世界の小売ランキング、ウォルマート・アマゾンがトップ独占! セブン&アイは世界19位に【デロイト トーマツ調べ】
日本の小売企業、世界で存在感低下? ランクイン社数は過去最低の20社。
7/2 8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
デロイト トーマツ グループは、グローバル調査「Global Powers of Retailing」の最新版を日本語に翻訳したレポート「世界の小売業ランキング2025」を発表した。本調査は、今年で27回目を迎える。
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世界の小売ランキング、日本からは20社がトップ250入り
調査によると、急成長小売企業上位250社の総小売売上高は6兆300億米ドル、平均小売売上高は241億米ドル、2018年度から2023年度における小売売上高の年平均成長率は6.2%となった。ランキング上位10社は以下の通りだ。

1位は「Walmart(ウォルマート)」で、小売売上高は6,481億米ドルと圧倒的。2位は「Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)」、3位は「Costco Wholesale Corporation(コストコ・ホールセール・コーポレーション)」と続いた。トップ6社の順位は2022年の調査から3回連続で変化がなく、上位250社の小売売上高のうち、上位10社の売上高が占める割合は34.9%とわずかに拡大した。

上位250社にランクインした日本企業は合計20社で、前回の27社から減少し、過去最低となった。日本企業の中でのトップは「セブン&アイ・ホールディングス」で、世界全体では19位にランクイン。2位は「イオン」で、世界全体では22位に入った。なお、ランクインした日本企業の1社あたりの平均売上高は129億米ドルで、過去最高となった。
調査概要
- 【調査対象】全世界の小売企業
- 【調査対象期間】2023年度(2023年7月1日から2024年6月30日までの12カ月間に期末を迎える事業年度)
- 【備考】売上高上位250社のランキングを地域別、商品セクター別に分析した。
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