているが、ダンスパーティではない。このイベント名は、SEO初期の「Google Dance」と呼ばれる現象にかけたものだ。

Google Dance(グーグル ダンス)」とは、グーグル検索結果で順位が上がったり下がったりというランキング変動が短期間に発生していた現象を指す言葉。

昔のグーグルは、インデックス更新を月に1回程度の頻度で実施していた。その更新のたびに、新しいデータが行き渡るまでの数日間は激しいランキング変動が起きていたのだ。

SEO業界ではこの現象を“Google Dance”と呼んでおり、それを元にグーグルがこのイベント名を決めたというわけだ。

知っていても何の役にも立たない情報だが、参考までに。

★★★★☆
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