
コンバージョン率の高いランディングページの基本7ポイント など10+2記事(海外&国内SEO情報)

- コンバージョン率の高いランディングページの基本7ポイント [1]
わかりやすい (LPOコンサルティング)コンバージョン率の高いランディングページとは、どんな作りなのだろうか。この記事では、海外サイトの情報を素に、パフォーマンスの高いランディングページの基本となる型を解説している。
ポイントは以下の7つ。
- ヘッドライン
- 本文
- ボタン
- 信用
- メニュー
- イメージ
- Above the fold
最終的にはスプリットテストによってサイトデザインを洗練していくのが好ましいが、まずは出だしとなる基本デザインとしてランディングページ作成の参考にしたい。
日本語で読めるSEO/SEM情報
- 検索エンジンがランキングを決定する仕組み [3]
絶対読みたい (天照SEO)検索エンジンは、無数にあるウェブページのなかから検索キーワードに対して最適だと判断する結果を返している。では、どういった情報をもとに判断しているのだろうか。この記事では、そうした検索エンジンが順位を決定する基準をわかりやすく解説している。
「SEO」の定義はさまざまであるが、少なくとも「検索エンジンの裏をかいて上位表示を狙うテクニック」でないことは確かだ。しかしSEOにのめり込んでくると、検索エンジンのアルゴリズムをどうにかして見破って短期間での上位表示を達成したくなってくる。
こちらの記事では次のようにSEOを定義している。
「検索キーワードに対して、より良さそうなWEBページ」と検索エンジンに判断してもらうために、WEBページのコンテンツを改善したりリンクを上記のような形で構築していく工夫をすること。この記事を読めば、SEO初級者は強引にランキングを上げることがSEOではないことが理解できるだろうし、SEO上級者は初心に返ってSEOの本来の目的を再考するきっかけになるだろう。
- 「グーグルがページ速度を順位決定に使い始めた」の勘違い [4]
正しく理解できてる? (SEMリサーチ)グーグルは、ページの表示速度を順位決定アルゴリズムに組み込んで [5]いる。しかしこれを正しく理解していない人が少なからずいるようだ。
まず、ページスピードが考慮されるのはGoogle.comの英語検索に限定される。そしてほんの数%の検索にしか影響がない程度の重要度だ。もっと広範囲での実験が試験的に行われている可能性は否定できないが、今のところそういった報告はなさそうだ。
このあたりの事情を、SEMリサーチの渡辺隆広氏が詳しく解説している。事実を正しく理解して、SEO業者の「
ページ速度の上昇によって順位が上昇する
」という誘い文句にひっかからないように十分注意してほしい。もちろん、記事で渡辺氏も述べているように、ページの読み込み速度を向上させることはユーザーにとって良いことなので、ユーザビリティ向上のためにスピードアップには取り組んでほしい。
- 100個のアクセス解析ツールのレビューを一挙に公開 [6]
ダウンロードする (リアルアクセス解析)リアルアクセス解析の小川氏が、過去3年間にレビューした100種類のアクセス分析ツールのレポートを公開している。無料にもかかわらず、380ページという書籍にできるくらいの大ボリュームだ(PDFまたはWord形式でダウンロード)。運営するサイトに活用できるツールがあるかチェックしてみよう。
- Bing日本版公式ブログがBingドメインで登場 [7]
情報源 (The Bing JP Blog / Bing日本版公式ブログ)Bing日本が、bing.comドメイン名で公式ブログをオープンした。もちろん日本語だ。
これまでは、WordPressが無料で提供するブログを使用し、wordpress.comのサブドメイン名で運用 [8]していた。なぜ自社のドメイン名で運用しないか不思議に思っていたのだが、やはり公式ブログは独自のドメイン名を使ったほうがしっくりくる。
日本における検索エンジンシェアの巻き返しを図るためにも、今後の有益なコンテンツを期待したい。
・2011年のリンク構築 5大予測+1
・グーグルのキャシュが更新されないのはなぜ?
・グーグルプレイスの「完了」表示を100%にする方法
・キーワードを入れたアンカーテキストに依存するのは危険!?
