2025年夏ボーナスも「貯金と生活費」に消える? 米・ガソリン・卵の値上げが追い打ち【ソニー損保調べ】

大人のお小遣い代は平均2.8万円。節約のために「ポイ活」に奔走する人も。

ソニー損害保険は、2025年夏のボーナス&お小遣い事情に関する調査を実施した。20代〜50代の全国の持ち家家庭でお小遣い制※の800名が回答している。

※お小遣い制:本調査では、家計のなかで毎月自由に使える金額が決まっていることを指す。

大人のお小遣いの平均は「28,969円」、女性より男性の方が多め?

2024年と2025年を比較したお小遣いの変化/全体平均額/平均増加額と平均減少額

まず、2025年(1月~5月)のお小遣い額について聞いたところ、2024年と比較して「変わらない」は75.1%、「減った」は12.4%となった。お小遣いの全体平均額は「28,969円」で、女性よりも男性の方が高い傾向に。お小遣いが増えたと回答した人の平均増加額は「11,669円」で、減ったと回答した人の平均減少額は「12,948円」だった。

お小遣いが減った要因/お小遣いへの充足度

お小遣いが減った人に対し、その要因を聞いたところ、「物価高などによる家計の生活費増加」が48.5%で最多に。ついで「本業の収入の減少」「ライフステージの変化による支出増加」と続いている。また、現在のお小遣いへの満足度としては、「満足している」が30.4%、「不足している」が32.6%、「どちらとも言えない」が37.1%と割れていた。

2025年夏ボーナスの使い道、1位は「預金」2位は「生活費」

値上げを実感している項目

次に、値上げを実感している項目について聞くと、1位は「お米」で77.6%と圧倒的だった。2位は「ガソリン(60.9%)」、3位は「卵(59.1%)」と続いており、生活に欠かせない必需品の値上がりを強く実感していることがわかった。

ボーナスの使い道

2025年夏ボーナスの使い道としては、「預金」が41.3%で最も多く、ついで「生活費の補填」が30.0%と、堅実な用途が上位となった。また、「国内旅行」は22.0%、「趣味・娯楽費」は18.1%で、レジャー目的での利用も一定数あるようだった。

お小遣いを増やすための取り組み

最後に、お小遣いを増やすために取り組んでいることを聞くと、64.9%が「ポイ活」をしていると回答。その他、「食料品・日用品の節約」や「外食を控えて内食(自炊)」などがランクインしており、日々のさまざまな工夫がうかがえた。

調査概要

  • 【調査対象】持ち家で火災保険に加入しているお小遣い制の人
  • 【サンプル数】20代〜50代の男女800名
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査期間】2025年5月27日〜6月2日
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