・スパムサイトへリンクするときはnofollowを使う
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
・2011年のリンク構築を彩る15の予測 & すゝめ
・2011年に注目すべき検索マーケティングの10分野
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- 2011年のリンク構築 5大予測+1 [9]
今すぐ読みたい (Search Engine Journal)Search Engine Journalが、2011年のリンクビルディングはこうなるだろうと、次のような5つの予測をたてている。
キーワードでのアンカーテキストが減り、ブランド名でのアンカーテキストが増える
量より質
PageRankの重要性が下がり、オーソリティの重要性が高まる
トップページへのリンクが減り、内部コンテンツページへのリンクが増える
ランキングよりもコンバージョンに注意関心が向く
また、おまけとして、次のような予測も書かれている。
nofollowなしのリンクよりもソーシャルメディアサイトでの言及が必要に
それぞれのもう少し詳しい日本語解説をSEOモード [10]さんとネットコミュニティブログ [11]さんが記事にしているので、そちらも読むといいだろう。
- グーグルのキャシュが更新されないのはなぜ? [12]
豆知識 (Google Webmaster Central Help Forum)グーグルのキャッシュ表示は、クロール・インデックスした時点から若干の遅れが生じる場合がある。グーグル社員のジョン・ミューラー氏が、これを認める発言を、米国版のグーグルウェブマスター公式ヘルプフォーラムで書き込んだ。
つまり、グーグルのロボットがアクセスして更新されたコンテンツをインデックスしても、検索結果の「キャッシュ」から表示するキャッシュページには古い更新前のコンテンツが表示される場合があるということだ。最新のデータをインデックスしているサーバーとキャッシュデータを保持しているサーバーが別々に存在するため、データの同期に時間差が発生することがあるのだろう。
- グーグルプレイスの「完了」表示を100%にする方法 [13]
やってみよう! (Understanding Google Maps & Local Search)グーグルのプレイス検索に表示される要因としてグーグルプレイスへの登録 [14]が考えられる。グーグルプレイスには多くの情報を登録できる。必須の項目もあれば、任意の項目もある。どの項目を入力すれば管理画面の「完了」表示が100%になるのだろうか。また、すべての項目を埋めたほうがランキングに有利なのであろうか?
米国のローカル検索の第一人者、マイク・ブルーメンソール氏によれば、すべてを登録しても上位表示に有利に働くことはないようだ。ただし、限られたケースで、ある種の検索に対しては登録した情報が関連性を増す要素として使われるかもしれないということだ。
したがって登録項目は100%埋めたほうがいいだろうとアドバイスしたうえで、どの項目を入力すると「完了%」がどれだけ増えるかを、次のように示している。
項目 完了%への影響 基本情報 > 必須項目 53% 基本情報 > メール アドレス 5% 基本情報 > ウェブサイト 10% 基本情報 > 説明 5% 2. カテゴリ 2% 3. カテゴリ 1% 5. カテゴリ 2% 営業時間 5% 支払いオプション 5% 1.写真 5% 2.写真 2% 3.写真 1% 5.写真 2% 1. 動画 -4% 2. 動画 2% 3. 動画 2% 5. 動画 2% 1. その他の情報 1% 2. その他の情報 1% 3. その他の情報 1% 4. その他の情報 1% 5. その他の情報 1% おもしろいのが、1つ目の動画を追加すると、「完了%」が4%減るということだ。
- キーワードを入れたアンカーテキストに依存するのは危険!? [15]
あなたはどう思う? (Search Engine Watch)大規模ECサイト [16]のSEOコンサルティングに携わったこともある、アダム・オーデット氏が、上位表示を狙っているキーワードに完全に一致した1語や2語の短いワードでのアンカーテキストは、もはや使わないほうがいいと述べている。その理由は、次のとおり。
- 不自然である
- 故に、ランキングを操作していると検索エンジンに判断されやすい
一般のユーザーは、URLやサイト名、「こちらから」でリンクすることが普通で「生命保険」のようなキーワードでリンクすることは稀である。
ターゲットキーワードではなくサイト名やブランド名でのリンクが重要になってきているという分析を、このコーナーで過去にも何度かレポートしている。しかしターゲットキーワード単体でのアンカーテキストの効力は、特に日本においてはいまだに健在だという話も聞いている。果たしてどうなのだろうか? もっともナチュラルリンクが集まるSEOを施策していれば、アンカーテキストのことなど必要以上に意識する必要はないとは言える。
- スパムサイトへリンクするときはnofollowを使う [17]
こんな使い方もあり (WebmasterWorld)インデックス削除などペナルティを受けた(つまり悪質な)サイトに対してリンクを数多く張ると、リンクを張ったあなたのサイトも同類(つまり悪質)だと思われ評価を下げられたり同じようにペナルティを受けたりすることがある。
適切ではないとグーグルが判断しているであろうサイトへ、何らかの事情でやむを得ずリンクしたいときには、nofollow属性をつけるといい。nofollow属性のついたリンクはリンク先ページへPageRankやアンカーテキスト効果を渡さないという効力があるが、リンク先ページを信頼していないという意思を伝える効力もあるからだ。
[18]SEO Japanの掲載記事からピックアップ
入稿の関係でタイミング的に少々ずれてしまったが、2011年のSEO予測の記事を2本ピックアップする。
- 2011年のリンク構築を彩る15の予測 & すゝめ [19]
じっくり読みたい - 2011年に注目すべき検索マーケティングの10分野 [20]
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